ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結) 作:流麗なアリス
凛と優の兄妹愛って良いですよね〜
「ん〜〜………今日は何もないからゆっくりできるな。寧ろこんな何もない日ってのは新鮮だ」
今日は日曜日。練習もなく、特にこれといった用事もない。まさに暇なのだ。だからベッドの上でゴロゴロしている。
「あれ?お兄ちゃんいたんだね」
「え?いや俺いつも家にいるけど。何その中々帰ってこない夜遊びばっかしてる兄貴みたいな。俺は悲しいぞ凛」
「ち、違うよ!なんか、びっくりしちゃって」
「そういえば、お前は花陽と遊ばないのか?」
「うーん。かよちん今日用事があるんだって。だから遊べなくて凛暇なんだ」
「ふーん。じゃあここ来るか?」
俺はベッドを半分開けて掛け布団を開く。そういえば、凛とこういう風に二人になるのって久しぶりだな。………今日は構ってやるか。
「えへへ……じゃあ、お邪魔します♪……って!急に抱きついてどうしたの!?」
「いや、凛ってあったかいなと思ってさ。ほら今って秋だろ?だから少し肌寒くてさ」
俺がそう弁解すると、凛は顔を赤くしながら微笑んで、俺に手を伸ばしてきた。
「ほらお兄ちゃん。いくらでも抱きついてきていいよ!」
「っ!な………凛!」
「きゃっ!もう、お兄ちゃんそれじゃビックリするよ」
「今思ったけど、俺らって兄妹なんだよな?なんかもう兄妹って感じしないな」
俺がそう笑い飛ばすと、何故かの沈黙の後、凛の顔が暗くなった。
「兄妹、だよ。兄妹だからこそ……凛は、お兄ちゃんが、優くんが兄妹だったから、こういう風になったんだよ。お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなかったら、凛は彼氏としてしかイチャイチャできなかった。お兄ちゃんのことも、最低限のことしかわからなかった。小さい頃からいたお兄ちゃんだからこそ、色々わかるし、こんなに大好きになれるんだよ?」
まさか凛がそんなこと言うとは思わなかった。兄妹であることが凛にとってそんな意味を持っていたなんて、俺には到底わからなかった。そして俺は、凛に申し訳なくなった。
「……ごめんな凛。俺たちは兄妹だよな。兄妹が愛し合うのは何も不自然なことじゃない。俺は、凛のことを全然考えてなかったよ」
「そうだよ!全くもう!」
「ふっ……じゃあ、もう一つ聞きたいことがある。凛、お前は穂乃果をどう思う?」
その瞬間、気づいたのか凛は体を強張らせた。額にも汗が浮かんでいる。俺はちゃんと話すためにベッドに起き上がる。
「穂乃果は、心は違えどお前に恐怖を植え付けた。それは一生根付く恐怖だろう。その姿は心に残って、思い出す度にお前を蝕むと思う。それでも、お前は穂乃果を許せるか?」
凛は深呼吸をした。その身体はまだ震えていて、顔は青ざめている。だが、言う決心をしたのか、目は真剣そのものだった。
「り、凛は……確かに、あの時の穂乃果ちゃんは怖かった。今でも思い出すと震えが止まらないし、泣きたくなる。でも、それでも凛は、穂乃果ちゃんが好きだから。離れたくないから。近くに、いてほしいから……凛は、穂乃果ちゃんを許すよ」
「………そっか。凛は、強いんだな。俺さ、皆にこうやって聞いて回ってるんだ。恥ずかしい話だけどな。あいつが、自分を責めてないかって思ってさ。俺がやることでもないと思うんだけど、どうも責任を感じるんだ。俺が穂乃果に構ってやらなかったからあんな風になったんだって……」
「……お兄ちゃんは優しいもんね。それにお人好しで世話焼き。でもだからこそ、凛たちは好きになったんだよ。お兄ちゃんは、少しμ'sを心配しすぎなんだと思うの。μ'sはそんなに弱くないよ。それは穂乃果ちゃんも同じ。穂乃果ちゃんはいつも凛たちを引っ張ってくれたでしょ?だから大丈夫だよ!穂乃果ちゃんも、皆も!」
………ふむ。まさか凛からそんなことを聞けるなんて思ってなかっただけあって少し驚いている。さっきといい今といい、どうやらこいつは、少し見ないうちに成長していたようだ。
いや、こいつだけじゃない。μ's全員だ。前にもこんな風に思った気がするが、それほど俺は見てなかったのか?いや、見ていたはずだ。こいつらの成長は近くにいた俺が一番わかっている。
「お兄ちゃん?」
「……いや、俺ってさ、お前らのこと見れてなかったのか?」
「え?どうしたの急に?」
「いや、俺は一番近くで見てたはずなのに、お前らをまだ弱いと、まだ俺の力がないと駄目なんだと思っていたらしい」
「……ふふっ」
「お、おい……俺は真剣に話してんだぞ」
「ごめんごめん。お兄ちゃんってさ、たまに弱気になるよね。そこが可愛いと思うんだけど、でもお兄ちゃん。お兄ちゃんの言う通り、μ'sは成長してるよ。でも、お兄ちゃんがいないとμ'sは成り立たないっていうのも本当。ここまで来るにはお兄ちゃんが必要不可欠だったんだよ?」
「……ははっ、そうだよな。それに、俺はあいつらの彼氏なんだ。こんなんで弱気になってどうすんだってことだ。と、いうことでだ、凛」
「へ……?あっ、きゃあぁぁっ!?」
俺は凛をベッドに押し倒す。……なんだ。悔やむことはない!あいつらはまだ俺がいないとダメなんだ!なんか、そう思ったら気持ちが高ぶってきたぞ!
「凛……なんか、気持ちが高ぶって止まらないんだ。いいだろ?」
「え?で、でも……うぅ……」
俺は凛の言葉を聞かずにまずは凛の耳を舐める。
「ひぁん!?み、耳!?お、お兄ちゃん……ダメだよ、そこ、は……はぅん!」
「でも、そんな声出るってことは、満更でもないんじゃないか?」
「え……?そ、そんなことないもん!」
「じゃあ、こんなのはどうだ?」
俺は耳から舌を離し、今度は首へと舌を巡らせる。
「ひゃん!!ひぁ……だ、だめ……くすぐったくて……ふゃん!?も、もうだめ……」
「凛……もう耐えられない。俺は凛を愛してる。だから、いいか?」
「えぇ!?う………うん。いい、よ。凛も、お兄ちゃんが好きで、愛してるから」
その後は凛を堪能した。凛の声、顔、身体とその全てが俺は好きだ。それは他のメンバーも変わらない。俺はもう、こいつらに辛い思いさせまいと決心した。
残るは、六人。
さて、どうでしょうか?今回は少し長い会話が多くて読みにくかったとも思います。だが今回はこれからの優に非常に大切な回だったと思います。そして最後。あれ現実であったら驚きですよね。ですがまだ一線は越えてないのでご安心を。一線を越えたのは……いえ。ではまた次回!