ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結)   作:流麗なアリス

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さて、遅くなりましたが希編です。いや〜残すところ後三人になりました後日談。これが終わる前に書きたいのがポンポン出てきたんですけど一応終わらせなきゃですからね……終わったら5話ほど日常やってそこからはスノハレ回くらいまでアニメに沿ってそこからまた日常という感じで行こうと思います。では、どうぞ!


第65話 μ'sの母親

「おぉ!優くんあそこにパンダおるよ!早く行こうよ!」

 

「わ、わかったから!ちょっと待ってくれよ」

 

「あ、あっちにはライオンさん!」

 

 

ま、まさかこんなに大変になるとは………

今俺と希は動物園に来ている。勿論、前回までと同じだ。だが動物園とかそういうのにこいつらと来るのは初めてだからどうだろうとも思ったんだけど、提案したらあっさりオッケーだったもんな希の場合。

 

 

「希、お前って動物園来たことある?」

 

「うーん。小さい頃に両親と来たくらい、かな?それ以降は両親の仕事の関係で忙しかったからなぁ」

 

「そっか。じゃあこんなはしゃぐのも無理ないか」

 

「そ、そんなにはしゃいでた?ていうか、優くんは?来たことあるん?」

 

「いや、ない。俺の子供の頃ってそういうのにあまり興味を持たない子供でな」

 

「へぇ〜。じゃあ、今回のも楽しくない?」

 

「バーカ。こういうのは一緒にいる人によって変わるんだよ。お前と一緒ならどこでも楽しいさ」

 

「もう……よく平気でそういうこと言えるなぁ」

 

 

希から色々連れ回されて疲れた俺は、3つくらいの動物を見た辺りで休憩を挟んだ。でもさっき言った通り、子供の頃にはなかった楽しみがあるな。様々な動物を見て色んな顔をする彼女を見るのもまた楽しみの一つである。

 

 

「え、いやちょ……優くん落ち着いて……」

 

「いや落ち着いてるし。ほら抱いてみろって。可愛いぞこいつ」

 

「いやぁ!ちょ、待って!待って!」

 

「酷いなぁ希は。智花だって悲しんじゃうよな〜?」

 

「智花!?その鶏さんそんな人間らしい名前だったん!?」

 

「いや今俺が付けたんだけど。変か?」

 

 

俺たちは今、動物を触ることができる触れ合いコーナーみたいなところに来ている。

そこで俺は鶏を見つけそれを愛でていたのだが……どうやら希は怖いらしい。抱いてみると案外温かいし気持ちいいのにな。

 

 

「変や!なにその女の子らしい名前!」

 

「いや、だってこいつ女の子だし」

 

「動物ならもっとそれらしい名前あるやろ!た、例えば……ミルクだとか、ロン、だとか」

 

「なるほどなぁ……でもあのペンギン、アルタイル三世って名前らしいぞ」

 

「一世と二世はどうしたんや!!」

 

 

とまあこんな風に動物園を充実させることができた。その後は5時になり閉園時間となったのでぼちぼち帰ることにした。

 

 

「楽しかったね優くん!」

 

「ああ。今日は目一杯楽しめた気がするよ」

 

 

俺たちは夜景のよく見えるテラスに来ていた。希がまだ一緒にいたいと言うので少しお茶でもしようと俺が誘った。

 

 

「優くん、ありがとね。私は充分楽しませてもらった。後は、優くんの話を聞くだけや」

 

「お前……流石希ってとこだな。わかってたのか」

 

「うん。さあ、話して?優くんが今回、いや前回からと皆とデートしてる理由を」

 

「……希、お前は、穂乃果を許せるか?」

 

「………うん。当たり前やん。この前のこと、気にしてるんやろ?ウチは、ずっと穂乃果ちゃんたちと優くんを見てきたんや。あの子は、あの子達はやる子、そう思ってたけど……流石ウチの占いや。やっぱり当たった。穂乃果ちゃんには資質がある。リーダーの資質、アイドルの資質が。この九人と見据えて名前を付けたのはウチやけど、この九人が集まれたのは穂乃果ちゃんの人を魅了する力の影響。何が言いたいかと言うと、穂乃果ちゃんがいなくなったらウチらは何も出来ないから許すとかの問題じゃないんよ」

 

「……穂乃果が、お前らの動力源ってことか」

 

「そういうことや。勿論、優くんも。全員が全員動力源なんやこのグループは」

 

「………お前からは、いつも大切な事を教わる気がするよ希」

 

「ウチも、優くんから教わってるで?」

 

「ん?俺なんか教えたっけ?」

 

「正直にぶつかっていく心、かな」

 

「なんだよそれ……希。ありがとな」

 

 

俺は希の頬に軽くキスをした。最初は黙りこくってた希だが……

 

「なんや?唇じゃないんやな」

 

「……お前一応ここ喫茶店のテラス席の奥ってだけで後ろには普通に人いるからな?」

 

「優くんって人とか気にする人やったっけ?」

 

「赤の他人なら気にするっつの……」

 

「まあええやん。ウチはそういうのも……ドキドキしていいと思うけどなぁ…」

 

 

そう言って希は上目遣いをしてくる。さらにタチの悪いことに胸をわざと見せるような仕草で完全に誘ってきている。

そうだ忘れてた。希って変なとこで大胆だったりするんだった……

 

 

「あ〜〜、わかったよ……」

 

「やっとわかってくれ……ひゃんっ!」

 

「あれ?準備してたんじゃないの?」

 

「そ、そこは首や!ウチが期待してたのはキスやし!って、こんなとこにマーキングされたら学校行きづらいやん……」

 

「そんなの、見せつけりゃいいだろ」

 

「そ、そんなことできないよ!」

 

「じゃあ、隠れたところならいいんだな」

 

 

そして俺は今度は胸の近くに吸い付いた。というより噛み付いた。

 

 

「ひぁっ!ゆ、優くん!それ吸うっていうか噛んでる!い、犬みたいだよ!」

 

 

まあ、なんだかんだ言って楽しんでるようだ。今日の動物園も、希は今日一日ずっと笑っていた。俺としては、それで充分だ。それに、希は穂乃果を恨んじゃいなかった。実を言うとそれはわかっていた。誰も恨んでなんかいないだろう、と。でも少しだけの不安と、あんなことがあった後の皆の意思確認をしたかったというのが理由だ。

 

 

「じゃあ希…この後はお前の家で、な?」

 

「もう……じゃあ凛ちゃんに連絡いれときな?」

 

 

残るは、三人……

 

 

 

 

 

 




エロ風になるのは決して悪くない。そう悪くないんだ。
さて残るは二年生三人となりました。そして次は海未にしようと思います。やはり順番で見るとことりの方が穂乃果と仲が深そうなので。
では次回海未編。新しいデートスポットにも注目を!デートに困る男じゃないってとこ見せてやる……!
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