6月30日(火)
「路線変更?」
撮影スタッフと合流するや否や、目高プロデューサーからそんな話をもちかけられた。
「番組として君の紹介の仕方を変えたいんだ」
当初の予定では普通にサラッと紹介して練習風景に入ると言っていたけど、何か変わるのだろうか?
「やってもらうことに変更はないけど、ちょっと演出を加えたい」
とりあえず話を聞いてみると、他校からの参加者の話になった。
「実は君のとこみたいにわざわざオーディションをしてくれた学校は少なくて、ほとんどのところは県大会で何位とか、イケメンだの美少女だのって触れ込みの生徒ばかりなんだ。でもさぁ、そういうスポーツ選手って珍しくもないじゃない?」
「確かに毎年どこかで聞きますよね」
「だからさぁ、面白みもないんだよね。そこで君だ!」
俺? 俺には特にそういうのはないけど……
「だからいいんだよ! 実績のあるイケメン美少女アスリートの中に、無名の選手が1人だけ。こいつ誰? 的な空気の中、蓋を開けたら実はすごい! みたいな? そういう感じの紹介で行きたいわけ。
君は本当に身体能力が高そうだし、コーチに聞いたら君は伸びるって太鼓判を押された。もちろん“やらせ”は無しだから、君がどれだけ結果を出せるかにもよるんだけれど、やってみる価値はあると思うんだ。だから結果次第でそっちの方向に進めたい。刺激になるからね。台本も少し変更になるけど……」
「分かりました」
イケメンの引き立て役になるよりいいか、くらいの気持ちで承諾した。
どんでん返しとか波乱の展開があると面白いのは分かる。
というか番組構成の話をされても素人なんで、それ以上のことは言えないが……
まぁ、番組のことは任せておけばいいだろう。
俺は俺のやるべき仕事をこなすだけだ。
プロデューサーが離れていくと、代わりにコーチがやってきて今日の練習が始まる。
準備運動に続き、インターバルトレーニング。
「これは昨日もやってましたね」
「どういう効果が?」
「持久力の強化、あとは内臓機能の向上ですね。特に内臓機能は中高生、ちょうど彼くらいの歳頃が一番よく発達する時期なんです」
細かい説明や対応は昨日と同じく、コーチとピザカッターの二人がやってくれている。
次はまた、細かい動きの確認。
ドッペルゲンガーを活用して、ひとつひとつの動作を習得することに集中。
「もう少しももを、この角度まで上げて。つま先は地面をしっかりと押し切る」
「はい!」
「いまは急いで走らなくていい。確実に」
ゆっくりと、指摘された点に注意して繰り返す。
だんだん口数も減っていく。
「一、二、三、四」
コーチの声にあわせて集中してくると、体内の気を感じる。
ヨガより速いペースで動いているが、今のペースならなんとか感じられるようだ。
意識の片隅で気を感じながら、体の動きに注意してしばらく練習していると。
「……………………?」
体内の気の流れに偏りがあることに気づいた。
しかもその偏りは二種類。
ひとつは体の動きと合わせて規則的に変化しているもの。
たとえば踏み切る時には足先へ向けて多めの気が流れる。
そして踏み切った直後に足先から今度は太ももの方に移動。
これと同じことが左右の足だけでなく、全身で繰り返されている。
もうひとつは、動きに合わせて生まれては消えるもの。
こちらは特定部位に偏りが発生して動かない。
……気になる。
「はいカット!」
「!」
「テープチェンジしまーす!」
やばっ、集中しすぎて撮影忘れた。
「かなり集中していたね。こっちも休憩にしよう」
コーチには特に何も言われずに済んだ。
しかし気を付けないと……
「お疲れさん」
「はいどうぞ」
「ああ、これはどうも」
「ありがとうございます」
ピザカッターの二人が、飲み物を持ってきてくれた。
「調子はどうですか?」
「どちらもテレビ初出演ということですが」
「慣れないことなので探り探りですね……これで大丈夫なのか様子を見ながら」
「私もカメラの前で指導をするのは初めてでね。新鮮さと緊張が半々といったところか」
世間話をしていると、不意にこんなことを聞かれた。
「葉隠くんの才能とかそういうのはどんなもんなんです?」
「走るのが速いのは見て分かりますけど、伸び代とかプロの目から見て彼はどうですか?」
「そうですね……まずそもそもの身体能力が期待以上」
コーチが言うには、400メートル走はスプリントで走れる人間の限界距離に挑んでいるわけだから、本来かなり過酷な競技であるそうだ。初心者の場合は走りきる前に急に減速したり、走り切れてもゴール直後に倒れたり。呼吸困難や嘔吐してしまうことも珍しくない。
「だから一週間しか教えられない種目に選ぶかは迷いましたが、やらせてみたら平然としているし、回復力が高いのか、昨日の疲れを持ち越したりもしていないようですし……何よりこれ」
コーナーが取り出した手帳の一部には49.02と昨日の最高記録が残っていた。
「だいたい高校生だと陸上部で五十秒前後がトップレベルじゃないかな……だからもうこの時点でかなり速いんでね。あとはどれだけ技術が身につくか。期待はおおいにできると思いますよ」
「だってさ」
「フゥ~!」
「あはは……」
タルタロスでの経験が生きた結果だ。
けど、からかうように肩をたたいてくるからちょっと気恥ずかしい。
しかしカメラが回っていないからか、気を緩めたコーチの口数が増えてきた。
「それに練習中は説明したことをちゃんと覚えて、それを念頭に置いてトレーニングをしているのが見て分かる。フォームが崩れてくるとそれを修正しようとしていたり、さっきだって筋肉の動きまで意識していただろう? そうやって自分を客観視できる選手は伸びるよ」
ん?
「筋肉の動き?」
「集中していたと思ったけど、違うのかい?」
「あ、いえ……」
どう言ったものか……
「さっきは筋肉じゃなくて……力、と言いますか……」
「漠然と力の入る部分を確かめていた、と言う事かな?」
!!
「力の入る部分は、筋肉……」
何かが掴めそうな気がする……
気、エネルギー……気の巡りはエネルギーの移動。
運動にエネルギー……
「すみません、ちょっと確かめにゆっくり走ってもいいですか?」
「? 別に構わないが、あまり深く考えなくてもいいよ」
許可を取ってトラックを走る。
すると力を入れた筋肉の位置と気の偏りが一致しているのを感じた。
力を入れると、そこへの気の偏りが大きくなる。
力を抜けば逆に小さく。
さらに観察すると、気のタイミングが着地や踏み切りと若干ずれているのも分かってきた。
これは力を入れるタイミングがずれている、ということなんだろうか?
何度か変えてみると微妙に改善した気がする。
こっちの動かない気は何だろう? ここにも力が入っていると言うことか?
一周回ってコーチの下に戻り、ここの筋肉に力が入っていたことにして聞いてみると
「それはまだフォームに慣れてないから、変な所に力が入っているんだろう」
そう言ってコーチは自分で無駄な力が入っている部分に気づいたことを褒めていた。
体内の気、力の入れ所、抜き所。……気にかけておくと役に立ちそうだ!
夜
「お疲れ様でした!」
今日の練習も終了。
「足を上げる角度……分度器で、あれ? あったかな……コンビニ寄ってくか」
荷物を取って帰ろうとすると、文化会館の正門でピザカッターを見かけた。
帽子とメガネで変装しているみたいだけど、こんなところでギターケース持ってるからすぐ分かる。
「お疲れ様です」
「あ、お疲れー」
「どうかなさったんですか?」
ピザさんの方が携帯をにらんでいる。
「ああ、これはただお店を探してるだけ。見た目どおり、食べ物の事になるとこの人うるさくてさ。そのおかげでグルメ番組の仕事がきたりするんだけどね」
カッターさんは笑っている。
「でも……そろそろ決まったー?」
「とりあえずラーメン……」
「ラーメン屋ならおいしい所ありますよ」
叔父さんの店を勧めてみたところ
「評判いいな」
携帯でチェックして、決めてくれた。
「それじゃここで、また明日もよろしくお願いします!」
二人と別れ、寮へと帰る。
「あっ、もしよければ君も行かないか?」
……
…………
………………
~鍋島ラーメン“はがくれ”~
「へいらっしゃい」
「こんばんはー」
「おう! きやがったな、席とってあるぞ。そっちの予約の札がある席に座ってくれ」
「ありがとう叔父さん、注文は連絡した通りにお願いします」
勝手知ったる人の店。二人を連れて席に着く。
「まさか親戚の店だったとは」
「まんまと連れ込まれたね」
「味は保証しますから。ちなみにここと同じビルの“わかつ”と“小豆あらい”もオススメですよ」
「まさかそっちも親戚のお店?」
「いえいえ、部活の後輩の両親が経営してるとこです」
「ははっ、それでも結局関係者じゃないか」
楽しく話していたら、ラーメンがやってきた。
「はいよっ、トロ肉醤油ラーメン。大盛り二つに普通盛り一つ、お持ち!」
「おお、来た来た」
「早いねぇ」
「いつも早いですけど、今日は事前連絡しておきましたからね」
伸びないうちに頂こう。
それぞれお箸を手に取り、ラーメンをすする。
「……うん! うまい!」
「本当だねぇ」
「それにしても……」
周囲の目をうかがってから
「こういうことってよくあるんですか?」
芸能人と一緒に食事をする日が来るとは思わなかった。
「同性だったらよくあるね」
「俺たちは大勢でワイワイ食事するのが好きだから、芸人仲間とかスタッフさんとか、共演したらたいてい誘うよ」
「そうなんですか」
「それとあれ、ほら、撮影で困ってることとかない?」
「……お二人とスタッフさんがサポートしてくれて、とりあえずOKが出て、大丈夫なんだと考えてますから……困るというほどでもないです。ただやっぱり何に注意していいかかは微妙ですね」
重要なことは先に説明があるし、練習中は練習に集中しなければならない。
しかしそれ以外は事前に渡された台本ををなぞるだけになっている。
もちろん俺に特別なことは求められていないし、変わったことをする必要はない。
しかし撮影しているとお二人が状況に合わせて柔軟に対応している姿が見えてきた。
そんな俺に、ラーメンをすすりながら二人は言った。
「最初なんてみんなそんなもんだって」
「よく見てる。というか周りを見る余裕があるなら大丈夫。じきに慣れるさ」
「カッターなんか最初は本当にひどかったからな」
「デビュー当時ですか?」
テレビに映り始めた頃……
そんなに酷かったとは思わないが、その前の下積みとかだろうか?
「そのさらに前。俺たち路上で弾き語りやってた事あるから」
「そうなんですか? 知りませんでした……」
「元々は芸人じゃなくて歌手志望だったから。大学も音大出ているし」
「カッターがピアノ科で、俺が弦楽器。作詞作曲も勉強した」
「全然売れなかったけどね」
演奏が終わっておひねりをくれた人に、音をつけてお礼を言っていた。
それが今のネタの元になったそうだ。
他にもこれまでの経験談やテレビ撮影のあれこれを聞かせてもらった。
知識が深まり、今後の撮影にも役立ちそうなことを学べた気がする。
影時間
~タルタロス・16F~
「フゥー……ッ! セイッ! ……フー」
怪しげな光の壁を背に、型の稽古。
気の流れにも注意を払うと、やはり長く続けていた成果だろう。
コーチに教わったばかりの走るフォームより、体に余計な力が入っていない。
しかし少ないだけで、まったくないと言うわけでもなかった。
そこからは力を抜くよう心がけて、反復する。
この型で分かったことが二つある。
一つ目は、出ては現れる気の停滞が、余計に入っている力だという確信。
二つ目は、この気は体の動きだけでなく、呼吸や気持ちでも動くと言うこと。
一つ目の根拠は筋肉の緊張
陸上の練習中に感じた停滞は、終わる頃には筋肉の“コリ”として現れた。
治療のために小周天で気を巡らせる時。そして“三戦”を行った時などは力強い気が体内に満ち溢れるようでありながら、ちゃんと
思い返せば、気は滞らず流れているのが自然な状態であると学んだはずだ。
停滞は余計な力が入っている証拠だと考えていいだろう。
二つ目の根拠は、適当に打ったパンチと真剣に打ったパンチの差。
威力も違えば、流れる気の量も違う。
小周天の要領で、自分の意思で動かすこともできる。
無意識でも、心の動きは気の流れに影響を及ぼしているようだ。
さらに何度も試すと、一度体の動きと気のタイミングががっちりとかみ合った。
それは紛れも無く良い突きで、それを常に打てるように心がけたい。
「……ハァッ!」
光の壁に強く拳を打ち付ける。
弾かれる、ということはない。
音も立てずに、エネルギーに阻まれるだけだ。
巻き藁の代わりにはちょうど良い。
だが、この壁をなんとかできない限り上の階へは行けない。
となると今以上に自分を磨き上げるか、新しい何かを見つけるかだ。
「よし」
新たに習得した“分度器”スキルを活用し、走り方の練習に移る。
調べてみると、ヴィッパサナー瞑想という“歩く瞑想”も存在するらしい。
とりあえずは歩く、走る、跳ぶ。基本的な動作と気の流れを一致させてみよう。
その後は、剣道の形を一通り……やれることは沢山ある。
百話に達したので、現時点の影虎の情報をまとめます。
主人公設定
名前:葉隠(はがくれ)影虎(かげとら)
性別:男
格闘技経験:空手、カポエイラ、剣道、サバット、棒術。
特技:パルクール。
備考:タロット占いとルーン魔術を勉強中。
現在ルーン魔術を研究中。
現在の装備: 内側 → 外側
武器:“模造刀”“ルーンストーンブレスレット”
頭防具:“ドッペルゲンガー”“藍色の頬被り”“甲蟲の額金”
体防具:“ドッペルゲンガー”
腕防具:“ドッペルゲンガー”“甲蟲の小手”
足防具:“ドッペルゲンガー”“甲蟲の脛当て”
アクセサリー:“イエロートルマリンネックレス(雷威力軽減)”
ステータス:学力5 かなりの秀才。
魅力3 そこそこある と 4 光っている の間
勇気3 ここぞでは違う。
ペルソナ:ドッペルゲンガー
アルカナ:隠者
耐性:物理と火氷風雷に耐性、光と闇は無効。
スキル一覧
固有能力:
変形 ペルソナの形状を自在に変化させられる。
防具や武器として戦闘への利用が可能。
刃や棘を付けることで打撃攻撃を貫通・斬撃属性に変えられる。
後述の周辺把握と共に使えば鍵開けもできる。
周辺把握 自分を中心に一定距離の地形と形状を知覚できる。
動きの有無で対象が生物か非生物かを判断できる。
敵の動きを察知できるため戦闘にも応用できる。
ドッペルゲンガーの召喚中は常時発動している。
ただし他の事に集中していると情報を受け取れなくなる場合がある。
周りの声が聞こえるくらいの余裕を持つことが重要。
アナライズ 視覚や聴覚、周辺把握など、影虎自身が得た情報を瞬時記録する。
(メモ帳) 記録した情報を元に計算や翻訳などの処理が高速でできる。
また視界に情報を映し出すこともできる。便利な能力。
用途の例。
シャドウの情報閲覧。
文章の閲覧。
会話の文字起こし(会話ログ閲覧)
自分が見た画像、映像の閲覧。
画像の連続による動画化。
周辺把握で得た形状確認。
形状の変化から動きの確認。
学習補助。
脳内オーディオプレイヤー。
音楽再生+歌詞の文字起こしで脳内にカラオケ再現。
時計機能(New)
測量機能(New)
体内時計 時計がなくても時間が正確に分かる。
距離感 知覚した物体の長さが正確に分かる。
分度器 角度が正確に分かる。
保護色 体を覆ったドッペルゲンガーを変色させて背景に溶け込む。
歩行程度の速度なら移動可能。
速度により、周りの景色とズレが生じてくる。
隠蔽 音や気配などを消し、ペルソナの探知からも見つけられなくする。
単体で使うと姿は見えるが、保護色と同時に使う事でカバーできる。
音源になる物をドッペルゲンガーで覆うことで防音もできる。
擬態 変形と保護色の合わせ技で、姿を対象に似せる事ができる。
ただし体のサイズは変えられない。
暗視 その名の通り。暗くてもよく見える。パッシブスキル。
望遠 これまた名前通り。注視することで普通は見えない遠くまで見える。
アクティブスキル。
小周天 ゲームにはないオリジナルスキル。
体内で気を巡らせることにより、精神エネルギー(SP)を回復。
集中しないと使えないため、戦闘中は使用できない。
回復量は熟練度による。現時点では微々たる量。
気功・小の下位互換スキル。
物理攻撃スキル(オリジナル):
爪攻撃 変形で作った爪で攻撃する。敵に食い込み吸血と吸魔の効率が上がる。
槍貫手 ドッペルゲンガーの変形を応用して槍のように刃をつけて伸ばした貫手。
射程距離は五メートル。
アンカー 敵に食い込ませたまま爪を変形させ、糸のように伸ばす技。
伸ばした部分で敵の動きを絡め取れるが、細ければ細いだけ強度も落ちる。
エルボーブレード 前腕部に沿って肘先を伸ばし刃をつけただけ。武器として使える。
攻撃魔法スキル:
アギ(単体攻撃・火)、ジオ(単体攻撃・雷)、ガル(単体攻撃・風)、ブフ(単体攻撃・氷)
回復魔法スキル:
ディア(単体小回復)、ポズムディ(解毒)、パトラ(混乱・恐怖・動揺)、チャームディ(単体魅了)、プルトディ(ヤケクソ)
補助魔法スキル:
対象が単体のバフ(~カジャ)全種。
対象が単体のデバフ(~ンダ)全種。
バッドステータス付与スキル:
対象が単体のバステ全種。
淀んだ吐息(バステ付着率二倍)
吸血(体力吸収)
吸魔(魔力吸収)
特殊魔法スキル:
トラフーリ ゲームでは敵から必ず逃げられる逃走用スキル
本作では瞬間移動による離脱スキル。一日一回の使用制限つき。
その他:
食いしばり 心が折れていなければ一度だけダメージを受けてもギリギリ行動可能な体力を残す。
もはや根性論に思えるスキル。
アドバイス ゲームではクリティカル率を二倍にするスキル。
本作ではシャドウの急所を大まかに知らせるだけでなく、
影虎が明確に理解していない事柄に対するヒントを与えるなど、
その名の通りアドバイスが行われるパッシブスキル。
ローグロウ 勉強や技術の習得速度を向上させ、成長を助ける。効果は微弱。
治癒促進・小 自然治癒力を向上させ、体力回復を促進する。
拳の心得 拳の攻撃力上昇。拳を使うことに慣れ、一段階上に進むコツを掴んだ証。
足の心得 足の攻撃力上昇。足を使うことに慣れ、一段階上に進むコツを掴んだ証。
警戒 注意力上昇。先制攻撃、不意打ちを受けにくくなる。
ヤケクソ耐性 ヤケクソの状態異常にかかりにくくなる。
打撃見切り 回避力の向上
斬撃見切り 回避力の向上
貫通見切り 回避力の向上