人身御供はどう生きる?   作:うどん風スープパスタ

104 / 336
103話 影虎は見た!

 影時間

 

 ~辰巳ポートアイランド駅前~

 

「こんなとこまで来たか……」

 

 タルタロスへ向かう途中。走り方のコツが掴めそうな気がして、邪魔の入らない(シャドウがいない)街中に足を伸ばしたら、こんな所に着いてしまった。肝心のコツは微妙だし……今日はタルタロスをやめて、走る練習に集中することにしよう。

 

 気持ちを新たに、階段をダッシュで上り下り。

 一段ずつ抜かして跳ぶように進む。

 

 ……これがいい。

 

 立ち止まり、足を大きく開いて高い位置の段差に足をかける。

 

 ……階段を上るとき、人はどうするか。小学生とか特に意味も無く二段飛ばしする子もいるけど、何も理由が無ければ一段ずつ上るのが普通だろう。ではこれを二段、三段とあけて上ろうとすると?

 

「ふっ!」

 

 当然、上りづらくなる。後ろの足で体を押し上げ、前の足で段差の上へ立てるようさらに押し上げないといけない。それも不安定な体勢からだ。

 

 でも歩幅を小さくするか、勢いをつけると少し楽になる。前者は体勢の安定と押し上げる負担の軽減がされ、後者は助走によるエネルギーを使えるから。俺に今必要なのはこの両方で、特に後者だ。

 

 片足で体を上へ押し上げる。

 勢いがあれば、短時間だが慣性で体が浮く。

 本当に短い間だが、上へ進むエネルギーが残っている状態だ。

 そのうちにもう片方の足で目標地点に着地。

 そして踏み切ることができれば負担は少なく効率的に走れる。

 

 平面の陸上で走るときも向きが違うだけでやることは同じだ。

 地面を踏み切った勢いを極力、効率的に使うだけ。

 パルクールでも似たようなことはやってきたし、肉体的な改善点は少ない。

 

 問題は気……踏み込みと気の流れる微妙なタイミングのズレがなかなか直らない。

 新しい陸上式の走り方だからか?

 

「? 何か聞こえたような……」

 

 耳をすましてみると、間違いなく何かが聞こえた。

 人の声ではなく、地響きのような何かだ。

 路地の方から聞こえてくる。

 この時間ならまずシャドウかペルソナ使いだろうけど、結構近そうだ。

 シャドウだったら片付けておいた方がいいか……

 

「……行ってみるか」

 

 隠密コンボを使って進んでいくと、だんだん音が大きくなる。

 断続的に続く破壊音。戦闘中らしいな。

 

 ッ!

 

 一際大きな音が轟いた直後、ビルの隙間からうっすらと立ち上る土煙が見える。

 現場を目前にして、慎重に近づく。

 

「ちっ!」

 

 そこには息を荒げ、玉の様な汗をかく荒垣先輩がいた。

 

(戦ってるにしては妙だな……相手は……)

 

 風に吹かれて薄れゆく土煙の先に、影をとらえた。

 足元から徐々にその全貌が明らかになる。

 一本足の馬……違う、馬に乗った騎士!

 

「テメェ、おとなしくしやがれカストール!」

「っ!」

 

 暴走したペルソナかよ!? “制御剤”飲め、ないのかあの状態じゃ!

 

「グォ――!!」

「「!」」

 

 雄叫びをあげて、馬の頭が跳ね上がる。

 荒垣先輩は自分自身を踏みつぶさんとばかりに跳躍して迫る(ひづめ)をかわすが、方向が悪い! 

 

「ラクカジャ!」

「ッ!? グウッ!?」

 

 荒垣はカストールの体当たりで弾き飛ばされた。それでも手を緩める気はないらしい。

 

 “機動力五倍”

 

「シャアッ!」

「グッ!?」

 

 間一髪、倒れた体に突きこまれた槍の穂先を蹴り飛ばせた。

 僅かに方向がずれた先端は空を切り、カストールが後方へ飛びのく。

 隠密コンボも解け、俺も敵と認識されたようだ。

 

「っつう……お前……」

「動けるかね?」

「ああ、なんとかな……助かった」

「だったら早く薬を飲みたまえ。彼らから買っているんだろう?」

「そうしたいんだがな……」

 

 荒垣は街角へ一瞬目を向けた。それだけで事情は察せた。

 

「落としたのか」

「拾って飲もうとしてたんだが……お前、持ってねぇか?」

「悪いが、使っていない」

「そうか……!」

「左だ!!」

 

 こちらの会話などおかまいなしに突っ込んでくるカストール。

 攻撃を凌いだ俺たちの代わりに壁が、道路が。無残に抉られていく。

 やばいな……さっさと止めないと街の被害がとんでもなくなりそうだ。

 

「……仕方ない。荒垣、君は早く薬を探して飲め。ここは私が時間を稼ごう」

「なっ!? 馬鹿野郎! テメェには関係ねぇ! あいつの狙いは俺だ!」

「そうは言うが、見てしまった以上ここで立ち去るのは気分が悪い。この道路も税金で作られたものだ、このままでは被害が増える一方。……もし棺桶を、“人”を巻き込んだらどうするのかね?」

「ッ!」

 

 何度か攻撃を受けたのだろう。荒垣の体はすでに傷ついている。

 それともそもそも薬の副作用が酷いのか、あまり余裕があるとも思えない。

 

「本当に危なくなれば逃げるさ。勝手に首を突っ込んでおいてなんだが、さすがに命を懸ける気はないね」

「……チッ! すぐ戻るからな!」

「グゥ!」

 

 荒垣の動きに反応したカストール。

 馬の頭が大きく後ろへ反れたかと思えば、勢いをつけて振り下ろされた。

 頭の先に着いた穂先が脳天に迫る。

 

「フンッ!」

 

 十字受け直前にタルンダ(攻撃力低下)をかけたにもかかわらず、手が若干痺れる威力。真田のポリデュークスよりパワーは上か。

 

「カストールは物理攻撃特化のパワー型だ! 無理に受け止めんな! 攻撃すんなら魔法にしろ! 物理攻撃はたまに跳ね返される! そういうスキルを持ってんだ!」

「……承知した!」

 

 ご丁寧に情報開示をしてくれて助かる。

 ……いや待て、攻撃していいのか? 

 ペルソナが食らったダメージは本人にフィードバックする。

 暴走中は違うのかが分からん。

 

「グオッ!」

 

 悠長に考えているほどの暇は無い。

 極力攻撃しない方針で行く。

 

 “防御力五倍”

 

 相手の攻撃力を削ぎつつ、こちらは防御力を高める。

 ついでにスクンダで機動力も落としてやろう。

 

「グアア!!」

 

 自分の能力を下げられたのを感じたのだろう。

 カストールが大きく吼えて攻撃が激しさを増す。

 

「っ、くっ、やっぱりそんじょそこらのシャドウとは違うね」

「グルルル……」

 

 踏みつけ、体当たり、角。

 さまざまな物理攻撃は十分に受けられる。

 受けられるが、普通のシャドウより技が多彩だ。

 さらに隙あらば即座に荒垣先輩を追おうとする。

 下手に動いて道を空けてしまうと逃げられそうだ。

 

「面倒なことに首を突っ込んだな……」

 

 かといって見殺しにするのも嫌だけどなっ! 

 

「グオオオオ!!!」

「チッ!」

 

 まさに暴れ馬のごとく、嵐のような乱打が襲い掛かる。

 

「この野郎……っ、しまっ!」

 

 乱打を防ぎ続けるうちに、下から角で掬い上げるような一撃。

 耐久力と体重はまた別の話だ。

 受け止めたものの、地面を離れていく足。

 吹き飛ばされたことを自覚するが早いか、ビルの壁が迫る。

 

「逃がすか!」

 

 荒垣を追おうとしていた奴の頭への槍貫手。

 伸びる腕は避けられる。だが

 

「グオッ!?」

「捕まえたッ!」

 

 引き戻す際に指先を曲げて引っ掛けてやった。

 同時に逆の手はビルの角へ。

 両腕にかかる力に、足の踏ん張りも加える。

 こいつもおまけだ!

 

「“氷結”!」

「ギァッ!?」

 

 カストールが転倒。

 鎖で繋がれた犬のように仰け反っていたところで、奴は凍りついた地面を踏んだ。

 この隙に回りこんで道を阻み直すと、向こうも起き上がってくる

 

「グルル……」

「…………」

「「……!!」」

 

 にらみ合い、からの激突。

 

 俺は時間を稼ぐだけでいいんだ。

 だから倒すことは考えなくていい。

 ただ集中を切らさず、通さないように。

 カストールが動けばその前へ飛び込み道を阻む。

 

 そのために必要なのは、防御。

 それも体勢を安定させ、前後左右どちらへ行っても即応できるようにすること。

 野生の獣が獲物を狩るように。襲い掛かって食らいつくことだ。

 

「グアアアアア!!!!」

「カァアアアアッ!!!!」

 

 カストールの凶暴性をむき出しにした叫び声。

 それに負けない声を喉から絞り出し、激突は続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~荒垣視点~

 

「クソッ!」

 

 “人を巻き込んだらどうするのかね?”

 

 あいつの言葉が耳から離れねぇ。

 おまけに当の本人は足止めに残り、原因の俺は一人で遠ざかっている。

 田中は合理的に判断しただけじゃねぇか。

 戦闘音も余計に激しくなってやがる。

 自分のペルソナに襲われてるような俺じゃ、あそこにいても役にたたねぇ。

 分かっちゃいるが……

 

 

「たしかこの辺で…………クソッ!」

 

 薄暗くて視界が悪い……!

 おまけに瓦礫まで散乱してやがる。 

 それらしい物に手を伸ばして、違うことに気づく。

 

「フィルムケースじゃねぇか……!」

 

 誰だこんなもん捨てた奴は!

 

「違う……これも違う!」

 

 つか俺がやった瓦礫以外にも色々落ちてるじゃねぇか、汚ねぇな。

 誰だか知らねぇがポイ捨てしやがって、捨てるならきっちりゴミ箱に捨てろってんだ!

 

「……………………!」

 

 見つけた!

 どれだけ時間を食った?

 まだ暴れる音が聞こえるって事は、死んじゃいないだろうが……

 

「ちっ……」

 

 体の痛みが和らぐ。

 薬が効いてきたが……ずっとやかましかった音もやんだ。

 

「……無事なんだろうな」

 

 来た道を戻る。

 生きていても無事とはかぎらねぇ。

 カストールに人を殺せるだけの力があるのは、俺が一番よく知っている。

 

「無事でいろよ」

 

 知り合って間もない、普段から顔を合わせているわけでもない他人。

 にもかかわらず飛び込んで他人を助けるようなお人よしの無事を祈った、次の瞬間。

 

「っ!?」

 

 上から何かをぶっ叩いたような音がした。

 つられて上を見ると、黒い何かが俺の前方へ落ちてくる。

 落ちた何かは地面を転がり、立ち上がった。

 月明かりに照らされたのは“獣”じみた“人”の風貌。

 

「……その仮面、田中か?」

「荒垣、無事で何よりだ。君のペルソナが急に消えたものだから、逃げられたかと焦ったが……ひとまず収まったようだな」

「ああ、おかげで薬は飲めた。しかし何だその格好。まるで別人じゃねぇか」

 

 つか能面と二足歩行しか人間の要素が残ってねぇんだが。 

 ……そういやアキが言ってたな。

 こいつを“変身するイレギュラーシャドウ”だとか。

 これの事か。きっとカストールの相手で何かのスキルでも

 

「……いつのまに?」

「って、自分で変身したんじゃなかったのかよ……!」

「前から時々、勝手にこうなるのだよ。……考えてみると強い者と戦う時になり易いのかもしれない。先ほどのカストールというペルソナも、……以前君の知り合いと戦った時もそうだった。あとは暴走した時」

「なんだと? お前、薬は使ってないって言ってたよな?」

「…………忘れてくれんかね?」

「できるわけねぇだろ。暴走でその姿になるんなら、今も暴走してるのか? どうなんだ?」

 

 田中は手を額に当てて、さも“やっちまった”って態度をしてやがる。

 素なのか演技なのか、仮面のせいで表情が見えねぇ。

 

「……ペルソナに目覚めて間もない頃、一度暴走した。それ以降は一度も無い。薬を飲んでいないのも本当だ。この姿が暴走に関係があるのかは正直分からない」

「今は平気なのか?」

「特に問題なくコントロールができている」

 

 常用しろとは言わねぇが、薬は常備しておくべきだ。

 次の暴走で死ぬかも知れないのは俺を見ても分かるだろう。

 そう言うと田中はどこか申し訳なさそうに断った。

 

「私の場合はどうも他と暴走の仕方(・・)が違うようなんだ」

「どういうことだ」

「なんと言えばいいものか……私のペルソナは私を殺すのではなく、体の自由を奪って使おうとする。そして勝手にあの塔にいたシャドウを狩りつづけていたんだ。暴走が収まるまでね」

 

 ある意味殺そうとしてるようにも思うが……

 本当なら確かに俺たちとは違う症状だ。

 

「やはり一般的ではないのか?」

「さぁな……聞きたきゃ薬を売ってる連中に聞け。俺はあいつらも同じ症状で薬を飲んでる事しか知らねぇ。どっから仕入れてるかは知らねぇが、薬を売ってるくらいだ。あいつらの方が俺よりよっぽど知識はあるだろうよ。

 俺が言えるのは気をつけろって事だけだ。お人よしも時と場合を考えないと死ぬぞ」

「お人よし?」

 

 ……無自覚か?

 

「今日のことだ。……助けてもらった事には感謝してるが、下手したら死んでたかもしれねぇんだぞ」

「……自分が危ないときに他人を先に逃がそうとする君も、他人のことは言えないと思うがね」

「んなっ!? あれは俺が原因なんだ、当然だろうが」

「原因だとしても、実際に窮地であんな行動が取れる人間がどれだけいることか。まるで物語のヒーローのようだ」

「……俺はヒーローなんて柄じゃねぇよ」

 

 俺に、そんな風に呼ばれる資格はねぇ。

 血を流す女と傍らで泣く子供。

 あの時の光景が頭をよぎった。

 

「……そういうお前だって、自分から囮になっておれを逃がしたじゃねぇか」

「言っただろう? 命まで賭ける気は無い、と。あいにく防御と逃げ足にだけは自信があってね。死なずに万一の場合は逃げられると踏んだから手を貸したまで。……何もせずに死なれたら気分が悪いどころではないのだよ」

 

 田中は思いっきり嫌そうな声で、もう言うなといわんばかりに視線を空へむけた。

 

 こいつは初めて会った時からこの胡散臭い喋り方を貫き通している。

 服装も合わせて俺やストレガに素性を知られないように警戒してるはず。

 それだけに何考えてんだかいまいちよく分からない奴だ。

 

 が、中身は見た目ほどおかしい奴じゃなさそうだ。

 

「むっ?」

「こいつは……」

 

 さっきまでとはまた違う“音”。

 バイクの排気だ、辺りが静かなせいでよく響きやがる。

 影時間に動かせるバイクを俺は一台しか知らねぇ。

 

「ちっ! よりによってこんな時に来やがったか」

「桐条の女か……逃げるなら手伝うが?」

「必要ねぇ、つーか手遅れだ。あいつは探索能力を持ってる。俺とカストールが暴れたのに気付いたんだろう。そうじゃなきゃ、あいつらはわざわざこんなところに来ねぇよ」

 

 あいつらが住んでるのは巌戸台。

 タルタロスには進入禁止。

 だから生活エリアも影時間の行動範囲も巌戸台が中心だ。

 あいつらが影時間のポートアイランドに、それもこの辺まで来る事はめったにない。

 それがこんなに近くまできてるって事は、そういう事だろう。

 

 自分がやらかした結果だが、この惨状を見たあいつらの反応はだいたい想像がつく。

 

「どう説明すっか……」

「……ふむ、面倒なら私のせいにしたまえ。幸いといっていいのか、私は彼女達にシャドウと間違えられたままだ。君達がイレギュラーと呼ぶシャドウと接触し、ペルソナで応戦。その結果がこれと言えば怪しまれることはなかろう。足止めの時点で私の存在も察知されたかも知れないからな。心配なのは君の体くらいだが……」

「そっちは平気だ」

 

 治療が必要な怪我はない。制御剤のせいで当分は痛みもねぇ。

 こいつの言うとおりにすれば、寮に戻る誘いは断りやすい。

 傷は帰って休めばどうとでもなる。

 逆に正直に話すのは都合が悪い。

 検査なんて話になれば、薬のことが知られちまう。

 だからこいつの提案にのれば俺は助かる。

 

「だがそれじゃお前が割を食うだろ」

「私は彼らと仲直りをする気にはなれん。いまさら一つ誤解が増えようと構わんよ。それにこちらは今日のことで一つ、思わぬ収穫があってな」

「収穫? なんだそりゃ」

「残念だが説明している時間は無いな。私は彼女とはちあわせる前に失礼する」

 

 田中は俺に背を向けて走り出した、直後に止まって振り返る。

 

「そうだ、一つ念を押しておく。君がどう彼らに事情を説明しようと自由だが……前も言ったように私が人間であることは伏せておいてくれ」

「あ? ああ……」

 

 っておい! それじゃ結局お前と戦った事にするしか……どこ行きやがった? 

 ほんの一瞬目を放した隙に、田中は姿を消していた。

 

「!」

 

 辺りを見回すと、田中は月を背にしてビルの上から手を振っている。

 そして……

 

「……は?」

 

 ビルの屋上を軽々と飛び移って(・・・・・)逃げていく。

 

「逃げ足速すぎんだろ……」

 

 そういやあいつはこっちに来た時も、上から落ちてきやがった。

 その前は突然現れて助けに入るまで気づかなかった。

 何かの能力か? 中身までシャドウになってるとかじゃねぇだろうな……

 

「シンジ!」

 

 っち、今度はこっちか。しかもアキまでいやがる。

 

「おう」

「大丈夫かシンジ! 一体何があった!」

「酷い有様だな……荒垣、説明を求める」

「……お前らが話してたイレギュラー、そいつに会った」

「なんだと!? 怪我は?」

「特にねぇ。ただやたらとすばしっこくて、色々とぶっ壊しちまった」

「ペルソナの反応はあったが……奴と交戦したからか。それで奴は?」

「お前らが来たのが分かったんだろ。たった今逃げた」

 

 そう言うとアキは悔しがる。

 桐条も何かを考えちゃいるが、呟いてる内容は田中の事だ。

 考えていたよりあっさり目をそらせた。

 しかし妙な奴に借りができちまったな……




荒垣はペルソナを暴走させた!
影虎はその様子を見た!
影虎は足止めに徹した!
影虎は荒垣に恩を売った!



荒垣先輩は原作キャラで一番律儀かつ、ためになる恩返しをしてくれそう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。