オリジナルの方もあるのですが二作同時投稿していきたいと思います。(完全に死亡フラグ)
下手かもしれませんが、読んでくれると嬉しいです。
それでは、どうぞ!!
鎧の魔導士
フィオーレ王国・・・・人口1700万の永世中立国。
そこは・・・魔法の世界。
魔法は普通に売り買いされ、人々の生活に根付いていた。
そして、その魔法を駆使して生業(なりわい)とする者達が居る。
人々は彼らを『魔導士』と呼んだ。
魔導士たちは様々なギルドに属し、依頼に応じて仕事をする。
そのギルド、国内に多数。
そんなギルドの中、問題ばかり起こしているギルドが存在いていた。
『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』
そんなギルドに関わっていく、一人の青年の物語。
闇ギルド
解散命令を出されたにも拘らず、それを守らずに裏で活動し続けているギルド。
ここは一つの闇ギルド。
屍人の魂(グールスピリット)
そのギルドの中で一人の青年と、一人の少女が立っていた。
その周りには大勢の人が倒れていた。
「嘘だろ・・・・、俺達、屍人の魂(グールスピリット )が二人だけで全滅だと!?」
「いや、女の方は何もしてねー。やっていたのはあの男一人だけだ」
「これが妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の魔導士・・・・『氷魔』のナノ」
青年、ナノは少女に近づいて声を掛けた。
「フェイ、終わったぞ」
「また一人でやって・・・・、私も少しは戦わしてよ!」
少女、フェイはナノに向かって怒りながら文句を言っていた。
「悪い悪い、ギルドに帰ったらケーキ奢るからそれで勘弁してくれ」
「それじゃあ、チーズケーキ二つね」
「はいはい」
二人は話しながらその場から離れていった。
場所は変わり、此処は妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルド
「この、クソ炎!! もういっぺん言ってみろ!!」
「あぁ!! 何度でも言ってやるよ!! この変態野郎!!」
桜色の髪で、鱗の模様のしたマフラーをしている青年『ナツ・ドラグニル』と下着以外何も着ていない青年『グレイ・フルバスター』はいつものように口喧嘩をしていた。
「はぁ・・・・またやってるよ」
その近くて溜め息をついている金髪の髪の女性は『ルーシィ』
ここ最近妖精の尻尾に入ったばかりの新入り魔導士だ。
「あい、それがナツとグレイです」
ルーシィの近くで羽を出して飛んでいる青い猫は『ハッピー』
ちなみに羽は『翼(エーラ)』という魔法である。
そしてナツとグレイはいつの間にか殴り合いの喧嘩をしていた。
その間に、『彼氏にしたい魔導士上位ランカー』のロキが、ルーシィを口説いていた。
「君って本当にキレイだよね、サングラスを通してもこの美しさだ・・・・肉眼で見たらきっと眼が潰れちゃうな・・・・ははっ」
「潰せば」
口説いてくるロキに冷たくそう言い放つルーシィ。すると、そんなロキの目にルーシィの腰に提げられていた鍵が映る。その瞬間、ロキはルーシィと距離を取る。
「うおおっ!! き・・君、星霊魔導士!?」
「?」
「な、なんたる運命のいたずらだ・・・・!」
先ほどまでとは明らかに様子が違うロキにルーシィは首を傾げる。
「ごめん! 僕たち、ここまでにしよう!!」
「何か始まってたのかしら・・・・」
ロキは慌てて出口に向かって駆け出して行き、ルーシィは一人ぼやいた。
「何あれぇ」
「ロキは星霊魔導士が苦手なの」
ロキの事を語っているのが『ミラジェーン』
妖精の尻尾の看板娘で皆からは『ミラ』と呼ばれている。
「はぁ?」
「どうせ昔女の子がらみで何かあったのよ」
「なんか戻ってきた」
ミラがロキに向かってキツイ言葉を吐くと、同時にロキが慌てて戻って来た。そしてそのまま喧嘩しているナツとグレイに向かって叫ぶ。
「ナツ!!!グレイ!!!マズイぞっ!!!」
「「あ?」」
「エルザとナノたちが帰ってきた!!!!」
「あ"!!!?」
その言葉を聞いた瞬間、ナツとグレイは身体から尋常じゃない汗が吹き出す。
その時・・・・
ズシィィン・・・・
ギルドの外からそんな地響きが聞こえてきた。
段々と近くなる地響きながら、固唾を呑んでいるギルドメンバーたち。
そして・・・・巨大な角を担いだ鎧を纏った緋色の髪の女性『エルザ・スカーレット』とナノ、フェイが現れた。
「ただいまー!!」
「今戻った。マスターはおられるか?」
担いでいた角をその場において尋ねるエルザ。
「おかえり。マスターは定例会よ」
定例会
地方ギルドマスターたちが集って定期報告をする会のこと。
「そうか・・・・」
「そういえばエルザ、そのバカでかいの何だ?」
ナノが不思議そうにエルザ質問した。
「ん? これか?討伐した魔物の角に地元の者が飾りを施してくれてな・・・・綺麗だったので、ここへの土産にしようと思ってな・・・・迷惑か?」
「いや、別に」
「それよりお前たち。また問題ばかり起こしているようだな。マスターが許しても、私は許さんぞ」
そう言ってメンバーを睨むエルザ。
「な、なにこの人・・・」
「エルザ!! とっても強いんだ」
ルーシィの質問にハッピーが答える。
「カナ、なんという格好で飲んでいる」
「う・・」
「ビジター、踊りなら外でやれ。ワカバ、吸殻が落ちているぞ。ナブ・・・・相変わらずリクエトボードの前をウロウロしているのか? 仕事をしろ」
メンバーに一通りダメだしをした後、エルザは溜め息をつく。
「まったく・・・世話がやけるな。今日のところは何も言わずにおいてやろう」
「いや、ずいぶんいろいろ言っていたからな」
「ところでナツとグレイはいるか?」
「無視かよ・・・・」
エルザはナノのツッコミを無視してナツとグレイを呼んでいた。
呼ばれた本人達は・・・・
「や、やぁエルザ…オ、オレたち今日も仲よし・・よく・・や・・・やってるぜぃ」
「あい」
「ナツがハッピーみたいになった!!!!」
先ほどとは打って変わって肩を組みながら仲の良さをアピールしていた。
「そうか・・親友なら時には喧嘩もするだろう・・・・しかし私はそうやって仲良くしているところを見るのが好きだぞ」
「あ・・・いや、いつも言ってっけど…親友ってわけじゃ・・・・」
「あい」
「こんなナツ見たことないわっ!!!」
普段見ないナツの姿にルーシィは愕然とする。
「まあ、二人がこんなになるのはエルザの前だけだからね」
そう言いながら笑っているフェイ。
そしてルーシィに近づいて両手でルーシィの手を掴んだ。
「貴女、新人さんでしょ?私はフェイ、よろしくね!」
「あっ、うん、私はルーシィ、よろしく!」
「そして、あそこにいるさっきからエルザに無視されている男はナノ」
「一言余計だ!えっと、ナノだ。よろしくな、ルーシィ」
「よ、よろしくお願いします、ナノさん」
「ナノでいいよ」
堅苦しいルーシィにナノは苦笑する。
ルーシィに自己紹介しているとエルザに声を掛けられる。
「ナノ、フェイ、お前たちも聞いてくれ。実は四人に頼みたいことがある」
「仕事先で少々やっかいな話を耳にしてしまった。本来ならマスターの判断をあおぐトコなんだが、早期解決がのぞましいと私は判断した。四人の力を貸してほしい、ついてきてくれるな」
「え!?」
「うそっ・・!?」
「はい!?」
エルザの思いがけない言葉にギルドはざわつく。
「出発は明日だ。準備をしておけ」
「あ・・いや・・ちょっ・・・・」
「行くなんて言ったかよ!!!」
エルザの言葉に対してナノが恐る恐る質問する。
「あのーエルザさん。俺達、仕事から帰って来たばかりだからゆっくり休みたいんだど・・・・」
それを聞いたエルザはナノの方に振り向き睨みながらゆっくりと口を開いた。
「やってくれるな?」
「・・・・はい」
エルザのお願い(脅迫)に断る事が出来ず、ナノは諦めた。
その一連の会話を聞いたミラは
「エルザ・・ナツ・・グレイ・・ それに、ナノとフェイ・・・・ 今まで想像したこともなかったけど・・」
「?」
それに首を傾げるルーシィ。
「これって、妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強チームかも・・・!」
「!!!!」
その言葉に驚き、ルーシィは口を大きく開けたのだった。
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