FAIRY TAIL 氷の滅竜魔導士   作:syeid

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遅くなってすみませんでしたー!!
忙しくて中々書けなくて・・・・
これから頑張るのでどうぞ、よろしくお願いします。
それではどうぞ!


悪魔の島編
エルザVSナツ


ギルドの前では、二人の人物を中心に大きな人だかりが出来ていた。その二人の人物とは、ナツとエルザであり、二人は出発前の約束通りこれから勝負をするのである。

 

「ちょ・・・・ちょっと!!本気なの!?二人とも!!」

 

「あらルーシィ」

 

すると、人ごみを掻き分けてルーシィが出てきた。

 

「本気も本気。本気でやらねば漢(おとこ)ではない!」

 

「エルフマン、エルザさんは女の子ですよ?」

 

エルフマンの言葉にフェイがツッコム。

 

「だって・・最強チームの二人が激突したら・・・・」

 

「最強チーム? 何だそりゃ」

 

「あんたとナツとエルザ、それにナノさんとフェイじゃない! 妖精の尻尾(フェアリーテイル)のトップ5でしょ!」

 

「はあ? くだんねぇ! 誰がそんなこと言ったんだよ」

 

力説するルーシィを笑いのけるグレイ。その後ろには、張本人であるミラが泣いている姿がある。

 

「あ・・・・ミラちゃんだったんだ・・・・」

 

「泣かしたっ」

 

「・・・・・・・・グレイ」

 

ミラを泣かしたグレイにルーシィの非難の目が向けられる。その後ろでは、恐ろしいオーラを放っているナノがいた。

 

「ナ・・・・ナノ!?」

 

「後でいろいろ話したい事がある。ちょっと付き合え」

 

ナノの行動を見てルーシィは意外そうな顔をしていた。そのルーシィにフェイが話しかけてきた。

 

「実はナノってミラさんの事好きなんだ。しかもミラさんもナノの事好きなんだよ」

 

「うそぉっ!?」

 

「だけど・・・・」

 

「?」

 

「ナノ本人は全く自覚がないの・・・・しかも、鈍感だし」

 

「あらら」

 

フェイの言葉に苦笑いするルーシィ。

 

「・・・た 、確かにナツやグレイの漢気は認めるが・・・『最強』と言われると黙っておけねぇ な。妖精の尻尾( フェアリーテイル)にはまだまだ強者が大勢いるんだ、俺とか 」

 

空気を変える様にエルフマンが言う。

ナノの恐ろしいオーラで声が震えているが。

 

「最強の女はエルザに・・・・〝あの二人〟のうち誰かだろうね」

 

「最強の男となるとミストガンやラクサス・・・・それにナノもいる。それにあのオヤジも外す訳にはいかねえな」

 

「チーム最強だったら 〝 あの人達〟で間違いないと思うよ」

 

上からレビィ、ジェット、フェイ、が最強を意見する。

 

「何にせよ、面白い戦いになりそうだな」

 

「そうか? オレの予想じゃエルザの圧勝だがな」

 

「その前に、あそこに居る人をどうにかして欲しいんだけど・・・・」

 

「え?」

 

フェイの視線をルーシィが追うと・・・・

 

「・・・・(シクシク)」

 

青髪でポニーテールにしている人が三角座りをして、泣いていた。

 

「ルーシィは初めてだよね?あの人はクロ。私とナノと同じチームなの」

 

「あれ?フェイもチーム組んでたの?」

 

「うん。『ブルー・スカイ』って名前なんだ」

 

「けど、何で泣いてるの?」

 

すると、フェイは呆れたながら、ため息をついた。

 

「実はこの前の仕事ではクロは用事があって一緒に仕事が行けなかったの。帰ってきたらまた別の仕事を一緒に行こうと約束したんだけど・・・・」

 

「あぁ・・・・なるほど」

 

フェイの説明で、ルーシィが察した。その会話を聞いていたのか、クロがフェイに駆け寄った。

 

「うわーん!!ずるいよフェイだけナノさんやエルザさんと一緒に仕事してー!!僕も行きたかったーー!!」

 

「あーもー!!今度ナノにケーキ作って貰うから、それで期限直して」

 

「本当!?約束だからね!?絶対だよ!!」

 

ナノ本人に伝えてないフェイの言葉にクロが目を輝かせる。

 

「あはは・・・・大変ね・・・・」

 

ルーシィの存在に気がついたクロはルーシィの方を向き、挨拶をする。

 

「はじめまして、僕はクロです」

 

そう言ってルーシィに手を伸ばす。

 

「私はルーシィ。よろしくね!」

 

ルーシィはクロの手を握り握手をする。

 

「言っとくけど、クロは男だからね?」

 

「えぇっ!?」

 

フェイからの言われた事実にルーシィは驚きを隠せないでいた。

無理もないだろう。クロはどう見ても女にしか見えない。しかも、下は・・・・スカートである。

そんな会話をしている間にナツとエルザの戦いは始まろうとしていた。

 

「こうしておまえと魔法をぶつけ合うのは何年ぶりかな・・・・」

 

「あの時はガキだった!今は違うぞ!!今日こそおまえに勝つ!!」

 

「私も本気でいかせてもらうぞ。久しぶりに自分の力を試したい。すべてをぶつけて来い!」

 

そう言うと、エルザは赤と黒を強調した鎧へと換装し、髪型もツインテールへと変化した。

 

「あれは『炎帝の鎧』!!耐火能力を持った鎧だよ!」

 

「あれじゃナツの炎の威力が半減させられるよ!」

 

「エルザの奴・・・・本気だな」

 

その鎧を見てフェイとクロ、そしてナノが驚愕の言葉を口にする。

 

「炎帝の鎧かぁ・・・・そうこなくちゃ。これで心おきなく全力が出せるぞ!!」

 

そう言ってナツは両手に炎を纏う。そしてナツとエルザは互いに睨み合い・・・・

 

「始めいっ!!!」

 

マカロフの号令で動き出した。

 

最初は誰もがエルザの圧勝かと思ったが、予想外にも激戦を繰り広げていた。

 

「すごい!!」

 

「な?いい勝負してるだろ」

 

「どこが」

 

勝負が盛り上がってきたその時・・・・

 

パァン!!

 

と音が響いた。それを聞いた全員が動きを止めた。

 

「全員がその場を動くな。私は評議員を使者である」

 

「評議員!!?」

 

「何でこんな所に!!?」

 

そこにいたのは、評議員の使者と名乗るカエルがいた。

 

「先日の鉄の森(アイゼンヴァルト)テロ事件において、器物損壊剤他11件の罪の容疑で・・・・エルザ・スカーレットとナノ・ローウェルを逮捕する」

 

「え?」

 

「はっ?」

 

「何だとぉおぉっ!!?」

 

評議員の使者から伝えられたエルザとナノの逮捕宣言にナツの怒声が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

エルザとナノの逮捕宣言が数時間後、場所が変わって、『評議員フィオーレ支部』。

エルザとナノは別々に分かれて、ナノは部屋の椅子に座らされている。

 

「はぁ・・・・面倒だ」

 

ナノは今の状況にため息をついた。

すると扉が開き、中年男性が出てきた。

 

「よう、ナノ。久しぶりだな」

 

「久しぶりです、ゴーレアさん」

 

彼の名はゴーレア・ビル。

評議員では第二強行検束部隊隊長に任命されているほどの実力者である。

 

「すまんな、来てもらって」

 

「別に構いません。それに、逮捕なんて回りくどいことしなくても、呼ばれたら来ますよ」

 

今回の逮捕は評議員の秩序を守るための形だけの逮捕なのだ。よって、ナノとエルザは罪は受けない。

 

「今度からは普通に呼ぶわ」

 

「それで、何の用ですか?」

 

「あぁ、実はな・・・・」

 

ゴーレアが真面目な顔付きで、

 

「フェイは様子はどうだ?」

 

フェイの事を聞いてきた。

 

「・・・・はぁぁぁぁっ」

 

「おい、なんでため息をつく」

 

「いつもその話ばかりじゃないですか。いい加減本人に会って話したらいいじゃないですか」

 

「バカかお前は!?もし、フェイに反抗期がきていたらどうする!?それでもし・・・・『来んなよクソ親父』・・・・なんて言われたら俺死ぬぞ!?」

 

「メンタル弱すぎだろ!?フェイはそんな事言わないから安心しろよ。後、いつも通り元気だよ」

 

ゴーレアはフェイの親である。仕事でなかなか会えないのでナノによくフェイの事を聞いている。

見ての通り、親バカである。

 

「そうか、それなら安心した」

 

「それだけですか?それなら俺は帰りますよ」

 

「あぁ、実はもう一つやる事があるんだ」

 

ゴーレアは机に青い鞘の刀を置いた。

 

「取り敢えず、返しとくわ」

 

「ありがとうございます」

 

ナノは刀を手に取り、換装空間にしまう。

 

「少しでも違和感を感じたらすぐに持ってこい」

 

「はい、分かってます」

 

すると、遠くから爆発音に似た音が響いてきた。

その音を聞いたナノはため息をついた。

 

「ったく、面倒な事しやがって」

 

「なんだ、お前のギルドの仕業か」

 

「多分ナツでしょう」

 

「お前達は見ているだけで楽しいよ」

 

そう言いながら、笑うゴーレア。

 

「本当に、バカな家族(かぞく)ですよ」

 

そう言っていたナノの顔は笑っていた。

 

 

 

 




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