新世紀ヱヴァンゲリオン ~アナザーシンジ~   作:kageto

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勢いだけで書いているから、プロットもないし下書きも無い。正直に言って、フォームに直接書いています。

ものすごく短いですけれど、全体的にこれくらいの長さでいこうかなと思います。


タイトルに新世紀をつけました。理由としては、01、02の分を保存ずる時に「SE-AS00」とするためです。S新世紀 Eヱヴァンゲリオン~Aアナザー Sシンジ~ です。
ちなみにもう一つの作品『インフィニット・ストラトス~ダークサマー~』は「IS-DS00」で保存しています。


今回はゲンドウ登場回です。そして彼女はまだ出ない。


第03話 父、襲来

 

 赤木さんに促されるままに更衣室に入って専用のスーツ、プラグスーツというのに着替えた。着替えたけど、着方の説明のために赤木さんが真横にいたのは忘れよう。そして最初にこのスーツを考えた人にいってやりたい。下に水着でも着れる様に開発しろと。

 

 

 そしてやってきましたロボットの前。いや、大きすぎるんじゃないかなぁ。というか、顔がこんなに大きいなら全長どれだけあるんだろう。

 

 あ、こいつがこれだけ大きいってことは、怪獣、使徒とか言うのは同じくらい大きいんじゃないか?え?ほんとに僕がそんなのと戦うの?

 

 

 半ば呆然と顔を見上げてたら、顔の向こうの壁にはめられていたガラス張りの向こうに、サングラスのおじさんが現れた。

 

「久しぶりだな。シンジ」

 

「え?父さん?」

 

 サングラスをかけているのはわかるんだけど、正直逆行で顔がよく見えない。距離もそこそこあるし。それ以前に最後に会ったのが数年前だから、顔とかはっきり覚えてない。

 

「えっと、ごめん。父さん。正直言って顔覚えてないから、父さんだって実感沸かない。それにおぼろげな記憶の中の父さんは、そんな髭なかったから、なおのこと違和感が強くて」

 

 国連の組織の偉い人っていうより、先生がたまに見てたセカンドインパクト前の映画にでてくるヤのつく自営業の人みたいだよ。口には出さないけど、息子としては父親にはもっとカッコよくあってほしかったよ。

 

「フッ。発進だ」

 

 あぁ、父さんも僕の言葉はスルーするんだ。学校の奴等と変わらないんだね。

 

「指令。まだ戦自から指揮権の移譲がされていません。それまでにはエヴァについての説明を終わらせますのでお待ちください」

 

「よかろう。君に任せる」

 

 そう言って父さん(仮)はどこかに去っていった。微かにあった父さんへの期待が崩れていくよ。人類のために働いてるって聞いてたから、もっと格好いい姿を想像してたのに。

 

「シンジ君。気をしっかり持って。ダメ親父だと思えばそこまで傷つかないわ」

 

「そう・・・ですね。僕の父さんは昔からダメ親父だったんですよ。えぇ。そもそも、仕事にかまけて子供を預けたまま会いにこないなんて、ダメ親父確定ですもんね」

 

 そう思えば少しは心が晴れるよ。うん。期待なんてしてなかったんだ。僕は昔からダメ親父だと思ってあきらめてたんだ。そう思おう。うん。

 

「そ、それじゃあ。搭乗方法と操作方法について説明するから、こっちに来て頂戴」

 

 促すように背中に当てられた赤木さんの手が、優しすぎて、心の中でひっそり泣いちゃったよ。

 

 

 

 

 学校のみんな。父さんのことロクデナシってからかってたけど、ほんとにロクデナシだったみたいだよ。これからはそう言われても、からかわれてるって思えないんだろうね。




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