文章は下手ですが読んでもらえると嬉しいです。
3月
「それじゃ行ってくるねー」
「こんな朝早くからどこにいくんだよ」
「あれ?言ってなかったっけ。中学の元生徒会と今の生徒会で一泊二日の旅行にいくんだよ」
「いや今はじめて聞いたんだが」
「そだっけ?まあ行ってくるね!」
「おう。楽しんでこいよ」
そう言い小町は出掛けていった。その時の会話が最後の会話になるとも知らずに。
ーーーーー
ピピピー
「ん?」
目覚まし時計によって俺は強制的に起こされた。久しぶりに小町の夢を見たって言うのに空気読めよ!と言ってもそろそろ起きないと授業に遅刻するな。そう今の俺は大学三年生。独り暮らしをしている。ん?おい作者一人暮らしの変換まちがってねえか。そう思いつつ俺は朝食の準備をするため起き上がり台所へ向かった。
だが
「あわわわー焦げたー!」
俺の家の台所に錬金術師がいたのだった。その名も炭の錬金術師ガハマさん。得意な錬金術は炭の精製である。だがそれを俺の台所でするなよ。するなら自宅かゆっきのーんのお家でやれ。それなら俺が処分しなくてすむから。つーか
「なにしてんのお前は」
「あ、ヒッキーおっはろー」
やっはろーの朝バージョンっていつの間に出来たんだよ。つーかおはようとこんにちはを一緒にいってるじゃねーか。
「いやーヒッキーに朝ごはんつくっててさー」
「」イヤソウナカオ
「なんで嫌そうな顔するんだし!」
「いや朝から炭を食うなんて嫌なんだか」
「炭じゃなくて料理だし!」
「じゃあ今お前が作ってるのはなんだよ」
「それはえーっと。…………スクランブルエッグ?」
ほー世の中にはそんな真っ黒なスクランブルエッグが存在するんだなーはちまんはじめて知ったよ。やったねガハマチャン。ヒッキーに知識がふえたよ!
「でっでも焦げててもちょっと苦いくらいで味は普通のスクランブルエッグだよ」
「といいつつ前食わされたハンバーグは炭100%だったじゃねかよ」
「でもあれ先週の土曜のことじゃん。あの時に比べたら進歩してるし!多分」
「そうかよ。なら後は俺がするから食器の準備を頼むわ」
「うん!」
そう言い由比ヶ浜は食器の準備を始めた。何故由比ヶ浜が朝から俺の家にいるのかわからない人が多いと思うが別に付き合っている訳じゃない。偶然にも引っ越したらお隣さんだったためこうして朝飯と夕飯を一緒に食べているだけだ。まあ由比ヶ浜の気持ちに気づいていないわけではない。おそらく俺のことが好きだろう。でも俺は受け入れるわけにはいかないのだ。俺だけ幸せになるわけにはいかない。
ーーーお兄ちゃん!
幸せになれなかった小町だけを置いて俺だけ幸せになるなんてできないのだ。