ハンバーガー屋のピエロと問題児が異世界から来るそうですよ?   作:れんにゅう

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更新遅くなってすみません!学校のテストと大学受験の準備などで描ける時間があまりなくて...
これからも少し遅くなってしまいますがよろしくお願いします!
頭にいろいろと新しい小説のアイディアが浮かんでいるのですが...これ以上増やしても書けないで終わると思い書かないつもりです...

参照に言っておきますと...問題児の新しいので、触手などを操る邪神少女がなんとなく浮かんできました。あとはでんじゃらすじーさんの最強さんなど

あと食戟のソーマも浮かんでいますね。

オリジナルで学園系の百合なども思いついたりしています。
思いついただけで書ける時間がなく脳内妄想で日々満足しています...ぐへへ...


ドナルド"ノーネーム"に来たよ

白夜叉と別れドナルドたちは"ノーネーム"の居住区画の門前に着いた。そのままドナルドたちは中に入った。

 

砂塵から顔をかばうようにする4人。視界には一面の廃墟が広がっていた。

 

「っ、これは...!?」

 

街並みに刻まれた傷跡を見た飛鳥と耀は息をのみ、十六夜はスッと目を細める。十六夜は木造の廃墟に歩み寄って囲いの残骸を手に取る。

少し握ると、木材は乾いた音を立てて崩れていった。

 

「...おい、黒ウサギ。魔王のギフトゲームがあったのは......今から何百年前の話だ?」

 

「わずか三年前でございます」

 

「ハッ、そりゃ面白いな。いやマジで面白いぞ。この風化しきった街並みが三年前だと?」

 

そう、彼ら"ノーネーム"のコミュニティは...まるで何百年という時間経過で滅んだように崩れ去っていたのだ。とてもではないが三年前まで人が住み賑わっていたとは思えないありさまに、3人は息を呑んで散策する。

 

「...断言するぜ。どんな力がぶつかっても、こんな壊れ方はあり得ない。この木造の崩れ方なんて、膨大な時間をかけて自然崩壊したようにしか思えない」

 

十六夜はあり得ないと結論付けながらも、目の前の廃墟に心地いい冷や汗を流している。

飛鳥と耀も廃屋を見て複雑そうな感想を述べた。

 

「ベランダのテーブルにティーセットがそのまま出ているわ。これじゃまるで、生活していた人間がふっと消えたみたいじゃない」

 

「...生き物の気配も全くない。整備されなくなった人家なのに獣が寄ってこないなんて」

 

二人の感想は十六夜の声よりもはるかに重い。

黒ウサギは廃墟から目をそらし、朽ちた街路を進む。

 

「...魔王とのゲームはそれほど未知の戦いだったのでございます。彼らがこの土地を取り上げなかったのは魔王としての力の誇示と、一種の見せしめでしょう。彼らは力を持つ人間が現れると遊び心でゲームを挑み、二度と逆らえないように屈服させます。わずかに残った仲間たちもみんな心を折られ...コミュニティから、箱庭から去っていきました」

 

大がかりなギフトゲームの時に、白夜叉見たくゲーム盤を用意するのはコレが理由だ。

力のあるコミュニティがと魔王が戦えば、その傷跡は醜く残る。魔王はあえてそれを楽しんだのだ。黒ウサギは感情を殺した瞳で風化した街を進む。飛鳥も、耀も、複雑な表情で続く。

しかし十六夜だけは瞳を爛々と輝かせ、不敵に笑って呟いていた。

 

「魔王...か。ハッ、いいぜいいぜいいなオイ。想像以上に面白そうじゃねえか...!」

 

1人だけ魔王に期待をしている十六夜。その時、ふっと十六夜は思ったことを口にした。

 

「おいドナルド。お前のギフトでこの土地は元に戻すことはできるのか?」

 

十六夜の言葉にその場にいた黒ウサギ、飛鳥、耀は"ドナルドならどうにかなるかも"と思った。

 

「う~ん...できなくもないけど、ドナルドはおすすめはしないかな」

 

「へぇ、それはなんでか聞きてぇな。お前ならこんな状態を見ると一番に何とかしたいと俺は思ったんだがな」

 

十六夜はドナルドの性格上、この土地を見て一番になんとかしたいと思ったことを確信していた

 

「まぁ、そうなんだけどね、確かにこの土地は元に戻るまでには時間がかかるけど、それを他人の力で何も努力しないで手に入れるのは何か違うとは思わないかい?」

 

その答えに、そう返ってくると思っていた十六夜は口をにやりと動かした。

 

「そうだな、こんなことをしたその魔王にただ勝ってもなにもおもしろくねぇ...なら勝ったあとにこの土地そしてそれ以上のものを取り返しそして頂いてこのコミュニティを最強にするほうが断然おもしれぇもんな!」

 

「ハハッさすが十六夜君、君の考えることはとてもおもしろくて楽しいよ」

 

2人の会話に3人も納得していた。

話は終え、5人は移動を再開した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、皆さん!水路と貯水池の準備は整ってますよ!」

 

貯水池にはジンとコミュニティの子供達と思う子供が清掃道具を持って水路の掃除をしていた。

 

「ご苦労さまですジン坊っちゃん♪皆も掃除を手伝っていましたか?」

 

「黒ウサのねーちゃんお帰り!」

 

「眠たいけどお掃除手伝ったよ!」

 

ワイワイと騒ぐ子供たちが黒ウサギの周りに着く。

 

「ねえねえ、新しい人達って誰?」

 

「強いの?カッコイイの?」

 

「Yes!とても強くて可愛い人達ですよ!皆に紹介するから

一列に並んでください」

 

黒ウサギが、パチンと指を鳴らすと黒ウサギに群がっていた子供たちは一斉に並んだ。

 

その数は20名程で中には猫耳や狐耳と言った子供もいた。

 

「(マジでガキばっかだな。半分は人間以外のガキか?)」

 

「(じ、実際目の当たりにすると想像以上に多いわ。これで六分の一?)」

 

「(・・・・・私子供嫌いなのに大丈夫かなぁ)」

 

3人は素直に心でそう感想をいっていた

 

「それでは紹介します。右から逆廻十六夜さん、久遠飛鳥さん、春日部耀さん、ドナルドさんです。皆も知っている通り、コミュニティを支えるのは力のあるギフトプレイヤー達です。ギフトゲームに参加できない者達はギフトプレイヤーの私生活を支え、励まし、時に彼らの為に身を粉にして尽くさねばなりません」

 

「あら、そんなにしなくてももっとフランクに接してくれても…」

 

「駄目です!!それでは彼らのためになりません!」

 

飛鳥の申し立てを黒ウサギが今までで一番厳しい声で断る。その迫力に飛鳥は驚いた。

 

「コミュニティはプレイヤー達がギフトゲームに参加し、彼らのもたらす恩恵で初めて生活が成り立つのでございます。これは箱庭の世界で生きていく以上、避けられない掟。子供のうちから甘やかせばこの子供達の将来の為になりません!」

 

事実である。コミュニティが崩壊してから三年、ここまでやって来てこれたのは全て黒ウサギのおかげである。その言葉には説得力があった。

その言葉に3人は声をそろえて

 

「「「なら仕方ない、何かあったら言ってね、なんでも協力するよ....このドナルドが」」」

 

3人が指でドナルドを示した。子供の面倒はドナルドに任せたと放置した

 

「ドナルドはかまわないけど、さてみんなよろしくね。なにかあったら遠慮なく言ってね。みんなのこと頼りにしてるけど、まだ小さいからできることは限られてるからね」

 

「「「「「よろしくお願いします!!」」」」」

 

黒ウサギの言葉に子供達はキーンと耳鳴りがする程の大声で返事をする。元気良さが伺える大声の返事。流石に3人は面食らう。

ドナルドの周りに子供たちが集まり賑わっていた。

 

「ヤハハ、元気が良いじゃねえか」

 

「え、ええ。そうね」

 

(...うぅ、本当にやって行けるかなぁ、私)

 

自己紹介が終わり、黒ウサギたちは水樹を植える作業に取り掛かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう夜を回っていた。水樹を植えているとき、十六夜が水浸しになったり、ドナルドが芸を見せるなどがあったが無事に何事もなく植え終わった。

 

女性陣は、お風呂が沸いたということでさっそく入りにいっている。十六夜は外に散歩しに行くと言っていなくなった

さて、ドナルドはというと......

 

「うわぁー!ドナルドさんってそんなこともできるんですかー!」

 

「これくらいできないとこんな風に楽しませて上げられないからね」

 

絶賛、子供たちを寝かしつけ終わったリリと楽しく遊んでいた。

 

「ドナルドさんってすごいですね!何でもできちゃいますし!」

 

黄色い髪が特徴の獣人のリリ、このコミュニティでジンの次にしっかりとした女の子

 

「そんなことないさ、ドナルドができることと言えばリリ達子供を守ったり楽しませることぐらいだよ」

 

「そんなことないですよ!それに守れることができるだけで...リリはまだ幼いし力もそこまでありません...ジン君のようにもっとみなさんの役に立ちたいです!」

 

しっかりものだからこそ、何もできない自分が情けないとリリは思っている。だが、ドナルドにとってそんなことは関係ない

 

「何かしたいと思うのはいいことだよ。でも今のリリにはギフトゲームに参加するのがこのコミュニティにとって大事だとはドナルドは思わないかな。リリにはリリにしかできないことがあると思うよ」

 

ドナルドは優しく涙を流しているリリの頭を撫でた。

 

「リリにしかできないことですか...?」

 

「うん、リリはドナルドたちが来る前、来た後もこの場所や子供たちのことを守ったりしていてくれた。リリがいたからこそ黒ウサギは安心してギフトゲームなどに集中できるんだ

これはリリにしかできない、リリだからこそ任されていることなんだよ」

 

その言葉を聞いたリリ泣きながらもその顔は笑顔で輝いていた

 

 

そんなリリにドナルドは、手の平から一つのリボンがあった

 

「ドナルドさんこれは...?」

 

「頑張っているリリにドナルドからのプレゼントだよ。髪に結んでもいいし、なにかに使ってくれると嬉しいな」

 

リリはそのリボンを受け取ると可愛らしい笑顔をした

 

「あ、ありがとうございます!このリボンは大事使わせてもらいます!」

 

「うん、またなにかあったら話を聞くから遠慮なく言ってね」

 

そうしてドナルドはまたリリの頭を撫でた

 

「わっ...いえ...こちらこそ..ありがとうございます...」

 

リリの顔はトマトのように赤くなり、尻尾が大きく左右に揺れていた

 

「じゃあ、もう夜も遅いし、そろそろ寝ないとね」

 

「♪....はっ..!?...は、はい!そうですね!今日はほんとにありがとうございました!」

 

お辞儀をしてリリは自分の部屋へ走って行った。

 

ドナルドは一人夜空を眺めながら、明日の飛鳥、耀の決闘の無事を思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにドナルドは子ども達と一緒に寝ている。そのことをあとで黒ウサギに知られ、なぜか怒られたドナルドだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ふぅ....なんとか書けました...ペスト編まではいけたらいいなと思っています!

感想評価などどんどん送ってください!!

それではまた!!
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