最後の王様   作:souやがみん

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ASは戦い多いからなぁ。
戦闘シーン頑張らな


幕開け

「今日出会った子は私たちが束になっても勝てる見込みがないわ。多分管理局の子よ。」

 

シャマルの言葉にピンクの長髪をポニーテールにしている女性、シグナムが目を伏せ答える。

 

「だが、その男を越えねば主はやての病を治すことはできない。ならば勝つしかあるまい。」

 

「当たり前だ!そんな奴1人でぶっ潰してやる。」

 

赤毛の三つ編みを2つ作っている少女ヴィータが言い張る。それを聞いた大型犬、もとい狼であるザフィーラが口を開く。

 

「だがそう簡単に行くとは思えん。そいつは避けるという手もある。」

 

そうだな、と相槌をうつシグナムに全員の視線が集まる。

 

「まずはその赤毛の男と青髮の女は避けて行動するとしよう。どうしても魔力が集まらなければこの2人を全員で倒す。それでいいな。」

 

全員が無言で頷く。立ち上がるとシグナムが言う。

 

「我ら守護騎士(ヴォルケンリッター)、全ては我が主のために。」

 

光が守護騎士達を包みその家の中から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは達が住む海鳴町は書いてある通り海に面した町だ。朝早くや夕方になる冬は特に寒くなる。そのため海が目の前にあるここ、海鳴公園は絶好の特訓場所だった。なのは、アリサ、すずかの3人は一斉に魔力弾を4つ生成する。

 

「うし、4つまではとりあえずできるようになったな。じゃあ、今からあそこに立ててる空き缶を1人、4発で4つ当てろ。いいな。」

 

「それって失敗したら罰ゲームのタイプ?」

 

アリサの素朴な質問に笑顔で答える。うげー、と女の子らしからぬ声を出すなのは、苦笑いのすずか、嫌そうなアリサが此方を睨む。それにサムズアップで答え

 

「さっさと始めろよ〜。」

 

文句を垂れつつも3人が練習を始めたのでチラッとディオーネの方を見る。ディオーネはディオーネで魔法の練習をしているのだがおかしい。右手で炎、左手で雷を操っていた。

 

「あぁ、アデル。私に変換資質があることは聞いていたがこれは凄いぞ。」

 

そう言うと両手の炎と雷を消し新たに魔力を生成する。すると右手に氷、左手に風を生み出していた。

 

「4種類の変換資質があるようだ。」

 

地面に膝をつき地面に殴りつける。本当に嫌になる。なのはは魔力量と空間認識力の高さ。アリサは炎の変換資質と突進力。すずかは氷の変換資質と判断力の高さ。ディオーネは4種類の変換資質。ジークも確実にアデルより格闘の才能に溢れている。周りはこんなんばっかりかよ。と軽く落胆している中なのはが話しかけてくる。

 

「ねぇ、落胆の王様。3人ともできたよ。」

 

反撃する気にもなれなかった。俺っていちよ管理局最強って肩書きがあった気がするんだけどなぁ、と軽く現実逃避しながら立ち上がるとディオーネが言う。

 

「アデルが何に落胆しているかは分からないが私たちは君がいないと何もできなかった。それだけは覚えておいて欲しい。」

 

ディオーネが輝いて見えた。やっぱディオーネは女神だったか、と訳の分からないことを考えながら言った。

 

「とりあえずはお前らは基礎を磨け。才能ある分基礎を固めれたらそうそう負けることはなくなる。いいな。じゃあ、解散!」

 

文句たらたらのなのは達に手を振り別れようとするが、袖を掴まれた。掴んでいたのはアリサだった。珍しく思いながら掴まれたところを見ていると。

 

「今から買い物に行くからついて来なさい。」

 

いいぞ、と答える。断る理由もないし、拒否権もないだろう。ディオーネの無言の圧力は無視する。そして3人は町へと向かう。ニヤニヤしているなのはを無視して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上手くやってるかなぁ、アリサちゃん。」

 

ベッド上で1人で呟く。何もないとどうでもいいことばかり考えてしまう。今本気で戦えばどれだけ強くなっているのかとか、なのはの兄の恭也とすずかの姉の忍はよろしくやっているのかなど。今までの自分なら本当に考えもしなかったことだろう。いつからこんなにセメントでアッパーな性格になったかなんて分かっている。確実にアデルに出会ってからだ。あの馬鹿さえいなけりゃとアデルを侮辱する。

 

「はぁ、暇だなぁ。」

 

そんな時だった。レイジングハートが警戒音を鳴らす。それはとても大きい、魔力が此方に向かってきていた。よっしゃー、と女の子らしからぬ声とともにベッドから飛び降り、レイジングハートを掴み家を飛び出した。町を走りながら考えていた。こんな性格でも共にいてくれる友達のことを、散々けなしていてもいつも指導してくれる優しい王様のことを、そして、今は遠くにいるあの少女のことを。自分のいる世界を、友がいる世界を守りたい。アデルだけに押し付けない。だから絶対に負けない。覚悟したなのはは自信に満ち溢れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれか…。赤毛を三つ編みに、赤いドレスのような騎士甲冑に身を包んだ少女ヴィータはとあるビルの上を睨む。大きな魔力反応が移動した先はビルの上、どうやら誘っているようだ。問題は近くに同等以上の魔力反応が1つとそれよりもだいぶ低いが魔力反応が2つあることだ。バレる前に叩きたいがそう上手くいかないのが現実だ。だから全員倒す気持ちでかかる。

 

「いくぞ!アイゼン!」

 

カートリッジをロードする。カートリッジシステム。それは自分の体に負荷をかけ一時的に爆発的な魔力を生み出す。金属製の球を1つアイゼンで殴りつけ、飛ばす。そして転移する。ビルの反対側から近接攻撃を仕掛ける。敵は両手で防御する。が、ヴィータは止まらない。その防御を突き破り敵の少女を吹き飛ばす。敵の少女を追おうとした時、横から炎が飛んでくる。それをサイドステップで回避すると切りかかってくる。その敵は少女だった。綺麗な金髪の少女は少し怒りの篭った言葉を投げかける。

 

「よくもあたしの友達に手を出してくれたわね。ぶっ飛ばしてやるわ。」

 

敵のデバイスとアイゼンが拮抗していた。




vividって戦闘シーンかっこいいなぁ…


リオの雷と炎の龍かっこいいなぁと思ったわ



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