犬が沢山いる中にあの金髪のツインテールの少女の使い魔、名はアルフと言ったけ?なんて考えていた。なぜアルフ以外に犬が沢山いるのかというとここはアリサの家だ。野生の大型犬を保護したという理由でここにいる。アースラのような戦艦に連れて行けばクロノが牢に入れるのは確定事項。だから心を開くためにはと言うなのはの提案によりここにいる。
「にしてもこんな大型犬どうやって保護したのよ。その道のプロでも難しいわよ?」
アリサの質問に対してなのはは、にゃはは、と笑っている。ここは俺がビシッと決めてやろう。
「俺が腹パンで気絶させたんだよ。」
アリサは口に入れていたであろうクッキーを吐き出しながら驚愕の表情を浮かべ、なのはも目を見開いて驚いていた。そして念話にてはなしかけてくる。内容は一言。
「馬鹿なの?」
その一言でアデルが崩れ去っていくのを横目に見ながらなのはが答えた。
「弱ってたところを助けただけだよ。にゃはは〜」
と目を逸らしつつ答える。アデルがボコって、気を失っているところを助けたのだからあながち間違いではないはず。そう思いながらチラッとアリサのほうを見るとアデルとなのはを見比べてから
「まぁ、そういうことにしとくわ。」
とアリサが言う。今アルフはユーノが話をしている。話は順調のようだから心配はない。心配なのは横で崩れ去っているアデルだろうなぁ、ということをなのはは考えていた。
あれからアデルが復活するまで30分を要したが今では普通に会話している。そんな時だった。エイミィから連絡がはいる。
「大変だよ!アデル君!そっちにとんでもない魔力を持った何かが向かってる。」
その連絡になのはと顔を見合わせる。なのはの顔に戸惑いが生じていた。アリサは?を頭の上に浮かべているような表情をしている。アリサを逃がすために腕を掴みいう。
「今すぐ家に入れ!」
「な、なんでよ!なんで私があんたのために…。」
と顔を赤めるアリサはモジモジし始める。なんだ?魔力にでもやられたか?と顔をしかめるとなのはのジト目がコッチを見ている。何か間違えたかなぁ、解せぬ。なんて考えていると大きな魔力はすぐ近くに来ていた。その魔力を察したのか使い魔であるアルフが叫ぶ。
「この魔力…、フェイト!」
アルフが見上げる。そこにはまるで別人のような雰囲気をまとったフェイトがいた。ただ横にはフェイトよりもひと回りは年をとった女性が佇んでいた。その目は此方に、正しくはアルフに向けられていた。
「貴方はもう要らないわ。」
呟くように囁くようにアルフに言う。
「貴方がフェイトを駄目にしてしまうなら貴方はいらない。この子は私の道具になれば良いのよ。」
女性は蔑んで話す。だがアルフは少し睨むだけで隣の少女フェイトに話しかける。
「フェイト!無事だったんだね。」
だがフェイトは顔色ひとつ変えず返事もしない。その事にアデルもなのはも眉をひそめる。今までのフェイトの様子を見れば分かる。フェイトはアルフのために体をはったこともある少女だ。そんな子がアルフの言葉を無視する訳がない。アルフ自身、それを一番理解している。そのためアルフは女性を睨みつけ言う。
「プレシア!フェイトに何をした!」
プレシアと呼ばれた女性は少し強く睨みつけて言う。
「言葉遣いが悪いわね。ご主人の母なのだから口を慎みなさい。」
フェイトの母を語る女性、プレシアに対し、アルフはさらに威圧的な口調で話す。
「何をしたか聞いてんだよ!」
そういうとアルフが人型に戻り、飛びかかった。が、プレシアは手を前に出しアルフの拳を止めた。止めた拳にバインドをかけたプレシアは詠唱を始める。まずい。そう思ったアデルが飛びかかろうとするが裾を掴まれていた。掴んでいたのは顔を真っ青にしたアリサだった。アリサがそのまま此方の胸に顔を押し付けてくる。初めて魔法を、使い魔をそして自分の世界から外れたものを見たアリサにはこの状況は混乱してしまうだろう。アリサを話せない事を悟ったアデルがなのはを見るとなのははフェイトの様子がおかしいことにショックを受けているようで動けない。プレシアは詠唱を完成させたようで魔法を放った。
「サンダーレイジ!」
その雷がアルフへと向かい、爆発した。
激しい爆発。アルフは目を瞑っていた。ゆっくりと目を開けるとそこには全身真っ黒の少年が立っていた。少年は杖を上に構えプロテクションを張っていた。
「まったく。来てみればアデルは女の子と抱き合っていて、なのはは放心状態。そして使い魔の子は攻撃されてて、その子は…、精神操作?まぁ、どちらにしろ貴方を捕まえて話を聞かせていただきます。」
アルフは不思議に思っていた。敵であるはずの彼がなぜ私を守るのか、そんなことをしても得にならない。それを感ずいたのか目の前の少年は言う。
「僕は君たちのことを敵だとは思っていない。君たちは僕たち管理局員が救う人だと思ってる。」
この言葉にアルフは口を緩めながら涙を流した。
「で、君はその子、フェイトに何をしたんだ?」
「その質問には私が答えよう。」
プレシアの隣に現れた、ホロウィンドウに一人の男が写っていた。その男は紫色の髪に白衣を着ている男だった。薄気味悪く笑いながら言った。
「彼女、フェイトは人ではないんだよ。」
戦闘シーンが雑で本当にすいません。
もともとこの話は戦闘シーンない予定だったんだけどなぁ
ともあれ次はみんな大好きマッドサイエンティストがいっぱい出る予定だぁww