あとこれを描いた時期が半年以上前なので、観客は神通の存在を知りません。
ま、あんな高いカード入れるのはガチ勢だろうけどな☆←青眼デッキにガン積みしてる奴。
みく「あたしのターン。」
みく(手札にはさっきサーチした家臣がいる。そして、手札にはライザー。
攻めるには十分…問題は、あのリバースカード。あのカードがフリーチェーンなら、『連撃の帝王』の発動時にチェーンすれば、ライザーの強制効果はあたしのデッキに疑似ロックを掛ける。もちろんそれで連撃と開岩を同時に除去されないのなら、そのまま攻撃すればあたしの勝ち。攻撃が通らないとしても、開岩でサーチすれば手札交換。連撃が残れば次のドローに掛けても勝算は決して低くは無いわ………でも)
みくはこれまでのレンのプレイングを思い出す。これまで確認したカードは、死者蘇生を除けばどれも真剣勝負に持ち込むカードとしては優先度が高くないマイナーカードばかりだ。
みく(もし、あのカードが激流葬だったら、また振り出しに戻る。ランドロープがいるから家臣には困らない。けど、もしあのカードがあたしが知らないようなカードだったら、何が起こるか分からない。)
みく「……………。」
英心「ずいぶん長考しとるのう。」
レナ「………警戒してるんだね。LP600で、十分ゲームエンドの可能性がある。だから大胆に動くことができないんだよ。サイクロン系か召喚反応系。そのどっちかなら、かなり苦しくなる。」
英心「む?どちらもさっきイラネと言っておらんかったか?」
レナ「あの場ではね。でも今は部長さんのターン。レナさんなら、あの場で怖いのはサイクロン。手札にもよるけどね」
英心「たとえばどのような?」
レナ「あの手札3枚が、2枚目の『連撃の帝王』か魔法・罠に対処するカード。あと他の帝以外は全部つらい。」
英心「む?あの絶壁部長の手札は5枚ではないか?3枚とは?」
レナ「公開情報だよ。あの5枚の内、2枚はモンスター。1枚は家臣。1枚は帝。もしあの家臣が雷帝家臣なら、召喚反応でも壁モンスターを召喚する機会は得られた。でも、あれは『地帝家臣ランドロープ』。相手の場にモンスターもいない、魔法・罠も無い。モンスターに耐性も与えられない。そんな状態でライザーをサーチするのに、家臣が地帝なもんだから特殊召喚も出来ない。連撃にチェーンされてライザーしかいないなら、自分の場をデッキバウンスする。」
英心「しかし、あんな事故みたいな手札補充など、視野に入れるのは難しかろう?」
レナ「自分のデッキ内で対応可能なレベルの可能性だよ。あんなの事故じゃない。舐めプのしっぺ返し。自業自得だよ。相手のデッキ内容も知らないのに、『だろう運転』なんかするから事故に会うんだよ。舐めプ、かっこわるい。」
鈴木「…レ、レナちゃんがキツい。」
英心「ほむん。ところで拙僧、一つ思ったのだがのうファム妹」
レン「なぁに?」
英心「お主の兄は素人であろう?」
レナ「うん。そうだと思うよ。『サイクロンで魔法・罠は無効化できないの知ってる?』って聞いたら最初信じてくれなかったもん。苦労したんだよ。ちゃんと教えたげるの。『何!?破壊=無効ではないのか!?』って」
鈴木「何それ懐かしい」
英心「ほむん。ではあやつ。『風帝ライザー』の効果知らなくね?」
レナ「……………………あ。」
外野が議論に興じている内に、みくの決心は固まった。
みく「……いいわ。あたしはアンタに勝ってアンタを部に入れるんだもの。こんなところでビビって逃げるようなやつ、あたしなら認めない。チャンスには攻める!行くわよレン!!」
レン「来い!みく!!」
みく「手札から、『地帝家臣ランドロープ』を召喚!プレイヤーにダイレクトアタック!!」
レン「うっ…!」
レンLP1000
みく「これでまた、あたしの場にはリリース要員が補充された。アンタが何をしようとあたしの勝ちよ!」
レン「いいや。まだ終わらせない。お前はこんなところで諦めるような軟弱な部員が欲しいのか?」
みく「言うじゃない!だったら見せてみなさい。あたしを納得させられたのなら、副部長の座を与えてやるわ!!ターンエンド」
レン「もちろん、断るけどな!ドロー!!」
レナ「にー楽しそう。」
英心「ほむん。まるで熱血バトルマンガの友情を見とる気分じゃのう」
鈴木「レン君あー見えて単純だかんねー。あいつ自分のピンチって分かってんのかね?」
レン「俺はカードを更に伏せる!!」
既に鎮座するリバースカードの横に新たに出現するリバース。手札は無く、ライフは1000の状況で、レンは自身の不利に怯える様子は無かった。
レン「さあ、この2つの俺のカードに、お前はどう対処する?
エンド宣言の前に『ライザー』を召喚するか?」
みく「アンタ、ライザーの効果は知っている?」
レン「さあな。だが、俺に有利に働かないことは知っている。」
みく「それでも挑発するわけ?強気ね」
レン「何だ?怯えたか」
みく「………。」
レン「………。」
観客A「おい…どうするんだデュエル部部長は。」
観客B「バッカ。発動するに決まってんだろ。ここで使えばあのリバースはチェーン出来ないだろ。」
観客C「……あれは囮で、最初に伏せた方が本命では?例えば、『インターセプト』なら、アドバンス召喚したモンスターのコントロールを得られますよ?」
観客D「そんなクソカード入れるわけねーじゃん。『神の宣告』で召喚無効だろ。」
観客A「いや、もしかしたら『サイクロン』で『連撃の帝王』を破壊して、召喚そのものを不発にするかも…」
会場内でも様々な憶測が飛び交っている。実戦的なメタカード。その場だけで有効だが使用されればそれ以上に困るマイナーカード。全く見当違いでタイミングを逃し発動すらできないカード。本来なら考えもしないようなカードを、ふと思い出させる。レン・ファムグリットのデュエルはそのくらい予想が付かないものになっていた。
レン「何もしないなら…俺は、ターンエンドだ。」
みく「…………。」
レン「どうしたんだみく?」
みく「…言っておくけど、怯えたわけじゃないから。ただ…ただ、アンタを軽く見るのを止めただけ」
レン 「……?」
みく 「ドロー、あたしは、ランドロープでレンにダイレクトアタック。」
レン 「………。」
レンLP200
みく 「あと一度攻撃が通ればあたしの勝ちね。モンスターをセットして、ターン終了。」
みくLP800
手札4
場 地帝家臣ランドロープ ATK/800 伏せモンスター
連撃の帝王 帝王の開岩
レンLP200
手札0
場 リバースカード×2
観客F「なんだよ。部長のくせにチキンプレイかよーつまんねー」
観客G「うわー萎えるわー」
観客H「プライドとか無いのかなー。勝てばいいわけ?サイテー」
みくの一種消極的ともとれるプレイングに、観客は不満を露わにする。
みく「……軽蔑した?レン」
そう尋ねる声音がほんの少しだけ震えていた。それでも、レンを見つめるみくの瞳は、しっかりとレンを見据えていた。
レン「……しない。あれだけ手の内を見せて、その対策を取られていないと思うのは早計だ。大きく動かなくても有利だって言うなら尚更だ。
俺は楽しいゲームは好きだが、相手がバカなポンコツAIじゃ萎えるだけだ。」
その言葉に、みくは今度こそ迷いをふっ切った。
みく「それでこそ、あたしの部員にふさわしいわ!さあ、今度は貴方の番よ!!貴方持ちうる全力で、あたしと戦いなさい!」
レン「言われるまでもねえよ!!付いて来やがれ、俺の全力に!!リバースカードオープン!罠カード『運命の分かれ道』!」
みく「『運命の分かれ道』ですって!?」
『運命の分かれ道』このカードの登場に、会場全体が騒然とした。
運命の分かれ道 通常罠
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、表が出た場合は2000ライフポイント回復し、裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。
英心「ほむん…なるほど。はっきりしたな。レンのデッキが」
鈴木「うわ~レン君マジ博徒だわー。さっきのカップ・オブ・エースと言い、アレと言い」
レナ「きゃー!!!レン君すっごーい!!!レッドアイズにギャンブルカード!!凡骨デッキだーー!!漢気溢れてるよー!!しびれるぅーー!!!」
鈴木「お、おお…レナちゃんが今まで見たことも無いテンションで喜んでるわ。剣道の全国大会優勝したときだっていつもどーりだったのに…」
英心「ほむん。妹と言うのは、兄が男気を魅せると喜ぶものなのだ……きっと。」
観客C「おい、すげえデッキ組んでるぞアイツ!!」
観客F「この状況で運命の分かれ道とかアツイ!!めっちゃアツイ!!」
観客H「頑張れー!!一年生ー!!」
みく「アンタって、もしかしてそんなカードばっかりでデッキ組んでるの?」
レン「さて、どうかな。俺としては、見返りがデカイカードを選んだわけなんだがな。」
みく「何が見返りよ、もう。自分のカードで負けるなんて間抜けすぎるでしょ。これで沈むのだけは絶対止めてよね!!」
レン「そんなもんは、コインとギャンブルのカミサマが決めるだろ。ほら、コイントス!」
みく「って言うかあたしだってこんなので負けるのヤよ!!」
ピーン!
両者の指から放たれたコインが宙を舞う。裏に表に表に裏に。目で追いかけることが馬鹿馬鹿しくなるほど目まぐるしく変わる表うらに、みくは念を送るように睨み続けて、レンはとりあえず目で追って結果を確認する。自然と重力に従い地に落ち、反動で弾かれる。
鈴木「出目で考えられる展開は4つ。レンくんが負けるか、あの部長が負けるか、二人ともLP0で終るか…あるいは」
英心「ほむん…どうなるかのう?」
しばらく跳ねたコインがいずれ力を失い、結果が現れた。
鈴木「さて、結果は…っと」
みくのコインは
みく「よ、よかった……表ね…こんな終わり方なんて冗談じゃないわ」
そして…レンのコインは
レン「………。」
観客A「おい!どっちだ!?」
観客D「見えねえよ!どっちだ!!」
観客H「まさか裏じゃないわよねえ!?」
レン「………結局お互いにライフ回復になっちまったか」
レンのコインも表だった。
観客C「よっしゃ、セーフ!!」
観客E「オッケオッケ!!まだイケるぞ!!」
レンLP2200
みくLP2600
レン「俺のターン。ドロー」
鈴木「うーん。レン君どうにもじり貧だなぁ…そろそろ反撃の一つもしてくれないと、飽きてくるぜ」
英心「ほむん。しかし、どうやってもライザーが出張ってくるのではのう…」
鈴木「やっぱ序盤のハンデスと黒炎弾の大盤振る舞いが利いてきたかねえ」
レン「カードを伏せてターン終了」
レナ「………まただ。リバースカード。」
英心「ほむん。アレではいつまでも攻めに行けん」
レナ「……多分これで良い筈だよ。下手なモンスターカード引いたって使えないんだから」
みく「あたしのターン!
手札も十分潤ったし、そろそろ行くわよレン!!あたしはランドロープをリリース。」
英心「ここでライザーを出すか?」
鈴木「あるいは別の帝か…」
レナ「何が出るかのお楽しみだね!」
みく「来なさい!『邪帝ガイウス』」
観客A「何でここでガイウス?」
観客B「敬遠のためのキープじゃねだろう」
観客D「いいや、ここでガイウスを除外してバーンダメージだろ」
観客F「バーンなら伏せモンスターが闇属性なんじゃね?」
鈴木「この展開をレナちゃんはどう見る系?」
レナ「ここでリバースを対処したいなら、最初にライザーを出してデッキバウンスしても、対処しなくちゃいけないカードの絶対数が変わらない……デッキトップに置かれたカードは次のターンに引けるから。だからガイウスなんじゃないかな。そう考えると、それまでガイウスは手札に無かったってことになるね。」
鈴木「一見、開岩を使えば似た動きは可能だが、それが出来るくらいならもうとっくに帝が場に出てきてた。よっぽど警戒してるんだな。今までのカードもほとんどがブラフみたいなもんだったのに、何をあそこまでビビってるんだか……」
レナ「確かにそうだよね。でも、部長さんの気持ち、分からないでも無いよ。」
英心「どういうことじゃ?」
レナ「レン君の場に伏せられたカード。ブラックホール発動以降全然使う素振りを見せてない。そして、部長さんもそれ以降帝を召喚していなかった。何か対策が取られてるかもって思うんだよ。」
みく「チェーン1ガイウス。チェーン2ランドロープ。チェーン3。開岩で効果発動!2枚カードをサーチして、最初に伏せられていた方のカードを除外する!!」
レン「………フッ」
みく「何がおかしいのよ?」
レン「待ってたんだよ、この時を!!お前が除外しようとしたのは、触れてはいけないセーフティーラインだ。リバースカードオープン!『安全地帯』」
みく「安全地帯ですって!?」
安全地帯 永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。また、そのモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できない。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
みく「開岩とランドロープの効果を処理。『怨邪帝ガイウス』と炎帝家臣を手札に……くっ、ガイウスが…!!」
安全地帯を除外したことで安全地帯に守られていたガイウスはその身を滅ぼし跡形も無く消え去っていく。
レン「邪帝撃破!」
みく「やってくれるわね」
レン「まだまだ行くぜ」
みく「え?」
レン「これでお前の手札、何枚になった?」
みく「え…?6枚だけど??」
レン「俺は0枚。圧倒的な不利と、圧倒的な敗北を約束された…敗者がその立場を逆転できる方法があるとしたら、その方法に、人は何と名前を付けるか知ってるか?」
みく「……??な、アンタって時々凄い難しいこと口にするわね…全然意味が分かんない」
レン「そうか?簡単な事だ。このままでは殺されるというとき、人は一縷の望みを掛けて、命すらもベットにして、賭けをする。今の俺のように。鬼が出るか蛇が出るか。さあ、薄汚れた欲望のため、不誠実な博打に勤しもうか!!リバースカードオープン。『ギャンブル』」
ギャンブル 罠
相手の手札が6枚以上、自分の手札が2枚以下の場合に発動する事ができる。コイントスを1回行い裏表を当てる。当たった場合、自分の手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。ハズレの場合、次の自分のターンをスキップする。
みく「ギャンブル…!??なんて言うバカカード使ってんのよアンタ!?本当に勝つ気ある?」
レン「表か裏か、生か死か…ただの物質の『表裏二分の一』(ひょうりにぶんのいち)に命すら掛ける人間がいる。」
みく「何それ、ただのバカじゃない」
レン「そうだよ。親友を信じて、その娘を助けるために保証人になったばっかりに、身を滅ぼし、破滅し、家族と無理心中を図った大馬鹿者だよ。」
みく「え?それ、誰の話……?」
レン「そしてその息子は、父親を目の前で殺した男にギャンブルを挑み、勝った。別に復讐したかった訳じゃない。仇を取る気なんて無かった。ただ、ひとりぼっちで残っても仕方が無かったそいつは、勝負の結果に従って殺されたかった。でも結果として、そいつの幸運は悪運と呼べるほどに勝利を運んだ。」
ピーン。
レン「そんな少年は、ここ一番のギャンブルをいつも外さない。」
みく「そんなオカルトあり得るわけ…」
レン「あり得るさ。このコインは表で落ちる。」
カン――!カカン――!!
放たれたコインが地面に降りた。……表だ。
みく「……たしかに、運が良いみたいね。ギャンブラー」
レン「俺はカードを5枚ドローする。さあ、これで手札の不利は解消された。どう出る?でゅえる部部長」
みく「…………。」
みく(……たしかに強い。デッキはどう考えても素人なのに…それを支えているのは、ギャンブルカードを含む魔法と罠カードを的確なタイミングでドロー、かつ使用できる所。戦術のメインはおそらく魔法・罠でモンスターを除去しながら、バーンで勝利を狙うことのハズ……なんだけど)
みくの脳裏に映る二枚のレッドアイズが、その考えを肯定させなかった。
みく「………………。」
次いで手札の6枚のカードを確認する。『風帝ライザー』三枚の『家臣』『帝王の烈風』……そして、最後の一枚は……。
みく「…………よし!」
レン「ん?」
何かの決心をした坂上みくは、観客席にいた部員の一人に声を掛けた。
みく「タリズマン、来なさい。」
呼ばれた冴えない顔の部員は不思議そうにステージに上がっていった。
みく「『アレ』を使うから、観客全員追い出しなさい」
タリズマン「……はぁ!?『アレ』は使わないようにっていつも理事長に言われてるだろ!?」
みく「うるさいわね!あたしは、あいつにだけは絶対に負けちゃいけないの!!分かる!?」
タリズマン「分かんねえよそんな私情!!」
みく「いいからさっさと観客を避難させなさい!!」
タリズマン「ぎゃー!?」
背中を蹴り飛ばされたタリズマンは、泣きながら観客全員の避難を始めた。
レン「何だ?何が始まる?」
みく「……正直言って、アンタがここまであたしを本気にさせるとは思わなかった。だからこのデュエルは、部活紹介の延長位にしか考えてなかったわ。あ、もちろんデュエル始める直前までだからね!?デュエル始まってすぐにアンタが凄い奴だって分かったから、慎重にプレイするようになったんだし。そこは勘違いしないでよね!!?あくまでもデュエル前の考えだからね!?」
レン「何だその彼氏に元彼の写真見られた彼女みたいな反応は」
みく「だ、誰が彼女だ!!あたしは今デュエルで世界取るって目標があるんだから、そんな浮ついたこと考えてられないのよ!」
レナ「おお~!部長さん可愛い。」
英心「ほむん。ペチャパイのツンデレなどいらぬな」
鈴木「そう?不細工のツンデレの方がめっちゃ殺意湧かねー?」
みく「そこのギャラリー!!好き勝手言ってるんじゃないわよ!!ってか、さっさと出てけー!!これから出すカードは物凄い危険なカードなんだからね!!」
レン「――ちょっと待てコラ」
みく「え?あ、はい。何?」
レン「何じゃねえよ。何だそのギャラリー散らさなきゃ出せないカードって。んなヤバいブツ学校に持ち出すなや!」
何を言っているか分からないかもしれないが、遊戯王にはよくあることだ。
みく「だ、だってしょうがないじゃない!!勝ちたいんだもん!!」
レン「理由になってねえんだよ!!」
みく「もー!仕方ないわね!!だったら場所替えよ。ついて来なさい!!」
レン「は?おい、ちょっと待て勝手に――」
みくは突然レンの手を握ると、体育館を走り去って行った。
レナ「わっ!?ちょ、ちょと待ってよー!にー」
英心「ほむん…よいボインが揺れておる。足の速いボイン娘と言うのは良いな。
のお、鈴木」
鈴木「それはいいけどさー。どうするべ?オレら着いて行っちゃう系?」
英心「拙僧は行くつもりだが、貴様はどうするのだ。あやつのことを一番見ておきたいのは貴様であろう」
鈴木「おやおや、いったい何の話だか。」
英心「ふん…まあ良い、これ以上話している暇は無い。ファム妹の立派な揺れるボインを観察せねばならぬからな。……む?」
鈴木「どうしたのさ?エーシン君」
英心「いや、今小柄な体躯ながらも立派なボインを持った幼女が走って行くのが見えたような気がしたのだが…。」
鈴木「胸が出かけりゃ幼女も守備範囲内かよ!?」
英心「何を言う!?ロリ巨乳はもっともパイオツを引き立たせる神秘のボインなるぞ!!」
鈴木「……あーもういいから行くべ。エーシン君」
英心「心得た!!お主も好きよのお」
鈴木「テメェと一緒にするんじゃねえよこのおっぱいバカ!!」
英心「何だと!?スク水フェチめ!!」
二人の変態の不毛な言い合いは、次のステージまで続く。
レナ『にーって時々ポエマーみたいな語り方するよね?』
レン『ポエマー?…ヘルポエマーか?
分からん。何の話だ?』
レナ『‐‐自覚無いの!?』