紅魔館
地下図書館
「・・・ルドウイーク、紅茶のおかわり頂戴」
「はい、ただいま」
慣れた手つきでティーカップに紅茶を注ぐ執事服の男性
その背には布で巻かれた大剣を背負っている
「どうぞ、ノーレッジ」
「ありがとう。それとパチュリーでいいって言ったでしょ」
「いや、私は雇ってもらった立場ですので」
「ルドウイークさん、すいませんが本の整理手伝ってくれますか?」
「はい、分かりました」
「・・・」
小悪魔と共に本棚の奥へ向かったルドウイークを見送った後、ティーカップに入った紅茶を口にするパチュリー
宴会 博麗神社
「・・・という訳よ。理解出来たかしらルドウイーク?」
八雲紫の話を終え、現状を理解したルドウイーク
そして、狩人である私に幻想郷に現れる獣たちを狩るのに協力して欲しいと
「・・・分かった。私で良ければこの獣狩り、協力させていただきます」
「感謝するわ。後は住みかね、短い期間に新たに狩人が2人も来たわ。人里はガスコイン、天界は前の巨大な獣の件もあるからヘンリックに任せてあるし、何処にしておこうかしら?」
「住む場所もいいけど、私の賽銭箱の修理もお願いしたいんだけどね」
「あぁ、忘れてはいない・・・だが、私は物を直すのはあまり得意ではない。だから、修理費を払うからそれで誰かに直して貰いたい」
「・・・まぁ別にそれでも構わないけど、稼ぎの宛はあるの?」
霊夢の返しにルドウイークは考え込むように黙る
ルドウイークはガスコインが持っていた硬貨の類を持ってはいない
ならば、働き稼ぐ必要があるのだ
先程の八雲紫の話で獣狩りに協力してくれればそれなりの報酬を出すと言うが、奴らを狩るのは金欲しさにやる様な生半可な覚悟で出来るような事じゃない
ガスコインとヘンリックも金銭ではなく、八雲紫からは獣狩り銃器に使う水銀の弾丸の調達しか頼まない
「だったら、私が雇ってあげましょうか?」
「お嬢様」
突然、会話に入りルドウイークを雇いたいと申し出たレミリア
これにはルドウイーク以外の者達も驚いた
「珍しいわねレミリア、あんたがまだちょっとしか会った事の無い外来人を雇うなんて」
「まぁ、興味がないって訳では無いけど紅魔館にもそろそろ男手が欲しい所だったのよ・・・それに彼に、いや彼の所持物に興味がある親友がいるし」チラッ
そう言って後を見るレミリア
その視線の先には長い紫髪の先をリボンでまとめ、紫と薄紫の縦じまが入った、ゆったりとした服を着た少女パチュリー・ノーレッジの姿があった
「で、話はどうかしらルドウイーク?衣食住もこちらで提供するし、貴方の仕事が良ければ給金も上げるわよ?」
「・・・分かりました。私などで良ければ」
「ふふふ、ありがとう。さて八雲紫、特に文句は無いわよね?」
「・・・(何を考えているかは知らないけどそろそろ魔法の森辺りにも奴らは現れているし、仕方ない魔法の森辺りは彼に任せるとしましょう )分かったわ。彼のことは貴方に任せるわね」
「えぇ、任せてちょうだい。悪いようにはしないから」
そして現在
「ふぅ・・・」
「お手伝いありがとうございますルドウイークさん」
「構わないよ小悪魔くん。雇われている身だ、手伝える事があればいつでも言ってくれ」
「失礼しますわ」
「ッ・・・十六夜さんか。どうされましたか?」
突然現れた咲夜に内心驚きながらどうしたか聞く
「お嬢様がお呼びよ。すぐに来て欲しいですって」
「・・・分かりました。すぐに行きます」
図書館を後にしレミリアの下へ向かう
・・・主人公、誰だったっけ?
と、最近思ってしまう
使用人服で戦う狩人とか見てみたい
様式美でトップハットや杖の仕掛け武器とかあるんだからワンちゃんあってもいい気がした