オリ主と第六駆逐艦隊   作:神域の

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6-4 オリ主とカレー大会 激闘編

 足柄さんは間違いなくこちらに近づいていている。

 それにつれて俺の心臓の鼓動が跳ね上がる。

 ……俺、なんかやったっけ……記憶には何も無いよ。

 

「あらぁ、ごきげんよう響」

「うぇっへっへっ、おはようごぜえます足柄さん。本日も良いお天気で」

 

 取りあえず俺は、足柄さんのご機嫌を取る為に全力で媚びへつらう事に決めた。

 それはもう両手でひたすらゴマをすり続けながら、頭を下げつつも何かが起きた時には一瞬で後方に跳び引けるように顔色をうかがいながらだ。

 

「ふーん……この間第六駆逐隊の子達が響とは大会に出ないって言ってたけど、まさか大井と吹雪の3人で大会に出るなんて思わなかったわ」

「えぇえぇ、それはもうお陰様で…いっひっひっ」

「ところで響…それはなんのつもりかしら?そろそろ怒るわよ?」

「ごめんなさいごめんなさい、ふざけてたら楽しくなってきてたんですごめんなさい」

「…まあいいわ。ところで響、私は今暇つぶしに参加者がどんなカレーを作るのか聞いて回ってるのだけど、響達はどんなカレーを作るのかしら?」

 

 ふざけるのはこの辺にしておいて、やはりきたかっ……!

 さっきから足柄さんが参加者を見回してたのは様子見ッ!!

 ……だが焦る事はない。

 この様子だと足柄さんはカレーに自信ありと言ったところだろうが、今回の料理に自信があるのはこちらも同じ事。

 むしろこの大会において俺達の料理はインパクトが絶大だ。

 言ってやれ…俺達の料理でその顔を驚愕にさらせ!!

 …ちなみに、足柄さんは今さっき暇つぶしと言ったが今現在足柄さんのチームに貸し出されたブースでは羽黒がせっせと野菜を切っている。何やってんの足柄さん。

 

「肉じゃがですよ」

「へえ、肉じゃが……肉じゃが!!?」

「ええ、肉じゃが」

 

 まあ、もったいぶるほどの事も無いので普通に教えてあげた。

 すると足柄さんは何言ってんだコイツ?という表情で俺を見てくる。

 いいじゃない、別に肉じゃがでも。材料は一緒だし、色だってどっちも茶色だし。

 だけど足柄さんはそれがお気に召さないらしく、

 

「ちょっと那珂!?これはカレー大会でしょう!?カレー大会に肉じゃがは有りなのっ!?」

『え~と…ちょっと聞いてみま~す』

 

 グリンと那珂ちゃんの方を向いて、すごい剣幕で問いただした。

 那珂ちゃんは、まさか自分に火の粉が掛かると思わなかったのだろう。

 一瞬キョトンとした後、ハッとした様に那珂ちゃん営業スマイルを張り付けて審査員席に振り返った。

 

『審査員のみなさ~ん!カレー大会に肉じゃがは有りでしょうか~!!』

 

 そういえば言い忘れていたが、このカレー大会はアニメと違う所がいくつか存在する。

 俺(響)が暁達と大会に出ていない事。

 睦月と如月が仲良しコンビとして大会に出ている事。

 俺が本来大会に出ないはずの大井と吹雪を大会に引っ張り出した事。

 そしてアニメより参加チームが多いせいか審査員が長門一人じゃない事だ。

 はっきり言って、睦月達と長門以外の2人については他の参加者に比べて行動が少し読み辛い。

 

 そして今、審査員側では長門達がどうやらカレー大会に肉じゃがは有りかどうかの審議をしている。

 これに焦りを持ったのは大井だった。

 大井は使っていた包丁を置いて、俺の胸ぐらを掴んできた。

 

「ちょっと白髪チビ!?どういう事よこれ!!アンタが、肉じゃがならインパクトがあるから優勝できるって言ったから肉じゃがにしたのに失格になりそうじゃない!?」

「うるせえ!!それを言ったらテメエが北上さんが肉じゃが派だって知った時に、『なんでカレー大会なのかしらぁ。材料が同じなら肉じゃがでもいいのにぃ(裏声)』とか言ったからだろうが!!それに大井も、俺がそれなら肉じゃがにしようぜ!って言った時ノリノリだったじゃねえか!?俺だけの責任にすんな!!」

 

 俺も負けじと大井の胸ぐらを掴む。

 しかしまあこのスカタン、よく鳴きやがるぜ。

 そんなを思っていると、おどおどと吹雪が近づいてきた。

 

「響ちゃん大井さん、止めましょうよ…皆、見てますよ…?」

 

 うん知ってる。

 しかしブッキー勇気があるな。

 まぁ、そのせいで大井が俺からブッキーにターゲットを変えたようだが。

 

「吹雪…というか、そもそも吹雪にも責任はあるの分かってるんでしょうね?吹雪だってこうなるって分かってたんなら止めるべきでしょ?」

「…私、止めましたよぅ。それなのに大井さんは、北上さんの好物にケチつけようっての!?って…、響ちゃんはいけるいけるって二人共私の話を聞かないし……」

「うるさいっ!!」

 

 あーあ、飛び火した。

 なんて可愛そうなブッキー……なんて思いながら、そろそろやめるべきかと大井の胸ぐらを掴んでいた手をそっと離す。

 

「あー、落ち着きたまへよ二人とも。そんなんじゃ禿げるよ?」

「なんですって!?というより戦犯チビに言われる筋合いはないわ!!」

「戦犯って…まだ失格になった訳じゃないというのに。というより離して」

 

 あんまりな様子の大井に、俺はこれ見よがしに大げさに溜息を吐いて更に続けた。

 

「いいか?よく考えろ…普通に考えればカレー大会に肉じゃがを出すのは狂気の沙汰だ。だってカレー大会って銘打ってるし、まともに肉じゃがを作った所でまず、まともに評価されないだろう……だけどな?それでも俺が肉じゃがにしようって言ったのは何故だと思う?…まさか何事も無く、カレーの大会に肉じゃがを出せると思ってたわけでもないだろう?あと離して」

 

 俺が指摘すると、吹雪は更に困った表情をして、大井は「あっ」と声を漏らして俺から顔を逸らした。

 

「マジかよ大井…おま、なんでカレー大会に肉じゃがが通用すると思えるの……」

 

 俺の問いに大井は答えない。

 大方、大井の事だろうから北上さんの好物を作る事で頭の中がいっぱいだったんだろうけど…ねえ?

 取りあえず大井に残念な子を見る視線を浴びせていると、吹雪が俺に何かを言いたげな表情で視線を浴びせている事に気が付いた。

 

「どうしたブッキー、うんこした後にトイレの紙が切れていた事に気づいて、そういえば便所紙のストックも切れてたわ…どうしよう……みたいな表情して」

「そんな表情しないよっ!!ていうか響ちゃんっ!響ちゃんはどうして肉じゃががダメだって思ってるのにカレー大会に肉じゃがを作ろうと思ったの!?」

「おちけつ…そんなの決まってる、カレー大会に肉じゃがが通用する…いや、俺が通用させるようにねじ込むからだッ!!」

「ねじ込むって…どうやって」

「それはあれだ…審査員達にお願いする」

「うん…響ちゃん、変な事だけはやめてね?本当にやめてね?それで、もし肉じゃがが駄目って言われたらどうするの?」

「その時は――俺達は諦めて地獄を見るしかないな」

 

 そう言って俺は、審査員席で俺たちの事を審議している審査員に、同情をこめた視線を流した。

 

「審査員もろとも…だがな」

 

 俺の言葉を聞いた吹雪は、如何にもどうしてこうなった、と言いたげに両手で頭を抱えてその場にしゃがみ込んだ。

 

「安心しろ…安心しろよブッキー。きっと上手くいく。あそこにいる審査員に、灼熱の業火に身を焼かれる覚悟なんて有りはしないんだから」

「……違うよ、私は変な事はやめてって言ったのに早くも脱線してる響ちゃんに困ってるんだよぅ」

「はっはっはっ」

 

 取りあえず吹雪は笑って捨て置いて、審議が終わり今まさに審査員席にあるマイクを手に取り、俺達の審議の結果を喋ろうとしている長門に目を向けた。

 

『えー、審議の結果、響達混ぜるな危険チームの所存についてだが――』

「審査員!少しいいですかっ!?」

 

 長門が審議の結果を話す前に、俺は声を大きく張り上げて長門の話をぶった切った。

 見ていろ…ここが俺の桶狭間……俺の言葉でこれからの大会の在り方が大きく変わる……!!

 

 俺は未だに離さない大井の手を振りほどき、すっと那珂ちゃんに近づきマイクをスルリと抜き取った。

 

「ああっ!!私のマイクっ…!」

『うるさい那珂ちゃん、ちょっと静かにしてて…コホン、今回、私達の料理が肉じゃがなのはちょっとした勘違いがあったのですが…お話してもよろしいですか?』

『あ…、ああ、いいだろう』

 

 長門は俺が急に話し始めた事に戸惑っているのか、俺の言葉に対する返答が遅れた。

 

『えーでは…実は今回の大会についてですが、私は参加を表明した時に会議室にいた長門秘書艦達に大会のルールを事細やかに聞いておりました。

 それを全て言うと長くなってしまうので簡単に言いますが、一つは大会の勝者の料理が金曜日の献立に採用される事。

 二つ、大会ではカレーの基本的な材料は揃えられ、その他の必要な材料や調味料はチームごとに持参するという事。

 三つ、制限時間内に料理を作り審査員席に持ち込み、その料理を審査員が食して勝者…お料理チャンピョンでしたっけ?それを決めるという事です。

 実は私が聞いたルールの中には、カレー以外を作ってはいけないというルールが一切無いせいで今回の料理に他のチームとは本の少し語弊が生じてしまいました』

 

 これはマジ。

 実は参加を決めた時に俺は、長門達に大会のルールをそんなに聞く?っていうほど聞いている。

 理由は当たり前の様にルールの穴を突いて反応を楽しむためだったりするんだけど。

 そして俺の話を聞いた観客席が騒めく。

「普通は間違えない」とか「そんなの言い訳だ」とか、そういった軽蔑の視線を向けている艦娘はこの鎮守府で見かけない奴がほとんどで、この鎮守府にいる艦娘は「また響がやった」と言いたげに苦笑いをしている。

 そんな中、長門は一人…いや、大会参加者全員が俺の話がまだ終わりじゃないと理解しているのか渋い顔をしたまま黙っている。

 ほんっと、全員良い感してると言わざるおえない…そうさ、俺はまだ要求を言ってねえ……!!

 

『続けます。今思えば今回の大会、頭にカレーとついている時点で最初からカレーを作っていれば良かったんですよね……』

 俺はガックリと肩を落とし、そして新たにニッコリと審査員に向き直り、

『ですが安心してください!!実はこんな事もあろうかとカレーを作る準備は出来ていますっ!出来の方はカレーより肉じゃがの方が上手くできていたので肉じゃがを選んだのですが、失格になってしまうよりは…まあマシですよね!しょうがない!!』

 

 言ってやった。

 そしておもむろに服の中に手を突っ込み、服の中から一つの袋を取り出す。

 それを見た長門は、俺が何を取り出したのかを分かったのだろう…顔を真っ青にしてここからでも分かるくらいカタカタと震えだした。

 と言ってもだ、袋に変わった所は何もない。ただ中身が真っ赤な事以外は。

 

『実は俺ー…じゃねえ私ィ、カレーの醍醐味ってどれだけ辛い物を胃袋に詰められるかが肝だと思ってるんですよねー。

 そこでこれ。本当はハバネロとか使って暴君カレーとかやりたかったんですけど、取り寄せるの大変なんで唐辛子の粉末で妥協しましたぁ。

 この唐辛子粉をカレーに大量にぶち込んで煮詰めてやれば、死ぬほど辛いカレーが出来るに決まってますよ!!

 きっと審査員の皆さんは公平に、しっかりと、全チームの料理を平らげて勝敗をジャッジするんでしょうねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――あぁ、そう言えばこの大会って肉じゃがは有りでしったけ?』

 

 もう俺は口が歪むのを隠しもしない。

 何時だって誰かが瀬戸際の選択で右往左往するのを遠目で見ているのは面白い。

 解りますよね?長門秘書艦。

 俺は肉じゃがを認めないと審査員全員に殺人カレーを食わせると言ってるんですよ……?

 そして長門だって分かっている。俺がルールを破っている所が無い事、殺人カレーが出てくればルール上取りあえず何でも食べないといけない事に。

 分かってるから答える事が出来ない。

 肉じゃがを有りにしてしまうと伝統のカレー大会に泥を塗る事になる。

 カレーと突っ張れば、俺達チームに勝ち目が無くなるかわりに審査員を道連れにすると言っている。

 そんな中、大会の沈黙を破ったのは長門が持っていたマイクが拾った、長門の隣に座っている二人の悲痛な声だった。

 

『…吾輩、辛いのは苦手なのに……筑摩ぁ、助けてぇ……』

『あんなの食べたら…夕立の口が爆発するっぽぃ……』

 

 その声は絶望に染まりきっていた。声だけで、その声の主が避けられない運命を呪って泣いているのだと痛感出来た。

 恐らく、俺が何も言わなかったら失格になってたんだろうねっ!

 まぁ、俺としてはこのまま審査員が苦痛に顔を歪めながら殺人カレーを食べている所も見たかったりするんだけど、その辺をどうするか決めるのは審査員に任せるとしますかね。

 そんな風に期待で長門を見つめていると、長門は息の詰まった泣きそうな声でマイク越しに俺達チームの判決を言い渡した。

 

『…今回の審議の結果、大会主催者側にルールの説明不足があった事を認め……今回に限りっ……カレー以外の料理も認める事とします……』

 

 長門が俺の意見に負けた瞬間だった。

 俺は右手と左手でガッツポーズを取り、どや顔で胸を張ってみせた。

 そう、コロンビアである。

【挿絵表示】

 

 

 ちなみに辺りは騒然としていた。他の鎮守府から来ていた艦娘なんかは「あれって響だよね…?」とか「うちの鎮守府の響はもっと大人しい」とか愚痴っていた。

 はっきり言おう…俺はお前らの響ちゃんじゃねえ!!俺は俺なんだっ!!以前ッ!変わりなくッ!!

 とにかくだ、この窮地を乗り切った俺は、那珂ちゃんにマイクを返し、コロンビアのまま振り返って吹雪と大井を見た。

 吹雪は泣いていた。

 そりゃそうだ。頑張って料理の練習をしていたのに、さっきまで失格の危機だったんだから。

 そりゃあもう泣いちゃうよ、喜びと安堵にまみれて。

 

「言っただろ?ねじ込むって、だからそんなに喜びを表現しなくていいんだよブッキー」

「ちがうぅ!私は周りの艦娘に、あの響と居るんだからあの吹雪もきっと同類だな…って目で見られてるのが嫌なのぉ!!」

「ハハハ、またまたぁ~」

 

 そんな風に俺が吹雪を茶化していると、大井が真面目ぶった表情をして近づいてきた。

 

「…ねえチビ。アンタがカレーを作る用意をしてるなんて今初めて聞いたんだけど」

「えっ?だってしてないし。さっきのは嘘ですよ、ちなみに唐辛子の粉末も取り出した奴しかなくって、激辛カレーなんて作れる訳もなかったんですけど…まあ、向こうからすれば俺の話が嘘かどうかなんて解りっこないし、こんなお祭り事で酷い目に合ってもいい、なんて決死めいたこともしたくないでしょ」

 

 とにかくそんな二人は放っておいて、俺には忘れてはいけない事がある。

 そう、今回の原因になった足柄さんである。

 その足柄さんは、見たくはない物を見てしまったかの様に愕然としていた。

 俺はそんな足柄さんに近づいて、ニタニタと嫌らしい笑みを浮かべて聞いた。

 

「そう言えば足柄さんとは話の途中でしたけど…足柄さんはどんなカレーを作るですかぁ?」

「……カレー」

 

 足柄さんの声はぼそぼそで聞こえなかった。が、アニメを見ていた俺は足柄さんがどんなカレーを作っているか分かってしまう。

 さよなら足柄さん…勝負の世界は非道なんだ……。

 恨むんなら俺に弓を引いた自分を恨んで下さいね。

 

「へえ…!激辛カレェ!?それは足柄さんらしいハラショーなカレーですね!審査員はなんか全員辛いのが苦手そうで多分もう十中八九勝ち目なんて無いでしょうけど頑張って下さいね!」

 

 俺はもう笑顔で言った。

 無邪気さ全開で言った。言葉の中身は悪意全開だったけど。

 そして、俺の言葉を聞いた足柄さんはというと、

 

「激辛…?私らしい?私が激辛?…そうよね、私に素敵な彼氏ができないのは私の性格が激辛だから……ゴフッ!!」

 

 なんかブツブツ呟いたかと思ったら血反吐を吐いてぶっ倒れた。

 そんな足柄さんを見た那智さんと羽黒は切羽詰まった様に駆け寄って足柄さんを介抱し始める。

 

「ねえさん…?足柄姉さん?返事をして…?」

「足柄ッ!しっかりしろ!!本当の事を言われたくらいなんだ!!言い返してやれっ!!……駄目だ、返事が無い」

 

 那智さんの言葉に足柄さんの体がビクンと大きく跳ねて、そしてとうとう足柄さんは動かなくなった。

 うん。那智さんは止めを刺しに来たんですね?分かります。

 取りあえず俺は、「響っ…この借りは必ず返すっ!覚えてろ!!」と言って足柄さんを背負って去っていく那智さんを見て、あなたが止めを刺したんですよ?と思わずにはいられなかった。

 それともあれか、あれが武士の情けってやつか。

 

『おおっと!?我が鎮守府の誇る白虎が今まさに足柄チームに牙を剥きましたっ!!KOッ!KOですッ!!』

 

 微妙な空気の流れる大会の中、霧島さんのハイテンションな解説がやけに響き渡った。

 大会はまだ始まったばかりだ。




大会進行状況

 睦月・如月 仲良しチーム
経過 順調

 金剛・比叡 愛の高速戦艦チーム
経過 順調

 赤城・加賀 一航戦チーム
材料不足の為、続行不可

 翔鶴・瑞鶴 五航戦チーム
経過 順調

 島風 だって早いもん
経過 不明

 足柄・羽黒 祭りなんて関係ねえチーム
一名、心が大破の為リタイア

 暁・雷・電 第六駆逐隊チーム
経過 順調

 響・大井・吹雪 混ぜるな危険チーム
審議の結果、肉じゃがで続行
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