地獄の獄炎を呼びし者   作:trish

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第二話 七皇の剣 その1

アカデミアへの入学試験を難なく突破した俺は、入試時の優秀な成績が認められてオベリスクブルーに所属することになった。なったのだが・・・

 

 

 

「お前、入試の時に試験官に何もさせずに勝ったんだろ!?すげーな!!」

 

 

 

「よかったら私とデュエルしなーい?私がデュエル勝ったら付き合ってよねー?」

 

 

 

「君ぐらいのレベルならブラック・ガーデンのテキストも間違わず言えるだろ?言えないわけがないよな~?」

 

 

 

クラスメイトがうるさい。俺はこいつらと慣れ合うためにここに入ったわけではないんだが・・・

 

 

 

「すまんが調子が悪い、俺は保健室に行かせてもらう」

 

 

 

「待ってくれよ!!お前の武勇伝もっと聞かせろよ!!」

 

 

 

「ちょっと!!私とデュエルしなさいよ!!」

 

 

 

「ちょっと君!保健室には立ち寄らない方が・・・!」

 

 

 

遠くからでもうるさくて本当に頭が痛くなってくる・・・本当に俺はここに入って正解だったのか・・・?とりあえず保健室で寝よう・・・

 

 

 

「失礼します、具合が悪いのでベッドを貸していただきたいのですが・・・って誰もいないじゃないか」

 

 

 

保健室の先生は外出中のようで、机の上には治療の神ディアン・ケトが置いてあった。

 

 

 

「ディアンケトの意味は分からんが、とりあえずベッドは使わせてもらおう」

 

 

 

「待てよ」

 

 

 

「!?」

 

 

 

その声は、カーテンのかかった隣のベッドから響いた。

 

 

 

「保健室のベッドは俺の所有地って決まってんだよ・・・」

 

 

 

「・・・お前は誰だ?そもそも保健室はみんなのものだろう」

 

 

「てめえ俺を知らないってのかあ!?なら教えてやるよ!俺の名前は元松秋智!オベリスクブルーの七皇使いとは俺のことだ!」

 

 

「知らないし、保健室がお前の所有地な理由を聞けてないんだが」

 

 

 

「ああん!?・・・まあいい!保健室が俺の所有物な理由ゥ!?そんなもん簡単だ!俺が保健室の先公にデュエルで勝って奪ったんだよお!!」

 

 

 

そこまでデュエルで決められるのか、アカデミア・・・

 

 

 

「まあそういうことだから保健室を使うのは諦めな!!まあ俺にデュエルで勝てば話は別だけどなあ!?」

 

 

 

「ほう・・・デュエルで勝てばいいんだな?」

 

 

 

「ああん!?俺にデュエルに勝てる気でいんのかあ!?」

 

 

 

「少なくともここででかい顔してるボス猿よりは強いと思うが」

 

 

 

「今のは喧嘩売ってきたってことでいいよなあ・・・!?さっさとデッキを出せ!デュエルでてめえを再起不能にしてやるよ!!」

 

 

 

「虚勢を張ってるだけのお前にに俺が負けるはずがない、なぜなら俺は・・・

 

地獄の獄炎を呼びし者だからだ!」

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

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