地獄の獄炎を呼びし者 作:trish
アカデミアへの入学試験を難なく突破した俺は、入試時の優秀な成績が認められてオベリスクブルーに所属することになった。なったのだが・・・
「お前、入試の時に試験官に何もさせずに勝ったんだろ!?すげーな!!」
「よかったら私とデュエルしなーい?私がデュエル勝ったら付き合ってよねー?」
「君ぐらいのレベルならブラック・ガーデンのテキストも間違わず言えるだろ?言えないわけがないよな~?」
クラスメイトがうるさい。俺はこいつらと慣れ合うためにここに入ったわけではないんだが・・・
「すまんが調子が悪い、俺は保健室に行かせてもらう」
「待ってくれよ!!お前の武勇伝もっと聞かせろよ!!」
「ちょっと!!私とデュエルしなさいよ!!」
「ちょっと君!保健室には立ち寄らない方が・・・!」
遠くからでもうるさくて本当に頭が痛くなってくる・・・本当に俺はここに入って正解だったのか・・・?とりあえず保健室で寝よう・・・
「失礼します、具合が悪いのでベッドを貸していただきたいのですが・・・って誰もいないじゃないか」
保健室の先生は外出中のようで、机の上には治療の神ディアン・ケトが置いてあった。
「ディアンケトの意味は分からんが、とりあえずベッドは使わせてもらおう」
「待てよ」
「!?」
その声は、カーテンのかかった隣のベッドから響いた。
「保健室のベッドは俺の所有地って決まってんだよ・・・」
「・・・お前は誰だ?そもそも保健室はみんなのものだろう」
「てめえ俺を知らないってのかあ!?なら教えてやるよ!俺の名前は元松秋智!オベリスクブルーの七皇使いとは俺のことだ!」
「知らないし、保健室がお前の所有地な理由を聞けてないんだが」
「ああん!?・・・まあいい!保健室が俺の所有物な理由ゥ!?そんなもん簡単だ!俺が保健室の先公にデュエルで勝って奪ったんだよお!!」
そこまでデュエルで決められるのか、アカデミア・・・
「まあそういうことだから保健室を使うのは諦めな!!まあ俺にデュエルで勝てば話は別だけどなあ!?」
「ほう・・・デュエルで勝てばいいんだな?」
「ああん!?俺にデュエルに勝てる気でいんのかあ!?」
「少なくともここででかい顔してるボス猿よりは強いと思うが」
「今のは喧嘩売ってきたってことでいいよなあ・・・!?さっさとデッキを出せ!デュエルでてめえを再起不能にしてやるよ!!」
「虚勢を張ってるだけのお前にに俺が負けるはずがない、なぜなら俺は・・・
地獄の獄炎を呼びし者だからだ!」
「「デュエル!!」」