ハイスクールD×D§転生魔法使いの非日常§(仮) 作:ヘタレ権三郎
ライザーが去った後部室には何とも言えない空気が流れていた。
原因としては椅子に座りふんぞり返っている影幸の存在にあるだろう。
部員たちは皆ソファーに座っている。各員その表情は険しく真剣なものだ。
どうしてこうなったかというと。
~ ~
ライザーが去った直後にグレモリーが、
「さて、ライザーとの戦いのために明日から修行を始めるわ。
皆、今日はもう解散して良いわ。明日から泊りがけで修行をするから、用意しててね」
「あ~~、そのことなんだが、全員まず座ってくれ」
「どうしたの影幸?」
「いいから座れや」
「ジン、どうしたんだよ。なんからしくねーぞ?」
「・・・(ブチッ)とっとと座らんか!若僧どもが!!」
「「「「「「!!!」」」」」」
影幸が怒鳴り、強制的に全員を座らせた。
「お前らに言いたいことが山ほどある。
まずイッセー。お前は考えなしに相手に突っ込んでいくな。死に急ぐようなもんだ」
「だ、だけどよあの野郎の態度ムカついたし、あんな奴部長には相応しくないし・・・」
「イッセー・・・」
「その気持ちはわからんでもない「じゃ、じゃぁ・・・」だけど、それとさっきの突撃は別問題だ。
それにあいつの眷属が前に出たとき一瞬思考を停止させたろ。実戦だったら致命傷だ。たとえ女子供であろうと、戦線に立ちはだかるなら敵だ。容赦するな!」
「うっ・・・」
「グレモリー、アンタにも言いたいことがある」
「わ、私に?」
「そうだ、アンタ勝算があって勝負を受けたのか?」
「そ、それは・・・」
「無いだろ。無いに決まってる。何故なら、あの時のアンタは感情に任せてやっただろ。
率いる者がそんなんでどうする!」
「・・・」
その後もくどくどと影幸による説教が続いた。
~数十分後~
「さて、説教はこのくらいにしておこう」
そう言ったときにはグレモリー眷属たちはグロッキーな状態になっていた。
「次は修行についてだが、どうする予定なんだ」
「とりあえず、10日間は修行のために山にある別荘で泊りがけで行う予定よ」
「却下」
「え!?」
「却下も却下、ド却下だ。
学生の本分は勉強だ。それを疎かにするようなことは容認できないな」
「だったらどうすればいいのよ!10日しかないのよ!1日も無駄にできないわ!」
「今日から10日だろ?十分な時間があるだろうが。
明日から放課後に修行を始める。修行場所はこっちで提供する。
グレモリー、お前にはフェニックス共のデータを集めておけ。それを基に修行内容を考える」
「あなたが指導してくれるの?」
「図らずも、俺も参加することになったからな」
「・・・間に合うの?・・・」
「間に合わせる。否が応でも」
と、言うことで修行に関しては、影幸が監督することになった。
「それじゃ、明日の放課後に家に来い。そこで始める」
「分かったわ。みんなもそれでいいわね?」
グレモリーの問いに全員が肯く。
「よし、それじゃぁ楽しみにしてろよ」
そう言った時の影幸の顔は、とてもイイエガオだった。
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