ハイスクールD×D§転生魔法使いの非日常§(仮)   作:ヘタレ権三郎

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♪クーリスマスが今年もやぁって来た
イチャつ・く・な・バカップルが
弾けろよすぐに♪

お待たせしました
怨嗟を糧に書きました。

メリークルシミマス


ⅩⅢ:魔法使いと騎士、そして舞台へ

 転移された後、校内放送でグレイフィアが今回のゲームのルールを説明した。

両チーム転移された先が本陣となり、兵士《ポーン》は敵本陣の周囲まで行く必要がある。

グレモリー眷属は旧校舎のオカルト研究部の部室。フェニックス眷属は新校舎の生徒会室。

勝敗はどちらかの(キング)が戦闘不能となった時点で決まる。

制限時間も設けられており、人間界の夜明けまでということである。もし、時間内に決着がつかなかった場合は、後日両チームから代表を一人選出し代表選で決着をつけるとのこと。

 

「全員これを付けてちょうだい」

 

そう言ってグレモリーが出したのは紅く光る小さな球体だった。

 

「戦場ではこれで味方同士のやり取りをするわ」

 

『時間となりましたのでこれより、ゲームスタートです』

 

キーン コーン カーン コーン

 

ゲームスタートの合図なのか、学校のチャイムが鳴り響く。

 

―    ―

 

「さて、まずはライザーの兵士を撃破(キャプチャー)しないといけないわね」

 

そう言ってグレモリーはソファーに座りそう言い、地図を取り出し作戦会議を始める。

イッセーとアーシアはその流れについていけなかったようだ。

 

(戦闘前に作戦を立て、できうる限りの行動を模索。まぁ及第点だな)

 

そして、あらかた方針が決まって行動に移すとき、

 

「ねぇ、あなたから何かないかしら?」

 

影幸は突然、話を振られ一瞬言葉に詰まる。

 

「・・・そうだな、戦う前にごちゃごちゃ言うのもなんだから簡単にまとめるな。

まず一つ、敵(キング)は不死であるためか慢心している勝つならその隙を突くことだ。

二つ目、戦闘になったら、自分の力だけで戦ってると思うな。自分には仲間がいることを思い出せ。

ま、こんなとこだな。俺からは以上だ」

 

「ありがとう、影幸。

さて、私のかわいい下僕たち。準備はいいかしら?敵は不死身のフェニックス家の中でも有望視されている才児ライザー・フェニックスよ。さあ!

消し飛ばしてあげましょう!」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

―       ―

 

影幸は中央(センター)に向かうイッセーと小猫と別れ木場と共に旧校舎近くの林に向かう。

旧校舎に隣接するこの林は敵にとっては都合のいい旧校舎絵の侵入ポイントであるため、グレモリー曰く敵兵士(ポーン)3名、もしくは2名が来ることが予測されるため迎撃のために木場と影幸はしばらくはここで待機となる。

 

「よし、これで最後っと」

 

「出来たのかい?」

 

「ああ、バッチリとな。奴さんもキレイにはまってくれるだろうよ」

 

影幸はこの林に入った時にある罠を仕掛けた。そして今そのすべてが設置し終わったところだ。

 

「それにしてもこの短時間でこんなにたくさんの罠を仕掛けられるなんてすごいね」

 

「まぁ、前もって準備してたしね」

 

そう言って影幸が取り出したのは一冊の本だった。

 

「それは?」

 

「自作の魔導書だよ。ここに術式を書いておいて魔力を流すだけで起動できるんだこれに少し細工して罠として使えるようにしたんだ」

 

そうして話していると二人は話すのを止め同じ方向を向く。

 

「キサマら二人だけとは私たちも嘗められたものだな」

 

そう言って出てきたのはライザーの兵士(ポーン)、シュリヤー、マリオン、ビュレントの3名。

 

「さてと、簡単に罠にはまってくれてありがとよ」

 

「どういうこと?罠ですって?」

 

「それってここに来るまでにあった子供だましのことかしら?」

 

「それなら全部壊してあげたわ残念だったわね。後は貴方たちの後ろにある旧校舎に行くだけだわ」

 

「ハハハハ、それこそが本当の罠だってのにそれに気づかないなんて笑えるな」

 

そう言って影幸は指を鳴らす。すると彼女たちに見えていた旧校舎が霞のように消え、周りに霧が立ち込めた。

 

「なっ、これはいったい!?」

 

「簡単に教えてやろう、お前たちはここに誘い込まれたんだ。この結界の中にな」

 

影幸がそう言うと今まで黙っていた木場が剣を構え前に出た。

 

「さて、木場。二人だ。一人は俺がやる。修行の成果を存分にふっるてみろ」

 

「わかったよ」

 

「ハッ、そんじゃ、ちょいと行きますか!!」

 

影幸が叫ぶと同時に全員が構えをとる。

「パス・アン・ビリカル

逆巻け 夏の嵐 彼の者等に 竜巻く牢獄を

風花旋風 風牢壁!!」

 

風の魔法によって影幸と敵が一人嵐の牢獄にとらわれた。

 

影幸side

 

「なんだ!これは!?」

 

「これは嵐の牢獄ここからでたけりゃ俺を倒すことだな兵士」

 

「キサマなどすぐに屠ってくれるわ人間が」

 

「おっと、そう言えば名乗ってなかったな」

 

そう言って俺は帽子のつばをつまみ片手を腰に当てポーズを決める。

 

「俺は神野 影幸。ちょいとイカれた魔法使いさ。

ライザーの兵士、アンタは?」

 

「・・・ライザーさまの兵士マリオンだ」

 

「OK,マリオン。精々1分は持ってくれよな!!」

 

そう言って俺は杖を構えマリオンに突撃する。

 

「クッ!」

 

マリオンは俺の杖による突きを身をひねって躱す。

 

「ハァッ!!」

 

そしてマリオンはこちらに拳を突き出す。

俺はあらかじめ手に握っていた一枚の紙をその拳の軌道上に放る。

するとマリオンの拳はその紙に弾かれる。

「!?」

 

「驚いた?これは俺の魔導書の1ページだ。これには防御の術式が書かれていてな、さっきのはその術式が発動したのさ」

 

「クッ・・・」

 

「さて、そろそろ終わらすか」

 

そう言って俺は杖を構え攻撃の大勢をとる。

 

 

 

 

木場side

 

影幸君が魔法で敵を分断したこちらに残ったのは二人。二人とも構えをとっており互いにいつでも動き出せる姿勢だ。

僕は手に持つ魔剣、光喰剣(ホーリー・イレイザー)を構える。

 

(まずは初手でアドバンテージをとる)

 

そうして僕は足に力を込める。

 

「大地を掴め・・・」

 

ドンッ

 

「なっ!?消えただと!?」

 

「どこに行った!」

 

「後ろだよ」

 

「「!?」」

 

ザシュッ!!

 

「グゥッ!」

 

「ビュレントッ!!」

 

良し、先ずは一撃入れた。

修行の中で影幸君が教えてくれた高速移動術 瞬動 で二人の背後をとり片方に一太刀入れ先手を取った。

僕が一撃入れた方の兵士、ビュレントは斬られたわき腹に手を当てて片膝をついている。

それなりに深く入れたはずだ。

 

(クッ、土煙が多い。まだ無駄が多いな)

 

敵の後ろ、さっきまで僕がいたところには土煙が立ち込めている。

影幸君が見本に見せてくれた瞬動は土煙どころか塵一つ立っていなかった。あの域にはまだ遠いようだ。

 

「驚いたぞグレモリーの騎士。まさかこれほど早く動けるとは、流石は騎士の駒の恩恵と言ったところか」

 

「どうもありがとう。その称賛はの言葉は有難く受け取ろう。それじゃぁ、いくよ!」

 

「来いグレモリーの騎士!!」

 

―大地を掴め―

 

僕はもう一度瞬動で敵の後ろに移動し斬りつける。

その一撃に終わらず何度も剣を振るい敵に攻撃の手を与えないようにしていく。

 

「ガァ!」

 

その中の一撃が負傷していたビュレントに当たり光に包まれ消えていく。

リタイアしたビュレントに一瞬視線を移したシュリヤーのその隙を狙い剣を突き刺す。

 

「クッ、・・・私の、負けだ・・・」

 

そう言ってシュリヤーは光に包まれ消えていく。

 

《ライザーさまの「兵士」3名戦闘不能》

 

倒した。グレイフィアさんのアナウンスでリタイアの確認を聞き一瞬気を緩める。

瞬間強い殺気が背後から突き刺さり僕は振り返り剣を構える。

そこには、

 

「今はまだ、戦闘の最中だぞ木場。たった二人倒しただけで気を抜くな」

 

無傷の影幸君が立っていた。

 

 

Side out

 

影幸は無傷で木場の後ろに立っていた。

 

「にしても、ホント残念な瞬動だな。土煙立ちまくりじゃねーか。無駄が多すぎるぞ」

 

「あははは、手厳しいね」

 

「まったく。そんじゃ、イッセーたちのところに行くか」

 

「うん」

 

そう言って影幸と木場はイッセーと小猫のいると思われる体育館に向かって走っていった。

その途中で、

 

《ライザーさまの『兵士』3名『戦車』1名戦闘不能》

 

というアナウンスが鳴り、イッセーたちが体育館で交戦していたと思われる敵を撃破したことが知らされた。

 

「どうやら向こうは上手くやれたみたいだね」

 

「そうだなっと」

 

そう答えると影幸は杖の上にサーフボードに乗るように乗り空に上がる。

一定の高度で止まると体育館のある方向を見つめ、

 

―魔法の射手 炎の5矢―

 

無詠唱で魔法の矢を放った。

放った後は直ぐに下に戻る。

 

「どうしたんだい、いきなり」

 

「体育館上空に敵女王がいた。

多分出てきたイッセーたちを狙っていたんだろう」

 

「そんな!速く行こう!」

 

「一応撃ち落としといたから、イッセーたちもすぐにその場から離れているはずだ」

 

「分かった」

 

そして木場は騎士の駒の恩恵によるスピードで、影幸は杖に乗ったまま低空飛行でイッセーたちのもとに向かった。

 

            ~             ~

 

「大丈夫かお前ら」

 

「ジンか。もしかしてさっき相手の女王をやったのってお前か?」

 

「まあな。そういえばその女王は何処だ?」

 

影幸と木場は辺りを警戒している。

 

「敵女王なら朱乃先輩が引き受けてくれています」

 

「そうか。そんじゃ、これからは・・・」

 

影幸がこれからの動きを考えたところでアーシアから通信が入る。

 

聞くにどうやら、グレモリーがライザーの挑発に乗って単騎で新校舎のライザーのもとに向かったとのこと。

影幸が簡易式神を放ち偵察したところ新校舎の屋上でグレモリーとライザーが一騎打ちをしていた。グレモリーの後ろには流石に一人で行かせるわけにはいかないと思ったのかアーシアもいた。

 

「・・・(ブチッ)・・・何それバカなの!アホなの!単騎突貫とかゼッテ――考え無しだよあのお嬢サマ!

ヨシ決まった。次の行動決まった。お前たち今からあのお嬢サマのとこ行って援護しろ。

校庭にいる雑魚共は俺が片付けとく」

 

「え、ちょ、ジン・・・」

 

「いいからすぐ行け!ゼッテ―スタミナ切れであのお嬢サマ倒れる。速く行ってテメーは一人で戦ってるんじゃないと教えてきな!」

 

「わ、分かった。行こう、小猫ちゃん、木場」

 

「うん」 「分かりました」

 

影幸に強気言われイッセーたちは新校舎に向かって走っていく。

 

「さーってと。言ったからにはとっとと片付けますか」

 

三人を見送った影幸は校庭に向かって歩き出した。

 




実は一回この話は十一月中に書いたんですが私の操作ミスで書いた分がまるまる消えちゃいまして。保存もしてなかったので、あまりのショックにやる気が一気に消え失せました。
が、何とか書ききりました。
クリスマスの夜に一人で執筆とか・・・
いいもん!!俺にはゲームと漫画とラノベがいるから寂しくないもん!!(泣)

では、次回をお楽しみに。

感想、ご指摘、誤字脱字報告よろしくお願いします。
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