コードギアス オールハイルブリタニア!   作:倒錯した愛

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お久しぶりぶり。
TKTニキの性格不安定スギィ!!
ナナリー様かわいいし、綺麗だし、何よりマリアンヌに似てセクシー……エロい!



ナナリーによる『襲撃』

ツキトside

 

 

男女逆転祭りの衣装決めから数日経った、ようやくルルーシュが私と目を合わせて話せるようになった頃と時を同じくして、私直属の部隊、主任務を日本エリア防衛及び重犯罪者の粛清を受け持つ【猟犬部隊】の候補者の選定が終わり、リフレイン取り締まりを行う者への特別訓練がスタートした。

 

高い志を持つ多くの日本人が、総督府の訓練所にて騎士団に所属する藤堂達から訓練を受けている、色々と感慨深いものだ、肝心の訓練の内容は厳しいものだが、意外とついてこれているようで順調そうだ。

 

「ふぅむ、結果としては良い方向に行ったか」

 

「うん、この調子ならあと2週間もすればいけると思うよ」

 

「頼もしい限りだ、彼ら………猟犬部隊に今後の日本の守備を任せるつもりだったが、スザクが言うなら安泰だな」

 

ふむ、私の部屋から訓練所を見渡せるのは好都合だ、ここからなら様子を観察できる。

 

こうやって椅子に座って紅茶を飲みながらでも見ることができる高さに窓があるというのが少々気に入らないがな。

 

「しかし、よもや藤堂とその直属の四聖剣が訓練をつけてくれるとはな…………面白いこともあるもんだ」

 

「藤堂さんもこれが正しいと思ったから来てくれたんだろうね」

 

「彼らの正義と私達の正義、繋がったと見ても良いのだろうか」

 

「だとしたら、これは大きな一歩だよ、ツキト、このままいけば、日本の独立も近そうだ」

 

「あぁ、こうして目標に向かって順調に進んでいると楽しくなってくる、だが一方で、不安でもある」

 

「不安?」

 

「ゲームやアニメのシーンで順調すぎると思ったらアクシデントが起こったりするだろう?今がそんな状態だから、何か致命的なアクシデントが起こらないか気が気でない」

 

「言ってることはわかるよ、でも僕らならそれを乗り越えることができるはずだよ」

 

「ふっ、そうだな、私達なら、きっと大丈夫だろう」

 

ここまでの死傷者数をあっち(ルルーシュギアス取得)とこっち(ルルーシュギアス無取得)の世界同士を比べたら…………いやこれは前に言ったか。

 

しかし、今更ながらなんとも奇妙な世界線だな、転生者である私という存在は世界にとってのイレギュラーであるはずなのに、まるで最初からあった歯車のようにうまく組み込まれていて、そして不気味なほど安定して回っているとは。

 

まるで機械の重要なパーツを社外品に変えてもキチンと動作しているような、言いようのない不気味さを感じる。

 

前にC.C.に聞いたことがある、Cの世界によれば、あらゆる可能性の数だけ世界線は存在すると。

 

私が居らず、ルルーシュがギアスを持ってして覇道を進むメインシナリオを軸として、ありとあらゆる枝分かれの世界線が存在しているそうだ、古いものではルルーシュ達が産まれるずっと前、ブリタニアが帝国となる以前から存在する世界もある。

 

それぞれ世界線によってメインシナリオとは異なる点がある、例えばルルーシュorスザクの性別が♀だったり、ナナリー(♂)だったり、そもそもルルーシュorスザクが存在しなかったり………実に様々だ。

 

私のいる世界線は他の世界に比べると比較的おとなしい方だ、酷い世界だと存在する人物すべてがバトルジャンキーだったり、存在する人物の大半の性別が♀に変更された上酷い事をされたりするそうだ、そんな世界線ごめんだ。

 

逆にもっともおとなしい、平和な世界はゾッとするほどそこに存在する人物が平和ボケしている、日本とブリタニアが戦争していない上、旧植民地はすべて自治区化され、独立の手助けをしているそうだ、あのシャルル・ジ・ブリタニアの命令で!

 

ナナリーは五体満足の為順調に成長、その後皇族にしてユーフェミア等とユニットを組んでアイドルになる、ルルーシュはプロデューサーとして各地を走り回る日々になるが、楽しそうだな、C.C.とV.V.はコードを保持したまま共に生きる選択をしたようだ。

 

それを話しているときのC.C.の微妙な表情は面白かったぞ。

 

異なる世界線、【事実は小説よりも奇なり】ということわざがあるように、思いがけないことだと馬鹿にはできんな。

 

 

 

(小説の中で言っているから説得力皆無ですがね by作者)

 

 

 

「それでツキト、これからはどうするつもりなんだい?」

 

「そうだな………訓練が終わり次第速やかに租界中に配置する、彼らには悪いが、初任務としては少々危険な橋を渡らせることになる」

 

「危険な橋………」

 

「【リフレイン】、そう呼ばれるとても危険な薬物が現在ここ日本エリアにて確認されている、彼らにはその薬物の取り締まり、取引のルートを特定し、その先にいる人物を逮捕することだ」

 

「そこまでするのか…………うん?それにしては訓練期間が足りない気がするんだけど?」

 

「本来ならもっと訓練期間を延ばす予定だったが、情報をつかんだ時には薬物が思ったよりかなり浸透してしまっていたのだ、このまま悠長に訓練をさせていては最悪の事態に陥る可能性もある」

 

本来の訓練期間ならこんな薬物取り締まりなんて簡単な任務だというのに、畜生が。

 

「最悪の可能性?」

 

「総督府に所属する人間が薬物を使用するようにでもなってみろ、ユーフェミア様の信用失墜に直結するのだ、そうなってしまってはもはや日本どうこうの問題ではなくなる、エリアの担当者が強制的に即交代させられ、『エリア内における薬物の殲滅』等と言って虐殺が始まるだろう」

 

「………でもその可能性は低いんじゃないかな?今の総督府のほとんどの人はツキトが入念にチェックをして入れてるんだから」

 

「私もそう思っている、いや、思いたい、確率にすれば1割、1%未満かも知れない…………だが0でない限り、いや例え限りなく0に近かったとしても、ありえない話ではないのだ」

 

「ツキト、心配するのはいいけど、さすがにそれは考えすぎじゃないかな、休暇をもらったほうがいいよ……………ナナリーやルルーシュと一緒に遊んだほうがいいと思う」

 

それを学校の女子にでも言ってやればモテるんだろうが………気遣いのできるイケメンなのにどこか残念な感じがするんだよなスザクは。

 

「スザク…………そう……だな、少し焦っていたか、もしくはまだ疲れが取れていなかったのかも知れんな」

 

「あと2、3日でも休んだら?今日から休むなら僕の方からユフィに言っておくけど?」

 

「いや、さすがにそれはユーフェミア様に申し訳ない、自分で行く」

 

カップの校長を飲み干し立ち上がる。

 

「今日は大人しく帰ることにしよう、過労でぶっ倒れでもしたら今後に差し支える………………何よりナナリー様の説教が怖い」

 

「あはははは!そうだね、確かにナナリーが怒った時は物凄く怖かったよね」

 

「後ろに見えたあの怒気のオーラ…………マリアンヌ様の血の繋がりを感じた、今でも思い出すと背筋が凍る、というか砕け散ってしまいそうだ………」

 

この世界、なぜか男より女のほうが強い法則がある、故に致し方無し…………本当になんでだ?パワー負けするのはいいが、KMFで劣ると腹がたつ。

 

「スザク、あとは任せた」

 

「うん、じゃあねツキト」

 

部屋を出てユーフェミアの部屋に向かって歩を進める、途中思案する。

 

今後、騎士団とブリタニアの関係を向上を目指す上でリフレイン事件はうまく利用できる、その後攻めてくる中華連邦のゴミも、連携して倒せれば日本人に対し強い繋がりを示すことができるはずだ。

 

問題はブリタニア帝国の帝都ペンドラゴンの日本、及び日本総督府に対する評価だ、間違いなく低いだろう、ブリタニア人の性のためか他人を見下すのがもはや他民族にとっての一般常識となっている、私も自覚してはいるが………直せそうにない、現にさっきも中華連邦をゴミと言っているしな。

 

まあ私個人の話はいいんだ、私が言いたいのはその一般常識を変えることだ、帝都ペンドラゴンに住む次世代を担う子供達の教育に道徳などを盛り込み、謙虚な大人を育て上げ、ブリタニア人に対する評価を変えてもらおうと思っている。

 

そうすれば、彼らは自ずと日本人やその他民族を評価し出すだろう。

 

しかし、この案を実行に移すには皇帝と同程度の権限が必要、私の考えを汲んでくれる皇族の中で最も信頼のいく人物はルルーシュかナナリーしかいない、つまりだ…………どうやっても裏切ることができないんだよこれじゃあ。

 

仮にルルーシュが皇帝となり、先ほどの案とその他もろもろの案を実行したとしよう、その後私が裏切る、ルルーシュは見事な指揮で私と私率いる反乱軍を打ち倒すだろう、だが、そのあと、私の立てた案が疑問視され、取り消しを要求するだろう、下手をすればそれを巡って戦争になるやもしれん。

 

そうなると必然的に私は裏切れない、だから、逆に考えるんだ。

 

 

【裏切らなくてもいいさ】と………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユーフェミアに有給クレクレして3日の休暇を貰ったが…………一応公務員的な人間が有給クレクレしててそれに即ハンコするような副総統って良いのだろうか?

 

まあ、ある程度の妥協は必要だとは思うが………あの対応は絶対に贔屓だ、2ポンドかけてもいいぞ………………ポンドで思い出したが、ユーロピア共和国連合の通貨ってなんだろうか?

 

ポンド………じゃないよな、たぶんユーロだろう、うん、そうに違いない、あんな末期ガンみたいな国家の通貨なんてそんなものだろう。

 

電動バイクを走らせながら割とどうでもいいようなことを考える、運転中に一番やってはいけないことだが、こういう無駄な思考というのは厄介なもので、一旦浮かんでくるとなかなか取り去ることができない。

 

しかし、こういう無駄な思考から突拍子も無い案が浮かんだりするものだ、ベッドで寝っ転びながら本を読んでいる時や、入浴中とかにな、さすがに運転中は無いが。

 

クラブハウス近くの駐車場にバイクを停めて中に入ろうと………ん?なんだあのバカでかいコンテナは?KMFでも運んでいるのか?

 

「あ、ツキトくーん!」

 

と思っているとコンテナの近くからミレイ・アッシュフォードが小走りで近づいてきた。

 

「アッシュフォードか、どうした?」

 

「どうしたって……あのコンテナのことよ、あれツキト君宛てよ、それも本国から」

 

「本国から?誰からだ?」

 

「クロヴィス殿下」

 

「はあっ!?」

 

おいクロヴィス!おま……一応入院中だろうが!

 

「あと、これがコンテナと一緒に」

 

「手紙?」

 

えらく綺麗な封筒だな………受け取って読んでみる。

 

『やあツキト、頑張ってるみたいだね、そっちの情報はなかなか入ってこないから詳しい事情はわからないけど、病院のベッドの上で絵を描いているときに【アールストレイム】と『ニッポン】っていう単語をよく聞くから、うまくいってるんだろうね。

僕は何もしてあげられないから、贈り物をさせてもらったよ、ツキトの身長に合わせて設計して作ったやつだから、きっと使いやすいと思うよ。

2、3年は故障はしないと思うけど、もし何かあったら僕宛に手紙を書いて送ってくれ、修理用の部品を送るよ。

それじゃあ、また手紙を送る時まで元気で。

 

クロヴィスより』

 

私の身長に合わせて作ったという文面からもう嫌な予感しかしない、しかもナナリーの分もあるのか…………。

 

これはもう絶対KMFだろう、どう考えてもKMFだ…………。

 

同封されていたコンテナの鍵で開錠し、取っ手に手をかける。

 

どうかKMFじゃありませんように、と願いを込めて開く。

 

…………こ、こ、これは……こいつはぁ!?

 

「ば、バイク!バイクだ!」

 

「え?バイク?」

 

クルーザータイプっぽいデザイン、遠目からでもわかるどでかいバッテリータンク、全体に施されたブリタニア国旗のペイント、安定性の高そうな太く頼り甲斐のあるタイヤ。

 

保持のしにくさを感じさせないチョッパーハンドルを握りコンテナから出す、黒く滑らかな質感のローダウンシートに跨がる、あ、足が着く!地面に足が着くぞ!しかも見た目より軽い為かフラフラしない!

 

一旦降りてよく見てみる、後輪上部近くにはこのバイクのペイントに合わせて作られたであろうボックス、モーター始動に使うキーをシート近くの鍵穴に突っ込んで回すとシートがバッテリータンクとの接点を支点に上に開いた、中にはバイクのメンテ用道具が入っている。

 

……………カッコイイ。

 

クルーザー、前世日本においては主にアメリカンと呼ばれる形式のバイクによく酷似しており、オトコノコの魂とかそういうのを揺さぶってくる。

 

私の中のクロヴィスの株が天井知らずで有頂天だ。

 

ありがとう………クロヴィス…………それしか言葉が見つからない。

 

「うっわ、これは何というか………また個性的なバイクね」

 

「とてもカッコイイバイクだ」

 

「え"!?」

 

「ん?どうした?カッコイイだろう?」

 

「あーーー…………うん、そう、ね」

 

「ふふふふふ、素晴らしい出来だ、さすがはクロヴィス様だ、見よ!バイク全体にあしらわれたブリタニア国旗のペイント!国家への忠愛を感じさせる美しい造形…………excellent‼︎‼︎……そして!ブリタニア発祥のクルーザータイプ(いわゆるアメリカン)というのも点数が高い!楽な姿勢で疲れ辛く、そこに背が低くとも運転できるように作られた握りやすいチョッパーハンドル!長時間の走行ができる大容量バッテリータンク!本体に合わせたペイントでレジャーから咄嗟の野宿も出来るサイドボックス!…………………これに乗って街を走れば、ブリタニアへの忠愛を示すことなど容易だろう、いや!これの操縦者はブリタニアへの愛を知らしめるだけでは飽きたらぬ!そう!このバイクの操縦者はブリタニアの美の体現者などという生温い存在ではない!…………もはや操縦者こそブリタニアと言っても過言ではないわぁ!!!!」ズダァン!

 

「さいっこうに、『ハイッ!』ってやつダァ!!!」

 

「あ、そ、そうなのね…………(彼のセンス、ちょっと心配よ私)」

 

「ふぅ………」

 

十分に満足したのでバイクを駐車して鍵を抜く。

 

「ああ、アッシュフォード、手紙とコンテナのことを伝えてくれてありがとう」

 

「え、えぇ、別にいいわよ………(いつかナナちゃんもああいう性格になっちゃうのかしら………心配だわ)」

 

クラブハウスに入り私服に着替える、早速バイクに乗る、前にだ、一応シャワーを浴びてくるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナリーside

 

 

今日はテストが近いので早帰りです、中等部の2年生になるまでツキトさんに勉強を見てもらっていたのですが、ラウンズとして働き出した頃からぱったりそういうのは無くなってしまいました。

 

今はお兄様が教えて下さっているのですから不満はありません、でも、やっぱりツキトさんが近くにいてくれないと身が入らないといいますか………ツキトさんに見られていると思うとシャキッとできたのです。

 

あ、お兄様が教えて下さっているときもシャキッとしていますよ?でもツキトさんに見られているときとは何かが違うんです、その、ドキドキするんです、それに、ツキトさんが勉強を教えるときの優しい声にドキッとするんです。

 

…………自分がドキドキしたいがために、ツキトさんの時間を削ってしまうナナリーは悪い子なんでしょうか……………。

 

ツキトさんはそんなことはないと言ってくれていましたが、もしかしたら無理してるんじゃないか、って時々思ってしまうのです。

 

もうすぐツキトさんのお誕生日があるのに、こんな悪い子ではツキトさんにどんな贈り物をしたって喜んでくれるわけがありません、あまり頼るのはいけないと思いますが、ここは咲世子さんにも知恵を貸していただきましょう!

 

今日は体育で汗をかいてしまったので、シャワーを浴びましょう、制服を脱いで…………。

 

ガチャッ

 

「あっ……」

 

「な、ナナリー様……」

 

扉が開いた音に驚いて振り向くとサラシもタオルも巻いてないツキトさんが、サラシも!タオルも!一切巻いていないツキトさんが!いたんです!!

 

「つ、ツキトさん!一緒に入りましょう!」

 

「え?あ、ちょっとお待ちくだ……」

 

ツキトさんの肩を掴んでシャワールームの浴槽にひいてあるお湯に無理矢理浸からせます、そして私がツキトさんの対面に入れば、はい!

 

「ナナリー様……なにも向き合う必要は……」

 

珍しく恥ずかしそうなツキトさん。

 

あ、もしかしてツキトさんって裸を見られるのが恥ずかしいのでしょうか?……………物凄く可愛いです!私、我慢できなくなっちゃいそうです!

 

「あぅ………ナナリー様……そんなに見ないでください………」

 

………もう我慢なりません!!

 

「ツキトさぁん!!」

 

「ちょ!?ちょっとナナリー様!なぜ近づいて……や、やめてください!そこは触っちゃ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツキトside

 

 

おいぃ!?いきなりわけがわからんぞ!?

 

ありのまま、今起こったことを話すぜ!

 

私がシャワーを浴びているところにナナリーが裸で乗り込んできて、無理矢理混浴させられるようになったと思ったら服を着てリビングで正座していた!

 

何を言っているかわからねえと思うが、私も何が起きたのかさっぱり………。

 

「ツキト」

 

「あ、はい、なんのご用でございましょうか、ルルーシュ様」

 

目の前にはルルーシュ、横には私と同じように服を着て正座しているナナリー、いったいこれは………。

 

「事情は咲世子から聞いた、お前たちのいちゃいちゃを止めたいわけじゃないんだが、さすがに風呂でやるのはダメだ」

 

これは…………もしかしてキンクリというやつ、か?

 

「申し訳ございません、次がないように努めて参ります」

 

「ああいや、そうじゃなくてだな、その、するのなら部屋でしてくれ、バッタリ会った時に気不味いからな」

 

「はっ、承りました」

 

「ナナリーもいいか?」

 

「は、はい……」チラッ

 

ん?ナナリーが私のほうをちらちら見てくるが、顔に何かついているのか?

 

「(わからん……)」コテン

 

「(あっ、首をかしげるツキトさんかわいい……)」

 

「よし、じゃあ行っていいぞ」

 

「「はい」」

 

結局なんだったのかはもうどうでもいい、時計を見るとすでに夕食後の時間なのだ、思い出すのも面倒だ、このまま飯を食って寝よう。

 

よいっしょ………ん?あれ?立てない、しびれたってわけじゃないんだが………力が抜けているような……?

 

「ツキトさん、手伝いますよ」

 

「あ、い、いえいえ、お気になさらず………」

 

「でも、私にも責任がありますので」

 

そう言うとナナリーは私の両脇に腕を通して抱きしめるように立ち上がらせた。

 

「ありがとうございます、もう大丈夫ですので………」

 

「このまま部屋に行きますね(食い気味)」

 

無視かよ(素)。

 

いやしかし、いろいろ当たって非常にマズイんだが、具体的に私のレイピアがナナリーの色気で有頂天だぞ。

 

もしくはナナリーのグールで私の金↑木↑くん↑↑!!!がフォ↑ルテッ↑シモォオオオオ↑↑↑!!!???ってところだ。

 

そんなことはいいんだ、重要なことじゃない、問題は部屋に行くといったナナリーがなぜか自分の部屋に向かっていることだ。

 

………おいちょっと待て、これはマズイんじゃあないか?咲世子はどこだ?こういう時は止めてくれる咲世子はどこに行ったんだ?美人な咲世子はどk

 

「呼びましたか?」

 

計ったようなタイミングなのが少し気になるが、まあいい。

 

「ナナリー様、咲世子が来ましたので、あとは咲世子に任せ……」

 

「だ、だめです!それだとツキトさんを部屋に連れこんでエッチをする………えっと……下半身マッサージをする……でもないです…………その、あの…………セック◯をする計画が台無しに………「ちょっとナナリー様待ってください」

 

「そうです!犯すためです!決していやらしいことはしませんから!」

 

「何言ってんですかナナリー様!?」

 

「ナナリー様、それでは二律背反になってしまいます、ここは『マッサージをするつもりだが、別にセッ◯スになってしまても構わんだろう?』という風な堂々と言うのがよろしいかと」

 

「何がよろしいんだ何が!?」

 

ええい!2人とも女じゃなかったらチョップのひとつでも食らわせてやるとこだというのに!なんとか逃げねば!生き延びねば!!

 

「じゃあ………エッチ、しましょう!!」

 

「NOですよナナリー様!NOです!」

 

今更だがコード持ってるから脚の組織を作り直せばいいじゃないか、これなら数秒でできるな。

 

よし!

 

「これが私の逃走経路!」

 

「あっ!」

 

ナナリーの拘束から逃れ、クラブハウスの出口めがけ突貫する!その後バイクに乗り走り去る!

 

「逃がしません」

 

「速い!?」

 

理想と現実は違う(悟り)

 

な、なぜだ、コードの再生機能と合わせて身体能力を上げた私の速度を上回るだとぉっ!

 

「咲世子、頼む!見逃してくれ!」

 

「申し訳ございません、ルルーシュ様の命令ですので」

 

「な、なん………だと!?」

 

お、おのれぇぇええ…………あの童貞野郎………他人事だと思いやがってぇ。

 

「ナナリー様に最近元気が無いからどうしたら良いか、と、ルルーシュ様から相談を受けまして、それならツキトさんと一晩同じベッドで寝させれば良いと思いましたまでです、その際ナナリー様にツキトさんが犯されたとしても私は一切の謝罪も反省も後悔もしません」

 

「実行に移すな!だ、第一だな!ゴムも無いんだぞ!?いや仮にあってもする気はないが!もし……万が一にでも……こ、子供ができたら…………どうするんだ」

 

「「(キュン……)」」

 

「こ、子育てとか………それ以前にナナリー様のお身体の負担が大きすぎますし、小心者の私には責任が取り切れるとは、いえ!取れないわけではございませんが!せめて20まで!20までお待ちを!………ですが、ナナリー様が今欲しいと望むなら私は………」

 

「ゴムは4箱ありましたが………この様子なら要りませんね」

 

「ぜんっぜんよろしく無いからな!?あるなら寄越せ!!いや!ちょっと待て!…………ナナリー様!やはり今日はやめましょう!性行為というのはこんなに頻繁に行うものではありません!お考えを!」

 

くっ!咲世子め、こんな無駄なところで高スペックを発揮するんじゃ無い!

 

!……今なら咲世子の両手が塞がっている!

 

「隙ありぃ!」

 

「無駄です!」

 

「ですよねぇ!!」

 

そりゃそうだナナリーもいるんだからな!逃げられるわけ無いよな!くそぅ。

 

「というわけで、諦めてナナリー様としてください」

 

「つ、ツキトさん、その、よろしくお願いします!」

 

「で、ですが……」

 

「ほっ」ぺしっ

 

「ぬぐっ!?……さ、咲世子……貴様………」

 

視界が………黒く………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナリーside

 

 

「えへへ……ナナリーはかわいいねー」

 

どうしましょう………。

 

「ありがとうございます、ツキトさん」

 

「ツキトさん?……ツキトでいいんだよ?ナナリー」

 

ツキトさんが幼児退行してしまいました!とってもかわいいのでこれはこれでありです!

 

「ナナリー?どうしたの?ぼくのこと嫌い?」

 

「いえ!ツキトさんのことは大好きです!」

 

「よかったぁ〜」

 

「うっ………」

 

か、かわいいです、襲いたいところですが、これ以上はさすがに………。

 

「それにしても………ナナリーすごくおっきくなったねぇ」

 

「おっきくなったのはツキトさんの………いえなんでも無いです」

 

今はまだかわいいツキトさんを眺めていたいですが、このままだとツキトさんといちゃいちゃできません、咲世子さんを呼んで手伝ってもらいましょう。

 

「咲世子さーん!」

 

「はい」シュタッ

 

「ツキトさんが幼児退行してしまって………どうすれば治りますか?」

 

「私におまかせ下さい………ハッ」ゴキィッ!

 

「むきゅぅ……」ドサッ

 

「咲世子さん!?」

 

い、今すごい音が鳴ったのですが………手刀であんな音ってなるんですね。

 

「あとは目が覚めたら治っているので、ご安心下さい」

 

「ありがとうございます咲世子さん」

 

「いえ、これもメイドの務めです」

 

メイドさんってすごいんですね!

 

「あ、でも起きた時に首が痛くなっていたりとかは………」

 

「心配無用ですナナリー様、痛みは残りません」

 

「それなら良かったです」

 

「では私はこれで失礼いたします」

 

咲世子さんがドアから出て行くと、ツキトさんの顔を覗き見る、やっぱりかわいいです♫

 

ツキトさんは寝てる時でも気を張っているので、近づいただけですぐ目を覚ましちゃうので寝顔は見ることができないのですが、疲れて寝た時や気絶した時はこうしてじっくり見ることができるのがいいですね。

 

………添い寝しても、いい、ですよね?

 

「…………えへへ………お休みなさい、ツキトさん♬」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

noside

 

 

シャワールームにてナナリーに性的に襲われたツキトを救出した咲世子。

 

シャワールームで襲われたというショッキングな事実を思い出させないように、咲世子はツキト気絶させ服を着せ、意識が回復する頃まで寝かせていた。

 

しばらくして起きたばかりで寝ぼけてふらつくツキトをルルーシュの前に正座させたのも咲世子なのだ。

 

咲世子は万能、とても有能なメイドなのだ。

 

夜、ツキトを物理的に寝かしつけてきた咲世子は、ホットミルクを作りリビングにいるルルーシュの元へ持って行った。

 

ホットミルクを一口飲んで、ルルーシュは口を開いた。

 

「………咲世子」

 

「何でしょうかルルーシュ様?」

 

「ずいぶん激しかったのが音でわかったが………ツキト、死なないよな?」

 

「ツキトさんが(テクノブレイクで)死亡する可能性は低いかと…………もともと体は頑丈ですし、精力剤も混ぜておりますので」

 

「そうか……………」

 

「まだ何か心配事がおありですか?」

 

「…………今後、ナナリーはツキトと結婚するだろう、そうなったら、その時は、皇族に復帰するのが良いのだろうか」

 

「私の考えですが、ナナリー様の将来を優先するとなると、皇族復帰後、日本かブリタニア本国で暮らす事になるでしょう、もしブリタニア本国での生活を求めたなら、その場合ルルーシュ様は黒の騎士団を解散するなどの処置をしなければならないかもしれません」

 

「そうか、ツキトを優先するとしたら?」

 

「ツキトさんに考えを聞くのはやめたほうが賢明です」

 

「どうしてだ?」

 

「以前ツキトさんは、ナナリー様に交際を申し込まれた時、ナナリー様に相手が見つかるまでの繋ぎとしての関係………浅い交際を望んでいたのです」

 

「なに?…………いや、いきなり付き合えと言われたらそう考えても仕方ない、あいつは俺を除き誰よりもナナリーのことを考えているからな」

 

「その時にナナリー様から相談を受けたのです、もっと深く、ツキトさんと愛し合いたいと」

 

「…………まさかとは思うが、ナナリーにそっちの知識を教えたのは」

 

「申し訳ございません、ルルーシュ様、同じ女として、最初はナナリー様の恋を応援しようと思っていたのです、ですが、ツキトさんが年齢に見合わず大人なもので、助言すれどツキトさんには効果が薄く、強攻策としてもしもの時にと教えていたのですが…………」

 

「………まあ、結果を見ればうまくいっているようだ………ナナリーの処………操を取ってしまったとなれば、責任感の強いツキトのことだ、なかった事にできない、そうナナリーは考えたんだろう」

 

「しかし、いくらナナリー様でも、ツキトさんの寝込みを襲えば手痛い反撃をもらう可能性がありました、その点を考慮しておくべきでした」

 

「そこは反省すべきかもしれない、だがツキトは反撃しない、いやできなかっただろう」

 

「?……なぜですか?」

 

「ツキトは忠義と誇りを重んじる…………こう言ってはなんだが、その重さ故にツキトはナナリーに服従すべきだと考えてしまうんだろう、逆らったり、傷つけたりするのは、ツキト自身の誇りに傷をつける行為だと、そう考えているんだろう」

 

「……………では、ルルーシュ様からツキトさんに、今度ナナリー様が襲ってきた場合に限り攻撃を許可しては如何でしょうか?」

 

「そうか!………いや、それは無意味だ」

 

「なぜでしょうか?」

 

「ナナリーがおねだりをして、ツキトがそれを断れた試しがないんだ」

 

「…………今しばらくの間、ツキトさんが(テクノブレイクで)死なないようにサポートをすることにいたしましょう」

 

「そうだな……」

 

とある日の深夜のお話。

 




TKTニキ絶対テクノブレイクで死ぬから、見とけよ見とけよ〜。

ナナリー様の裸想像してボッキした奴、ランスロットの頭の上で、シコれ。

ナナリー様は床上手だって、はっきりわかんだね。
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