ツキト「アールストレイム兄妹が送る」
アーニャ「シャベクリラジオー……ちゃんちゃん」
ツキト「………始める前に一言いいか?」
アーニャ「何?愛の告白?」
ツキト「それは後で……それで、私はこの企画について何も聞かされてないんだが、それについて説明をくれないか?」
アーニャ「無理もない、こういうイベントを事前にお兄ちゃんに伝えても二つ返事でノーって言うと思ったから」
ツキト「アーニャの頼みなら聞かないこともなかったのだがな………」
アーニャ「このイベント、お便りのコーナーとか、唐突な無茶振りとかあるけど、それでも?」
ツキト「…………じゃあ断っていただろうな」
アーニャ「いっそ清々しいくらいの即答、惚れた、抱いて」
ツキト「記念すべき(?)第1回目の放送で終わらせる気か………まあいい、それで、何をすればいい?」
アーニャ「……………………簡単な自己紹介から」
ツキト「カンペの係、もっとアーニャに見えやすいように大きく文字を書くようにしたまえ」
アーニャ「お兄ちゃん、大丈夫しっかりカンペは見えてる、お兄ちゃんに見惚れてただけだから」
ツキト「そうか………………では改めて、ラジオの前の諸君、ツキト・アールストレイムだ、ライトオブラウンズの番外席である13の称号を与えられている、単独行動が許可されていているため、現在は日本エリアにてコーネリア総督とユーフェミア副総督の補佐を行なっている、妹のアーニャ共々、よろしく頼む」
アーニャ「アーニャ・アールストレイム、ナイトオブラウンズの6………」
ツキト「……終わりか?趣味や特技とかはないのか?」
アーニャ「趣味……写真撮影と、お兄ちゃんを眺めること……特技は………お兄ちゃんに甘えること」
ツキト「そ、そうか……(嬉しいが反応に困る)……私の趣味は読書、睡眠、家事全般だ、特技は剣術とフェンシング、楽器類は大抵演奏できる、あとはKMFの操縦くらいか」
アーニャ「あっ、特技のほうに剣術追加で…………これでお兄ちゃんと同じ」
ツキト「そうだな、で、次は…………………互いの好きなところと嫌いなところ、か…………企画者は私たちに喧嘩でもさせたいのか?」
アーニャ「さあ?私にはわからない」
ツキト「とりあえずお題には従っておこう、アーニャの好きなところは………やはり素直なところだろう、それから茶目っ気があるとこも好きだ、共通の話題も多いから会話も弾む、アーニャといて飽きることはないな、あと仕草がいちいちかわいくてな、見ていて目の保養になる、実は結構おっちょこちょいなところも………」
アーニャ「恥ずかしぃ……////」
ツキト「おっと、すまない………それで、アーニャの嫌いなところなわけだが………………特にこれというものがないから、無しだ」
アーニャ「………えへへへ////」ふにゃぁ
ツキト「喜んでいるところを邪魔するようで悪いが、次はアーニャの番だぞ」
アーニャ「おほん…………えっと、お兄ちゃんの好きなところ…………」
ツキト「…………………ま、まさか無いのか?」
アーニャ「………全部」
ツキト「ん?」
アーニャ「全部、全部好き、嫌いなところなんてない、全部大好き」
ツキト「そ、そうか……ありがとう、アーニャ////(男のデレなんて需要無いだろうが!何照れてるんだ私は!)」
アーニャ「お兄ちゃんが恥ずかしがってる、もっと見てたいけど、次のお題…………したいことを、ひとつ言う、理由があればそれも言う………」
ツキト「………ふむ」
アーニャ「私は、お兄ちゃんと添い寝したい、お兄ちゃんは暖かいから、抱きしめて寝る」
ツキト「私は、アーニャと剣の腕試しがしたいな、妹の成長をこの目で見て見たい」
アーニャ「………お兄ちゃんは、私と寝たくない?」
ツキト「寝たら気持ちよく寝れるのだろうが、いい歳の兄妹がやることかと思うと、少し戸惑う」
アーニャ「そう………」
ツキト「だが、アーニャの望みであるなら、私は喜んで添い寝するぞ」
アーニャ「お兄ちゃん……!」
ツキト「ふふふ………さあ次のお題はなんだ?………何でもいいから話せ、か、投げやりだな」
アーニャ「何でもいい…………そう言えばお兄ちゃん、さっき楽器を弾けるって言ってたけど」
ツキト「あぁ、そう言ったな、バイオリンやピアノくらいはある程度なら」
アーニャ「じゃあ、フルートは?」
ツキト「まあ、吹奏楽部並み程度には」
アーニャ「じゃあ、チェンバロは?」
ツキト「あれはそこまで練習してないが、他の弦楽器とほぼ同じように弾けるぞ」
アーニャ「じゃあ、私は?」
ツキト「まだ弾いたことがないな、今度弾かせて…………ちょっと待て今のは無しだ、忘れてくれ」
アーニャ「ディレクターさん、あとでテープをコピーして頂戴」
ツキト「えげつないなアーニャ!?というかそれは辞めてくれ!妹に失言をループ再生されるのは苦痛なんだぞ!」
アーニャ「………わかった、その代わり、私にオファーがきたボイスドラマに男性役の人の代わりに出演して」
ツキト「それくらいなら………どんな内容なんだ?」
アーニャ「タイトルは『もしもの関係』、私とお兄ちゃんがもしもあんな関係だったら…………っていう話」
ツキト「男女逆だったり、兄妹じゃなくて姉弟だったり、とか?」
アーニャ「そう、あと恋人だったり夫婦だったり、実は義理の兄妹だった、とかもある」
ツキト「最後のやつは面白そうだな、いいぞ、それで手を打とうじゃないか」
アーニャ「ありがとう、男性役の人が苦手だったから」
ツキト「そうなのか?変更は効かなかったのか?」
アーニャ「どうだろ?オファーが来た時に男役はお兄ちゃんがいいなって思ってて、変更できるかは聞いてなかった……」
ツキト「大丈夫なのか?」
アーニャ「大丈夫……大丈夫でしょ、マネージャー、首を縦に振って」
ツキト「マネージャー君、その………すまない」
アーニャ「…………オーケーみたい、お兄ちゃん収録の時によろしくね」
ツキト「私のできる限りを尽くそう」
アーニャ「ありがとう、それじゃあ最後に、お便りのコーナー………と言っても、ラジオは今回が初だから、スタッフからの要望事項を書いたハガキしかないけど」
ツキト「いいじゃないか、ラジオの前の諸君にしろスタッフの諸君にしろ、台本無しのただただ喋るだけのラジオをこの先聞きたいと願う者ならば、改善のための策を練ってくれているはずだろうからな」
アーニャ「そうだねお兄ちゃん、それじゃあ一通目………(ガサゴソ)………『貴方のお姉さん』さんから」
ツキト「(コーネリアあたり………いや、咲世子の可能性も……)」
アーニャ「『ツキトさん、選んでいただきありがとうございます、ツキトさんと妹様のラジオ、私大変心待ちにしておりました』」
ツキト「(咲世子だったか、相変わらず耳がいいな)」
アーニャ「『5回に一度、放送の始めにお二人のデュエットで何か一曲歌う、というのはどうでしょうか?』以上、『貴方のお姉さん』からでした」
ツキト「放送の始めにデュエットで一曲か、面白そうだな、5回に一回くらいなら練習時間も確保できそうだ」
アーニャ「なんなら毎回ぶっつけ本番でもいいくらい」
ツキト「それはさすがにいかんだろう、仮にも電波に乗せるのだ、それなりのレベルのものでなくては、ラジオの前の諸君も困惑するだろう」
アーニャ「さすがお兄ちゃん、真面目でかっこいい、結婚して」
ツキト「法律が変わったらな、さて、そろそろ終わりの時間がきたようだ」
アーニャ「そうみたい…………あっ、歌ってほしい歌とかあったらハガキに書いて送って、次回のコーナーで選ぶから」
ツキト「それでは、また次回に会おう」
アーニャ「ばいばいー」
ツキト「愛してるぞアーニャ」
アーニャ「お、お兄ちゃ……」
なお、、放送中に大勢のラジオの前の諸君が2人の絡みにダウンした模様。