問題児たちと地球の理が異世界から来るそうですよ?    作:鴉紋to零

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ガルドが真実を言わされるらしいですよ?

飛鳥の言葉の力で、イスにヒビが入る程勢いよく座る

 

ガルドはパニックに陥ってしまっていた。何故か四肢の自由が完璧に奪われてしまっているのだ、当然と言えば当然であろう

 

その様子を見て、驚いた猫耳の店員が急いで飛鳥に駆け寄る

 

「お、お客さん!当店で揉め事は控えてくださ」

 

飛鳥が遮るように言う

 

「ちょうどいいわ。猫の店員さんも第三者として聞いて欲しいの。多分、面白いことが聞けるはずよ」

 

飛鳥は猫耳の店員にそういったあと、ガルドの方に向き直る

 

「貴方はこの地域のコミュニティに″両者合意″で勝負を挑み、そして、勝利したと言っていたわ。

だけど、私が聞いたギフトゲームの内容は少し違うの。

コミュニティのゲームとは″主催者″とそれに挑戦する者が様々チップをかけて行う物のはず。

……ねえ、ジン君。コミュニティその物をチップにゲームに参加することはそうそうあることなの?」

 

それは誰にでもわかるだろうな、答えはNo 。コミュニティは、自らの誇りその物だからな

 

「や、やむを得ない場合なら希に。

しかし、これはコミュニティの存続を賭けたかなりのレアケースです」

 

飛鳥は、猫耳の店員の方に目を向けると彼女も合意するように頷いた

 

「そうよね。訪れたばかりの私達でさえそれくらいわかるもの。

そのコミュニティ同士の戦いに強制力を持つからこそ″主催者権限″を持つ者は魔王として恐れられているはず。

その特権を持たない貴方がどうして強制的にコミュニティを賭けあうような大勝負を続けられるのかしら。()()()()()()()()

 

ガルドは最後の抵抗をしているのか、ゆっくりと話始める

 

「強制させる方法は様々だ。

一番簡単なのは、相手のコミュニティの女子供をさらって脅迫すること。

これに同時ない場合は後回しにして、徐々に他のコミュニティを取り込んだあと、ゲームに乗らざるを得ない状況に圧迫していった」

 

「まあ、そんなところでしょう。

貴方のような小者らしい堅実な手です。

けどそんな違法で吸収した組織が貴方の下で従順に働いてくれるのかしら?」

 

「各コミュニティから、数人ずつ子供を人質に取ってある」

 

この言葉に俺と飛鳥は反応する

 

こいつ、そろそろ我慢ならねぇ!おもいっきり一発かましてやろうか!

 

「……そう。ますます外道ね。それで、その子供達は何処に幽閉されているの?」

 

「もう殺した」

 

その場の空気が凍りついた

 

俺以外は一瞬耳を疑い、思考を停止させた

 

俺は怒り過ぎて逆に頭が冴えはじめてきたぐらいだ

 

ガルドは命令されたまま言葉を発し続ける

 

「初めてガキ共を連れてきた日、泣き声が頭にきて思わず殺した。それ以降は自重しようと思ったが、父が恋しい母が愛しいと泣くのでやっぱりイライラして殺した。それ以降は連れてきたガキは全部まとめてその日のうちに始末することにした。けど、身内のコミュニティの人間を殺せば組織に亀裂が入る。始末したガキの遺体は証拠が残らないように腹心の部下が食」

 

()()()()

 

ガルドは、音がするほど勢いよく口を閉じる

 

この時の、俺の怒りの温度を現すなら融点を下回った氷ぐらいの温度であろう。怒り過ぎて頭がクリアになっている

 

飛鳥の声は凄みをまし、魂ごと握りつぶすような勢いでガルドを締め付ける

 

「素晴らしいわ。ここまで絵にかいたような外道とはそうそうであえなくてよ。流石は人外魔境の箱庭の世界といったところかしら………ねえジン君?」

 

ジンは、あわてて飛鳥の発言を否定する

 

「彼のような悪党は箱庭でもそうそういません」

 

「そう?それはそれで残念。ーーーーーところで、今の証言で箱庭の法がこの外道を裁くことは出来るかしら?」

 

ジンは、難しそうな顔をしながら言った

 

「厳しいです。吸収したコミュニティから人質をとったり、身内の仲間を殺すのは勿論違法ですが………裁かれるまでに彼が箱庭の外に逃げ出してしまえば、それまでです」

 

飛鳥は満足できない顔で言う

 

「そう。なら仕方ないわ」

 

飛鳥は、苛立たしげに指を鳴らす

 

ガルドの拘束を解いたのであろう、怒り狂いながらカフェテラスのテーブルを叩き割る

 

「こ………この小娘がァァァァァァ」

 

雄叫びと共にがガルドの肉体が変化する

 

体の毛は黒と黄色のストライプ模様へ、

 

目は獣の目その物へと変化した

 

「テメェ、どういうつもりかしらねぇが……俺の上に誰がいるか話かってんだろうなぁ!?第六六六外門を守る魔王が俺の後見人だぞ!!俺に喧嘩を売るってことはその魔王にも喧嘩を売るってことだ!その意味がーー」

 

()()()()()()私の話はまだ終わってないわ」

 

ガルドはまた勢いよく口を閉じるが、今度は右の拳で殴りかかる、だが、

 

 

 

 

 

 

その拳を二人の間に入った俺が、片手で止めた

 

「動くなよ猫。あとお前、その毛並みの色変えたほうがいいんじゃないか?狐色に」

 

要するに、俺が言いたいのはお前は虎の威を借る狐といっているんだが、頭に血が昇って聞いてないみたいだな

 

まあ、いいや。何はともあれ、

 

「子供達の恨み、晴らさせてもらおうかな」

 

 

 

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