問題児たちと地球の理が異世界から来るそうですよ? 作:鴉紋to零
俺は、右肩からのショルダータックルで白夜叉を狙うが、余裕を持った様子で避けられる
それと同時に白夜叉は自身の体格と同じ位の火球を両手から放つ
予測外の攻撃だったため、一発は防いだがもう一発は当たってしまった
「ッ。」
やばい、これは予測以上だな。この状態でこれをくらい続けながら戦うのは得策じゃないな
現に、当たった左肩はノームの鎧を破壊されている
アクアの剣の状態も水温が上がり少し蒸発しているため好ましくない
((面目ないです、マスター))
気にするな、うまく使いこなせなかった俺が悪い
兎に角、この状態は止めようと判断した俺は精霊達を右腕の腕輪に戻し、シルフィードによる飛行の変わりに足から炎を出して飛ぶ
「ふふ、まだ終わりではあるまいな?」
白夜叉は楽しそうに問いかける
「んなこと、あるわけないだろ!」
そう言うと、白夜叉は力を溜め始めた
俺も、体内に流れるマナの速度を加速する
「なら、これでしまいとしようかの!」
どこかの某サイヤ人のスーパー元○玉のサイズの火球を投げつけられる
俺がその時思ったことはただ一つだ
「舐めんな!」
体内のマナの流れる速度が今の俺の限界点に達したことを現す、焔が俺の回りに現れる
「バーニング・シフト!levelⅣ!」
俺は力強く宣言する
まあ、叫んだ理由は自己暗示みたいなものだから触れないで欲しいのが本音である
俺は、体を右半身に構えると右拳にマナを集中させる
俺の拳が熱を帯び、炎をちらつかせる
その間にもうすぐ近くに大火球が迫っていた
「吹っ飛べ!」
俺は、握り締めていた拳を抜き手の形に変え大火球に突き刺した
そして大爆発が起こった
これが俺の最も得意とする技、『バーニング・フィスト』だ
動作だけを簡潔に言うなら手にマナをためて、相手に殴る又は突き刺す等した後にマナを爆発させるというものだ
一応、他の体の部分でも同じことはできるが基本的にはしないのが主流である
辺りは煙で覆われなにも見えない
しかし、俺には白夜叉のいる場所がマナの流れで把握することができた
そして今度は辺りの煙を右手に集めマナに変えて修復。同時にまたマナを溜める
そして一気に加速して白夜叉の前に急に現れる
爆発後からかかった時間。僅か二秒
まさかそんな時間で相手が現れるとは予測できていなかった白夜叉は目の前に現れた俺に驚愕する
右手に集めたマナを
ん?一般的にはしないって言わなかったかって?
忘れたか?俺も問題児だ!
「こいつでラストだ!」
そして爆発によって加速した拳は白夜叉の鳩尾を捉え、下向きに吹き飛んだ
…………しまった。やり過ぎた
明らかに半径50メートルはあるクレーターができてしまっていた
「し、白夜叉様ーー!」
黒ウサギから悲鳴が聞こえて来る
まあ死んでなけりゃどうにかなるか
そう思いつつ俺は、下に降りた
「白夜叉様は!白夜叉様は大丈夫なのでございますか!」
俺は、問題児達にアイコンタクトを送り、行動をとった
つまり
悲しそうな顔で両手をあわせた
「こら!勝手に人を殺すでない!」
「「「「………チッ」」」」
そこは空気を読めよ白夜叉
「えっ!白夜叉様!だ、大丈夫なのでございますか!」
「当たり前じゃ、一時の間気を失ったが、私はあの程度で死にはせん!」
そのわりには結構入ってましたけど
「全く、その童が地球の理と分かればゲーム盤を変えなかったのだが」
「相手のことをしr……」
しかし、俺の言葉は問題児三人によって遮られた
「「「地球の理?なにそれかっこいい!(わ!)(な!)」」」
その後、俺は、長期戦もとい説明をするはめになってしまった
マナについて
生きている者又は存在している物体(霊体も込み)は必ず持っている
無くなれば物の場合壊れる
生き物の場合、死に塵となって消える