問題児たちと地球の理が異世界から来るそうですよ? 作:鴉紋to零
あの後、二人の漫才を収めるのに数分かかったがなんとか収めた俺は、箱庭とギフトゲームの説明を黒ウサギに任せ、只今休憩中である
そういえば、黒ウサギに説明を頼んだとき物凄く嬉しそうな顔してたな。何故だ?
そんなことを考察していると誰かに肩を叩かれる
「甲。起きて」
「甲。起きろ」
「ん、ああ。すまん」
起こしに来たのは真のようだ。ん?何か後ろに馬鹿がいたな
「おい。今失礼なこと考えなかった?」
「気のせいだ。箱庭とかの説明は終わったのか?」
俺は伸びをした後問う
「うん。この世界はファンタジーだってことが一番よくわかったよ」
「一言で言うなら、呼び出された世界は完全無欠に異世界でしたってところか」
「だろうな」
俺は苦笑いを浮かべる
「そういや、黒ウサギとかは?」
「他のメンバーを呼びに行ったみたいだよ」
「ああ。そういうことか」
そこで黒ウサギの元気な声と共に扉が開かれる
「真さん!甲さん!悠雷さん!皆さんをお連れしました!」
「お、以外と早かったな」
俺は立ち上がりながら言った
「へぇ、そいつらが新しい仲間か?」
十六夜が言う
「おう。んじゃ、十六夜達の方から紹介させてもらうぜ」
「左の金髪で頭にヘッドフォンをつけてる百人中百人が不良って感じのやつが逆廻 十六夜」
「よろしくな」
「真ん中にいるザお嬢様って感じのご令嬢が久遠 飛鳥」
「よろしくお願いするわ」
「左にいる三毛猫を抱えてるのが春日部 耀」
「よろしく」
俺は十六夜達に向いていた体を悠雷達に向けると続ける
「んで、右の白髪の気弱そうなのが魂奏 真」
「よろしくお願いします」
「そんなに固くならなくてもいいわよ?」
飛鳥が口を挟む
「いえ、僕の口癖みたいなものですから、気にしないでください」
真は初対面の人には必ず敬語なのだ。俺の場合は長い付き合いだから砕けて話してくれている
本人曰く、長い間いると自然とそうなるらしい
「続けるぞ。左の馬鹿っぽいのが「おい」天駆 悠雷だ」
「全く、失礼なやつだぜ。俺は天駆 悠雷!よろしくな!」
こいつ仲間思いなところはいいやつなんだけどそれ以外は微妙だよな」
「おい、心の声漏れてんぞ」
「大丈夫。事実だから」
俺はいい笑顔でサムズアップしながら答えた
「ほぉ、いい度胸だな甲」
「二人とも喧嘩は駄目だよ」
真が刀に手をかけながら言う
「分かってるって」
「勿論だ。」
ここで俺は、当初決めていた計画、というほどのものではないがなんにせよここで実行した
「ちょっと遊びに行ってくる。皆は適当にくつろいでてくれよ」
「ちょっと甲さん!どこ行くんですか!?」
「なに、暇潰しに白夜叉のところにな」
実は俺の本当の目的は海を探し、マナを完全に回復することである。しかし、同時に何かみんなのためになるギフトゲームをしようと思い計画していたのだ
一番近道である窓から俺は外に飛び降りて、ホバリングする
「じゃあ、俺は"ノーネーム"の探検でもしてるわ」
悠雷はそう言うと、扉を開ける
「何処でも同じようなことしかしてないなあ、二人とも」
俺の本当の目的に気づいている真は苦笑いを浮かべていた
さあてと、行きましょうか
心の中で一言いうと、俺は"サウザンド・アイズ"へ向かった