問題児たちと地球の理が異世界から来るそうですよ?    作:鴉紋to零

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理は瀕死に陥るようですよ?

相手の能力がわからない以上、遠距離攻撃でいくか

 

俺はそう判断すると、両手にプラズマ火球を作る

 

「食らっとけ!」

 

そして、ハイパーへ連射した

 

「まずは相手の能力を見ておこうってところかな!」

 

かなと言ったタイミングで、左に走り避けるハイパー

 

「よっ!」

 

ハイパーの両手の触手が此方に向かって放たれる

 

俺はその時、親父が教えてくれイリスの特徴を思い出した

 

たしか、イリスは両手の触手からマナを吸ってくるんだったな

 

「当たるかよ!」

 

俺はあえて前に進み、触手を回避しながら相手との距離をつめる

 

触手の動きが鞭に近かったのでこうしたのだが、うまくはいかないようだ

 

「君なら、そうすると思った」

 

後、三歩でこちらの間合いに入るところでハイパーは言う

 

そしてハイパーは、背中から更に触手を出し、突き出した触手をハイパー自身の向きに向ける

 

前後からの突きは避けられないと反射的に悟ると、俺は、右に跳ぶ

 

「へぇ、いい判断だよ。でも、これならどう?避けられる?」

 

ハイパーは射出した触手を戻すと、今度は右手で左手を押さえる

 

「よっと!」

 

また、射出する

 

俺は身構えたが、途中で触手の方向が変わった

 

こいつ!動けない耀を狙ってやがる!

 

俺は即座にプラズマ火球を撃って、五本の触手を迎撃する

 

「ふーん、庇うんだ。なら、その雌を狙った方が良さそうだね♪」

 

その言葉を聞いた瞬間に、この言葉がブラフではないと気づいた俺は、急いで耀のもとまでジェット噴射で移動する

 

「さあ、始めるよ!」

 

触手が耀を狙って放たれる、まだ動けない耀を守るために俺は耀の前に立ち塞がる

 

「やらせねぇよ!」

 

俺は、両の拳と足に高濃度のマナの焔を纏い触手を片っ端から殴り落とす

 

視界に移る触手という触手を手当たり次第に落とし続ける

 

だが、俺とて体力が無尽蔵というわけではない

 

三十もの触手を全て迎撃し続けるのには限界があった

 

少しずつ触手が掠り、俺の体に小さな傷を作る

 

そして、ついに一発の触手が俺のマナで覆っていない太股に突き刺さった

 

「グッ……………」

 

体制が一瞬崩れる

 

相手はその一瞬の隙を見逃してはくれなかった

 

二の腕に刺さり、もう片方の太股に刺さる

 

「ガァ!」

 

俺は完全に動きを封じ込められてしまった

 

「甲!!」

 

俺は、無理矢理引きちぎろうとするが、もう、手遅れだった

 

「アハハハハハ!地球の理がこの様なんて、クフフ、笑える!」

 

そう嘲笑い、ハイパーは一本の触手を持ち上げた

 

そして

 

 

 

 

 

 

「さあ、これで終わりかな?バイバイ、地球の理!」

 

 

 

 

 

 

 

ヤツの触手が、俺の心臓に刺さった

 

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