問題児たちと地球の理が異世界から来るそうですよ? 作:鴉紋to零
「あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか話を聞いて貰うために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とは、きっとこのような状況を言うに違いないのデス」
遊び倒した俺が言えるセリフではない気がするが、まあ、なんというか。ドンマイ
「いいからさっさと進めろ」
黒ウサギは半ば本気の涙を瞳に浮かべていたが、気を取り直して、一つ二つ咳払いのち、両手を広げた
「それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?さあ、言いますよ!さあs「長い、くどい、しつこいの三拍子の奴には天誅を」ようこそ、″箱庭の世界″へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさせていただこうかと召喚いたしました!」
「ギフトゲーム?」
「そうです!すでに気づいていらっしゃるでしょうが?御四人様は皆普通の人間ではございません!」
あれ、俺、こんな解説を昔聞いたような気がする。何故だ?箱庭なんて聞いたことなかったのに。まあ、いいか。そのうちわかるさ
「……さん。………こ…さん。……甲さん!」
「ん、どうした?黒ウサギ?」
「途中から上の空でしたけど聞いてましたか?」
「おう、で、なんだっけ?」
「聞いてないんじゃないですか!」
「大丈夫だろ、物事は習うより慣れろだからな」
十六夜が笑いながらフォローする
「おう。ま、後から最低限のことは十六夜とか、耀とかに後から聞くさ」
黒ウサギは軽くため息をついた後、話を再開させた
「さて。皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。が、それらを全て語るには少々お時間がかかるでしょう。新たな同士候補である皆さんを何時までも野外に出しておくのは忍びない。ここから先は我らのコミュニティでお話しさせていただきたいのですが………よろしいですか?」
すると、十六夜が威圧的な声をあげながら立ち上がった
「待てよ。まだ俺が質問してないだろ」
黒ウサギは構えるように、内容について要求する
そういや、俺も質問してないな。一致、試しに聞いてみるか
「………どういった質問ですか?ルールですか?ゲームそのものですか?」
「そんなことはどうでもいい。腹の底からどうでもいいぜ、黒ウサギ。俺が聞きたいのは……たった一つだ」
十六夜は言葉を句切り、間を開ける
「この世界は、面白いか?」
この質問に黒ウサギは、自信いっぱいに答えた
「Yes !『ギフトゲーム』は人を越えたものだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭世界は外界より格段に面白いこと、黒ウサギは保証します♪」
さてと、そろそろ聞くとしますか
「黒ウサギ、俺からも一ついいか?」
「はい、構いませんよ?」
「この世界に
「えっ!斗兜様のことを知ってるんですか!」