ifストーリーミカグラとボッチくん   作:パステルカラー

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入学

 

 

白夜「なにここ?」

??「そうだ、言い忘れてたね。ミカグラ学園へようこそ!」

どうしてこうなった。

 

 

あれはゴールデンウィークのこと。

母「あんた。高校はどうすんのよ?」

白夜「どこに行ったって変わらないから適当に決める。う〜んここ。」

母「あんた何言ってんの。ここ超進学校よ。入れるわないじゃない。」

白夜「え〜。でも行きたいとこないし。」

??「ただいま。」

母「あら?極夜!お帰り!」

極夜「ただいま。おっ!白夜もいたのか。」

白夜「はいはいお帰り。」

何を言ってるのだこいつは。まだ名前も出てないくせに生意気だな。仕方ない説明してあげるか。この人は俺の1つ年上の兄の城田極夜(しろたきょくや)。

極夜は中学からそのミカグラ学園とやらに言ってるらしい。寮生活なので全く帰ってこないのになぜ帰ってきたのか。

 

母「あんたね。おにいちゃんが帰って来たのにその態度はなんなの!」

極夜「いいんだよ。白夜行く学校は決めたか?」

白夜「特に決めてない。」

極夜「ならミカグラ学園にこいよ。きっと面白いことになるぜ。」

白夜「じゃあ、そうする。」

母「あんたね〜。パンフレットぐらいは見なさいよ。」

白夜「はいはい。」

 

 

そして月日は流れ

極夜「おい、起きろ!今日試験だろ!」

白夜「んん〜?あと五分。」

極夜「何言ってんだ!かれこれ20分たってんぞ。」

極夜「試験だって言ってんだろ!」

そう言って俺の最後の砦である布団がどけられる。砦がなくなり無防備な体に冷たい空気が触れる。

白夜「寒!おーこの冬の寒さは体にくる。」

極夜「爺さんみたいだな。」

白夜「寒いのは爺さんでも若者でも同じなの。お〜寒い寒い。」

極夜「はあ〜。そんなことより試験だぞ。時間大丈夫か?」

そんなの大丈夫に決まってるだろ。俺は5分前行動の人間だぞ。えーっと今は9時か入室が9時20分だから。あと15分か。……15分‼︎?

 

白夜「あと15分しかないじゃん!なんで起こしてくれなかったの?」

極夜「起こしたわ!何度も!それなのにあと五分とか言いやがって!」

白夜「朝飯なんて食ってる場合じゃねえ!

まあ、菓子パンを持ってきますけど。

 

 

ぜぇぜぇ、なんとか間に合った。きっと今日の走りを記録会に持ってたらそのまんま○には勝てるだろう。

メイド?「お待ちしておりました城田白夜様ですね?」

白夜「はぁい。」

メイド「案内しますのでついてきてください。」

この会場に来るまで学生らしき人に会わなかったんだが。本当にここなんだよな?

メイド「こちらになります。空いてる席があなたの席となります。」

なんだ他にもいるのか。よかった間違えてなかったみたいだ。

が、席は2席しかない。

おい、受験生2人って廃校決定じゃないですか嫌だー。まあ、ここ以外受験をしてないのでやるしかないか。

 

 

メイド「では、集団面接をしますので移動を。」

なんだ、あの問題クソ簡単だったぞ。足し算に引き算そして割り算。掛け算はなぜかなかった。掛け算嫌われてんの?まるで俺みたい。

??「ねぇ。君名前なんていうの?私は一宮エルナ。」

白夜「俺は城田白夜って言いますよろしくお願いします。」

エルナ「白夜君か。よろしくね。あのメイドさんの名前きっとクルミさんとかだよ。」

白夜「どうして?」

エルナ「だってクール美人でしょ。クール美人訳してクル美さん。」

白夜「はあ〜。」

この人は相当壊れたセンスの持ち主のようで俺ならクールメイドでクルドとか。特戦隊にいそうだけど。

クルミ「こちらになります。」

とすごく無愛想に言われたが、もしかしてさっきの話が聞かれてた?

 

面接だけは練習した記憶がある。確か出来るだけゴマをスレとかだった。うちの父さんは天性の社畜だからなあの人の言うことは信じられる気がする。

そんなことを思いつつ、試験室に目を通すが誰もいない。と思ったがなんか奇妙な生物?が飛んでいる。それは一宮さんにも見えてるらしくそれを目で追っている。

 

??「この2人には何も目覚めていないらしいりゅい。なんのための試験なんだったのかりゅい。」

えっ?なにこのキモい奴。なんかゲームとかで出てくる失敗作のキメラみたいな。そんなやつ。それが目の前を浮いている。

 

エルナ「えい!」

(ドス)

??「ギャアアァァ。」

エルナ「目が弱点なんだね。」

白夜「いや、目が弱点なんだねじゃねえよ!武井壮曰く大抵の動物は目が弱いから目を突いたら死んじゃうかもしれないぞ。」

??「その通りだりゅい!もっと言ってやるりゅい!」

白夜「その前に俺も触ってみたい!」

??「そうじゃないぃぃ!なんで便乗しちゃうんだりゅい。そこは止めるところりゅい!」

白夜「いいんだよ。君はどうせ失敗作だ。

例えるなら皇帝○○ギン1号だ。一度撃っただけで足をダメにしてしまうんだ。だから君がダウンしたところで気にしない。」

??「もうこの2人はダメだりゅい。面接官に向かってこの態度。」

今面接官って言わなかった?こいつが?このキメラが?

??「今君とても失礼なことを考えてるりゅい。」

心まで読めるのか。なんか頭の中を鳥が過ったぞ。

 

??「それより面接を始めてもいいかりゅい?」

エルナ「さっきからりゅいりゅい言ってるけど、それかわいいと思ってるの。そうだとしたらかなり痛いよ。」

??「そ、そんな。じゃあどんな語尾を付ければいいだ?」

マトナ感じになったな。

エルナ「例えばブサとか。」

??「確実にブサイクからとったブサ。」

白夜「使うんだ。」

エルナ「もう、こいつめんどくさいから。微妙な顔でビミィでいいや。」

ビミィ「ひどい!こんなにひどい扱いあるかりゅい?面接官なんてやらなければよかったりゅい。」

今なんて言った?面接官?

 

白夜「いや、面接官様でしたか。無礼な態度申し訳ありません。とてもカッ…コイ…イお姿ですね。」

ビミィ「明らかなまでのお世辞だりゅい。

まあ、いいりゅい。それでは面接結果を発表するりゅい。」

いや、面接してないし。いや、もしかして。さっきまでのがそうだとしたら確実に不合格。終わった。俺はニートになって家に篭り親に「お昼ここに置いておくからね。ねえ、たまには部屋から出たら。」

とか言われて物音を立てたら、

「そうよね。白夜は東大目指すんだものね。ごめんね。」

とか言われるんだろうな。

ビミィ「想像力強すぎだりゅい。大丈夫。見事合格だりゅい。」

白夜「そ、そうですか。」

ビミィ「もちろん、エルナも合格だりゅい。」

エルナ「やった!これであの女神に。」

やった!ニートにならずに済んだ!

ビミィ「来週の日曜日に迎えに行くから準備しとくりゅい。」

 

 

 

ビミィ「ついたりゅい。ここがミカグラ学園だりゅい。」

ここがか。結果パンフレットさえ読まなかったからな、どんなところか全く知らんかった。

極夜「白夜よく来たな。」

白夜「ここしか受けてないからね。」

極夜「先生ここからは俺も案内しますよ。」

ビミィ「それは助かるりゅい。白夜以外にも癖の強い子がいるりゅい。」

エルナ「可愛い子ばっかだよ。あの子も。それにあの子も。グヘヘ。」

癖が強すぎやしないか?くどくて食べれそうにないな。

??「エルナちゃ〜ん。待ってたよ。」

エルナ「ギャアアァァ。シグレ。なんで抱きついてくんの!くたばれ!」

なんだあの人。イケメンだから許されるけど俺がやったら確実にお世話になるな。

極夜「あの人は二宮シグレ漫画研究部の部長兼代表だ。それよりあっち見てみな。」

ん?なんだあれ?鎌持ってるし相手の人は絵の具を魔法のように飛ばしてるし。

白夜「なにここ?」

極夜「そういえば言い忘れてたね。ミカグラ学園へようこそ!」

俺は来る学校を間違えたかもしれない。

でも、これはこれで退屈しなさそうだ。

こうして俺のミカグラ学園での生活が始まる。

 

 




こんな感じで進めていきます。生温かい目で見ていただけると幸いです。他にも連載しているのがありますので投稿ペースが遅いです。それと前書きは書きません。
これからもよろしくお願いします。
次回「城田白夜は寝袋に生きる。」
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