...U.C.0093
......「ララァが死んだ時の苦しみ、存分に思い出せ!」
......「世直しの事、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから、何時も過激な事しかやらない!」
......「愚民共にその才能を利用されている者が言う事かっ!!」
......「νガンダムは伊達じゃないッ!!」
......「結局、遅かれ早かれ、こんな悲しみだけが広がって、地球を押し潰すのだ...ならば人類は自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して、贖罪しなければならん...アムロ...なんでこれが分からん!」
......「分かってるよ! だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」
......サイコフレームの共振により遂にアクシズが地球から離脱を始める。だが、相反する二人の「英雄」の行方を知る者は存在しない...。
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「グッ...ここは...?地球か!?アクシズは落ちなかったのか!?うぅ、 だが、空気が俺の居た地球とは違う...」
意識を取り戻したアムロ、だが直感的にここが自分の居た世界では無い。そう感じていた。
「νガンダムも見当たらない...別世界だなんて、そんな絵本みたいな話、俺は信じたくないぞ...............ッ!誰だ!」
「私だ、アムロ。.........今は一時休戦と言う事にしよう。ところで、ここは何処だ?地球だが、地球ではない様な...不思議な場所だ。」
「シャア......まぁいい、こんなところでは反抗のしようがないだろうしな...後此処が何処かなんて、俺にも分からない」
「これもサイコフレームの共振よるものなのか?...まぁ少し散策してみるか、アムロ。」
二人が少しその場所を散策しようかと思案していたその瞬間
「動かないで貰おう」
鋭い、女性の声だ。二人は手を挙げ、女性の方に体を向けた。
「貴様達は誰だ、そして何処から進入して来た?」
「私はネオ・ジオン総帥...キャスバル、いや、シャア・アズナブルだ。目が覚めたら此処に居た...という理由では納得してくれなさそうだな。」
「僕はロンド・ベルMS隊の隊長、アムロ・レイです。シャア...そこの男の言う通り、意識を取り戻した時には此処に居たのです。」
「ネオ・ジオン?ロンド・ベル?MS?ふざけているのか?貴様達は」
冷たい声と鋭い目でこちらを睨む。
「どう言う事だ?ネオ・ジオンやMSを知らないだと?アムロ、やはり此処は...」
「ここではなく、しっかりとした場所で話す必要性がありそうだな...
すみません、貴女の名前を伺っても良いでしょうか?」
「私はIS学園の教師、織斑千冬だ。先程の話、冗談かもしれんが...一応詳しく聞く必要性がある。ついてこい。」
「すまない、感謝する、千冬。行くぞアムロ」
「IS学園...何なんだ...本当に絵本の世界に来てしまったのか...」
二人の相反する英雄の新たなる物語は、ここから始まるのであった。