破戒僧だって?いや、変態破戒僧です   作:まさとら

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「フォオオオオオオオオオオ」

サーゼクスに負けてから丸2日がたった。っと言っても半日は寝ていたんだがな。流石にまだ左手はろくに動かない、おそらく負担のかけ過ぎのせいだろう。まぁほっといたら治るだろそのうち。

 

「やぁご機嫌いかがかね?」

 

『また逃げて来たのかよ、グレイフィアさん困ってたぞ?俺の尋問しに来たときめっちゃ愚痴られたし』

 

「それは悪い事をしたね」

 

本当3時間くらい淡々と愚痴られ続けた俺の身にもなってほしい。ちなみにこいつは約1日半で4回はここに来て俺に質問と妹の話をしに来てる、半分以上が妹の話なのだが。

 

『てかさ、いつになったら俺牢屋から出れんの?いい加減出してくれたっていいじゃんかよ』

 

「そうだね今回はその事で話があって来たんだ。確かに君を私は生かす事にしたが、このまま何もお咎めなしって訳にはいかなくてね」

 

『じゃあどうしろってんだよ。悪魔になれなんていうなよ』

 

「そんな事は言わないよ、少し頼み事があるんだが聞いてくれるよね」ニコッ

 

うわぁ出たよこの胡散臭い笑顔絶対ろくな頼みごとじゃない、はぁめんどくさいな…でもなこいつには少なくともグレイスと俺の命助けられたし、仕方ないな。

 

 

『あぁ、わかったよ。っで何をすればいいのでしょうか?』

 

「ここから北に行った森にはぐれ悪魔が潜伏しているらしいからとらえてきてくれないか」

 

『はぁ?それくらい部下にでもやらせればいいんじゃないか?』

 

「それがただのはぐれじゃないんだ『なんだと?』SSランクのはぐれ悪魔でね。森までの案内には私の部下をつけよう、先代魔王からの者だから安心してくれ」

 

『何をどう安心しろって言うんだよ』

 

ふぅ、やっと出られたか。でもこの牢屋で考えれた事もある、あの時倒れた俺はエロに飢えていたそれで自然とエロを求めて暴走してしまったのだろう。だがそのせいで…グレイスは殺されかけた…俺のせいで……だから俺はエロを忘れる事に決めた、イッセーには決して忘れるなと言ったがそのせいで仲間を失いかけた。まぁ償いみたいなものだグレイスが知ったら笑われるか怒られるだろうがもう決めた事だから……

 

「煌、彼が案内人のセルバス・カイムだ」

 

「セルバスだ。どうぞよろしく」

 

セルバスと名乗ったのは、サーベルを腰に刺した4〜50歳の男性だった。

 

『こちらこそ、よろしく』

 

「馬の準備は出来ている。直ぐにでも出発できるよ」

 

『ちょっと待て、そんなに遠いのか?』

 

「当たり前だ、馬で丸一日はかかる」

 

嘘だろ、もっと近いと思ってた。せめて歩きで行ける範囲だと。

 

「じゃあ頼んだよ」

 

俺とセルバスさんは森に向けて馬を走らせた。道中特に変わったこともなく順調に進んで行った。

 

「そろそろ日が暮れる、今日はここで野宿するぞ」

 

『おぅ』

 

飯を食いながら標的のことを何も聞かされてない事に気づいて聞いてみた。

 

「あのはぐれの事か?そうだな奴は人間の間でもよく知られているぞ」

 

『そんなに有名なやつにのか?』

 

「確かに有名だが悪魔としてではなく、殺人鬼としてだな、そう連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーとしてな」

 

……マジかよ130年前の事件の真相わかっちゃったよ。そりゃ迷宮入りするはずだよ、犯人悪魔だものわかるわけがないじゃん。

 

『じゃあそいつは男なのか』

 

「それがな我々も奴がジャック・ザ・リッパーなのはわかっているが、他の情報が神器(セイクリッド・ギア)所有者であることしかわかっていないんだ。性別も体格もなにもわかっていないんだ」

 

なんてこった、情報が少ないにもほどがあるだろ。これじゃどうやって探せって言うんだよ。あの魔王はアホなのか?いやシスコンだ。

 

「安心しろ探す方法はある」

 

『本当か⁉︎』

 

「強力な神器は目覚めてさえ入れば見つけやすいのだ」

 

『へぇ〜、それでそいつは何をしてSSランクなんてなったんだ?』

 

「やつは自分の主とその眷属を皆殺しにして逃走した……

明日も早いからこれくらいにして寝るとするか」

 

『あぁ』

 

なにか変だな聴いてる時はあんまり気にしなかったが、情報にかたよりがある。神器持ちなのがわかっていてなぜ性別くらいわかっていても可笑しくないだろ、念のために警戒はしておくか。と言いつつ爆睡した。

 

 

 

翌日朝から出発して、昼頃にやっと目的地の森にたどり着いた。

 

『さてと、早く捕まえて帰るとしますか』

 

「使い魔を出しておいた、なぁにすぐにわかるさ」

 

ドカァァン!

 

「ほらな、さぁいくぞ」

 

なんて古典的な方法なんだよ。まぁ手っ取り早くていいけどさ。

 

『おぅ』

 

爆発のあった付近に行くと気絶させれてる使い魔と黒のローブを羽織った150cmくらいの男か女かはたぼたぼのローブとフードによってわからないが、その手に持たれた漆黒のナイフと周りに纏っているオーラ的なものからとてつもない力を感じれる。

 

「そこに隠れているの出てこい」

 

『あらばれてるのね、セルバスさんは使い魔を助けてやりなやつは俺がどうにかする』ボソッ

 

「あぁすまない」ボソッ

 

さてとどうにかするか。実際左手は戦えるまでは動かないし蘇民将来も使えるような状態じゃないし……無理じゃねこれ?

こうなりゃやけだ無理だろうとなんだろうとやってやるよ!

 

『やぁ、ご機嫌麗しゅうジャック・ザ・リッパー』

 

「貴様なぜその名を知っている」

 

『実はある人からの依頼でお前を捕まえにきた。おとなしく捕まってくれる……わけないか』

 

神器をこちらに向け突っ込んできた。人の話はちゃんと最後まで聞けよなって速ぇえなおい!ちょっと様子見とか思ってたけど無理!初っ端からかなり本気で避けているんだが反撃のスキがなく手が出せないでいる。それなら……

 

『手が出ないなら足を出す!』

 

力技で無理矢理ぶちかましたら擦りしかしなかったものの、フードが蹴りの勢いで破けて現れたのは……ふんわりとした感じのポニーテールの女?と言うより幼女?

 

『まさかあの殺人鬼様がこんな可愛い女の子だっただなんてな』

 

「よく言われるよ。お前も強いな」

 

『久しぶりに言われたな』

 

「だがもう(・・)私の方が強い」

 

そう言ってまた攻撃を仕掛けてきたがさっきとなんら変わらん流石にもう目が慣れてきたこれなら避けれる。

 

『カハッ』

 

避けられと思っていたその自信もあったしかし避けられなかったというより見えなかった油断なんて少しもなかったまるでこの数分で俺よりも強くなったような、もしそれが当たってたら厄介だな。おそらくあの神器の力なんだろうけどどんな能力なのかもよくわからないし迂闊に手が出せないな……と考えるのは凡人の考えだ!相手が強くなるならそれよりはやくぶっ倒す!

蹴りを主体とした攻撃で相手に手を出させず攻撃を続ける。数分はそれでどうにかなっていたが俺の攻撃は擦りもしなくなり逆に今度は俺の方がまたうけにまわっていた、避けられないならと防いだり受け流したりをしてどうにか致命傷だけは防ぐことができたが少しづつしかし確実に俺の体力は失われていた。

 

「もう諦めろ、今なら見逃してやる。もうお前は私の攻撃を耐えられない」

 

『ハァハァ……うるさいんだよ。それがどうした、俺はこんな所で死ぬつもりはない…だから諦めない』

 

「あの人と同じ事を貴様が言うな」

 

さっきまでの冷静な顔から誰が見ても明らかなくらいに激怒したかおに変わりさっきまでの小さく正確な攻撃とは違い感情に任せた大振りになっているこれならどうにかなる!

相変わらずのスピードと迫力だが攻撃が単調すぎる冷静さを失った者の攻撃なんてどれだけ強力だろうが避けるのは簡単だ。攻撃を避けながら隙をみて攻撃を仕掛けるそれを繰り返している時俺の目に飛び込んできたのは一筋の涙だった。そう奴は泣いているのだそれを知った時俺は距離を無意識のうちにとっていた。気になって仕方ないのだその涙の意味を知りたいと思ってしまったそれなら悪いけど見るしかないか奴の記憶を……

 

手に霊力を集め攻撃をよけならが近づき霊力を流しこむ。

 

『見せてもらうぞ貴様の記憶を!』

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「なぜ魔王様を裏切ろうとするセルバス!」

 

「なぜだと?我らの魔王様はルシファー様御一人だあんなサーゼクスの若僧ではない!そんな事もわからないのかザガン」

 

燃え行く屋敷の中で俺の知ってるセルバスとは少し若い人物に語りかけるザガンと呼ばれる銀髪の青年。

 

「マスター!御無事ですか?」

 

「レヴィアか、おまえは逃げろ。俺はこの分からず屋に力尽くにでもわからしてやる」

 

「しかし……」

 

「俺はこんな所で死ぬつもりはない……だから諦めない」

 

「わかりました…ご無事で…」

 

そう言ってレヴィアと呼ばれた少女は去って行った。おそらく体格と髪型からしてあの少女がジャック・ザ・リッパーなのだろう。

 

「2人でかかってきたらもしかしたら勝てたかもしれないのにな馬鹿な奴だ」

 

「吐かせジジイが!」

 

2人の魔力が、激しくぶつかりあった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「貴様、私に何をした⁈」

 

『少し記憶を見させてもらった。レヴィアもうやめよう、殴り飛ばさないといけないのは君じゃない。出てこいよセルバス』

 

「おや?もうばれてしまったのかね。もう少し見物したかったのだがね」

 

「セルバスなぜ友だったマスターを殺した!」

 

「奴は我々旧魔王派に楯突こうとしただから早目に消した。ただそれだけのことだレヴィア・マクガーデン、しかし君にも見せたかったぞ奴の最後をな」

 

『黙れドカスが…抵抗するなとは言わんさっさとかかってこい』

 

「おっと動くな、これを見てもそんな強気でいられるかな?」

 

セルバスが手を上げると全方位からとんでもない数の悪魔が現れた。ぱっと見でも一万いやそれ以上はいるだろうな。

 

「奈地雷 煌最後のチャンスだ我々と来い、貴様はあのサーゼクスを倒せる可能性があるからな」

 

『断わる、奴と敵になるのはもうごめんでね』

 

「じゃあその女共々死ね」

 

その言葉を合図に全方位から攻撃が飛んできた。その時俺は自然とレヴィアを庇うように抱き締めた。俺の体は攻撃をもろにくらいボロボロになっていた。

 

「なんで私を助けた…お前だけならどうにか出来ただろうに」

 

『わからん……勝手に身体がうごいたそれだけだ。ケガ…なかったか?』

 

「お前のおかげでほぼ無傷だよ」

 

『それは……よかっ……た』

 

「おい、しっかりしろよ。何勝手に人守っといて死のうとしてんだよ目覚ませよ!」

 

だんだん意識が遠くなりレヴィアがなにか叫んでいたがもう聞こえなくなっていた。

 

(何死のうとしてんだボォケが!)

 

お前誰だよ人の頭の中に入り込んで来やがって。

 

(誰だって?俺はお前でお前は俺だ。そう俺はお前の内なるエロだ!)

 

は?内なるエロだって?なんだよそれ知らねぇよそんなの。

 

(わからねぇならもう一人の僕的なのと思ってもらって構わん。レヴィアを救いたいか?)

 

そりゃ救いたいけどもう俺の体はボロボロで動かねぇしどうしたらいいんだよ。

 

(あっち側に行けたらな、神同等いやそれ以上の力が手に入るだろうよ)

 

もう一人の僕的なのが指差した方を見ると頑丈そうな扉があった。あれの中に入ればいいのか?

 

(今のままじゃ開かねぇよ。全てを捨てなきゃ開かない)

 

開き方知ってんのになんでお前は入らないのか?

 

(俺にはエロを捨てることなんて無理だ!だが俺らの中のエロが俺の中に有る今お前ならいけるはずだ)

 

なんでもいいこの状況を打開できる力をよこしやがれ!

side out

 

 

 

side レヴィア

なに勝手に庇って死んでるんですか。誰が助けてなんていった……自然と涙が溢れてきた。

 

『なんで泣いてるんだ?』

 

声が聞こえたと思ったら奴の体が光だし、収まったそこにいたのはさっきまでと服装は変わってなかったが髪は伸び全てを見据えたような目をしていた。

 

「なぜだあれほどの攻撃をうけてなお立っていられる⁉︎」

 

確かにそうだあれほど攻撃を受けてボロボロだった体に傷一つ無くなっていた。

 

『お前をぶっ飛ばすためにあの世から戻ってきた』

 

「それならもう一度あの世に戻りやがれ」

 

また全方位から攻撃が放たれもうダメだと思ったその時。

 

『レヴィアなるべく俺のそばにいろ』

 

たった一振り拳をふっただけだったそうたった一発で全方位から放たれた攻撃を跳ね返しセルバス以外の敵を一層したのだ…なんなのだこの男は。

 

『後はお前だけだセルバス』

 

「なんなんだよ貴様はぁぁあ」

 

『ただの人間だ』

 

「死ねやクソガキがぁぁぁぁあ」

 

セルバスはレイピアを構え突っ込んできたが、こいつは避けようとせずしかし防ごうともしなかった。真正面から受けたが傷一つつかなかった。

 

『セルバス最後のチャンスだ自首しろ』

 

「嫌だと言ったら」

 

『残念だこれで終いだ』

 

振りかざした拳が輝き出しセルバスに向かって振り下ろされた。

 

「殺したのか?」

 

『いや殺してはいないこいつは罪を償わせる。殺されたお前の主人もきっとそうしただろうからな』

 

そういったて静かに微笑みながらちかづいてきたまではよかったのだが足が滑って私の胸に顔を押し付けるような形になってしまった。

 

「ちょっ、なにするんだ」///

 

『フォオオオオオオオオオオ』

 

「早く離れろ!」

 

『フォオオオオオオオオオオ』

 




作「煌君やいなんだいさっきのすごいのは⁉︎」

煌「よくは俺にもわからん。もう一人の僕的なのならなんか知ってそうだったがな」

作「ふーんそうなんだ」

煌「そんな事より駄作者書くの遅くね?」

作「スンマセンでしたぁぁあ!」

煌「珍しく素直だな」

作「ちょっといろいろ用事が立て続けにあって忙しかったとはいえ本当スンマセンでした」
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