ミカグラ学園組曲~もう一人のルーキー~   作:タダトモ

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2話連続投稿です


第5話

そして、俺とエルナは必殺技が完成することなく、対抗戦の日を迎えた

まず、最初はエルナが対抗戦に出ることになった

 

師走「対戦相手はひみさんかぁ…あの部活も上位だし、かなりの実力者なんだろうなぁ…」

 

ビミィ「いや、だからって、隣の校舎から見なくても…」

 

実は俺はエルナとひみの対抗戦を隣の校舎から見ていたのだ

 

師走「なかなかこの特等席見つけるの大変だったぜ…

ところで、ほかの奴は?」

 

そう、ここには人が集まりそうなのだが、誰一人として来てない

 

ビミィ「そりゃそうりゅい!!

みんな自分の端末で見てるりゅい!!!」

 

師走「え!?そうなのか!!?」

 

俺はすぐさま端末を手に取って、エルナVSひみの戦いを見た

 

師走「うわぁマジかよ…

ありがとな、ビミィ」

 

ビミィ「いや、別にいいりゅい

それじゃあ、オイラは審判だから、もういくりゅい」

 

師走(ビミィ、審判だったんだ)

 

 

エルナSIDE

 

 

とある校舎の屋上

 

 

一宮(対戦相手はひみちゃんかぁ…結構強いみたいだし、油断は禁物だね)

 

ひみ「エルナちゃん、帰宅部に誘われたんだって?すごいねぇ

でも、もっとすごいのは、そのエルナちゃんを倒しちゃうひみだけどね」

 

一宮(私、そこまでつよくないんだけどな…)

 

ビミィ「用意はいいかりゅい?」

 

一宮「ビミィ!!?」

 

なぜか突然ビミィが空から来た

 

ひみ「ひみはいつでもオッケー!!」

 

一宮「待って!ほかの人たちは!?」

 

ビミィ「みんなそれぞれ別のところから端末を通して見てるりゅい」

 

一宮「あーうん、ありがとう

じゃあオッケーだよ」

 

ビミィ「それじゃあ、スタート!!!」

 

と一斉に私は校舎の中に入った

 

 

校舎内

 

 

一宮「えーっと、そうだなぁ」

 

私は走りながらひみちゃんのクリスタルを壊す方法を考えた

すると

 

一宮(!!あれにのぼろう!!)

 

ふと目にとまったのはシャンデリアだった

私は目の前にあったシャンデリアの上に上がった

 

すると

 

ひみ「エルナちゃーん、どこにいるの?

出てきてー!」

 

一宮(いや、いくらひみちゃんの頼みでもそれは無理)

 

ひみ「なんかおいしそうな食事があるよー

それに、かわいい女の子もいっぱいいるよー」

 

一宮(私、あほの子キャラになってない?)

 

ひみ「ねぇーエルナちゃーん!!」

 

一宮(地に付くまでに1つ、振り返る前に1つ、クリスタルを壊される祭に相打ちで1つ)

 

と、私は、シャンデリアの上から降りた…けど

 

ひみ「みーつっけた♪」

 

見つかっちゃった

 

パリンッ

私のクリスタルは一つ壊された

 

ひみ「気づかないと思った?そこまでひみは甘くないよー」

 

一宮(逃げろー!!)

 

ひみ「あ、待ってーエルナちゃん!!」

 

私は必死に逃げた

そして、逃げた先は…お札がいっぱい張られた部屋だった

 

一宮「よし、ここに隠れよっと」

 

私は、ここに隠れた

 

 

師走SIDE

 

 

師走「エルナの奴、大丈夫かよ!?」

 

エルナが追い込まれている状況、俺はやっと校舎から出た

 

師走(エルナは対抗戦前は何とかなるって言ってたが、これじゃあ何ともならねぇじゃねぇか)

 

と、思っていたら

 

師走「え?エルナ、何立ち入り禁止の部屋に?

追い込まれてるからか?」

 

 

師走「あれから1分ほどたったが、エルナはまだ出てきてないぞ?

大丈夫なのか?」

 

と、思っていたら

エルナが教室からでた…ものすごい勢いで

 

師走(え!?何だあの速さ!!?

見切るのがやっとの早さだぞ!!!)

 

まさかだと思うけど…エルナ、能力に目覚めたのか?

ビミィが言ってたが、能力に目覚めるとその人の身体能力が著しく上がるらしい

多分だが目覚めた

そして、エルナは校舎から出てきた

 

師走「…目の前で見るとすげぇな」

 

と同時に、ひみさんも出てきた

 

ひみ「『ラヴリーインク』!!!」

 

の掛け声でひみさんが書いたものは『歩兵』という文字だった

そして、その歩兵という文字はエルナに向かって飛んでいった

なぜ、将棋なんだろうか?

多分将棋部が「解せぬ」って言っちゃってるよ

 

一宮「だったらこっちも!!!」

 

そして、エルナの手が突然光りだした

 

 

『おもちゃの銃』

 

 

エルナの端末にはそう書いてあった

 

一宮「テンションマックス、いっけええええ!!!!」

 

その掛け声と同時にエルナの指からダンガンらしきものが放たれた

そのダンガンは見事にひみさんのクリスタルをすべて壊した

 

 

師走「おめでとう、エルナ!!」

 

一宮「やったよ冬真君!!!私勝ったよ!!!」

 

ビミィ「初めての対抗戦にしてはかなりすごかったりゅい」

 

一宮「ビミィからも、ありがと」

 

ビミィ「あと師走、次はお前の対抗戦だから、がんばるりゅい」

 

師走「そっか、じゃあ俺行くよ」

 

一宮「がんばってね!!」

 

俺は走って会場へ向かった

 

 

中庭にて

 

 

師走「…まじかよ……」

 

俺は会場に来てすぐに落ち込んだ

なぜなら、相手は昔ミカグラ学園の姉妹校に昔通っていた九頭竜京摩だからである

 

京摩「おい、俺と対戦するってだけで落ち込むな」

 

師走「…そうですね、屑先輩」

 

京摩「その呼び方やめろ!!!」

 

師走「じゃあ、異次元社長」

 

京摩「赤○のことじゃねぇか!!」

 

師走「…元野球部の不良」

 

京摩「もうやめろ!!!!」

 

ビミィ「とりあえず、もう初めてくれりゅい

声いじりはあとでするりゅい」

 

京摩「後でもだめだ!!!」

 

ビミィ「まぁ、とりあえず対抗戦、スタート!!!」

 

師走「ちょいまt『パレット・バレット!!!』いきなりかよぉぉ!!」

 

九頭竜さんは懐からパレットと筆を出してすぐに俺に攻撃しに来た

幸い、俺はよけれる体制になってたからよけることに成功した

そして、俺はそのまま逃げた

 

京摩「てめっ…待てこら!!!」

 

なんか、九頭竜さんの声には憤怒の感情があった気がした

 

 

師走「はぁ、はぁ、疲れた…

でも、この先どうしようか……」

 

俺は運動神経が悪いために、運動神経のいい九頭竜さんには相性が悪い

一筋縄じゃあいかねぇな

 

師走(だが、このまま何もできないまま終わるのも嫌だからな…)

 

と考えてるうちに…

 

京摩「見つけたぞ」

 

師走「…え?」

 

見つかった

 

京摩「くそっ、逃げんじゃねぇよ

とりあえず、もう終わらせるからな」

 

くそっ、このまま何もできないまま終わるのかよ

…いや、方法はまだある…

 

 

~回想~

 

師走「くそっ!!ぜんぜんできん!!!」

 

二宮「そりゃそうだよ、師走君」

 

師走「じゃあどうしたらできるって言うんですか!!!?」

 

二宮「そうだねぇ…じゃあ、イメージしてみるっていうのは?」

 

師走「…イメージ?」

 

二宮「そう、どんなことでもイメージすればきっとうまくいくよ」

 

師走「イメージですか…わかりました、ありがとうございます!!」

 

二宮「それじゃあ、もう一回するか」

 

師走「はい!!」

 

~回想終了~

 

 

師走(そうだ!!イメージだ!!

沸かせるんだ、イメージを…イメージを…)

 

と、そのときだった

師走は……

 

京摩「それじゃ、終わらせるか…」

 

覚醒して、九頭竜のパレット・バレットをジャンプで避けた

 

京摩(何っ!!避けた!!?初めて戦う奴でこの技を避けれる奴なんかいないぞ!!?)

 

師走(すげぇ、体が思ったとおりに動く

何だこの体の軽さは…)

 

京摩「でも、空中じゃあ、避けようとしても避けられないな

今度こそ終わりだ、『パレット・バレット』!!!」

 

師走(確かに、このままだと攻撃に必ず当たる

だけど、俺の能力を使えば、避けられる)

 

そして、俺の端末に書かれてたのは

 

 

『アンチ・パワー』

 

 

俺は能力の効果によって、何もないところから壁を生成した

そして、それを蹴り、ダンガンを避けた

 

京摩「はっ!!しまった!!!!」

 

師走「油断禁物ですよ、九頭竜さん」

 

それはその勢いのまま、クリスタルをすべて、壊した

この勝負は俺の勝ちで幕を閉じた




能力説明

師走冬真
『アンチ・パワー』
効果
何もないところから壁を生成することができる
その壁は自分以外が触るとはじかれ、ある程度壁を張ったところとは真逆の方向に飛ばされる
さらに、曲げたり、折ったりすることも可能で、クリスタルに触れることもできる
しかし、ほとんどの能力攻撃を防ぐこともできず、5回ほど使うとだれでも砕くことができる


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