ロードアートオンライン   作:空の王

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久しぶりに投稿。だれも気にならないと思うが。


シリアスは投げ捨てるもの

 前回のあらすじ デス・ゲームが始まり2日目。一層最強の片手剣である《アニールブレード》を手に入れた後、宿で現実に存在する家族を思い出す、二人。関西弁のニケと美少女のキリト。そしてニケはある問題に激突した

 

 

 

 

 

 

 

「うーーん、困ったでぇ」

「どうしたの」

 

植物との触れ合い(バトル)の次の日、朝の朝食を摂っていた時のこと。

 

「朝のモーニングとしてコーヒーが飲みたいんや」

「それ!?」

 

朝からずうっと唸っていた理由がその程度のことでずっと悩んでいたかと少し拍子抜けしたキリトちゃん。

 

「馬鹿にしたらアカンで、わいのコーヒーの愛は53万やッ」

 

それを聞いて、きょとんと首をかしげるキリトちゃん。

 

「ま、まさかあの国民的ジャンプの漫画を知らんというのか!!」

「うん」

「なんでやっ!!」

「と、言うのはは冗談。あの、かーめーはーめー」

 

などといいながら、両手を前にかざす。

 

――それで死ねるなら本望。

 

などと思ってしまったが、急いで話を元に戻す。

 

「コーヒー愛の舐めとるんやな、見ときいや」ブゥンブゥン

 

指先に気を集中させ、それを目の前の少女へと向ける。

 

「アイエエエェェェ!デスビーム!デスビーム、なんで!!」

 

そんなものは、出るはずもなかった。しかし、それもワイの想定内や。

 

「ワシの愛の知るがいい」フューン

「キャッ!て、ピック?」

 

発動したのは初歩的な投擲スキル。ピックを飛ばすだけのもので、主にモンスターへの牽制用に使われる。

しかし、こんな使い方をしたのはワイが初めてやろう。

 

「投飛スキルのモーションを紫にしただけや」

「せいッ」

 

キリトちゃんの鞘に収めた剣が腹に突き刺さる。

 

「ごふ!!」

 

これは!!青酸カリ!!(鉄製三回カリバー)

 

本日二回目の、これで死んでも本望を味わいながら首を左右に振る。

 

「や、やめい。流石にHPは減らんけど、衝撃はあるんやっ」

「ふー、わかった」

 

怒りが収まったらしい。怒りをもっとくれーだったら死んでいた(朝食のパンを吐いて恥をさらすことに)

いや、死んでもいい!! いや、キリトちゃんに会えんとなると死んだらダメじゃん。

 

「それで本題は?」

「はい、武器を決めました」

「片手剣だよね!!」

 

バッと机を叩いて立つ。やめなさい、はしたないですよ

 

「食事中や、マナーやで」

「ご、ごめん」

「ま、ええで。ちなみに武器はこれや」

 

食べ終わった皿を下げて上に置く。

 

「槍と盾?」

「そ」

「大丈夫?」

 

心配するのも仕方ない。槍は素人では扱えない上級者やリアルの武術を持つ人間でしか扱えない武器。それを片手でやるということは下手なミスで死んでしまうかも知れない状況に陥りやすい。このデス・ゲームを甘く見ている、と思われても仕方ない。

 

「は、それは凡人達での話や」

「それって、タンク職だよね?」

 

はて、と首をかしげる。タンクってなんだと思うが、聞くよりも早く少女は至極楽しそうな表情で話を続ける。

 

「えーと、簡単に言うなら『盾役』って感じかな。でっかいランスにでっかいシールド。全身にプレートアーマーって感じの」

「ちゃうわ、なんでそんなゴリラみたいな恰好せんといけへんのや!!」

 

光の速さでツッコミを入れたニケに、少しだけ残念そうな表情を浮かべるキリト。

 

「ん、どうした?」

「わたし、盾なし片手剣で攻撃し続けるスタイルだから、その時相手の攻撃を引き受けてくれたら楽だなって思っていたんだけどなぁ……」

 

すごく残念そうな表情でそう言う。良心に滅多切りにも似た激痛を感じながらニケは話を続ける。

 

「いや、ワイも長めの槍とバックラーでスパルタクススタイルをと思っていたんだけど……」

「なら剣の方がいいんじゃないかな」

「いいや、それはダメや」

「なんで」

「たくさんいるもん」

「え?」

 

一瞬、時が止まった。いやこれは

 

「だって神聖剣とか、75層で死んでいった奴と――――――」 プッツン

 

 

 

 

目の前が……真っ暗……に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前のわいは愚かにも変なこと言ってたが気にするな」

「?どうしたの」

「いや、こっちの話や」

 

マジ落ち着かないと世界からのギロチンが降ってくるとかないわ~~

 

「ま、そんなとかや。まだ筋力とか足りんし持つのは無理やけど目標みたいなものや」

 

槍を持って武装して、盾をなおし向きなおる。

 

「さて、どないしお」

「……なにが」

「なに、もうこっちは欲しい物は手に入ったし。もう行かせてもらうわ」

「え」

「――――わいはここから出る」

 

ゆっくりと立ち上がる。

 

「ほな、行かせてもらうで」

「まって、なんでこんな急展開になるの!!」

「2年後、シャボンティー諸島で!!」

 

走り出し宿を出る。それにポカーンとしていたキリトちゃん。急いで、外に出たがすでに姿がなかった。

 

「どうしてこうなった」

 

そうしてしばらく、うなだれていた。

 

ま、まさか、キリトちゃんは、あの伝説的人気を誇る海賊活劇をしらないのか?

 

「あああああああッ。ワイのバカヤロー!!」

 

叫んだが、すでに遅かった。

 

※※※

 

一方、宿の中では。

 

「うーん。二年後には斬撃飛ばせるようになるかな・・・?」

 

一人、本気で悩みはじめた少女がいたというが、ニケの知る由はなかった。

 

 

 




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

? なぜ、急に飛び出したんですか

A 王道を行くっというか。やはり別れが必要だとおもう。なので別れた

? 週、どのくらいで更新しますか?

A 週、1~2ぐらいですかね(週とは言ってない

? ふざけているのですか

A すみません。作者の力不足のせいです。なんでもしますからッ。読んでも文句言わないでくださいッ。

? ん?なんでもするっていったよね。

A ア、ヤメテクダサイ。アーーーーーッ!!
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