僕の、守りたいもののために   作:東仙ミカゲ

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お久しぶりです。

ようやくまとまったので投稿します。


リアルの方では職探しから過労で一週間位動けなかったり…
いいわけになってしまいますが、これから頑張りますので応援お願いします!


第六話〜新たな家族と仲間〜

「おーい、ゆきー!そっち行ったよー!ガクトを捕まえるんだー!」

 

 

「うんー!よーし、待てー!」

 

 

「ちょっ、卑怯だぞー!二人がかりなんてずるいだろ!」

 

 

「…ふっ、勝てば官軍だ。」

 

 

 

修哉たちは遊んでいた。鬼ごっこではなく、彼らが考えた独自の遊びだ。

あの日出会った小雪という少女を仲間のもとに連れていった修哉は、彼女をファミリーの一員にした。

 

 

当初、ガクトや大和は反対したが、修哉の生い立ちと生き方を思い出し、何かあれば自分たちがなんとかすればいいかと思い、小雪を受け入れた。

 

 

 

そして、あとから知ったキャップはあっさり受け入れ、放課後よく遊ぶようになった。

 

 

 

 

「よし、僕らの勝ちだね!」

 

 

「修哉!ウェーイ!」

 

 

「ウェーイ!」

 

 

「軍師の本領が発揮できたな…」

 

 

「くっそぉ…なんで俺がやるときはいつも勝てないんだ…」

 

 

この遊び、誰か一人を敵とし、それ以外がその敵を一人ずつ相手をして倒すという遊びなのだが、実のところガクトをいじるための遊びである。

たまにしかやらないのでガクト本人は全く気がつかない。

 

 

「あ、あはは…」

 

 

「あら、もうこんな時間?」

 

 

「おっと、早く帰らねぇと母ちゃんに怒られちまう!みんなまた明日な!」

 

 

 

そういうとガクトは走って帰ってしまった。

 

 

 

「僕も帰らなくちゃ。みんなはどうするの?」

 

 

「私も帰るわ。おばあちゃんが心配しちゃうしね。」

 

 

「俺も帰るぜ!」

 

 

そのとき、一瞬だけだが小雪が悲しそうなを顔した。

その顔を修哉は見逃さなかった。

 

 

 

「そっかあ、じゃあみんなまたね!」

 

 

「うん、またね!ゆき!」

 

 

「みんな、またねー!」

 

 

「俺は風になるぜー!」

 

 

「私達も帰るぞ、修哉。」

 

 

「またね、シュウ、もも。れんれんにまた遊ぼうって言っといてねー!」

 

 

 

そう言って小雪は隣町へ続く道を歩き出した。

 

 

 

「…どうにか、してあげたいな。」

 

 

「でも、ジジイたちには頼れないしわたし達だけじゃ多分どうしようもないぞ?」

 

 

「わかってるよ…セイバーは手伝ってくれるだろうけど隠密行動とかそういうのには向いてないし…」

 

 

修哉は、小雪の状態を一目見た時に把握していた。そして、そのことを百代にだけ伝えていた。

 

 

「…なあ、確かセイバーって修哉が呼んだんだろ?なら他のやつは呼べないのか?」

 

 

「そういえば、サーヴァントには七つクラスがあるんだっけ…でも、呼び方なんてわからないよ…」

 

 

「そうか…最悪、セイバーに頼るしかないんじゃないか?」

 

 

「それも視野に入れておいた方がいいかもね…」

 

 

 

そのとき、修哉の頭の中に声が聞こえてきた。

 

 

(君は、仲間を守るための力が欲しいのか?)

 

 

(…欲しいよ。仲間を、家族を守るための力が欲しい!)

 

 

(君にとって、力とはなんだ?)

 

 

(想いだと思ってる。想い無き力はただの暴力だから…)

 

 

(…フッ、君はその年で力のことをよく理解している。いいだろう!私の力を貸してやろう。さあ、私の名前を呼べ、マスターよ!)

 

 

 

修哉は、力を欲した。仲間を、家族を守るための力を。自分だけではどうにもできないことを両親と生き別れた時によく学習した。だからこそ、一人ではどうにもできないことに直面した時、鉄心や百代、風間ファミリーのみんなに頼った。

 

 

 

「…もも。」

 

 

「ん?どうした、なにか手立てでも見つかったか?どうやらその様子ならそうっぽいみたいだけどな。」

 

 

「…うん。ももにはお見通しだね。」

 

 

「はっ、お前との家族を何年やってると思ってる。…さっさとしろ。そしたら小雪を救いにいくぞ?」

 

 

「…うん!来て、仲間を家族を守るための剣、アーチャー!我が元へ来たれ!」

 

 

 

強い魔力の奔流が修哉の元に集う。そして、強い光を発した。

 

 

 

「くっ…!眩しっ…!これが召喚か…!」

 

 

 

光が収まった時、そこにいたのは白髪の髪を持ち、錬鉄の肌をした男がそこに立っていた。

 

 

 

「…参上した、マスター。私はアーチャーだ。」

 

 

「ねえ、アーチャー。僕の仲間を助けて…」

 

 

「わかっている。その子の家はどこにある?」

 

 

「案内するよ。もも、行こう。」

 

 

「ああ、そうしよう。迅速に、行こう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一行は、小雪の家の前にたっていた。

 

 

 

「ここが件の彼女の家か。…気が澱んでいるな…」

 

 

「早く、助けてあげないと…」

 

 

「焦るな、マスター。今から私が中に入る。何かしらの証拠を掴むか何かあったら念話を繋ぐからその時にマスターも中に来るように。百代はマスターが中に入ったら警察に連絡を、いいな?」

 

 

「うん!」

 

 

「わかった。」

 

 

「よし、霊体化して…」

 

 

 

そのとき、家の中から叫び声のような声が聞こえてきた。

 

 

 

「!?…マスター!」

 

 

「わかってる!もも、よろしくね!」

 

 

 

そう言って二人は中に突入する。

小雪の気を読み取って場所を探す。

 

 

 

「気が…弱ってきてる!」

 

 

「チッ!私が先にいくぞ!マスターも早く来るんだ!」

 

 

 

身体強化をフルに使って部屋の中に突入するアーチャー。

修哉も慌てて気で体を強化して持ちうる限りの敏捷力で部屋に入る。

 

 

 

「ゆき!大丈夫!?」

 

 

「…え?シュウ…?なんで、ここに…?」

 

 

「君を助けに来た!ほっとけなかったから!君が苦しむ姿を見たくなかったから!だから!」

 

 

 

修哉は一度息を入れ換え、やさしく小雪を抱きしめる。

その体は、衰弱していて細くなっていた。

 

 

 

「ゆき、もう大丈夫。これからは、僕らが一緒だからね…いままで、よく頑張ったね…」

 

 

「…っ。ぅぁぁ。」

 

 

「我慢しないで、泣いちゃおう?これからはゆきを苦しめる人なんてもういないから。僕らが、いっぱい笑顔にしてあげるから、今は、泣いていいんだよ?」

 

 

「うぁぁぁぁぁん!シュウ、シュウ〜〜!」

 

 

 

人の優しさに触れたことがなかった小雪は修哉の暖かい気持ちをすぐに受け入れた。

そして、人間らしさ、子供らしさを取り戻した小雪は思いっきり泣いた。

 

 

 

「…いい、光景だな。マスターの優しさが良く分かる…」

 

 

「それが修哉の長所で短所だからな。」

 

 

「…ふっ、そのようだな。我らサーヴァントはそんなマスターを支え、守る。それだけだ。」

 

 

 

その後、警察が来て小雪の母親を逮捕した。虐待をしていたのに加え、違法な薬を家の中から発見した。夫と離婚し、小雪を一人で育てることに苦痛を覚えた彼女は薬に手を出してしまった。それが原因で小雪に虐待をしていた、ということにつながった。

 

 

そして彼女はというと。

 

 

 

「やっほーみんなー!」

 

 

「お、ゆきじゃねーか!大丈夫なのかー!?」

 

 

「うんー!えっとねー、みんなに報告がありまーす!」

 

 

 

彼女は病院で治療を受けた時、ひとりの女性にであった。

榊原梢子。彼女は葵文病院の看護師である。彼女は小雪の精神のケアをしていて、後に小雪がなつき、養子となった。

 

 

 

「そうなのー?」

 

 

「うん!僕、養子になって名前が変わったのだー!」

 

 

「なるほどね。」

 

 

「ゆきの魂の名前、か。」

 

 

「僕は榊原小雪!みんな、あらためてよろしくね!」

 

 

 

そういった彼女の笑顔は初めて出会った時よりも明るく、そして輝いて見えた。

 

 

 

「よかった…ゆきが元気になって。」

 

 

「うむうむ!子供は元気が一番だからな!」

 

 

「…うん。前よりも、わらってる。」

 

 

「恋がそういうのならばそうなんだろうな。…それでマスター?マスターは行かなくていいのか?」

 

 

 

アーチャーがそう問うた。

 

 

 

「今はね。ゆきの笑顔を見てるだけで満足だよ。恋はいっていいんだよ?」

 

 

「…(フルフル)修哉も、行くならいっしょ。」

 

 

「あはは、うん。わかったよ。行くなら一緒に、ね?」

 

 

「…(コクリ)」

 

 

 

小雪がキョロキョロと辺りを見回す。そして修哉と恋を見つけて、修哉たちのもとへ駆け出す。

 

 

 

「修哉!一緒に遊ぼ!恋も!」

 

 

「よーし、あそぼっか!…と、その前に…」

 

 

セイバーからあるものを受け取り、小雪に差し出す。

 

 

 

「はい、ゆき!」

 

 

「あ…!ありがとー、シュウ!」

 

 

 

渡したもの、それはマシュマロだった。小雪と修哉を繋げた大事なもの。

 

 

 

みんなの元へ戻った修哉たちはマシュマロをファミリーのみんなで食べる。

 

 

 

―――みんな笑顔で、楽しそうな様子を、アーチャーとセイバーは、何時までも見守っていた。




アンケートの結果発表をします。

いくつかはストーリー上出しやすいキャラを入れたりしたので作者の考えた(オリジナルではない)キャラが入ったりしてます。
それではどうぞ。

召喚するサーヴァント
セイバー Fate/stay EXTRA 5代皇帝ネロ
アーチャー Fate/stay EXTRA 無銘
キャスター Fate/stay EXTRA 玉藻御前
ランサー Fate/stay night クー・フーリン
アサシン Fate/stay EXTRA 李書文
バーサーカー SAOからALOVer.アスナ
ライダー Fate/stay night メデューサ

会うキャラ

セイバー ハヤテのごとく! 桂ヒナギク
アーチャー SAO 朝田詩乃
キャスター Fate/stay night メディア
ランサー 真恋姫無双 趙雲(星)
アサシン 真恋姫無双 甘寧(思春)
ライダー 真恋姫無双 張遼(霞)
バーサーカー 真恋姫無双 呂布 (恋)



既に登場しているキャラも載せております。
キャスターのメディアに関しては頑張って無理やり出します(笑)


出会うキャラに関しては作者の好みが強く出ております。
このキャラ達とどういった出会いをして、関わっていくのか、お楽しみください。


次回の投稿にお会いしましょう!
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