できれば2日に一回は出したいのですが。
最低でも一週間に一度出したいです。
では三話目どうぞ。
高坂達のアイドル活動を手伝う事になったから俺は陸上部もあって主に体力作りと筋トレの方法を伝授するこになった。部活動での時間を削る事で高坂達の手伝いをする事になったが俺も指導してばかりでは駄目なので一緒に練習をする事にしている。
しかし、練習をする場所がなかった。音ノ木である程度練習出きる場所は他の運動部に取られているし。空いていたとしてもそれは屋上等の野外だ。
さらに今日は休日、学校は開いていない。なので俺達は学校外で練習する事になった。
神田明神、またの名を神田神社。都会のど真ん中にある神社で年始年末にはそれなりに人も来る、立派な神社だ。
「三人共、あと少しだ頑張れ」
神社の長い階段の下にいる高坂達に声をかける。
「え~まだやるの~!」
「もう動けません~」
「まだ10周だぞ、速くないか!?」
「休憩~!」
「ああもう、あと一回上ったら休憩でいいから、文句言わずに走る!」
この階段を走って上り下りする運動、俺が来る前から園田さんが考えてやっていた物だ。急斜面な階段で俺も30周程したら息が切れる。
「いきましょう、穂乃香、ことり」
「海未ちゃん、待ってよ・・・」
流石は園田さんだ、運動部だからと言う事もあり、こちらについて来てくれている。
高坂と南さんを下においていき上に上がって来る園田さん。
「お疲れ、園田さん」
「はい、お疲れ様です」
上りきった園田さんは近くに置いておいた。自分のペットボトルをとり。水分補給を始めた。
「園田さん、休憩が終わったら。ダンスの練習をする?」
「はい、本番まで時間が無いのでダンスは速く覚えたいです、後歌の練習もしたいのですが」
「ん、じゃあそうしよう」
一様俺はトレーニング以外にダンスも見たりしている。細かな場所はわからないがそれでも動きがあっているかどうかや、キレの確認なんかも見ている。
園田さんと少し喋っていたら、高坂と南さんが上がってきた。
「水~!」
「喉渇きました」
「お疲れ二人共、休憩だよ」
俺がそう言うと高坂はその場に仰向けに倒れこみ休憩をし始めた。
「おい、高坂、流石にはたしないぞ」
「え~、いいじゃん、疲れてるんだし。君と海未ちゃんの練習が厳しすぎるんだよ」
少し頭を抱えつつ。高坂の冷えたペットボトルを掴み倒れこんでいる高坂の頭にくっつける。
「ひゃ!?冷たい!」
予想どうりの反応をしてくれた。
「ほら、水だ」
「ちょっと、びっくりするじゃん!」
「水分を補給しろ、春先でも今日は暖かいから熱中症になる人もいる」
「あ・・・うん、ありがと」
高坂は起き上がり、ペットボトルを受け取り水をのみ始めた。
「っといても、高坂は頑丈そうだから大丈夫か」
「っ、頑丈ってどういう意味!?」
「そのまんまの意味」
「ええ!?、ちょっと!」
高坂をいじるのが少し面白い。しばらく高坂と喋っていたら園田さんと共に休んでいた南さんがこちらにきた。
「さっきから会話を聞いていたいたんだけど、どうして君は穂乃香ちゃんを高坂って呼んで、海未ちゃんや私を園田さん、や南さんって、さん付けで呼ぶの?」
「ん?」
「あ、確かに、何でなんで?」
高坂はメチャクチャ聞きたそうにこっちによって来て、南さんは凄くニコニコしている。日陰にいる園田さんはなにやら顔を押さえているが何があったのだろう。
「そんなこと言われてもな・・・」
「え~、言えないの?」
目の前でずっとニコニコしている南さん、何を考えているかはわからないが、正直とても単純な答えだ。
「ん~、尊敬してないから?」
「え」
高坂が微妙な顔で絶句している。
「な、なんでよ~!」
「いや、だって、園田さんは弓道メチャクチャ上手いし、コトバ使いとかいいだろ。南さんは裁縫とか出きるって聞いたし、と言うか衣装作ってんの南さんだろ。高坂は・・・」
「私は?」
「・・・すまん」
「謝らないでよ!」
高坂が少し泣きそうな顔だ。まあ確かに親友達は褒められているのに自分だけなにもないと言うのは辛いよな。
「大丈夫だって、高坂もいいとこあるはずだから」
「ええ、本当?」
「ああ、うるさい位元気な所とか」
「それは褒められているの?」
少し変だが、高坂が泣かなくなってよかった。南さんは終始ニコニコしていたが納得してくれただろうか?
「南さん、これでどうでしょう?」
「うん、順調、順調!」
「?」
「ふふ、これからも頑張ってね」
言葉の意味がわからなかったがどうやら満足したらしく園田さんの所へ帰っていった。
しばらくして休憩は終わり、ダンスの練習や歌の練習もし始めた。途中曲の作曲をしたらしい赤髪の女の子が来たり、巫女服姿の先輩が来たり等して時間は過ぎていった。
☆
帰り道、園田さんと南さんはそれぞれ用事があると言って別れた。高坂と俺の家は近い場所にあった為一緒に帰ってみたのだが。
「お前、和菓子屋の娘だったのか・・・」
高坂の家、穂むらは古くからある和菓子屋で主にお饅頭等を売っている。
「ようこそ、穂むらへ!」
高坂に誘われるが如く、俺は店の中に入っていく。
「は!、い、いらっしゃい」
店の中に入って最初に見たのはつまみ食いをしている女性だった。
「あ、お母さんつまみ食いしてる~」
「しっ!、穂乃香。静かにしなさい」
どうやら、和菓子を食べていたのは高坂の母親だったらしく、親子で似ている感じがある。今は食べていた物を隠している。
「あれ?、穂乃香、彼はお友達?」
「うん、そうだよ」
げ、あまり親とかは会いたくなかったのに、なんと言うか、気まずいというか・・・
「どうも、穂乃香の母です。いつも娘がお世話になってます」
「は、はい。どうも。いつもお世話してます」
「ちょっと、君!。そこはこちらこそお世話になってますじゃないの!?」
うるさい高坂。こちらも言葉が中々見つからなくて変な事を言ってしまうんだ!。
「どうぞ、ゆっくりして行ってね」
あ、高坂の母が退路を断ちにきた。そりゃ、自分の娘の近くにいる男子だもんな、情報が欲しいわけだが。自分は逃げるぞ!。
「あ、いえ。自分は直ぐに帰り・・・」
「あ!、ちょっと君に聞きたいことがあるから上がっててよ!」
おい、高坂、やめてくれよ。そう言おうとして高坂の方を見たがもう既にその姿は無く。階段をかけ上がる音が響いていた。
「あら、じゃあ、居間まで上がってって」
「・・・はい」
逃げられなかった。
☆
居間に上がった俺を待っていたのは素足だった。それだけだったら聞こえはいいが。目の前にいるのは恐らく、高坂の妹さんだろう。
「あ、お姉ちゃんお帰り~」
本に集中しているため、こちらを見ずに言葉を投げ掛けられたが、お姉ちゃんはまだ二階だ、つまり俺は今高坂と間違われている。
「お菓子、そこにあるから」
「ああ、ありがとう」
「ん~・・・・・・えぇ!?」
だろうな、そういう反応するだと思ってたよ。やっぱり居間に入って来たり時に挨拶すればよかった。高坂の妹とと思われる女の子は飛び起きた後、持っていた本で口元を隠し、正座の状態に納得いる。
「だ、誰ですか?」
「ちゃんと挨拶すればよかったな、俺は高坂の友達。つまり君の姉のクラスメイトだ」
「お、お姉ちゃんが、男性を連れてきた・・・」
妹さんは相当ショックのようでジッと俺事を見つめてくる。どうすればいいんだろう・・・
何かないかと目を動かしていると床に落ちていたパンフレットを見つけ、手に取ってみるとUTX学院のパンフレットだった。
「これは・・・」
「あ、それ私のです」
妹さんが体を机の上にのりだし渡すよう手を出してくるので素直に返してあげた。UTX学院ここ最近伸びている学校だ、秋葉原にありビルみたいな、学校だったのを覚えている。
「君はUTX学院に?」
「はい、受験を考えいます。後、私の名前は高坂 雪穂って申します」
雪穂ちゃんね、中学生なのか、なんか最初は高坂と似ているように感じたが。凄くしっかりしてるな。
「ふ~ん、雪穂ちゃんは音ノ木は受けないのか」
「はい、廃校になるって聞いて、無くなってしまう高校に行っても意味ないですし」
ストレートに言ってくるな。けどやっぱり話しはかなり広まっているようだな。
「行きたいとかは思わなかったの?」
「・・・そうですね、多分、廃校にならなくても音ノ木には行かなかったと思います」
「えぇ!なんで!?」
突然高坂が入ってきた。
「お姉ちゃん・・・」
「だって、だってこの前廃校にならなかったら入るっていてたのに」
「それもあるけど、UTXにあって音ノ木には無いものがあるの」
「何!?」
UTXにあって音乃木にないもの。恐らくそれは。
「アイドル?」
雪穂ちゃんは、少し顔を赤くしているがどうやらそうらしい、雪穂ちゃんはかなり女の子らしいな。やりたいことがアイドルだなんて。
「確かに、今の音ノ木には無いものだな高坂」
「・・・うん」
「?」
今の音乃木には無いがこれから作るんだ。
「雪穂、前にも言ったけど私これからアイドルやるの」
「お姉ちゃん、それ本気だったの!?」
「本気だよ!ね、君もそうだよね!」
待て、まるでそれだと俺までアイドルやるみたいじゃないか。嫌だよ俺アイドルだなんて。
「でも、A-RISEって今凄く人気のアイドルグレープなのにそれに勝てるの?」
A-RISE 今のスクールアイドルの頂点にいるアイドルグレープ。ちなみ今の高坂達μ.s(グレープ名後で高坂に教えて貰った)は999位ぐらい、つまりこの一年間で底辺からトップにまで上り詰める力がなければ学校の評判は上がらない。
「勝てるかどうかはわからないでも。やらなかったらそのまま終わっちゃうのは嫌だから、やるの!」
数%の望みをかけて散るか、数%の確立があるのにやらないか。この覚悟の違いなのだろうか。
「それに、私1人じゃないからね」
きっとそこには園田さんや南さん、クラスメイトのみんな。そして俺もそこに含まれているのだろう。
雪穂ちゃんは高坂の言葉に考えさせられたのか。UTXのパンフレットを見つめながら言った。
「・・・音ノ木の受験・・・考えておく・・・」
そういって、雪穂ちゃんは自分の部屋へと帰っていった。
「さて、言ってしまったな。もう本気で頑張るしかないな」
「うん!」
高坂は元気よく返事をしてくれた、ここから先様々な事があるだろうがきっと乗り越えていけるだろう。
「なあ、高坂、そう言えば聞きたいことって」
「あ、明日月曜日でしょ?、まだ数学の宿題終わってなくて」
そういって高坂は背中からプリントを取り出して俺の顔の前にだした。
「手伝えと?」
「1人じゃないし?」
「ひっぱ叩いていいか?」
感想、指摘よろしくお願いします。
改正 5月1日
音乃木の乃をノに訂正