とあるチートと問題児たちが異世界に来るそうですよ   作:新タ

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どうも作者です
今回のヤツで初めてバトルシーンを書いたので
うまく出来てるか分かりませんが温かい目で読んでくださいね


楽しくなってきた後編「俺は、全てをぶち壊す」 by正希

「はぁ、そんなの決闘に決まってるじゃねえか。」 

 

そう言った正希に、白夜叉は少し驚きながらも、笑いながら言った。

 

「ほう。おんしは"決闘"を選ぶのだな?」

「あー、こんな面白そうな事早々無いからな!」

 

正希は、黒い歪んだ笑みを浮かべそう答える。それを聞いた三人は言葉を失い、黒ウサギは慌てて止めに入ってきた。

 

「き、聞いていなかったのですか!?白夜叉様は箱庭の星霊で元魔王なのですよ!?勝ち目なんてあるはず」

「お前は、引っ込んでろ黒ウサギ」

 

そのたった一言には、凄まじい殺気が込められていた、あまりの殺気に飛鳥と耀は、立っていられず地面に膝をつく。黒ウサギと十六夜はかろうじて立っているものの、その顔にはものすごい冷や汗が浮かべられている。白夜叉は、微笑みながら正希に言った。

 

「黒ウサギの言う通り、おんしでは私には、勝てん。おとなしく"挑戦"に選びなおしては、どうじゃ」

 

と、その言葉を発した瞬間

 

何かの鎖のようなものが弾けとんだかのように今までとは、全く違う気配がそこには、有った

 

「そんなルール有ってたまるかよ」

 

 

そして、白夜叉は驚愕した

 

(ば、馬鹿な!?この気配は、まるで魔王、しかしこんなことがあり得るわけが)

 

白夜叉は驚愕しながら正希を見ていたが、次の瞬間そんなことも忘れるほどに凍りついた

正希の気配が段々と増していっているのだそしてその体に圧縮されていく。

そんな中でも正希は、一人冷静に

こう呟く

 

「なぁ、白夜叉」

「なんだ?」

「とりあえず、先に十六夜達の試練を終わらせたらどうだ?」

そんな一言に場の緊張が一気にと切れたのか十六夜と黒ウサギは腰を落とす

「ほう、おもしろい。先に他の三人の試練を終わらせ、その後でおんしとじっくり決闘をするかの」

 

こやつの事を考えるのは後回しじゃ、今は先に他の三人の試練を終わらせなくては

 

(さて、一体何にすべきか………)

 

白夜叉は三人の試練を何にするかを考え始めた。

 

 

白夜叉が試練を考えている間、正希は十六夜達に向き直った。十六夜達はすでに立ち上がっていたが、全員正希を見る目が先ほどとはうって変わっていた。あまりの驚きからか、誰も何も言おうとはしない。

 

(それもそうだよねー。自分でも分かってたけどさすがにやり過ぎたか)

 

そう思いながら白夜叉に向き直ろうとした時、耀が口を開いた。

 

「正希ってこんなにすごかったんだ」

「そんなの決まってるじゃねぇか俺は、元々すごいんだよ」

 

正希は、自信満々に笑いながらそう答える。すると、十六夜達は面白そうなものを発見したかのような雰囲気で話しかけてくる。

 

「ヤハハ!オマエって本当面白いやつだな!」

「私も驚いたわ。ただ親切な人だと思っていたもの」

 

(そんなー、俺ってそんな風に思われてたの)

 

正希がそう思った時、彼方にある山脈から甲高い叫び声が聞こえた。獣とも、野鳥とも思えるその叫び声に逸早く反応したのは、耀だった。

 

「これは」

「ふむ………あやつか。おんしら三人を試すには打ってつけかもしれんの」

 

白夜叉がそうつぶやくと、湖畔を挟んだ向こう岸にある山脈に、チョイチョイと手招きをした。すると、体長五メートルはあろうかという巨大な獣が翼を広げて空を滑空し、風の如く現れた。鷲の翼と獅子の下半身を持つ獣を見て、耀が驚愕と歓喜の籠った声を上げた。

 

「グリフォン………嘘、本物!?」

「フフン、如何にも。あやつこそ鳥の王にして獣の王。"力""知恵""勇気"の全てを備えた、ギフトゲームを代表する獣だ」

「さすがに初めて見た」

 

白夜叉が手招きすると、グリフォンが彼女の元に降り立って、深く頭を下げて礼を示した。

 

「さて、肝心の試練だがの。おんしら三人とこのグリフォンで"力""知恵""勇気"のいずれかを比べ合い、背に跨って湖畔を舞うことができればクリア、ということにしようか」

 

そう言って、白夜叉が双女神の紋が入ったカードを取り出す。すると虚空から"主催者権限(ホストマスター)"にのみ許された輝く羊皮紙が現れる。白夜叉は白い指を奔らせて羊皮紙に記述した。

 

【ギフトゲーム名 "鷲獅子の手綱"

 

・プレイヤー一覧:逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀

・クリア条件:グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。

・クリア方法:"力""知恵""勇気"の何れかでグリフォンに認められる。

・敗北条件:降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

 

"サウザンドアイズ"印】

 

「私がやる」

 

読み終わるや否や、耀がピシッと指先まで綺麗に挙手して言った。彼女の瞳はグリフォンを羨望の眼差しで見つめている。比較的におとなしい彼女にしては珍しく熱い視線だ。

 

『お、お嬢………大丈夫か?なんや獅子の旦那より遥かに怖そうやしデカイけど』

「大丈夫、問題ない」

「ふむ。自信があるようだが、コレは結構な難物だぞ?失敗すれば大怪我では済まんが」

「大丈夫、問題ない」

 

耀の瞳は真っ直ぐにグリフォンに向いている。キラキラと光るその瞳は、探し続けていた宝物を見つけた子供のように輝いていた。正希はそれをおもしろそうに眺め、その隣では十六夜と飛鳥が呆れたように苦笑いを漏らしていた。

 

「OK、先手は譲ってやる。失敗するなよ

「気をつけてね、春日部さん」

「信じてるから頑張れよ」

「うん、頑張る」

 

耀が頷いて、グリフォンに駆け寄っていった。

 

 

ギフトゲームの結果は耀の勝利だった。グリフォンは"誇り"を、耀は"命"を賭けてゲームを行い、見事に勝利を得たのだ。ゲーム終了時にグリフォンの背から落下したが、友達の証として新しく手に入れたグリフォンの"旋風を操るギフト"を使って、飛翔して降りてきた。その後、耀が持っていた木彫りが話題になった。なんでも、その木彫りには"生命の目録"と呼ばれる系統樹が彫られており、それのおかげで耀は他の生物と話すことができるらしい。ちなみに、白夜叉は珍しく大興奮して調べようとしたが、耀に却下されてしょんぼりと落ち込んでいた。

だが、まだもう一つギフトゲームが残っている。それは、正希と白夜叉との決闘である。そして、白夜叉と正希はお互いに向き合っていた。

 

「次は俺等の番か」

「そうじゃな。おんしの実力を見せてもらおうかの」

 

白夜叉はそう言いながら、先ほどと同じように輝く羊皮紙に記述していった。

 

【ギフトゲーム名 挑戦の頂き

 

・プレイヤー一覧:如月 正希、白夜叉

・クリア条件:白夜叉と戦い、勝利する。もしくは、降参させる

・クリア方法:白夜叉を気絶させる

・敗北条件:降参か、白夜叉に気絶させられる。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

 

"サウザンドアイズ"印】

 

「さあ、いつでもかかってくるがよい」

 

白夜叉は扇子を取り出すと、余裕そうな笑みを浮かべながら閉じた扇子を正希に向ける。

 

「はぁ、?寝言は、寝て言え」

「良かろう」

 

その白夜叉の言葉とともに正希は、一瞬にして白夜叉の視界から消え去る

 

(あやついったいどこえ)

「呼んだか白夜叉」

その言葉と、同時に白夜叉の体は何かに吹き飛ばされたかのように後方に弾けとぶ

「く、」

(この私が認識出来なかったあり得んそんなはずは ま、まさか…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかとは、思ったが消えたのでは、なく高速で動いているとはの」

「その通りだ白夜叉

どうだ少しは、俺の評価を改めるきになったか?」その言葉と、ともに正希の姿が現れる

そう言うと白夜叉は、立ち上がりながらこう言う

「そうじゃの、私はそなたを少し見くびっていたのかもしれんな

だがこちらも本気でやらせてもらうとするかの」すると白夜叉は、今までとは比べ物にならない

速度で突進してくる

それを危うく回避するがもといた場所には、クレーターのようなものが出来ている

「ふぅー危ない危ないあんなの喰らった確実に死ぬだろ」

そんな思いとともに白夜叉と正希は、一進一退の攻防戦を繰り広げる

一方が攻撃すればそれをもう一方が避け、反撃するそれの繰り返しであるそんな中、白夜叉がゲーム終わらせようと動きだす

 

 

「お主もなかなかやるのー

だが、これで終わりにさせてもらおうかの」

「へぇ~」

そして次の瞬間

大気が熱されていくようなそんな感覚があるまるで太陽が降ってきたかのような暑さと、熱気

「これは、」

「フフ、私は太陽と白夜の精霊

じゃからのこれにお主は、どう対処するかのー」

「いいね、最高だぜ♪そんならもっととことん楽しませてもらおうか!!」

そして正希に太陽の炎が放たれる

「太陽コロナてか、」

太陽コロナとは、太陽の周りに見える自由電子の散乱光のことでその温度は、100万度以上をこえるとされている

 

「フフハハハ…おもしれえ

ならそんなもん全て消滅させるまでだ。ルール作成『今目の前に存在するエネルギーを全て消滅させる』」すると太陽の炎が一瞬にして正体不明の力によって消滅させられる

 

 

「ほう、ここまで耐えるとは私も思っていなかったのじゃが私にこれを、使わせようとはの」

 

白夜叉はそう言うと、空には、天空を、覆い被さるような太陽が正希に向かっている

 

俺は、確実これを喰らえばおしまいだろうでも俺は絶対諦めねぇ

全てを変えるためにも

 

 

 

「俺は、元々自分が変わっても世界は変わらない世界や現実が

嫌で嫌いでしょうがなかったけど、今は自分が変えようと変わろうとすれば変えられると、俺は信じてるだからどんな理不尽な現実で有ろうと俺は、

 

全てをぶち壊す 」

 

その言葉とともガラスが割れるかのように全てがくだけ散った 世界も理不尽もそして現実すらも

そこには、純白の世界が広がっていた

 

「まさか、あれを破ったうえにゲーム盤さえも破壊するとは、のう

本当にお主はたいしたやつじゃよ、私の負けじゃ」

その言葉にギフトゲームが終わりを告げた

 

少し離れたところで、黒ウサギ達は、驚愕した。

 

【ギフトゲーム勝者:如月 正希】

 

この瞬間、正希の勝利が確定した。

 

 

「大丈夫ですか、正希さん!?」

 

白夜叉とのギフトゲームが終わると、俺の元に黒ウサギ達が駆けつけてきた。

 

「あー、大丈夫だ」

「そうですかよかった」

「それにしてもまさかここまで強いとは思ってもいなかったぜ。これは一度勝負してみてぇな」

「ほんとよ。貴方みたいな人が味方でよかったと思うわ」

「 人は見かけによらないんだね」

「まったくもって、その通りだの」

 

「この私の最後の一手を打ち破るとはの、全くあっぱれな奴じゃ。おんしのギフトがなんなのかまったくわからんかったが

まあ久しぶりに楽しかったぞ」

 

「え、そうなんですか?今日は鑑定をお願いしたかったのですけど」

 

黒ウサギがそう言うと、白夜叉がゲッと気まずそうな顔になった。

 

「よ、よりにもよってギフト鑑定か。専門外どころか無関係もいいところだがの」

 

 

「ふむふむ…うむ、私と戦ったおぬしは先の通りだし、他の三人もともに素質が高いのはわかる。しかし、これではなんとも言えんな。おんしらは自分のギフトの力をどの程度に把握している?」

「企業秘密」

「右に同じ」

「以下同文」

「知るか」

「うおおおおい?いやまあ、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのはわかるが、それじゃ話が進まんだろうに」

「別に鑑定なんていらねえよ。人に値札を貼られるのは趣味じゃない」

 

ハッキリと拒絶するような声音の十六夜に、飛鳥と耀が同意するように頷く。正希は正直自分でもよく分かっていない様子。

そんな反応を見た白夜叉は困ったように頭を掻くが、突如妙案が浮かんだとばかりにニヤリと笑った。

 

「ふむ、何にせよ主催者(ホスト)として、星霊のはしくれとして、試練をクリアしたおんしらには"恩恵(ギフト)"を与えねばならん。ちょいと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度良かろう」

 

白夜叉はそう言うと、パンパンと柏手を打った。すると、四人の眼前に光り輝く四枚のカードが現れた。カードにはそれぞれの名前と、体に宿るギフトを表すネームが記されていた。

 

コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム正体不明(コード・アンノウン)

 

ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム威光

 

パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム生命の目録(ゲノム・ツリー)、ノーフォーマー

 

シルバーグレーのカードに如月 正希・ギフトネームインフィニティルール、現実殺し(リアリティーブレイカー)、限界突破 体現身体

(インフィニット ステータス)、

幻想の正体不明(コードアンノウン)、幻想の威光、幻想の生命の目録(ゲノム・ツリー)、幻想のノーフォーマー、幻想の太陽と白夜、幻想のインドラの槍、など

 

 

 

 

 

 

それぞれの名とギフトカードが記されたカードを受け取る。

すると、黒ウサギが驚いたような、興奮したような顔で三人のカードを覗き込んだ。

 

「ギフトカード!」

「お中元?」

「お歳暮?」

「お年玉?」

「お賽銭?」

「ち、違います!というかなんで皆さんそんなに息が合ってるのです!?このギフトカードは顕現しているギフトを収納できる超高価なカードですよ!耀さんの"生命の目録"だって収納可能で、それも好きな時に顕現できるのですよ!」

「つまり素敵アイテムってことでオッケーか?」

「だからなんで適当に聞き流すんですか!あーもうそうです、超素敵アイテムなんです!」

 

黒ウサギに叱られながら、4人はそれぞれのカードを物珍しそうに見つめた。すると、白夜叉が説明してきた。

 

「我らの双女神の紋のように、本来はコミュニティの名と旗印も記されるのだが、おんしらは"ノーネーム"だからの。少々味気ない絵になっているが、文句は黒ウサギに言ってくれ」

「ふぅん………もしかして水樹ってやつも収納できるのか?」

 

十六夜が何気なく水樹にカードを向ける。すると、水樹は光の粒子となってカードの中に吸い込まれた。見ると十六夜のカードは溢れるほどの水を生みだす樹の絵が差し込まれ、ギフト欄の"正体不明"の下に"水樹"の名前が並んでいた。

 

「おお?これは面白いな。もしかしてこのまま水を出せるのか?」

「出せるとも。試すか?」

「だ、駄目です!水の無駄遣い反対!その水はコミュニティの為に使ってください!」

 

黒ウサギにそう言われた十六夜が、チッとつまらなさそうに舌打ちする。黒ウサギはまだ安心できていないような顔で、ハラハラと十六夜を監視していた。そんな二人を見て、白夜叉は高らかに笑いながら言った。

 

「そのギフトカードは、正式名称を"ラプラスの紙片"、即ち全知の一端だ。そこに刻まれるギフトネームとはおんしらの魂と繋がった"恩恵(ギフト)"の名称。鑑定は出来ずともそれを見れば大体のギフトの正体がわかるというもの」

「へえ?じゃあ俺のはレアケースなわけだ?」

 

十六夜の言葉に、白夜叉が疑問を浮かべて十六夜のカードを覗き込んだ。そして、"正体不明"という文字を見て表情を変えた。

 

「………いや、そんな馬鹿な」

 

パシッと十六夜からカードを取り上げ、真剣な眼差しでカードを見る白夜叉は、不可解とばかりにつぶやいた。

 

「"正体不明(コード・アンノウン)"だと………?いいやありえん、全知である"ラプラスの紙片"がエラーを起こすはずなど」

「何にせよ、鑑定は出来なかったってことだろ?俺的にはこの方がありがたいさ」

 

十六夜が白夜叉からパシッとギフトカードを取り上げ、懐にしまう。だが、白夜叉は納得できないように怪訝な瞳で十六夜を睨んでいた。

 

「……………」

 

俺は自分のギフトを見ながら無言で思考を繰り返していた

 

(なんだ、このギフト量は、

てかなにこれ何かの冗談?俺こんなの神様にたのんで、…( ̄▽ ̄;)、あ『こっちでつけ加えるからいいがの』)

 

そんな中、耀は正希のギフトが気になったのか、こう聞いてきた。

 

 「正希のギフトって何?」

この返答に俺は、少し困っていた

そんな中、飛鳥も俺のギフトに興味を示してきた

「私も気になるは、いったいどんなギフトなのかしら?」

俺は内心これは、ヤバイと感じるがそんな思いもむなしくは飛鳥にギフトカードをひったくられる

 

「「え、」」

「今度は、なんじゃ」

飛鳥と耀の驚きの言葉に、白夜叉が頭を掻きながら同じように正希のギフトカードを覗き込む。そして、飛鳥と耀よりもさらに目を見開いて驚愕した。

 

「ば、馬鹿な!?」

 

そう叫んだ白夜叉は、カードを持っていた飛鳥からギフトカードを奪い取って穴があくようなほどジッと見つめた。

 

「白夜叉様、どうかなさいましたか?」

 

白夜叉の尋常じゃない反応に、黒ウサギも覗き込む。そして、呆然としてつぶやいた。

 

「私達のギフトが、こんなことがあり得るわけが」

 

そう、正希のギフトカードはこれまでに出会ってきたすべての者のギフトが全てしるされているのだ。

 

「お主、このギフトを、何処でてに入れた!」

 

白夜叉は、正希に向かって問い詰める。そんな白夜叉に、黒ウサギが聞く。

「いったいどういう事なのでしょうか、相手の能力をコピーするなんてギフトは、この世に存在するはずが、」

「私にも訳がさっぱりだが

これだけは、言えるのこれはまさしく魔王に匹敵する力だと言うことじゃ」

 

白夜叉の返答に、黒ウサギ達が驚愕する。そう正希の力は、あの天災魔王に匹敵する者だと言うのだから。

そんな中、俺はこの事に少し思い当たることがあった

「白夜叉、多分俺のその大量ギフトは1つのルールによって構成されているんだとおもう」

その言葉に白夜叉は、興味深そうに答える

「ほう、そのお主の言うルールとは、どういう物なのじゃ?」

「それは、『一目見た相手や物の能力を学習し成長するルール』しかも我流にしてだ」

「我流じゃと、」

「そう、だから俺のギフトはみんなから学習して力を生み出すいわば限界がないルールなんだ」

 

(そう、俺はみんなの力になりたかったんだ。だからこのルールが生まれた)

 

白夜叉は、深く考えこう答えた

「そうか、………わかった。少し時間をとらせてしまって悪かったのう、でお主は私との決闘に勝利したじゃから、なにか褒美をやらないといかんのじゃがお主は、何か欲しいものなどは、ないのか?」俺は、少し考えて、こう答えた「俺が欲しいものなんて白夜叉からもうもらってるよ友達と言う贈り物をね」

その言葉にたからかと白夜叉は、笑う

「そうか、なら良い。またいつでも歓迎するぞ」

 

 

白夜叉がそう言うと、六人と一匹は先ほどの店の前にに移動した。そこに移動すると、俺達は一礼した。

 

「今日はありがとう。また遊んでくれると嬉しい」

「あら、駄目よ春日部さん。次に挑戦する時は対等の条件で挑むのだもの」

「ああ、吐いた唾を飲み込むなんて、格好つかねえからな。次は渾身の大舞台で挑むぜ」

「ふふ、よかろう。楽しみにしておけ。…………ところで」

 

白夜叉が真剣な表情で黒ウサギ達を見る。

 

「今さらだが、一つだけ聞かせてくれ。おんしらは自分達のコミュニティがどういう状況にあるのか、よく理解しているか?」

「ああ、名前とか旗の話か?それなら聞いたぜ」

「ならそれを取り戻すために"魔王"と戦わねばならんことも?」

「聞いてるわ」

「…………では、おんしらは全てを承知の上で黒ウサギのコミュニティに加入するのだな?」

 

白夜叉の言葉に黒ウサギがドキリとした顔で視線をそらした。そんな黒ウサギを余所に、飛鳥が白夜叉に言った。

 

「そうよ。打倒魔王なんてカッコいいじゃない」

「"カッコいい"で済む話ではないのだがの…………まったく、若さゆえのものなのか。無謀というか、勇敢というか。まあ、魔王がどういうものなのかはコミュニティに帰ればわかるだろ。それでも魔王と戦う事を望むというのなら止めんが…………そこの娘二人。おんしらは確実に死ぬぞ」

 

白夜叉が予言するように断言する。飛鳥と耀は一瞬だけ言い返そうと言葉を探したが、魔王と同じく"主催者権限(ホストマスター)"を持つ白夜叉の助言は、物言わさぬ威圧感があった。

 

「魔王の前に様々なギフトゲームに挑んで力を付けろ。小僧とお主はともかく、おんしら二人の力では魔王のゲームを生き残れん。嵐に巻き込まれた虫が無様に弄ばれて死ぬ様は、いつ見ても悲しいものだ」

「………ご忠告ありがと。肝に銘じておくわ。次は貴女の本気のゲームに挑みに行くから、覚悟しておきなさい」

「ふふ、望むところだ。私は三三四五外門に本拠を構えておる。いつでも遊びに来い…………ただし、黒ウサギをチップに賭けてもらうがの」

「嫌です!」

 

黒ウサギが即答で返す。すると、白夜叉が拗ねたように唇を尖らせた。

 

「つれない事を言うなよぅ。私のコミュニティに所属すれば生涯を遊んで暮らせると保証するぞ?三食首輪付きの個室も用意するし」

「三食首輪付きってソレもう明らかにペット扱いですから!」

 

怒る黒ウサギに対して、笑う白夜叉。俺は、それを眺めてこう思う

(俺が本当に望んでいたのは、こんな風なハチャメチャでそれでも平凡なこんな日常だったのかもしれねーな)

 

 

こうして俺達5人と一匹はサウザンドアイズ"二一○五三八○外門支店を後にした。




どうも作者と「正希です」
今回のバトルシーン正希くんかっこよかったね
とくにあのシーン『俺は、全てをぶち壊す』
「まあ、あのときはちょっと昔の事を思い出してたんでね」そうなのか正希くんにも色々あったんだね
「そう言う事」
んじゃ今回は、この辺で「『バーイ』」
次回もお楽しみに♪
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