バスケ少年とアイドル   作:山田P

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μ'sの皆、
μ'sのキャストの皆さん、
スタッフの皆さん、

Final Love Live! お疲れ様でした。



episode 12

「ここを満員にしてみせます!」

 

金髪のお姉さんとの会話で聞いた穂乃果先輩の言葉

 

「あと何年かかるか……」

正直、俺にはプレッシャーです。

 

 

 

 

と、いうわけで音ノ木坂学院からの帰路__

 

あの後どさくさに紛れて見事講堂から逃げ出し、

木登りからのワンチャンダイブで塀を飛び越え、

今に至る__と。

 

 

それにしても、僕はまじめだなぁ。

部活のために学校に戻るなんて……

 

「よう、待ってたぜ」

 

 

母校の見慣れた門をくぐった末に待ってたのは、

部長からありがたぁい接待でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

『来れないのぉーー!!』

『穂乃果!声が大きいです!』

 

部長からの接待と部活が終わり、家に着いた俺が飯を食べようとした所で電話がかかってきた。現状から分かる通り相手は穂乃果先輩達、内容は1stライブの事や今後の活動についてだったんですが…

 

『なんで!なんで!なんでぇぇー!?』

『お、落ち着いて穂乃果ちゃん』

『穂乃果!今何時だと思っているのですか!?』

A, 20時過ぎです。

 

その後電話越しで、

荒ぶる穂乃果先輩

宥める南先輩

怒る園田先輩

というカオスな空間?が生まれた。

 

 

『で、なんで来れないの』

一通り暴れたことで落ち着いた様子の穂乃果先輩。

…若干ご機嫌ななめ。

 

『最近、部活をサボったり遅刻したりが多くて…いよいよ部長の逆鱗に触れまして』

『確かに最近は1stライブが近いこともあって、頻繁に来て頂いてましたから…』

『ごめんね、桜場君』

電話越しでも分かる程しゅん、とする先輩達。

 

とは引き換えに…

『むぅーー』

更に機嫌を損ねる穂乃果先輩。

なんだこの差は。

 

『なんですか、穂乃果先輩』

『言うほど来てないじゃん』

失敬な。

 

『穂乃果!』

『だって!今日だって来なかったし…』

『いや、流石に校内までは無理ッス』

本当は行ってましたーなんて、口が割けても言えない。確実に変態のレッテルを貼られる。

 

 

『……でも、いてほしかったな』

『穂乃果ちゃん…』

『…………』

ポツリと出る穂乃果先輩の呟きとそれに続く静寂

珍しく弱気な穂乃果先輩に少なからず戸惑う。

 

 

いつも周りを巻き込んでは楽しそうに笑ってる

それが先輩だったから、

 

怖いものなんて無いと思ってた。

 

 

 

 

 

1stライブの始まる前のことは口伝えでしか知らない。

 

お客さんがいなかったこと

挫けそうになったけと

1年の女子が駆けつけて来てくれたこと

 

その子のために歌ったこと

 

 

そして、生徒会長に言った言葉

 

 

 

『取り敢えず、目標は部の設立ってことで』

空気を断ち切るように話題を変える。

 

『え?あ、……うん』

『ちゃんとした部活になれば、もしかしたら俺関係者として出入り出来るようになるかもしれませんし、そしたらライブも行けるんで頑張って下さい』

『あの、桜場君?』

『じゃあ俺は夕飯がまだなんで、これで切ります』

『え!?ちょ、待っ』

『お疲れ様でした』

 

 

半ば強引に着信を切る。

コールが無いってことは諦めたのか、はたまた呆気に取られているのか、

 

 

 

 

"いてほしい" か……

 

「腹減った」

夕飯を済ませるべくリビングへ。

 

その時口元が緩んでいたのは、夕飯が楽しみだったからである。

 

 

 

 




僕は、ライブ行けてないんですけど…

「目覚ましテレビ」見て、涙腺が崩壊しました。

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