バスケ少年とアイドル   作:山田P

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 お久しぶりです。
 山田Pです。

 まずは一言…申し訳ありませんでした!
 この小説読んで下さっている方がいるか定かでは無いですが、お待たせしてしまいすみません!

これから精進しますので、宜しくお願い致します。


episode 5

 あれから3日経った今日、金曜日。

 俺は再び神田の地に訪れていた。

 スクールアイドルの3人に会うためにーー

 

 神田明神。穂乃果先輩達は放課後、そこで練習してるらしい…というか、ちゃんとやってる事に驚いたけど。今日は進捗状況の確認をしに来たわけだが…

 

「ー!ーーー!」

もう既に園田先輩の声が聞こえる。

まだ、階段すら見えてないのに…

きっと穂乃果先輩が駄々をコネてるんだろう。

 

「キャーーーーーーーー!!」

突然の悲鳴。

先輩達の誰かの声かと思い駆けようとするが、階段の入り口付近に特徴的な赤い髪の少女と巫女さんがいる。どうやら、声は二人の内のどちらかのようだ…言い争ってるし。

 

 ………無視だな。女子の言い争いに割り込んでも良いことなんてない。(経験談)

 知らないフリして通り過ぎようと試みるが、それは呆気なく崩される事になる。

「あれ?この間の少年やん」

この巫女さんによって。

 

 何しにきたん?などと聞かれる。

しかし残念ながら俺、桜場悠人は記憶力が悪い。

良く人の顔と名前が一致しなくて困る。…同窓会とかあったら誰が誰だか分からないだろう。

 ちなみに赤い髪の少女は訝しげに俺を見ている。

「…あー、えっと階段の上に用がありまして」

「お参り?」

「いやぁ、その…」

少なからず「スクールアイドルのプロデューサーなので練習見に来ました」と言うには抵抗があるので口ごもってしまう。 

「もしかして、上にいる子達に用事なん?」

「え?」

「違う?」

「ぁあ!そうですそうです!」

見抜かれた事に驚いたが、参拝じゃ無いとすればそれ位しか来る理由が無いことに気付く。

 

 

「……何の用があるわけ?」

不意に思ってもみない所から声がした。

今まで黙っていた赤髪の少女。

しかし、カチンとくる言い方だ。まるで、「ここはテメェの来るような所じゃねぇ」とでも言いたげな…いや、実際そうなのか。

であるならば、それなりに返してやらなければならないだろう。

「あんたに関係ある?」

そう言い捨てて階段を登り出す。

あの場にいれば口喧嘩になると見込んでだ。

……逃げた訳では無い。戦略的撤退である。

 

階段の中間に来た辺りで横目に後ろを見ると、赤髪の女子がこちらを睨んでいる。そして、その近くには赤髪を宥める巫女さん。…少し罪悪感。

 

 

見てみぬフリをし登り続けると、すぐに3人の姿がみえた。ヘタり込む穂乃果先輩と南先輩、そして二人を仁王立ちで見下ろす形で園田先輩がいた。

似合うな、園田先輩。

「ハルちゃん!」

誰より早く気付いた穂乃果先輩が駆けよって来る。

さっきまでの疲れはどこにいったんですか。

あと、ちゃん付け辞めて下さい。

「桜場くん、こんにちは~」

「お久しぶりです。ご足労ありがとうございます」

南先輩、園田先輩も俺に気づき声をかける。

「練習お疲れ様です」

「ホントに疲れたよー」

「何を言っているのですか。まだ二往復残っています!」

「海未ちゃんの鬼ぃーー」

穂乃果先輩も南先輩も相当キてるようだ。主に足に…スクールアイドルと言う位だから、ムキムキにならない程度にして欲しいと願う。

「ダメです!しっかりやって頂きます。それに新入生歓迎会まであまり時間も無いのですよ!?」

新入生歓迎会?はて、何も聞いてないが…

「あの…」

「桜場君!!」

「は、はい」

「残り2往復が終わりましたら話しますので、少し待っていて下さい」

「分かりました」

新入生歓迎会について尋ねようとしたら、園田先輩に凄い勢いで阻まれた。思わず返答してしまったが、どれ位かかるのか………。

 

 

 

「はぁ、はぁ……はぁ…」

ちょっとした散歩から帰ると終わったようで、俺が来たばかりの時に見た光景が広がっていた。

いや、穂乃果が俺に気づかないのを見ると相当疲労してるようだ。ことり先輩も同様で、俯きながら頑張って酸素を肺に送ってる。

 

2人の首の後ろに先程買ったスポーツドリンクを当ててやる。ちょっとした悪ふざけのつもりだったが、

「ひゃうぅ!!!」

「ぴぃぃぃ!!?」

思わず、こっちが驚き無言になる。ぴぃ?

「びっくりしたぁー」

「つ、冷たいよぉー」

「すみません。お疲れ様です。これ、差し入れなんで…」

今度はちゃんと渡す。二人共、お礼は言ってくれたがどうやらやり過ぎたようで、むくれてる。

南先輩なんて振り向いた瞬間涙目だった。

あぁ、男はこういう所に落ちるんだろうか…俺は、かわいいと思いました。

 

その後は俺を探してくれていたらしい園田先輩と合流、最後のスポーツドリンクを渡し(行き先くらい伝えろと怒られた)、穂むらに移動した。

 

 

 

「で、進捗状況はどんな感じですか?」

穂乃果先輩の部屋で一息つき、早速本題に入る。

「新入生歓迎会の日に1stライブをやるよ!」

「それは分かりました。では無く、詳しい概要とか新入生歓迎会に向けての進み具合を聞いてるんですけど…」

「?」

穂乃果先輩には、まだ難しい話だったようだ。

進捗?概要?とか言ってるし…

「私が説明します」

「さっすが海未ちゃん!」

だと思いました。

「まず、私達のグループ名が決まりました」

なるほど確かに重要だ。いつまでも音ノ木坂学園スクールアイドルじゃ格好がつかないし…

「グループ名は「μ′sだよ!」

穂乃果先輩が割り込まれ、園田先輩は不服そうだ。

そんなに言いたかったのだろうか…

「μ′sッスか」

「うん!石鹸じゃないよ」

「それ位分かりますよ、穂乃果先輩じゃあるまいし」

「え!?なんで分かったの!?」

言ったんですか。そうですか。

 

「あと、衣装も一応決まったよ~」

南先輩がスケッチブックを取り出し見せてくれる。

「これは却下だと言いましたよね!?」

「えーかわいいよぉ」

「問題はそこではありません!スカートです!」

「スカート?」

どこが問題なんだ?別におかしくは無いと思うが…

「…短すぎます。……………です」

聞こえなかったのか南先輩が耳を寄せると、

「破廉恥ですーーーー!!!!!」

「ぴぃ!?」

「海未ちゃん!?」

「!……びっくりしたぁ」

突然の大声に3人が大きく反応した。

 

 

現在、園田先輩は隅で体育座りをしている。

そんなに嫌なのか…

「取り敢えず、この案は保留で」

俺がそう言うと穂乃果先輩に反論される。かわいいからこのままがいい、と。しかし、報告が進まないからとの理由で先送りにして貰った。

南先輩がしょんぼりしていたので、後で謝っておこうと思います。

「で、曲は決まってるの?」

既存の曲とかにするんだろうが、選曲によってはダンスが大変だろうから慎重に選ばなきゃならない。

「今日頼んできたんだ!」

「……何をですか?」

「作曲だよ?」

「まさか、作るんですか?」

「うん!」

開いた口が塞がらないとは、この事だろう。

まさか、0から作るなんて並大抵のことじゃない。

「ちなみに誰が?」

「1年にいる西木野真姫ちゃんて子!」

同じ高校生かよ!?

「…大丈夫なんですか?」

「お願いはしたけど、作ってくれるかは分かんない」

「なんですか、それ」

「えへへ……」

もう、呆れるしか無い。流石です、穂乃果先輩。

 

「ちなみに、どんな人か聞いていいですか?」

単なる好奇心だ。自分と同じ歳の子が作曲をするなんて驚いたし、興味が湧いた。

「肩につく位の赤い髪につり目のかわいい子だよ!あと歌がとっても上手でピアノも弾けるんだ!」

 

………すごい見たことあるかもしれない。

 

 




 さて、如何でしたか?
 出てきました、一年生!
 さぁこれから出していきますよ!多分。

 それよりことりちゃん、難しい(・8・)
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