インフィニット・ストラトス  いちか君と一夏のIS学園生活    作:迷い人

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今回は短いです。
臨海学校へ行く話の布石のような感じですかね?
今回は束が、がんばってます。彼女も手遅れな感じですが・・・
今回のネタは多方面からクレームが来ないか心配ですが。
では今回もよろしくお願いします!


にじゅうわめ~

 

「むーん・・・」

 

そこは奇妙な部屋であった。部屋の至る所には機械の備品がちりばめられ、ケーブルがさながら樹海のように広がっている。そう、ここは・・・篠ノ之束、その秘密ラボである。

 

「んー、終わったー」

 

赤いビー玉のような物が試験管の様なものの中に入っており、その試験管にたくさんのチューブが繋がっていた。

 

「これを~」

 

赤いビー玉のような物を試験管から取り出す束。

 

いったに何を作ったのでしょうね?

 

ぱらりろぱらりらぺろ~

 

ゴッド・ファーザーのテーマが流れる。渋いですね。

 

「こ、この着信音はぁ!トゥッ!」

 

ルパンダイブ。もとい携帯電話にダイブである。そして携帯を取り耳に当てる。

 

「も、もすもす?終日?」

 

「・・・・・」

 

ぶつっ。・・切れました。二重の意味で。

 

「わー、待って待って!」

 

束の願いが通じたのか、携帯電話は再度鳴り響いた。

 

「はーい。みんなのアイドル・篠ノ之・・・待って待ってぇ!ちーちゃん!」

 

「その名で呼ぶな」

 

「じゃぁ、いっくんLOVEのちーちゃん」

 

「ちーちゃんはやめろ」

 

いっくんLOVEはやめろとは言わないのですね。

 

「おっけい、ちーちゃん」

 

「・・・はぁ。まあいい。今日は聞きたい事がある」

 

「何かしらん?あっ、いっくんの体についてはまだわかってないんだ~。やっぱり、私にいっくんを・・・」

 

「その事ではない。今回、IS学園で起きた件についてだ。お前はその件に一枚噛んでいるのか?」

 

「IS学園で?はて?」

 

束は首をひねる。とぼけているのではなく、本当にわからないようだ。

 

「VTシステムだ」

 

「ああ。あれ?うふふ、ちーちゃん。あんな不細工なシロモノ、この私が作ると思うかな?私は完璧にして十全な篠ノ之束だよ?すなわち、作るものも完璧において十全でなければ意味がない」

 

「・・・・・」

 

「ていうか忘れていたけど、つい二時間ほど前にあれを作った研究所はもう地上から消えてもらったよ。・・・ああ、言わなくてもわかってるいると思うけど、死亡者はゼロね。赤子の手をひねるより・・・」

 

「そうか。では、邪魔をしたな」

 

束が言い切る前に電話を切ろうとする千冬。

 

「あっ、ちーちゃん。伝えたい事があったんだ」

 

「なんだ?」

 

「ちーちゃん。今度、いっくんと会ったら私はある物を渡すよ」

 

先ほど作っていた赤いビー玉を手にとって見ながら言う束。

 

「・・・・何を企んでいる?」

 

警戒をはじめる千冬。

 

「ふっふっふっ・・・。私が作った、いっくんの魅力を引き出すアイテム『レイ〇ングハート』。これを使う事でいっくんが!」

 

「何だ?」

 

「いっくんが魔法少女になるんだよ!」

 

「な、なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

驚愕の声を上げる千冬。

 

「ツインテールのウイッグを被り、衣装はどこかの小学校の制服を元にしたデザイン。胸の所には大きなリボンがついているのが特徴だよ!カッコ良さより、可愛さを重視したデザインなんだ。この姿で『リリ〇ル、マ〇カル、がんばります!』って言われたら、私はどうにかなっちゃうよ!」

 

すでにどうにかなってますよ。

 

「お、お前は・・・・」

 

震えた声で喋りはじめる千冬。

 

「お前は世界をどうする気だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

「ふっふっふっ。世界はいっくんの魅力に驚嘆するね!」

 

いや、いちか君がコスプレ?をしても世界は何も変わりませんよ。

 

「とてつもない発明をしたな」

 

いや、ISの方がとてつもない発明だと思います。

 

「束・・・・」

 

「わかってるよ、ちーちゃん」

 

『ふっ・・』と軽く笑うと。

 

「魔法少女の姿のいっくんの画像は撮影して、ちーちゃんに送るよ」

 

「・・・・すまん」

 

何だかんだで仲の良い二人であった。

 

 

 

 

 

千冬との電話を終えて、束はまた何かを作っていた。試験管のような物の中のは逆三角形のアクセサリのような物が入っていた。

 

ちゃらら~ちゃらら~

 

突然の携帯電話の着信。着信音はとある極道の映画の音楽です。束の趣味ではないようですが・・・。その着信音が鳴った途端、千冬のとき以上の反応で携帯電話を取る束。

 

「やあやあやあ!久しぶりだねぇ!ずっとずっと待ってたよ!」

 

「・・・・・・姉さん」

 

「うんうん。用件はわかってるよ。欲しいんだよね?君だけのオンリーワン、代用無きもの、箒の専用機が。モチロン用意してあるよ。最高性能にして規格外仕様。そして白と並び立つもの。その機体の名前は・・・・『紅椿』だよ」

 

「・・・・紅椿」

 

「今度、黒いネコさんや飛脚の人みたいに届に行くよ~」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「他人行儀だね~姉妹なんだから・・・」

 

「では・・・」

 

「あっ、箒ちゃんに伝えたい事があったんだ!」

 

電話を切ろうとした箒を呼びとめる束。この流れは・・・。

 

「・・・・なんでしょう?」

 

「今度、いっくんのある物を渡すよ」

 

「何を企んで・・・」

 

「ふっふっふっ。先っき作った『レイ〇ングハート』と今、作っている『バル〇ィシュ』を使うといっくんは魔法少女になるんだよ!」

 

「な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

驚嘆の声を上げる箒。千冬といいそんなに驚く事なのだろうか?

 

「『レイ〇ングハート』は可愛さをコンセプトにした衣装だけど『バル〇ィシュ』は色気がコンセプトだよ。ストレートロングな長髪型のツインテールのウイッグを被ってるんだ。衣装はレオタード風で体のラインが浮き出るようになってるんだ。この姿を見たら、私は本当にどうにかなっちゃうよ~」

 

いや、もう本当にどうにかなっちゃてます。手遅れです。

 

「あ、あ・・あなたは・・・」

 

震えた声で喋りはじめる箒。

 

「あなたは世界をどうする気ですかぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

「ふっふっふっ。世界はいっくんの魅力にひれ伏すね!」

 

いや、だから、いちか君がコスプレをしても世界は変わりませんよ。

 

「歴史に残る発明を作りましたね」

 

歴史には残らないと思います。ISの方が残ります。

 

「あの・・・姉さん」

 

「わかってるよ・・・。箒ちゃん」

 

『ふっ・・・』と軽く笑う束。

 

「魔法少女の姿のいっくんの画像。紅椿と一緒に届けるよ」

 

「・・・・ありがとうございます」

 

「お礼はイイよ。私達、姉妹でしょ」

 

「・・・・はい」

 

何だかんだで仲の良い姉妹だった。

 

 

 

 

 

ゾクッ!

 

「な、何だ?急に寒気が・・・」

 

授業中、急に寒気を感じた一夏。新たなトラウマが出来るかもしれない予感が!

 

 

 




次回も臨海学校に繋がる布石のような話にしたいと思ってます。
大まかな展開しか考えてないので、上手く説明は出来ませんがバカなだけは話は・・・
こんな作品ですがこれからもよろしくお願いします!
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