インフィニット・ストラトス  いちか君と一夏のIS学園生活    作:迷い人

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すいません、どうにも更新のペースが遅いです。そして今回はおバカな話をかけてない気がします。こんな作品ですがよろしくお願いします。


ななわめ~

朝の出来事から時間が過ぎた、二組の教室。鈴はノートを書きながら考え事をしていた。

 

 

「(さすがに一夏のことは驚いたわね。まさか、一夏が子供になっているなんて想像もしなかったわ。心まで子供になってるし。)」

 

 

ノートを書くの止める鈴。

 

 

「(でも、あたしの知らない一夏を見れてよかったかな。それにニュースで見た一夏は、まあ、何というか、格好良くなっていた・・かな。)」

 

 

顔が赤くなる鈴。

 

 

「(そして小さい一夏は可愛いし!)」

 

 

顔が緩む鈴。

 

 

「ね、ねえ。凰さん大丈夫かな?赤くなったと思ったら、急に顔が緩んだんだけど…」

 

 

「何があったんだろ…」

 

 

クラスメイト達が鈴の様子を見て心配している。

 

 

「(今度、ISを起動させている一夏に会わないとね。色々と話したいし。一夏の事だから無自覚で他の女子と仲良くなってるだろうから遅れを取り戻さないと)」

 

 

グッと拳を握る鈴。

 

 

「(本当は日本を離れる前に一夏に、その…こ、告白をするはずだったのにアイツが…゛五反田弾゛が邪魔してくるなんて。まさか、あいつがBL系だったとは思わなかったわ。思えば、あたしが一夏と二人きりになろうとすると何時も邪魔をしてきたのよね。さすがにIS学園に来てまで邪魔はしないと思うけど油断はできないわね。アイツとは決着をつけないと!)」

 

 

「ね、ねえ。目が変になったのかな?凰さんからオーラみたいなものが見えるんだけど…」

 

 

「わ、私も…。近寄りがたいものがあるよね。あっ、ペンを握りつぶした」

 

 

鈴の様子に怯えるクラスメイト達だった。みんな授業に集中しようよ…

 

 

 

 

 

昼休み、いちか君達が学食に行くと。

 

 

「待っていたわよ、いちか!」

 

 

どーん、といちか君達の前に立ちふさがる鈴。

 

 

「あっ、鈴お姉ちゃん」

 

 

鈴の元に行くいちか君。

 

 

「遅いわよ。早く何を注文するかを決めなさい」

 

 

「はーい」

 

 

いちか君と鈴の二人は食券を買いに行く。

 

 

「・・・・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

そんな二人を不機嫌そうに見る箒とセシリアであった。

 

 

注文を終えて、いちか君、箒、セシリア、鈴、クラスメイトと同じテーブルにつくことができた。いちか君はお子様ランチ。チキンライスにエビフライ。ハンバーグにナポリタン。オレンジジュースなど王道的なメニューだ。美味しそうですね。これを注文するのはおそらくいちか君だけだろう。多分ね…。箒はきつねうどん。セシリアは洋食ランチ。鈴はラーメンだ。

 

 

「ほら、いちか。ソースが口のまわりについてるわよ」

 

 

「んっ…」

 

 

鈴がいちか君の口まわりを拭いてあげていると。

 

 

「あーゴホンゴホン。それは私の役目だ」

 

 

「何をおしゃいますの?わたくしでしょう」

 

 

今まで黙っていた箒とセシリアの二人が遂に動き出した。

 

 

「何を言っている。いちかの何から何まで面倒をみる…ではなくてだな。いちか、そろそろどういう関係か説明してほしいのだが」

 

 

「そうですわ!その事が気になって授業に集中出来なかったのですから!」

 

 

うんうんと頷く箒。

 

 

「そうだよね。篠ノ之さんとセシリア、織斑先生と山田先生に何度も注意されてたよね」

 

 

「特に織斑先生に叩かれているのは痛そうだったよね」

 

 

憐みの視線で二人を見るクラスメイト達。

 

 

「今はその事よりも、二人の関係ですわ。ま、まさかこちらの方とつきあってらっしゃるの?」

 

 

「べ、べべ、別にあたしは…」

 

 

「鈴お姉ちゃんは幼なじみだよ」

 

 

「・・・・・・(まあ、仕方がないわよね。このいちかは子供なんだし)」

 

 

複雑な心境の鈴。

 

 

「幼なじみ?」

 

 

怪訝そうな声で聞き返す箒。

 

 

「うん」

 

 

満面の笑みで頷くいちか君。

 

 

「幼なじみは私だろう?」

 

 

「うん。箒お姉ちゃんも幼なじみ」

 

 

「?」

 

 

混乱する箒。この説明の仕方じゃわからないよね。

 

 

「ねえ、あなたが篠ノ之さん?」

 

 

「そうだが」

 

 

「前にね一夏から聞いた事があるんだけどね。あたしが一夏と出会う前に幼なじみがいたって。あなたがファースト幼なじみ。あたしがセカンド幼なじみなんだって」

 

 

「私がファースト…」

 

 

自分が一番と聞いて嬉しがる箒。二番じゃ駄目なんですね。

 

 

「初めまして。これからよろしくね(いちかと一夏の事に関してもね)」

 

 

「ああ。こちらこそ(絶対に負けない)」

 

 

そう言って挨拶を交わす二人の背景に龍と虎が戦っている。まさに龍虎相撃つですな。

 

 

「ンンンッ!わたくしの存在を忘れてもらっては困りますわ。中国代表候補生、凰鈴音さん?」

 

 

「・・・誰?」

 

 

「なっ!わ、わたくしはイギリス代表候補生、セシリア・オルコットでしてよ!まさかご存じないの?」

 

 

「うん。あたし他の国とか興味ないし」

 

 

「な、な、なっ・・・!」

 

 

言葉に詰まりながらも怒りで顔を赤くしていくセシリア。スーパー〇〇〇人になれそうだ。

 

 

「い、言っておきますけど、わたくしあなたのような方には負けませんわ!(いちか君と一夏さんの事も!)」

 

 

「そ。でも戦ったらあたしが勝つよ。悪いけど強いもん(あたしの方が優位よ!)」

 

 

三人とも心の声でも話をしてません?

 

 

「・・・・・」

 

 

「・・・・・」

 

 

「・・・・・」

 

 

一触即発な雰囲気で睨らみあう三人。そんな時。

 

 

「ごちそうさまでした」

 

 

手を合わせて言ういちか君。お行儀がよいですね、いちか君。

 

 

「僕、食べ終わっちゃたから教室に帰るね。次も千冬お姉ちゃんの授業だから準備しないと」

 

 

「三人とも先に失礼するね」

 

 

「篠ノ之さん、セシリア。早く食べ終わらないとまた、織斑先生に叩かれるよ」

 

 

「凰さんもまたねー」

 

 

いちか君とクラスメイト達はすたすたと教室に帰って行った。

 

 

「「「・・・・・ハッ!」」」

 

 

急いで食べる三人。よく噛んで食べた方がよいですよ。この後、三人が間に合ったかどうかは・・・・ご想像にお任せします。

 

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

放課後の第三アリーナ。セシリアがいちか君にIS操縦を教えてくれるというので教わろうとした時、予想外のニューカマーに間抜けな声が出るセシリアであった。

 

 

「どうした?」

 

 

「し、篠ノ之さん!ど、どうしてここにいますの?」

 

 

いちか君とセシリアの前にいるのは箒だった。しかも、IS『打鉄』を装着、展開している。打鉄は純国産として定評のある第二世代の量産機。安定した性能を誇るガード型で初心者にも扱いやすい。そのことから多くの企業並びに国家、IS学園においても訓練機として使われている。

 

 

「どうしてもなにも、いちかと一夏に頼まれたからだ」

 

 

「うん。僕、箒お姉ちゃんにおねがいしたよ」

 

 

笑顔で言ういちか君。

 

 

「それに、近接格闘戦の訓練が足りてないだろう。私の出番だな」

 

 

「くっ…。まさかこんなにあっさりと訓練機の使用許可が下りるだなんて…」

 

 

悔しそうな顔をするセシリア。

 

 

「ではいちか、はじめるとしよう。ISを装着するんだ」

 

 

「はい」

 

 

いちか君は白式を装着しようとした時。

 

 

「お待ちなさい!一夏さんのお相手をするのはこのわたくし、セシリア・オルコットでしてよ!」

 

 

ブルー・ティアーズを装着するセシリア。

 

 

「ええい、邪魔な!ならば斬る」

 

 

斬るって言っている事が無茶苦茶な気がしますね。

 

 

「訓練機ごときに後れを取るほど、優しくはなくってよ!」

 

 

戦闘を始めようとする二人。

 

 

「箒お姉ちゃん、セシリアお姉ちゃん。ケンカは止めて」

 

 

戦いを始めようとする二人に涙目のいちか君が声をかける。

 

 

「ケンカはしていないぞ」

 

 

「はい、そのとうりですわ」

 

 

一瞬で戦闘を止めて握手をする二人。協定を結んだトップの人が握手をしているように見える。

 

 

「じゃあ、一緒に訓練しよう」

 

 

泣き顔から満面の笑みに変わり言ういちか君。

 

 

「そうだな!」

 

 

「ええ!」

 

 

いちか君には勝てない箒とセシリアだった。最強はいちか君か?

 

 

 

 

 

「では、今日はこのあたりで終わる事にしましょう」

 

 

「ああ」

 

 

セシリアが今日の訓練の終わりを告げる。今日の訓練の内容は2対1のIS戦だった。もちろん一夏が一人だ。

 

 

「まさか二人で戦って互角以上の戦いをするとは思わなかった」

 

 

感嘆の声を上げる箒。箒とセシリアの二人がかりって、私刑のように思える。

 

 

「そうですわね。でもわたくしは誰かさんがいたおかげで実力を出し切れませんでしたが」

 

 

ほほほと笑うセシリア。

 

 

「ほう…。まだ、力があり余っているようだな。なら私が発散させてやろう」

 

 

「返り討ちにしてあげますわ」

 

 

互いに武器を構える二人。

 

 

「あー、はいはい。明日も授業があるんだ、止めようぜ」

 

 

「「ガルルルルルル!」」

 

 

睨みあう二人。というか犬ですか二人は…

 

 

「なあ、二人とも」

 

 

「何だ、一夏」

 

 

「何でしょう、一夏さん」

 

 

「訓練に付き合ってくれてありがとな。感謝してる」

 

 

ちょっと照れた顔をする一夏。

 

 

「「///////////」」

 

 

赤くなる箒とセシリア。

 

 

「(いちかの可愛さにいつも翻弄されているというのに、まさか一夏からもとは)」

 

 

「(まさか、一夏さんからあんな笑顔を見れるなんて)」

 

 

この時二人の考えはシンクロした。シンクロ率100%超だ。

 

 

「「(反則だ!(ですわ!))」」

 

 

そして一夏がピットに戻っている途中、箒がついて来ていることに気付いた。

 

 

「あれ、箒。なんでこっち側に来るんだ?」

 

 

「私もピットに戻るからだ」

 

 

「いや、セシリアの方に…」

 

 

「ぴ、ピットなどどっちでも構わないだろう!」

 

 

「まあ、そうだけど」

 

 

まっ、いいかと言って戻る一夏。そしてピットに戻ると一夏が箒に声をかけた。

 

 

「そういえば、箒。頼みというか何というかあるんだが…」

 

 

「なんだ、言ってみろ」

 

 

「そのーな。小さい俺の面倒をみてくれているのは感謝しているんだが…な」

 

 

「ああ」

 

 

「シャワーは一人で使わせてもらえないか。いくらタオルを巻いているからっていってもな。箒も年頃の女子だしな…。小さい俺の記憶は今の俺に反映されるわけで、俺もその、色々とな…」

 

 

顔を赤くする一夏。

 

 

「なっ//////////」

 

 

真っ赤な顔になる箒。

 

 

「「//////////」」

 

 

互いに赤くなり、一夏はポリポリと頬を指でかき、箒もモジモジしていた。あれ?何この空気。この作品はこんな話じゃなかった筈。

 

 

「い、一夏。そ…」

 

 

「一夏っ!」

 

 

箒が何か言おうとした時パシュッとスライドドアが開いて鈴が現れた。

 

 

「一夏、久しぶり!」

 

 

「お、おお。鈴か。久しぶりだな」

 

 

「どうしたの?なんか様子が変だけど」

 

 

「い、いや。何も変じゃないぞ」

 

 

「ふーん…」

 

 

ジト目で一夏と箒を見る鈴。

 

 

「とにかく久しぶり。いちかとは挨拶したけど一夏とは挨拶してないからね。わざわざ、会いに来てあげたんだから感謝しなさい」

 

 

「ああ、ありがとな。それにしても久しぶりだな丸一年ぶりになるのか。元気にしてたか?」

 

 

「げ、元気にしてたわよ」

 

 

他愛のない話で盛り上がる一夏と鈴。二人とも久しぶりに会ったためか話ははずむ。そんな様子を不機嫌そうに見ている箒。

 

 

「(一年ちょっとしか経ってないのに、一夏って格好良ったかも。やばっ、急にドキドキしてきた)」

 

 

だんだんと顔が赤くなっていく鈴。

 

 

「どうした、鈴」

 

 

「な、なんでもない」

 

 

ぶんぶんと手を振り誤魔化す鈴。

 

 

「ね、ねぇ、一夏。あたし…」

 

 

「あー、ゴホンゴホン!」

 

 

わざとらしい咳払いで鈴の言葉を遮る箒。

 

 

「一夏、私は先に帰る。シャワーの件だが、やはりいちかを一人にするのは不安だ。だから一緒に使う」

 

 

「ちょっ、ま、」

 

 

「では、また後でな。一夏」

 

 

『また後で』を強調してピットから出て行く箒。

 

 

「…一夏。今のどういうこと?」

 

 

「ん?いや、小さい俺の面倒を色々とみてくれているんだが、シャワーは一人でいいって頼ん…」

 

 

「しゃ、しゃ、シャワー!い、一夏。アンタあの子とどういう関係なのよ!」

 

 

「どうって…小さい俺が言ってなかったか?幼なじみだよ」

 

 

「お、お、幼なじみとシャワーを一緒に使うってなんの関係があるのよ!」

 

 

「あ。言ってなかったか。俺、今箒と同じ部屋なんだよ」

 

 

「・・・・・は?」

 

 

「いや、今の俺の体の状態が特殊だろ?一人にしておくのは不安だからって学園側がな。今は普通に二人部屋で…」

 

 

「そ、それであの子と寝食をともにしてるってこと!」

 

 

「まあ、そうなるか。でもまあ、箒がいて助かったよ。見ず知らずの人に小さくなった俺の面倒をみてもらうのは悪いからな。でも小さくなって精神も子供になった俺とはいえ、一緒にシャワーを使ったり一緒のベットで眠るのは止めてほしいんだよな。その時の記憶が俺の精神的な所を削るんだよな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「うん?どうした?」

 

 

「・・・・ったら、いいわけね・・・・・」

 

 

「?」

 

 

うつむき加減の鈴の様子を見ようと近づく一夏。

 

 

「だから!幼なじみならいいわけね!」

 

 

「うおっ!」

 

 

急にガバッと顔を上げて、声を出す鈴。

 

 

「わかった。わかったわ。ええ、ええ、よくわかりましたとも」

 

 

ひとり納得をする鈴。そんな鈴の姿に驚く一夏。

 

 

「一夏っ!」

 

 

「お、おう」

 

 

「幼なじみは二人いるってこと、覚えておきなさいよ」

 

 

「あ、ああ」

 

 

「じゃあ、後でね」

 

 

そう言ってピットを飛び出していく鈴。

 

 

「うーん。何だったんだ?」

 

 

只一人、状況を理解していない一夏であった。

 

 

 

 

 

「というわけだから、部屋替わって」

 

 

「ふ、ふざけるなっ!なぜ私がそのようなことをしなくてはならない!」

 

 

寮の部屋、時刻は八時過ぎ。夕食も終わりいちか君と箒がくつろいでいるといきなり鈴が部屋にやってきた。そして今の状態いたるわけで。

 

 

「いやぁ、篠ノ之さんも男と同室なんてイヤでしょ?気を遣うし。のんびりできないし。いちかの面倒をみないといけないし。いちかの可愛さに逝っちゃうし。その辺、いちかの可愛さ以外なら平気だから替わってあげようかなって思ってさ」

 

 

替わってあげる理由の中に余計な一言があったような。

 

 

「べ、別にイヤとは言っていない。いちかの可愛さには少し耐性が出来た気がする。それにだ!これは私といちかと一夏の問題だ。部外者に首を突っ込んで欲しくはない!」

 

 

あれ?こっちも余計な一言があった気がする。

 

 

「大丈夫。あたしも幼なじみだから」

 

 

「だから、それが何の理由になるというのだ!」

 

 

こんな感じで話が進まないでいる。

 

 

「はあ…このままじゃ、話が進まないわね。いちか」

 

 

「何、鈴お姉ちゃん?」

 

 

「ちょっと、篠ノ之と二人でお話しがあるから席をはずしてくれる」

 

 

「え~」

 

 

「はい、これ。お菓子の詰め合わせ。これ、あげるからお願い」

 

 

どこから出したのか、お菓子が詰まった袋をいちか君の渡す鈴。これは子供には嬉しい一品ですね。

 

 

「うん、わかった」

 

 

「話が終わったら呼ぶから待ってなさいよ」

 

 

「はーい」

 

 

嬉しそうに部屋を出て行くいちか君だった。

 

 

「話とは何だ?私は部屋を替わる気はないぞ」

 

 

「ねえ、賭けをしない」

 

 

「はあ?」

 

 

「今度のクラス対抗戦。あたしが勝ったら部屋を替わる。一夏が勝ったら部屋は替わらない。いいでしょ?」

 

 

「な、何を言って…」

 

 

「篠ノ之さん。あなた、一夏のコーチをしてあげているんでしょ?一夏の事信じてないの?」

 

 

「そんなことはない。一夏のことは信じている」

 

 

「なら、問題は無しね」

 

 

「む、うう…」

 

 

鈴に乗せられてしまう箒。鈴って意外と策士?

 

 

「互いに戦う前に、他の組みに負けても部屋は替わるから」

 

 

「そっちが負けたらどうするんだ?」

 

 

「あたし?あたし負けないわよ。強いから」

 

 

さらっとこういう事を言う当たり、自信があるのだろう。

 

 

「いいだろう。その賭けに乗ってやろう。一夏と゛二人で゛訓練して、゛二人で゛力を合わせてお前に勝つ。そう゛二人゛で」

 

 

二人を凄く強調する箒。

 

 

「へ、へえ~。そ、それは楽しみねー」

 

 

怒筋を浮かべ、口をヒクヒクさせながら言う鈴。

 

 

「それじゃ、一旦あたしは帰るから」

 

 

「ふん…」

 

 

部屋を出て行く鈴。そしていちか君を呼びに行く途中。

 

 

「(ごめんねいちかと一夏。これもあたしとあなた達の愛の試練ってやつなのよ)」

 

 

ザパーン!

 

 

鈴の背景に何処かの映画のオープニングに流れる波しぶきのような物が見える。

 

 

「(大丈夫。ちゃんと手加減してあげるから)」

 

 

決意する鈴であった。

 

 

そしていちか君は…

 

 

「このお菓子美味しいね」

 

 

「美味しいね~」

 

 

のほほんさんとお菓子を食べていた。いちか君はいつでもマイペースだった。

 

 




次回はバトルがメインになりそうです。ということはいちか君の出番がないかも…
では次回もよろしくお願いします。
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