これからよろしくです。
この話は、この世界にはたくさんいるとは言い難いゴッドイーターの一人である、神木 ケン 20歳の物語。ゴッドイーター歴はまだ1年であるが、フェデリコにしごかれイタリア支部においてはベスト3に入る優秀さに成長し今に至る。そんな彼であるのだが…
「今日の仕事おつかれー。」
「お疲れーケン来週から極東に行くんだろ?」
「フェデリコ知ってたのか?」
「まあな。支部長が極東からの人員要請の話をして、お前以外受けなくてな。お前のことで支部長からお前の実力とかいろいろ聞かされたり、判断するよう言われてたからな。」
「なんだよそれ、最近お前と任務が多かったのはテストするためでもあったのか。」
「そうなるな。テストは合格だよ。支部長としては1年目のお前をアラガミ動物園に放り込むのはかなり心配しててな。うちの支部内ではお前は上位のゴッドイーターではあるんだけど、あそこは別格におかしいわけで、常に新種が表れてるからなー、第2世代の神機使いはまだ貴重なわけだし、若いってのもあってな…」
「なるほどなー。お前としてはどう考えてたわけよ?」
「俺か、そうだなー、ゴッドイーターなら一度は行っておくべきだとは思う。あそこはゴッドイーターとしては、本部よりも最先端の技術を使ってるところがあってだな、危険性は折り紙付きだけど、経験はその分つくし。バックアップはうちよりも上だと思うな。それに全員がここの精鋭のゴッドイーターみたいなもんだしな。学ぶべきところはたくさんある場所だと思うよ。それに俺が新人だった時にあそこでの研修がなかったら、こっちでくたばってた所がないわけではないわけで、だから恩義もある。ただ一人の友人として同胞としては行ってほしくなかったなーと思うよ。これからも、イタリア支部を盛り上げていきたかったからな。」
「うれしいこと言ってくれるな。フェデリコのくせに…」
「なんだと、くせにとはなんだくせにとは。」
「ははは、許せよ。こうやって軽口叩き合えるのもお前くらいだしな。元々うちは、極東の人間だからな。一回くらい故郷をみておきたくてな。それに姉さんを家族が心配してるんだよ。姉さん恋人追っかけて極東まで行ってしまったからな…見に行けるのはうちくらいだしな、この世界で大切な家族だできる限りは助け合いたいもんだよ。」
「それもそうだな。俺もあの人にはお世話になったからな。いい機会というわけか、こっちの事はまかせろよ。」
「おう、頼んだよ。」
「お前の事は向こうの人に、俺からも支部長からもよろしく頼んであるからな。がんばれよ。見送りにはいけないが気をつけてな。」
そんなやり取りをして。別れた後、今引っ越し作業をしている神木 ケンです。両親から…
「元気してるかケンよ。」
「まあ、元気だよ。なんかあったの?連絡そっちから入れてくるなんて珍しいじゃん。」
「そうね、こうして話すのは、あなたがゴッドイーターになって以来だっけ。あなたも私たちもいろいろ都合がつかないのもあったからねー。そう考えるとあなたの声を聞くのも久しぶりねー。メールとかは1週間に一度してるからあなたのことはあんまり心配はしてないんだけどね。仕事の関係で危険なのは重々承知してるから心配なのは心配なんだけどあなたは飄々としてるところもあってね。」
「そんなものなのかねー。」
「そんなものだよ。それでだ、今日話したいことはサクラのことだ。」
「姉さんどうかしたの。まさか、帰ってくるのか。」
「そんなわけあるか。あいつ医者を目指して学校を卒業した後、今極東にいるのは知ってるな。あいついってから連絡をほとんど寄越さなくてな。心配なんだよ。あそこはアラガミ動物園だと有名だし。住んでいたから知っているが危険も多い。その上、あいつは外部居住区の人々を診て回ってると聞く。1回様子を見に行きたいところではあるが、父さんも母さんも研究がなー。そこでだ、支部長から聞いたぞお前強くなってるとか。」
「まあね、でもまだまだだよ。」
「それでだ、お前に極東に行ってほしいのだよ。」
「え、何それ…父さんうちのこと嫌いだったのか。」
「いや、そういうわけではないのだ。信じてほしい。」
「そうよ、父さんは別にあなたの事を嫌っているわけではないのよわかってほしいの。」
「わかってるよ。そこまで考えてないからさ。極東か…一度は行ってみたいと考えてたからな。いい機会なのかもしれないし、俺行くよ。」
「そうか、行ってくれるか。お前に今よりも危険な目に合わせるのは気が引けるが頼む。とりあえず生きてるかどうかだけでも調べてきてほしい。」
「大丈夫だろ。姉さんだぞ、そうそう簡単に死ぬもんか。」
「そうね、あの子の事よひょっとしたら結婚なんてしてるかもね。」
「なに、サクラをどこぞの奴か分からん奴に渡すか。ケイ必ず見つけ出し電話するよう伝えろいいな。」
「はいはい、とりあえず詳しいことは極東行きができるかどうかだからな。」
「それなら、たぶん問題ないだろう。支部長には俺からある程度話はつけておいたからな。」
「おい、まさか断っていたとしてもいく羽目になってたのか?」
「さーて、仕事に戻るとするかね体に気をつけてな。グッドラック。」
「おい、どうなんだよその辺ちゃんと答えろよ。」
「小さい事を気にしていてはこのご時世、生きていけないわよ。じゃあね。」
「はぁ…分かったよ。じゃあな、母さんたちこそ体に気をつけてな。」
と、まあこんなことがありまして。うちの両親たちも結構軽いなーとは、思うが、姉さんの事は心配だし。うちも気になる。姉さんの恋人か、そういや前に一度写真見せてもらったような…たしかパソコンの中にあったよな。後で見ておくとするか。それにしても極東支部か…今までの任務よりハードになること間違いないけど、頑張っていこうか。志願した形になってるわけだからな。頑張って極東支部の人に迷惑をかけないようにしないとな。それに正直いって楽しみでもある。あそこの支部は有名だけど、他の支部に比べて秘匿性も高いところではあるし見てみたい気持ちもあるんだよな。どんな所なんだろうな。噂によると飯が最もうまい支部だとか。食通で酒愛好家でもあるうちからしたら楽しみだ。その上、生まれ故郷だ一度くらいは行っとかないとなこんな機会めったにない。向こうにいたのは5歳までだからな。もう向こうを離れて15年にもなるのか、向こうの思い出はほとんどないけど、エリナは元気にしてるだろうか?エリナとはよく遊んだなー、そんでもってエリックにはよく睨まれたよ。そういえば噂で、エリックはゴッドイーターになって任務中に命を落としたんだっけ…まあ極東で勤めていたんだよな…しかたないよな、危険度第一位は伊達ではないわけで。エリナは、兄の事もあったのにゴッドイーターを目指してるってこの前の手紙に書いてあったな。頑張ってほしいものだよ。他の思い出は特にないなー、では、そろそろ引っ越しも済んだし向かうとしますか、いざ極東へ。
これから、よろしくお願いします。毎日の更新は厳しいかもしれないですけど、今回はプロットもあるし大丈夫だと、思いたい。