とあるゴッドイーターの活動記録   作:サモンズ

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初の戦闘シーンになります。


極東の洗礼

「お客さん、そろそろ着くよ。起きな。」

「ふぁ~あ。姉さんヘリの操縦上手だから結構寝てしまったよ。」

「そんなお世辞言ってもだめよ。女を誉めるにはもう少しひねらないとね。それに寝てたのはイタリアからの飛行機移動の疲れよ。」

「ははは、(イタリアから来ていること、この人にしゃべっていたかな?)ん!あの煙は…」

「あれは救難信号の、ありゃまずそうだねー」

「この席からだと見えませんが、どんな状況ですか?」

「ここからだとハガン一匹みたいだね。状況と地理的に考えて、任務帰りの時に襲われたみたいね。一番油断している所を襲われて、けが人が2人ほど出ているみたいね。」

「そいつは、まずいですね。(神機事態は整備してあるけど、ブラストでは正直ここから撃った所でたかが知れてるし、下手をしてこのヘリに被害を出すわけにもいかないな)周りにアラガミはいますか?」

「あんた、まさか…そうね今のところ確認はされてないわ。その上間もなく赤い雨が降りそうよ。救援部隊も正直出しにくいわね。」

「そうなると、(目の前で死なれるのは今までも経験があるが、助けられるならばいくべきだ。)助けに行くとしたら自分が最も近い位置にいるわけですね。それならお姉さんあそこ周辺のマップはありますか?」

「行くつもりなのね、私の席の後ろにひかっけてあるわ。上から二つ目よ。それよりも神機は動かせる状態なのかい?」

「問題はないかと…ある程度の整備は自分で昨日しましたから。いつもの状態に限りなく近い状態です。」

「万全ではないわけね、正直言って彼らを見捨てて、支部に向かっても誰も何も責めはしないわよ。それでも行くのかい?」

「ええ、できる限り人が自分の目の前で死なれるのは嫌なんで。」

「あなたが死ぬかもしれないわよ。支部も見ずに死ぬバカなんてのも世界探してもそうそういないわよ。それでも行くのかい?」

「ええ、覚悟はできてます。それに、うちには家族を探すというミッションがありますから。死ぬわけにはいきません。生きて帰ります。」

「OK、分かったわ。二分ほどで現場に接近できるから、準備しな。後、さっき通信から遠くから別のアラガミが接近する可能性があるわ。気をつけなさい。」

「分かりました。このマップ持って行きますね。」

「ちゃんと返しにきなさいよ。」

 

このやり取りの間にポーチの中身の確認をすませ、神機の用意を始める。問題なく起動。これなら大丈夫だろう。残り時間はマップでこの付近の確認を簡単に済ませる。今回の任務の最優先事項は人命の救助なんだから、討伐の必要はないだろう。撃退を目標にする。赤い雨の事は噂でしかイタリアでも聞いてないため分からないが、とにかくやばいものだというのは今までの問答ではっきりしている。時間的にどれくらいで降るか分からないけど、早め早めの行動を心がけるべしだな。脱出ルートの選定は間に合いそうにないなこりゃ、

 

「いいかい、ここに予備の通信機があるから持ってきな。これで支部からナビしてくれる。後はバースト状態に強制的になる薬がそこの箱に入ってる、赤い箱だ。」

「これですね。これを飲むんですか。」

「そいつを飲めばこの高さから飛び降りても何とかなるはずだ。」

「極東の人はいつもこんな事してるんですか…さすがというべきですね。何回かイタリアでこんなことやったことはありますが、さすがに200メートルの高さからのダイブはなかったなー。」

「まあ、ここにはもっとすごいやつもいるからそう心配せんでいい。それを飲んでさっさと片づけてきな。」

「アイ・サー」

 

ぐっと薬錠を飲み込み、ダイブする。遠ざかるヘリの音を聞きながら落ちる。地表付近で空中ステップを踏みながら、ショートの空中ダイブ攻撃の要領で着地し、転がって衝撃の緩和。すぐさま起き上がりざまにステップを踏み現場へと向かう。体調も良いわけではないけれど、バースト状態のおかげかそんなに遜色はなさそうだ。

 

「こちら極東支部、オペレーターの竹田 ヒバリです。神木 ケンさん、聞こえてますか。」

「はい、こちら神木 ケンです。聞こえてます。現在現場に急行中です。どうぞ、」

「こちらで信号を確認。そのまままっすぐ行けば現場です。赤い雨まで1時間を切っています。可能な限り早く救援を行ってください。」

「わかりました。では戦闘に入ります。あの部隊に通信ができるなら、最初にブラストででかいの撃つから、離れるよう言ってくれますか?」

「分かりました。伝えます。タイミングは、どうしますか?」

「射程距離に入る前に神機の変形を行うから、その時伝えます。後部隊と連絡取れるようにはできますか?」

「分かりました。連絡は取れるようセッティング済ませ…ました。ではご武運を」

 

ここで通信が一度途切れる。通信中は走っていたため少々予定よりは遅れたが、まだ大丈夫そうだ。では、始めるとしますか。バレットの確認は済ませてある問題なさそうだ。

 

ケ:「形態変化します。離れて」

ク:「分かった。マオ引き上げろ。」

マ:「了解です。」

ケ:「寝てろよ~!!」

 

ドーンという音の後にハガンの視界を防ぐくらいの放射が2発ほど放たれ、ハガンが怯む。そのすきに味方に向けて、

 

ケ:「回復行きますそこで、待機を」

ク:「了解。」

 

地点放射型の回復が彼らを癒す。斬りかかる前に通信が支部よりはいる。

 

ヒ:「ヒバリです。ケイさんはそのまま、ハガンに応戦を。マオさんは3人で一度セーフティーに向かってください。」

マ:「救援部隊は彼一人何ですか、ヒバリさん?」

ヒ:「そうなりますね、現在赤い雨がそちらに向かって近づいています。他の部隊は動かせない状況にあります。ケイさんは、たまたまです。クロノ隊長とメアさんは退避して応急処置をすませてください。」

ク:「そうするしか、なさそうだな。了解だ、すまないが退避させてもらうぞ。メアいくぞ。もう少しだ耐えろよ。」

マ:「仕方ないですね、必ず戻りますから。それまで踏ん張ってくださいよ。」

ケ:「了解。スタングレネードで、援護するから目を伏せて。いきます、3,2,1。」

ヒ:「スタングレネード使用を確認今のうちに離脱を。」

 

さて、彼らは向かったようだ。この間にまずは、オラクルアンプル剤をがぶ飲みし、オラクルを回復する。この何とも言えない後味には困りものだが、四の五の言ってはいられないな。ブラストを構えて今度は全部ぶちかましてと。さっきと同様すさまじい放射と爆発にアラガミはダウン。形態を変化させ、ショートで接近。切り刻み時に顔面を突き刺しながら、捕食をする。バーストを維持に成功する。が、ここでハガンが起きる。そして、

 

「ガアァァァ」

 

咆哮とともに活性化を確認するが、

 

「ここは臆さずガンガン攻めさせてもらうぞ。」

 

ショートで今までと同様接近、顔を中心に攻撃していく。ハガンもそれを迎え撃つべく殴りかかるが、これを潜り抜けて回避し攻め続ける。埒が明かないと思ったのか雷撃を身に纏いつっこんでくる姿勢をとった。イタリアでは見たことがない攻撃だったため驚き、回避が間に合わずダメージを受ける。攻撃を受け弾き飛ばされはしたが、態勢を立て直しステップを使って同じく接近する。今度は一定範囲の雷撃を行うが、ぎりぎりで範囲に入らず回避する。この瞬間にリザーブを行う。すぐさまショートに戻して接近、頭を集中して攻撃する。腕を振りかぶりためる動作をしているので、少し離れる。こちらに向かってラリアットよろしく、突っ込んできたので、ライジングで飛び上がりハガンの上をとりハガンに向けてダイブ攻撃。続けざまに1,2度斬り、捕食バーストを維持し続ける。ハガンも捕食している際に態勢を立て直し両手で叩き潰そうと、拳を振り上げる。それをかわして雷撃の柱を偶然回避しつつ相手の顔に剣を突き刺す。ここで、通信が入る。

 

「援護にはいります。顔付近から離れてください。」

「了解。」

 

ライジングで空中に移動一旦離れて、オラクルを確認する。この間にどこからともなく弾がハガンに命中。怯んだところをダメ押しに放射を放つ。これでハガンもあきらめたのか逃走する。

 

ヒ:「ハガンの反応離れていくことを確認しました。お疲れさまでした。二人は指定するポイントに移動してください。赤い雨がきます。ケイさんは私が案内しますね。」

マ:「了解しました。先にかえってますね。ケイさんお疲れさまでした。後で改めてお礼させてください。」

ケ:「楽しみにしています。お疲れ様でした。ヒバリさん案内をお願いします。」

 

そこからは、ヒバリさんの案内のもと無事極東支部外部居住区に入りそこから避難できた。いきなりのアラガミとの戦闘だったが、何とか全員で生き延びることができて何よりだった。まさかこんなハードになるとは思わなかったけど。さてと、遅くなったが支部長さんに挨拶しないとな。

 

 

 

 

 




今回から3人以上で会話するときは誰が何を話しているのかわかるようにしてみました。次回は金曜までにあげます。
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