とあるゴッドイーターの活動記録   作:サモンズ

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何とか書き上げれました。


ようこそ、極東支部へ中編

榊博士、ザックの二人がリッカのところに向かってから30分の時間が過ぎた。リッカさんがくる気配がないので、周りを見渡していた。前のイタリア支部もそれなりに規模のある支部ではあったのだが、ここほど整備室はでかくなかった。大きさに関しては、ゴッドイーターの所属人数なんかも関係してくるだろうから、比較しにくくはあるんだろうけど…それでもここの整備室は開発も兼ねているためか余計に広く感じる。イタリアは本部に丸投げしていたからな。そのためか、新たな神機の開発途中のものがあちらこちらに散らばっている。他にも試射室や、研究室、簡易な実験場などがここには含まれているみたいだ。時折、ものすごい音が試射室から漏れ聞こえてくるのはなんのバレッドを使っているのだろうか?気になる所ではある。ことバレットに関しては、昔学生時代に両親の研究者仲間にそれなりに教わったおかげか、自作したり検証したりはできるようになった。今では、学生時代の仲間たちとインターネット上でバレ研としてひっそりと活動を続けている。ただ、実践レベルで使えるものはそう多くは開発できてはいないんだけど。メンバーがだいたいネタに走ったりすることが良くあるためだ…そんなかんじでゆっくりすごしていると…後ろから呼ばれた。

 

「君がケン君か、私の名前は楠 リッカよろしくね。」

「こちらこそ、これからよろしくお願いします。神木 ケンです。」

「ごめんね、時間とってもらった上に待たせちゃって。博士にいろいろ説明するのに時間かけちゃって、本当にごめんね。はい、これお詫びのしるしにどうぞ。」

「気にしてなかったのに、ここまでしてくれてありがとうございます。」

「受け取ってくれてありがとう。それじゃあ今日は早速君の神機について聞きたい所なんだけど…今日はちょっと忙しくなるから、今度の任務前に時間を作ってもらえると、うれしいんだけど、どうかな?」

「いいですけど、あんまり説明することはないと思いますよ。それでいいなら協力しますよ。」

「ありがとー。聞きたいのはね、使用者としてどんな感じなのか聞かせてほしいな。そうそう、その時に君の新しい神機についても話すね。とりあえず、今日は終わりということで、ではまたね。」

「これからよろしくお願いします。ちょっと待ってください。最後に聞きたいことが…」

 

リッカさんは話を最後まで聞かず、走り去ってしまっていた。これでは、どうすることもできない。というわけで、一旦ロビーに戻ることにした。この冷やしカレードリンクはどうしたものか?

 

カレードリンクをぐっと飲む。味は冷やした割には案外おいしかった。それから、ロビーに戻ると、ヒバリさんと、ヘリのパイロットのお姉さんが、受付で話しているのを見つけた。うちはそこに助けを求めるべく会話に割って入っていった。

 

ケ:「リッカさんすいませんちょっと困ったことになりまして、助けていただけますか?」

?:「ん、あんたは、今日のお客さんじゃないか。仲間を救ってくれたみたいだね。あたしからもお礼を言っとくよ。なんだい、困った事なんてなんならあたしにも言ってみなよ。」

ヒ:「アマネさん今日はえらく上機嫌じゃないですか~。お姉さん呼びしてもらって照れてるとかではありませんよね~。」

ア:「あたしが、そんないつも気難しいやつなわけがないだろう。からかうのもよしなよ、ヒバリ。」

ヒ:「はいはい、それでケイさん困った事とはいったいなんですか?」

ケ:「あ、はい。えっとですね、自分の部屋がわからないんですよ。後ここの案内も頼みたいんですけど…」

ヒ:「案内の件は、榊博士に頼んだはずなんですけどねー。何か聞いてませんでしたか?」

ケ:「榊博士に挨拶して、その時にリッカ君に頼んだと聞きまして。リッカさんには先ほどあったのですが、聞けずじまいで別れてしまって。」

ア:「まあ、あの子の事だからね、神機の事で頭がいっぱいになってるんだと思うよ。今日は赤い雨のせいもあって一斉メンテの上に、こいつが持ち込んだ神機の改修や新型の事もあるからなおさらだろうよ。」

ヒ:「それはありそうですね。わかりました。私は今日の救援任務の事で報告書をまとめないといけないので案内はできないですね。では、案内はここに暇なひとがいるのでその人に任せますアマネさんいいですか?」

ア:「なんで、あたしなんだい。あたしよりもゴッドイーターの誰かに任せたほうがいいじゃないか。顔合わせにもなるだろうしさ。サポートメンバーの私よりはいいじゃないか。」

ヒ:「みなさん今日はいろいろ明日の作業や、業務、回復に努めていて暇な人や元気なひとは今日はいません。ですから、アマネさん軽くでもいいのでお願いしていいですか?」

ア:「はーあ、分かったよ。今日は早く帰ると旦那に伝えてたんだがなー。しょうがないか、あたしがやるよ。あんたには貸したものを返してもらう約束をしてたしちょうどいいね。」

ケ:「わかりました。ではアマネさんよろしくお願いします。では、ヒバリさんありがとうございました。」

ヒ:「はい、また困ったらいつでも声かけてくださいね。ケイさん部屋は居住区の203号室です。ではアマネお姉さんよろしくお願いします。」

ア:「ヒバリ~後で、覚えときなよ。さあ、いくよ。」

 

軽く礼をして、ヒバリさんとは、別れ。案内が始まった。

 

「案内する前にあんたとはちゃんとした自己紹介をしていなかったね。私は車田 アマネヘリパイロットをしているよ。」

「うちは、神木 ケンです。改めてよろしくお願いします。あっ、そうだ。これ、あの時の資料です。助かりました。」

「あいよ。まああんたが生きて帰ってきてくれたならそれでよしよ。じゃあ今日は軽く案内にしておくな。まずここが受付ロビー。後ろに見えるのが外部居住区へのゲート。右のおっさんが何でも屋だ。いろいろ売ってるみたいだよ。極東のゴッドイーターはここで薬剤を調達してくるみたいだよ。」

「なるほどー。」

「ほんじゃあ、次いくか。階段上って左手に見えるのがラウンジ極東の食堂兼娯楽施設ってところだね。まあ明日になればわかるさ。正面に見えるのが出撃ゲート、出撃する際は大抵こっちからやな。帰りももちろんこっちからになると思うわ。右手に見えるのがエレベーターこっちは、研究施設、居住区、神機管理室、支部長室、医療施設などやね。まあこんな感じかな。これでいいか?」

「はい、だいたいはわかりました。後は実際に行ってみることにします。」

「ああ、そうするのがいいと思うよ。あたしじゃ、いくつか入れない施設もあるからねー。そこらへんは自分で確かめることだね。じゃあ今日はこんなもんで失礼させてもらうよ。また、明日あんたの事いろいろ聞かせてもらうよ。」

「今日は案内ありがとうございました。では、また明日。失礼します。」

 

うちは、エレベーターでアマネさんと別れた。さてと部屋に向かって荷ほどきしないとな。

部屋はエレベーターで降りてすぐのところにあった。隣に挨拶は部屋が暗いので明日のほうがよさそうだ。静かに荷解きをしたほうがよさそうだ。それから、1時間ほどで、荷解きが終わり両親にメールを書いて今日一日をベッドの上で振り返っていた。

いきなりの救援任務に、アラガミの攻撃動作がだいぶ違うことに驚いた。途中でマオ君の援護がなければやられていたかもしれない。これからもこういうことがあると考えて行かないと、命がいくつあっても足りないな。救援事態は何とかできたけどクロさんのけがはやばそうだった。腕が焼け焦げていて腕輪している方は無事だったから良かったものの、下手したらアラガミ化していてもおかしくはなかったと思う。女の子のほうは気絶しているだけで目立った外傷はなかったから大丈夫だとは思う。マオ君とは少しだけ話したが、ひどく落ち込んでいた。明日になれば元気だといいんだけど。榊博士はうちの両親と同じく変人だと本能がささやいているから気を付けないと。整備班のリッカさんはこの渡された冷やしカレージュースから考えるにそれなりに変わっているひとなのかもしれないが、頑張り屋で研究熱心、面倒見もよさそうだし、頼りにしてよさそうだ。同じ整備班のザックは、はっきりしてて、よろしくやっていけそうだ。整備班は周りの奴らもはっきりしてるやつが多かったから、楽しくやっていけそうだ。まあ、神機に関しては変態な奴もいるとは思うけど…ヒバリさんは、任務のオペレートから、受付の対応まで丁寧にこなしていたよなー。あれほどのオペレートはなかなかないんだよなー。マオ君がすぐ駆けつけられたのも、避難がスムーズにうまくいったのもあの人のおかげだからな。あの人のオペレーティングなら、仕事も楽になるんだろうけどな。それでも今日一番の驚きは、アマネさんだよなー。頼れる姉御肌で、結構タイプなんだが、まさか結婚しているとは…年齢は見た目から考えて相手がどんな人かは気になる所だけど、結婚しているなら最前線とは言えないけど、ある意味最前線より危険なヘリパイロットはやめたほうがいいと思うんだがその辺どうなんだろうな。

 

明日は歓迎会だそうだ、楽しみにしなきゃな。

 




次回は水曜までにあげます。
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