仮面ライダーの力を持ってマイソロの世界に行く   作:味噌神のスペリア

2 / 20
空からオ、オレンジ!?

起きて!しっかりして!

 

…誰かの声がする…誰だ?

 

大和は目を開けると

目の前に

ピンクの髪の子と横には

光を纏った少女が目を閉じていた。

 

 

「…ここは…」

 

 

「よ、よかった…」

 

 

「!?」

 

大和は目の前にいる少女にビックリした

俺がやるつもりだったゲーム

マイソロ3のヒロイン…

カノンノ・グラスバレー…が目の前にいるからだ…

そして、光を纏った少女…

この子がディセンダー…

 

あれ?俺…確か死んだはずじゃあ…

 

 

「あ、あの?大丈夫?」

 

 

「え?あ、あぁ!大丈夫だ!」

 

 

大和はオドオドしながら

答えるとカノンノは光を纏った少女に近付く

 

 

「…魔術かな?…」

 

「光を纏った少女…」

 

大和も近付く

光は消え

少女はゆっくりと地面に降りる。

 

革の防具を着た

黒髪の女の子はゆっくりと目を開けた。

 

 

「あ、気がついた!よかった…二人共無事で」

 

カノンノは笑顔になり

大和と少女に声をかける。

 

 

「…誰?」

 

「あ、私はカノンノ・グラスバレー!カノンノでいいよ!

えっと…そこの彼は…」

 

「すまないな!俺は、かんざ…ヤマト・カンザキだ!」

 

「…私…アリス…よろしく…」

 

…危ない…普通に言いかけた…

まぁ、大丈夫だと思うが…

名が最初なんだよな?…

…それにしても…本当にテイルズの世界に来てしまったのか?

 

「えっと…二人は何でこんな山に?」

 

「…わからない…気がついたら…カノンノたちが居た…」

 

「俺は、旅の途中に鳥の魔物に捕まって

上空から落とされて ここに」

 

我ながら…嘘を思い付く…

バレそうだけどな

 

 

「記憶喪失と旅の途中…大変だね…そうだ!私たちのギルドに来ない?」

 

船?ギルドの船か?

何だっけ?忘れた…プレイもまだだしな…

知識がわからん…

 

 

「頼むわ!それに稼ぎたいから、ギルドに入りたいし」

 

「…うん…私も」

 

「うん!じゃあ、下山しようか!」

 

俺たちは、山を下山する事にした。

そして、数分後…

 

 

「あ、オタオタだ…退いてくれなさそう…」

 

カノンノが見たのは、オタオタと呼ばれる

最初の魔物だった。

 

カノンノとアリスは武器を構える

カノンノは大剣

アリスはナイフ

大和には武器が無かった。

 

 

「武器が…ん~…あ?…!!?」

 

 

大和は自分の鞄の中を漁ると

一つの刀がついたベルトと

果物の錠前

 

「…これって!…戦極ドライバー!!」

 

大和は戦極ドライバーを見つめていると

オタオタの群れが現れ

カノンノたちを襲う

 

 

「っ!?…こんなオタオタの群れ…見たことない!」

 

「…カノンノ!…危ない…」

 

 

…!?ヤバイ!助けないと…

仕方ない!誰のか知らないが!使わせてもらうぜ!

 

 

大和は戦極ドライバーを腰に着けると

カノンノの元に走り出し

そして、

 

「おりゃ!!」

 

大和はカノンノに近付くオタオタを蹴り飛ばした。

 

「や、ヤマト!」

 

「絶対に助ける!安心しろ!行くぞ!!!」

 

 

 中心部にある模様はオレンジを模しており、

そこには『LS-07』と型番が割り振られている。

 

 

 ――――“オレンジロックシード”。錠前の形状をとったそれは、解錠することで全てを開放する。

 その力をアーマーへと変換させ、装着者に絶大な力を与える“力”。

 

 大和は知っている。この錠前の使い方を。そしてその力の程を。

 

 

《オレンジ!》

 

 

 錠前のスイッチを後ろへ軽く倒すことで、それは解錠され光が漏れる。

 あとは簡単だ。ドライバー中央の窪み、ドライブベイへと、思い切りロックシードをたたきつける。

 

 直後に電子音が鳴り響き、スライドジャックルを押し込んだ。

 

 

《ロック・オン!》

 

 

 その音声を皮切りにほら貝を基調としたリズミカルな待機音が鳴ると、大和の上空がまるでジッパーのようなもので円形に裂け、オレンジを模したような何かが降りてくる。

 普通ならば何が起きているか分からない

 

 

「オ、オレンジ!?」

 

カノンノは上空に現れた

大きいオレンジを見てビックリしている。

 

大和は迷うことなく、ドライバーに備え付けられた刀――カッティングブレード――でロックシードを斬った。

 

 

「変身っ!」

 

 

《ソイヤッ! オレンジアームズ!!》

 

 

 果実が頭に覆いかぶさる

 

 

「や、ヤマトがオレンジに食べられた!?」

 

「っ!ヤマト…」

 

 

それと同時に体が紺を基調としたアンダースーツに包まれる。

 果実の中では男の頭部にも鎧が展開され、果実はアーマーとなり展開されていく。

 

 

 他人を守ることに最後まで全力で力を注いだ青年と同じライドウェアに、アーマー。

大和は今その姿へと、本物にへと変身する。

 

 

 

皆が憧れたヒーロー

 

 

自分を犠牲にしてまで

皆を守ったヒーロー

 

 

 

《花道・オン・ステージ!!》

 

 

 

 

 ――――アーマードライダー・鎧武。

テイルズの世界に現れた。

 

 

「ここからは…俺のステージだ!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。