くーさんこと露草です。
久々……というか正確には「ブラッドロード」の更新はしているのでそこまで久し振りじゃないんですよね(笑)
あ、今更ですがタグに「色々実験中」を追加しました~。
というのも、書いておいてなんですが露草はあまりギャグコメディが得意ではないんですよね(^^;
だから色々試してみなさんの反応を受けてみようかな~と考えてみたり(笑)
なので、「ここは面白い」や「ここはつまらない」や「読み辛いんだよこのメガネ」とか感想でなんでも言ってくだおい今メガネって言ったやつ購買来いやぁぁぁ!!
……コホン。
では、「ゆるっと」どうぞ!(*^^*)
あ、個別回・前編です。
「は?お化け?」
休日のある日。
朝食を食べ休日出勤のセナ姉を見送った午前8時のこと。
『そーなの!家にお化け出たんだよ!』
電話口の優紀先輩が大声で叫ぶ。
というかうるさいな。
スマホを耳から10センチほど離し、彼女に答える。
「あのですねぇ、お化けなんて非科学的なものこの世には存在しないわけで……」
『じゃあさ!』
僕の言葉を遮る先輩。
さすがにイラッとして何か文句をいようとした僕の言葉は先輩の次の言葉でまたもや遮られることとなった。
『今日私の家に泊まりに来てよ!』
そして、3時間後。
僕の姿は優紀先輩の家の前にあった。
あの後、「男を家に泊めてはいけない」と散々説得したのだが怖くて眠れないと先輩に押し切られ、仕方なく泊まる準備をしてきたのだ。
……まあ、僕も男の子なので女の子の家にお泊りすることに興味がないことはない。
「というか、相変わらずボロボロだな」
実は先輩の家に来るのは初めてではない。
僕の家から歩いてわずか10分ほどのところに住んでいるのだ。
優紀先輩が一人暮らしをしているアパートはボロボロの木造で、地震でも起これば一発で壊れそうだ。
なぜ家族と住んでないのかは聞いていない。
聞くつもりもないし、僕にそこまで踏み込む権利はないからだ。
とはいえ、部屋にまでは入ったことがないのでちょっと緊張している自分がいる。
「えっと、105、105……あ、あった」
チャイムを鳴らすと、奥からどたばたと声が聞こえた。
『み、みっくんもう来たの!?』
ドアの向こうから先輩の慌てた声が聞こえる。
するとガチャっとドアが開いた。
ドアチェーンのかかった隙間から先輩が顔を出す。
「先輩こんにちは。えっと、3時間後には来ていいと言うことでしたので」
『それはうん間違いなく言ったんだけど……』
なぜか先輩は歯切れが悪い。
「あのとりあえず開けてもらえません?」
近所迷惑だろうし、何より女性の部屋の前にずっといると通報されかねない。
『ご、ごめんみっくん!あと5分!あと5分だけ待ってー!』
ばたんとドアを閉めてまた騒がしい音。
「……後5分だけですよー」
音ですべてを察し、僕は諦めた。
まあ、1人暮らしだからね。
「ど、どうぞ~」
「お、お邪魔します」
結局あの後10分待ち、部屋に通された。
女の子の部屋に入ると思うと途端に緊張してくる。
「なんというか、女の子の部屋って感じですね」
「そ、そうかな?」
外観のボロボロ感に反し、部屋は結構綺麗だった。
普通の八畳間だが、ピンクのベットや白のテーブル、かわいらしいぬいぐるみを見るとザ・女の子という感じがする。
「へ、変なにおいとかしないよね!?」
「え?いや別にしませんけど……」
どちらかというと優紀先輩の甘い匂いがする。
と、これは変態すぎか。
「あっ、これお土産です」
「ありがと~!わぁ、プリンだ!」
先輩が冷蔵庫にプリンを置きに行く。
ちなみにあのプリンは前にみーちゃん先輩と一緒にケーキを食べに行ったところで買ったやつだ。
何か手土産をと思ったのだが、喜んでくれてよかった。
「あっ、みっくん適当に座ってていいからねー」
「はーい。」
台所でお茶の準備をしている先輩に返事をして、クッションに座る。
いや、座ろうとした時のことだった。
「あのー、先輩」
「ん?なーに?」
カチャカチャと音を立ててカップとポットの乗ったお盆を持ってくる先輩。
僕は躊躇いながらも視線をそらし、クッションの上のアレを指さした。
それは黄色でフリルとリボンがついたチェック柄の布で。
一言で言うとブラだった。
「えっと……」
「どうしたの……ってきゃああああああああああああ!!!」
「うわ危ない!」
取り落としそうになったお盆を慌てて取る。
先輩は野球選手ばりのスライディングを見せ、ブ……下着を手で隠す。
真っ赤な顔をした先輩はキッと僕をにらむ。
「……見た?」
「……すいません」
正直に謝る。
もっと正直に言うなら、そんなに大きくなくてもしてるんだとか、意外とファンシーで可愛らしいのをつけてるんだなとか思ったが、それを言ったら100パーセント嫌われるので黙る。
過ぎたるは及ばざるが如し、これ大事。
「見苦しいものをお見せしました……」
「いえいえ、大変結構なものを……ごめんなさい」
うっかり口を滑らせまたにらまれる。
ここはお互い忘れることが正解だろう。
ずずっと先輩の淹れてくれた紅茶を飲む。
「あっ、おいしいですねこれ」
「でしょ?お徳用で安かったんだよ~」
紅茶のおかげで人心地ついた。
さっきの下着はしっかりと脳内フォルダに保存しそろそろ本題を切り出すべきだろう。
「で、お化けってどういうことですか?」
それを言うと先輩はビクッとなった。
そして、おずおずと話してくれる。
「昨日お風呂に入っていた時なんだけど、何か視線を感じて……」
「あーよくありますよね」
聞いてみたらよくあることだった。
というか、ホラーじゃ定番だろう。
「あとベッドで寝ている時重さを感じたんだよね」
「金縛りってやつですか?」
「う~ん、金縛りっていうか何か重いもの乗っかっているって感じのような……」
先輩の話は以上だった。
当然だが、お化けのせいだと証明するものではない。
とはいえ別の理由も考えられる。
「とりあえず、先輩の家色々見させてもらっていいですか?」
「うん、構わないよ」
先輩に許可を取り部屋の中を見て回る。
人形や小物の裏だったり、視線を感じたというお風呂場ではシャンプーなど床に置いてあるものなど。
先輩はそんな僕を不思議そうな目で見ていた。
「みっくん何してるの?」
「……視線を感じたってことは盗撮のカメラか盗聴器のようなものかもしれないと思いまして」
「盗撮!?」
「ええ、でもその心配はなさそうですね」
僕も詳しいわけではないが、いわゆる定番の人形の中やコンセントのプラグの中に仕込まれているのではないかと思って調べてみたのだ。
結果としては何もなかった。
やはり勘違いだと思うが。
「カメラなんてダメだよ!だって……私の部屋を見ていい男の子は1人だけだもん」
そう呟く先輩。
男の子って誰のことだろう。
お父さんのことなら男の子じゃなくて男の人だろうし。
「……みっくん絶対わかってない」
「はい?」
「もういいよっ!」
なぜか先輩はいきなり機嫌が悪くなってしまった。
女の子は難しいな。
「さてと……、どうやら勘違いのようですし僕は帰りますね」
鞄を持って立ち上がろうとすると、先輩が慌てたように立ち上がる。
「ダメだよ!盗聴器じゃないってことはお化けなんだってば!」
「だからお化けなんて……」
「いいから座って!」
「あっ!」
先輩に荷物を奪われ無理やり座らされてしまう。
というか、先輩お化けそんなに苦手だったのか。
ちょっとからかってみようかな。
「前に実際にあったことなんですけど……」
「ひうっ!?も、もしかして怖い話……!?」
冒頭の部分を言っただけでビクッとなる先輩。
「夜の校舎を歩いていたゆうきちゃんという女の子がいたんです」
「わ、私と同じ名前だ……!」
でしょうね。
「ゆうきちゃんは忘れ物を取りに自分の教室に行きました」
「だ、ダメ!行っちゃダメだよ、ゆうきちゃん!」
「そして次の日の朝……」
そこで目を閉じ言葉を止める。
そしてカッと目を開く。
「ゆうきちゃんは冷たくなって発見されました」
「ふぇええええええええ!?」
先輩はすでに半泣きだった。
やばい、いじめたくなる。
「はい、これで終わりです。」
「ええっ!?なんでゆうきちゃんは死んじゃったの!?」
「さあなんででしょうね?テストの点数があまりにもひどすぎたからじゃないですか?」
「そんな理由!?」
というか、今即興で考えた話だからオチまで考えていない。
こんな話で怖がれるなんて先輩はかわいいなぁ。
「さて、そろそろお昼の準備でもしましょうか?先輩何食べたいですか?」
「待ってよ!全然納得行かないよ!?ていうかちょっとおしっこ漏らしそうだったよ!」
「女の子がおしっこなんて言わないでくださいよ……」
というわけでお昼は焼きそばを作った。
あとなんだかんだで泊まることになりました。
今更ですが前書き長いなぁ僕……(^^;
くだらないこと書いているだけなので全然スルーしていただいて構いませんから(笑)
今回ちょっと危ない表現が多かったですかね?
個人的には、適度なエロは話を面白くするという考えなのでちょこっとだけこういう表現も加えてみたり。
まあ、全年齢なので規制入るような表現はしませんが、気になるところがありましたら是非苦言くださいね~。
低評価も苦言もちゃんと受け入れるのが作者の務めですから(*^^*)
最初に長いと反省しておいてこっちも長くするという本末転倒な感じですし、そろそろ失礼しますね~(^^;
脳内プロットはできているので後編は明日中、次の次も明後日までには投稿したいな♪
まあ信用しない感じでお願いします(笑)
では、ゆるうなら!(3月は改変期だったので新挨拶)