勉強タイムはゆるゆるっといきましょう!   作:橘田 露草

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ゆるばんわ~!(^◇^)
くーさんこと露草です。

もう6月ですよ!
何か段々時の流れが速くなってる気がします……(^^;
ちょっと前まで桜を見ていた気がしますが、これは僕が引きこもり性分だからですかね~?
コンビニと学校以外もう少し外出しようと思った今日この頃です 笑

というわけで今回は昔話シリーズ(予定)ということで、これまたシリーズ化できたらなぁと思います。
完全に勢いのネタですが、読んでいただければと思います 笑

では、「ゆるっと」21話どうぞ!(≧ω≦)



ゆるっと赤ずきんちゃん

むかーしむかしあるところに、かわいくてロリロリしい女の子がいました。

女の子は、吉○新喜劇のやす○姉さんから取られた名前を縮めてみーちゃんと呼ばれていました。

 

ある日、みーちゃんはお母さんに呼ばれました。

 

「みーちゃんせんぱ……じゃなくてみーちゃん!」

「はいです、ゆーきお母さん!」

「お母さんじゃないよ!わたし年下だし!」

 

年下のお母さんという微妙に複雑な家庭事情も見えたところでお母さんはみーちゃんに用事を頼みました。

 

「ていうか、わたしなんでお母さんなの!普通メインヒロインが主役なんじゃ」

 

お・か・あ・さ・ん・は、さっさとみーちゃんに用事を頼んでフェードアウトしました!

 

「何かすっごい怒られた!?」

 

やる気ないなら鬼ヶ島の鬼さんでも召喚しましょうか?

 

「わ、わかったよ!え、えっと、みーちゃん!おばあさんのお見舞いに行ってきてくれるかなっ?」

「いいともーです!……あっ、でもみーおばあさんの家わかんないです」

「じゃあ地図を描いてあげるよ!」

 

そう言ってお母さんは紙とペンを取り出しました。

 

「あれ?北ってどっちだっけ……?わぁ、間違えちゃった!?」

 

しかし、お母さんは地理の成績が壊滅的だったので地図はひどい出来でした。

これでは確実に迷ってしまうのでみーちゃんは最新式のナビを持っていくことにしました。

 

「あるなら最初から出してよ!みっくんの悪魔!」

 

はて、みっくんとは誰でしょうか?

よくわかりませんが、ゆーきお母さんの今日の宿題が3倍になったのは間違いないでしょう。

 

「みーくんごめんなさい!怒らないでくださいです……」

 

……みーくんというのが誰かわかりませんが、多分本人は全然気にしてないと思います。

後、涙を浮かべた先輩超かわいいです。

 

「すがすがしいほどの扱いの差だよ!?」

 

さて、赤いずきんがめちゃくちゃ似合ってて正直このままお持ち帰りしたいくらいのかわいいみーちゃんは、元気よく出かけていきました。

 

「行ってきますです!」

「みっくんのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

あ、なんやかんやでワインとパンを持ってきました。

 

 

 

 

 

おばあさんの家まで続く森を歩くこと20分。

いい天気の中、みーちゃんは歌を歌いながら歩いていました。

 

「おっふくっろさ~んよおふっくっろさ~ん♪」

 

かつて聞いたことないほどのポップなリズムで往年の歌を歌っているとガサガサッと木の揺れる音がしました。

出てきたのはなんとオオカミでした。

 

「やあ、みーちゃん」

「あっ、みーくんです!」

「みーくんじゃなくてオオカミです」

 

設定は大切にしてください。

 

「みーく……じゃなくてオオカミさん、こんにちはです!」

「はいこんにちは。ちゃんと挨拶できて偉いですねみーちゃん。」

「えへへ♪」

 

オオカミがなでなですると、みーちゃんはにへらと笑いました。

オオカミさんはいい子には優しいのです。

 

「みーちゃんはこれからどこに行くんですか?」

「……ふぇ、もう終わりです?」

「はい、なでなでは終わりです。というか、質問に答えていただけると助かるのですが」

「あっ、えっと……桃太郎の家に恩返しに行きますです!」

「色々混ざっちゃったかー」

 

めんどくさいのでナレーションですませます。

はい、キンクリ。

 

「じゃあ、花を持って行ってあげたらおばあさんも喜ぶと思いますよ」

「ホントですかっ!じゃあ、街中の花屋さんから……」

「勝手にブルジョワジーな女の子にしないでくださいー」

 

この世界にはブラックカードはないため、みーちゃんは花を摘んで行くことにしました。

その間にオオカミは先回りしておばあさんの家に向かいました。

 

「お邪魔しまーす」

 

オオカミはおばあさんを食べてやろうと家に入りました。

その時、オオカミが目にしたのは。

 

「なんでこのアイドルしろももちゃんがおばあさんの役なのよ!」

 

某サイヤ人並みに金色を髪を逆立てた(※幻覚です)おばあさんがいました。

ファンキーなその姿はどう見ても病人のそれじゃありません。

 

「聞いてるの、水樹!?」

 

だからオオカミだってば。

じゃなくて。

 

「ぐへへ。おまえを食べてやるー」

「は、はぁ!?アンタ何言ってるの!?」

 

なぜかおばあさんは真っ赤になりました。

 

「食べてやるって……そ、そりゃアンタのことは嫌いじゃないけど……。で、でも物には順序ってものが……」

「はい、いただきます!」

 

何となくこれ以上喋らせたらRの壁を壊しそうだったので、パクっと食べちゃいました。

後、嫌われてないことにオオカミはちょっとだけ安心しました。

 

「さてと……後はみーちゃんを待つだけかな」

 

ようやく本来の軌道に乗ってきました。

と、オオカミが一安心した時でした。

 

「ちょっと待ったーーー!!!」

 

オオカミの目の前に一人の少女が現れました。

 

「みっくんどーゆーこと!?」

 

少女は公立葛見高校の制服に身を包み、両手にはジャムパンと牛乳を……

 

「いや何してるの、ちー姉」

「何してるのじゃないよ!私入ってないじゃん!」

「いや、ちー姉今日バイトは?」

「て、店長がシフトを間違えたんじゃない……?」

「嘘はだめだよ。どうせちー姉の勘違いでしょ」

 

突然の身内話失礼しました。

とはいえ、さすがにこのまま放置するのもかわいそうなので役をあげましょう。

 

「じゃあ、特別だよ」

「うんうん♪じゃあ、役名は?」

 

オオカミさんはにっこりと笑って言いました。

 

「じゃあ、朱鷺城千波で」

「ただの本名じゃん!?」

「じゃあ、いただきます」

「えっ!?もう出番終わり!?」

 

ごっくん。

コホン……少々予定外の配役となりましたが、邪魔者は消えました。

みーちゃんもそろそろ来るでしょうし、ベッドに入っておきましょう。

 

と、入ってすぐコンコンとドアを叩く音がしました。

 

「はーいどうぞ」

 

ガチャっと音がしてさっきの女の子が入ってきます。

というか、声も姿も思いっきり男なのですがバレないのでしょうか?

 

「こんにちはです、おばあさん!」

 

元気よく挨拶して、みーちゃんはベッドに近づいてきました。

節穴にもほどがありますが、都合がいいのでスルーしましょう。

 

「こんにちは、みーちゃん」

 

眼鏡を外したせいでぼんやりしてますが、多分彼女はにこにこしていると思います。

 

「えっと、みーくんの顔はどうしてそんなにかっこいいです?」

 

あれ、セリフが台本と違います。

アドリブとはみーちゃんもなかなか仕掛けてきますね。

面白そうだと、オオカミも乗ることにしました。

 

「セナ姉に似たんじゃないですかね?」

 

セナ姉とはオオカミのお姉さんです。

 

「みーくんの胸板はなんでそんなに厚いです?」

「昔ちょっとだけテニスやってたからですかねー」

 

オオカミは昔テニスの全国大会に出たことがあるのです。

 

「みーくんははだかエプロンとか好きです?」

「大好きです」

 

特に後ろを振り返ったときにスカートみたいにふわっとなるのとか、上から見える胸元とかオオカミ的にはベストだと……まあそれはおいておきまして。

そろそろ例のセリフを言ってもらえなければ次へ進めません。

 

「あっ、みーくんはどうしてそんなにお口が大きいです?」

「それはみーちゃんを食べるためさー」

「きゃ~!みーくんに食べられちゃうです♪」

 

哀れ、みーちゃんはオオカミに食べられてしまいました。

ただイチャイチャしているだけの声に聞こえたとしたら耳鼻科にかかることをお勧めします。

 

「おなか一杯になったら眠くなっちゃった……」

 

余計な登場人物のせいで一人分多く食べてしまったオオカミのおなかはパンパンです。

食後のコーヒーを飲んだ後、ベッドに横になり眠ることにしました。

 

「お、お邪魔しまーす」

「お邪魔します……」

 

そこに2人の女の子が礼儀正しく入ってきました。

ゆるふわっとしたミルクティー色の髪の女の子とピンクの小さなサイドテールの女の子です。

彼女たちはいつもこの森で狩りをしている猟師です。

 

「おばあさん、寝てるんですかぁ?」

「!」

 

ゆるふわな猟師がベッドに近づくと、もう片方のサイドテールの猟師はテーブルの方に向かいました。

そして、飲みかけのコーヒーを手にしました。

 

「くんくん……これは間違いなくお兄ちゃんの飲みかけです」

「うわぁ……」

 

匂いで当てるという人間離れの行為に若干相方の猟師が引きます。

ジップロックにそのコーヒーを詰めるのを横目に、ゆるふわな猟師はベッドを見て驚きました。

 

「うわぁ、これはオオカミだぁー!」

「……別にいいですけど演技下手ですよね、小鈴さん」

 

ジップロックをしまったサイドテールの猟師ははさみを取り出しました。

そして、ジョキジョキとオオカミのおなか(着ぐるみ)を切っていきます。

 

「はぁはぁ……もう少しでお兄ちゃんのはだかが……」

 

……えっと一応下にTシャツを着てるので安心してください。

 

すると、中からみーちゃんとおばあさん、あとおまけが出てきました。

 

「えへへ、みーくんのおなかあったかかったです~!」

「ま、まあ悪くはなかったわね!」

「ねぇ、私だけ扱いひどくない!?」

 

オオカミの怖さを思い知ったみーちゃんは反省してもう寄り道しないと約束しました。

そして次の日からみーちゃんやおばあさん、猟師のみんなは寄り道せずオオカミの巣穴へと通い、やがてそこは「ハーレム巣穴」と呼ばれるようになりました。

もしかしたら、みんなオオカミに食べられてしまったのかもしれませんね。

 

めでたしめでたし

 

 

 

 

 

「という絵本が今度発売です!」

「今すぐ発禁にしてください!!」

 

こんどこそ終わり




という感じです 笑
オオカミさんになったみーくんにみんな食べられてしまいましたというこのままR‐18方向にぶっ飛んでいきたい気もしますが、それをやったら色んな意味で終わってしまいそうなので断腸の思いでやめます……くっ(そこまでか

ちなみに旧タイトルは「みーずきんちゃん」でしたが、水樹なのか未知なのかよくわからないというわけで没となりました(*^^*)

あ、最初の方で出た新喜劇のの部分ですが、事実だったりします 笑
「未来」という名前で書いていたのですが、偶然動画サイトであの姉さんを見たので投稿前に「未知」と変更したのです。
まあ、「まだ(未)しらぬ(知)」という意味でなかなかおしゃれですし、これからパイセンには色々なことを知ってもらいたいと思います(意味深

そんな感じで次回も昔話シリーズといきます。
それが終わったら久々の勉強会かな~?

ではよしなに!(≧ω≦)

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