勉強タイムはゆるゆるっといきましょう!   作:橘田 露草

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ゆるばんわ~!(^◇^)
くーさんこと露草です。

これ書きながら見ていたテレビで思ったのですが、僕って昔心霊系すごい苦手だったんですよね~。
今でも心霊は大の苦手なのですが、それ以上にゾンビとかパンデミック系がめちゃくちゃ苦手です(^_^;)

というか、なんなんですか最近のゾンビブームは!!?(-_-;)
ゾンビダメなんですよマジで!?
ポケモンGOで夜中の廃墟とかお墓行ける人ってどんな神経してるんですか!?
後なんで僕のスマホ対応してないんですか!?(←ただの苦情)

ちょっとすっきりしたところで、始めましょうか(笑)
では、「ゆるっと」24話スタートです!(*^^*)
あ、後編です。



黒トカゲとかどこで手に入るんだろうね?

前回までのゆるっと!

 

「優紀先輩に惚れ薬を飲ませられた僕」

「でもみっくんは大暴走!甘い言葉に私も気絶しちゃう!」

「というか、惚れ薬っていうより人格変わってないかしら?」

「みっちゃんを止めないと危ないよぉ!」

「って私のセリフもうなくない!?」

「ちー姉何でもいいから早く」

「え!?……つ、次行ってみよー!!」

((((うわ、古いなぁ……))))

 

 

 

 

 

優紀が幸せ気絶している頃、小鈴と小桃の坂神姉妹は中庭を歩いていた。

 

「ええ!?レギュラーが決まったぁ!?」

「まあね」

 

話題は小桃がアシスタントとして出演することになったテレビ番組の話である。

最初は驚いていた小鈴だが、次第に慌て始めた。

 

「ど、どうしよう桃ちゃん!?」

「どうしようって何が?」

「私レギュラーあんまり知らないよぉ!?西川くんの相方に至っては名前すら知らないよぉ!?」

「そっちのレギュラーじゃないから!」

 

驚きすぎてお笑い芸人(レギュラー)の話をし出す姉にむしろ驚く小桃。

ちなみに西川くんの相方は松本くんだ。

 

「でもすごいねぇ~。今日はお祝いしないと!」

「べ、別に地方の小さな番組だし。大げさにしないでよ」

 

大したことないように言う小桃だが、内心喜んでいることを小鈴はお姉ちゃんスキルで見抜いていた。

 

「えへへ~♪お姉ちゃんすっごく嬉しいよぉ~」

「ちょ、お姉ちゃん抱き着かないでよ!」

「桃ちゃ~ん♪」

「離してー!はーなーしーて!!」

 

ぎゅーっと抱き着く小鈴と照れながらも少し嬉しそうなと小桃という百合百合な光景がそこには広がっていた。

思わずキマシタワーを建てたくなるが、そうなると次回から「勉強タイムはゆりゆりっといきましょう!」にタイトル変更しなくてはいけない。

ちょっといいなと思ってしまったのは秘密だ。

 

小鈴の抱き着き攻撃から逃げた小桃は乱れた制服を直す。

 

「もうっ、暑いんだからやめてよ……ってあれ水樹?」

「え、みっちゃん?」

 

視線の先に見知った男の子を見かけ思わず声に出してしまう小桃。

それを聞いて小鈴もそっちを見る。

そこにあったのは。

 

「ほ、ほんとですか、お兄ちゃん!?」

「ああ、何度でも言うよ。愛してるこよみ。今すぐ君を連れ去りたい」

 

ちゅっとほほにキスしてイチャイチャしあう水樹とこよみだった。

それを見て小桃がダッシュする。

 

「何してんだあんたらはぁぁぁぁぁ!!!!」

「ほぐはっ!?」

 

トップアイドル必須スキルの一つ、スクリュー式ドロップキックを決めて水樹を吹き飛ばす。

4回転して水樹は倒れこんだ。

着地した小桃は慌ててこよみに駆け寄る。

 

「こよみちゃん大丈夫!?」

「ふへへ……、お兄ちゃんが愛してるって……。お兄ちゃんがいうならどこまでも……」

 

だが、こよみはよだれを垂らしてトリップしていた。

よだれを垂らしていても、優紀と違い美少女度が下がっていないのはさすがの女子力というべきか。

 

「だ、大丈夫みっちゃん!?」

 

一方、小鈴は倒れこむ水樹に駆け寄り、おずおずとゆする。

気絶しているかに思えた水樹はパッと目を開けた。

そして小鈴をにらんだ。

 

「おい、何触ってるんだ」

「み、みっちゃん……?」

 

いつもとは違い優しさの欠片もない水樹に怯えて離れる。

すると、水樹が吹き出し笑い出した。

そのまま小鈴の頭を撫でる。

 

「ごめんごめん。小鈴のかわいい反応が見たくってちょっと脅かしてみた」

「も、もうひどいよぉ~みっちゃん……ってかわいい!?」

 

小鈴と呼び捨てされたことではなく、かわいいに反応するあたりさすがのぽわぽわ少女である。

 

「ごめん反省するよ。だからなでなでもやめるな」

「あっ……」

 

水樹の手が離れた途端残念そうな顔をする小鈴。

もちろん水樹は見逃さなかった。

 

「小鈴は撫でられるのは好き?」

「う、うん好き……だよぉ」

 

顔を赤くしながらも素直に答える。

水樹はそれを聞いてニコッと笑った。

そして小鈴の耳元で囁く。

 

「じゃあ僕のペットにならない?」

「ペット……?みっちゃんの?」

「うん、僕だけの。大好きな小鈴のご主人様になりたいな」

「わかったよぉ……こすず、みっちゃんのペットになるぅ……」

 

もはや陥落寸前だった。

というかもう完全に堕ちていた。

 

「よしよし、素直な子は大好きだぞ」

「こすずもみっちゃん……ご主人様が大好きですぅ……」

「こら、ペットは喋んないぞ」

「あ……わ、わんっ」

「よし、いい子だ」

 

少し離れたところで、友人と自分の姉が飼い主プレイをしている様子を小桃は茫然と見ていた。

と、水樹が立ち上がる。

 

「よし、小鈴。小会議室に先に行ってて」

「わんっ!」

 

鞄をくわえ、四本足で駆けていく小鈴。

それを満足げに見送った水樹は小桃に向き直る。

小桃はゾクっと震え後ずさる。

 

「あ、あんた何して……」

「どうしたのさ小桃?なんで後ろに下がるの?」

「ち、近寄るなぁ!」

 

小桃はトップアイドル必須スキルの一つ、回転前蹴りを繰り出す。

何とか手のひらで防ぐ水樹だが、威力を殺しきれなかったのか顔をしかめた。

小桃はさらにトップアイドル必須スキルの一つ、高速移動を使い背後を取った。

そしてとどめとばかりにトップアイドル必須スキルの一つ、ソバットを叩き込んだ。

いや、叩き込んだはずだった。

 

「ど、どうして……完全に決まったはずだったのに」

「素早さは流石だね。だけど技のタイミングが一歩遅い」

 

水樹はソバットが当たる瞬間、素早く掌底を叩き込み威力を相殺していたのだ。

小桃は彼が自分よりはるかに高みにいる存在なのだと悟った。

 

※注:この小説はバトルものではなく日常系学園ものです。

 

「君も僕のペットになるかい?」

 

耳元に囁くまでもなく、小桃はそのチョロチョロしさを発揮してバタリと倒れこんだ。

けして勢いでバトル展開してしまい収集がつかなくなったわけではない。

ち、違うんだからねっ!?

 

 

 

 

 

その頃、気絶から覚めた優紀は慌てて水樹を捜索し校舎をさまよっていた。

 

「どうしよ……あのままのみっくんを放っておいたら大変なことになっちゃうよ」

 

今の水樹は見境なく人を惚れさしてしまう人間惚れ薬状態だ。

このままでは大変なことになるのはアホの優紀でもわかっていた。

 

「このままじゃただでさえ多いライバルがどんどん増えちゃうよ!」

 

全然わかってなかった。

というか、自分のことしか考えてなかった。

 

「あれ?ゆうちゃんこんなところで何してるの?」

 

不意に名前を呼ばれ振り向くと、そこにいたのは。

 

「ちーちゃん!」

 

あくびをしながら登場したのは千波だった。

それを見て優紀は言い放った。

 

「この非常時に何してたの!!!」

「なんか理不尽に怒られたにゃ!?」

 

いきなり怒鳴られ思わず猫語尾になる千波。

ちなみに千波はこの時間まで居眠りしてました。

 

「ど、どうかしたのかにゃ?」

 

なぜか猫語尾をつけたままで優紀に質問する千波。

理由はキャラ作りである。

なぜかじゃなかった。

 

事情を聞いた千波は難しい顔して言った。

 

「ゆうちゃん……惚れ薬ってまだ残ってる?」

「そこ!?」

 

千波のボケっぷりにいつもはボケのはずの優紀がツッコミに回らなくてはならない事態になっていた。

思わず優紀が常識人に見えてくる。

 

「だって重要だよ!それがあればみっくんを私の自由にできるもん!……あ、できるにゃ!」

「もうそのキャラ作りはいいから!というか、完全に忘れてたよねぇ!」

 

途中からキャラを変えることの難しさを色んな意味で痛感したところで、千波が声を上げた。

 

「あれみっくんじゃない……だわん?」

「え?」

 

千波が指示したところを見ると確かに水樹がいた。

昇降口のところをふらふらと歩いている。

だが、離れたところにもう1人いることにも気づいた。

 

「み、みーちゃん先輩!?」

 

そこにいたのは、パイセンこと未知だった。

水樹に気づいたのか未知は嬉しそうに駆け寄っていく。

そして窓から見ていた2人にも水樹がにやりと笑ったのが見えた。

 

「こ、このままじゃわんっ!みーちゃん先輩がめぇ!危ないうっきー!」

「語尾統一してくれないかな!?って突っ込んでる場合じゃない!!」

 

こんな時でもボケまくる千波に突っ込みつつ2人は昇降口へと駆けだした。

 

 

 

 

 

「みーくん!えへへ、こんなところで会えるなんて嬉しいですっ!」

「ええ、僕も嬉しいです」

 

そういいながらも水樹は……否、惚れ薬によって生まれた水樹の別人格はほくそ笑んでいた。

この少女に関しては、鈍感な本体の水樹ですら好意に気づいている。

ちょっと甘い言葉を囁けば簡単に堕ちるだろう。

もう一つ水樹には未知を落とす目的があった。

 

この水樹にとって目指すものはただ一つ、ハーレムだ。

今の自分ならこの学校の女の子全員すら堕とせるだろう。

だが、そのためには1つの障害がある。

それはいずれ「ホレテマウヤーロ」の効果が切れてしまうことだ。

その前に飯森家の力で「ホレテマウヤーロ」を集めてもらう。

そして薬を複製し、飲み続けるのだ。

水樹の夢が広がっていく。

 

「未知……君に言いたいことがあるんだ」

「はい、なんですかっ?」

 

にこにこと笑う未知にも例の言葉を囁く。

 

「未知、好きだ。僕と結婚してくれ」

 

決まった。

そう確信しほくそ笑む水樹だったが。

 

「……」

「み、未知?」

 

未知は何も答えず、キョトンと水樹を見ている。

 

「みーくん、ホントです?」

「あ、ああ、本気だよ。僕は君と結婚したいんだ」

 

意外な反応に少し慌てながらも繰り返す水樹。

今度こそ、と思った途端、未知がポケットからスマホを取り出した。

 

「あっ、パパです?今すぐ結婚の最低年齢を15歳に下げてくださいです。……はい、お願いしますです」

 

ピッと電話を切った未知に水樹はおずおずと聞く。

 

「み、未知?」

「みーくん結婚式は国内と海外どっちがいいです?」

「……はい?」

「みーはハワイでもどこでもいいですよ!新婚旅行はどこにしましょう?子供は300人ぐらい欲しいですよね!」

 

ぐるぐると目が回った状態の未知に水樹は慌てて逃走する。

だが、一歩も踏み出さないうちに黒服の男たちに囲まれてしまった。

 

「えへへ♪まずはしょや?をしましょうです!」

「おい、本体の僕、どうなってる!?」

「いい家庭を作りましょうねです!」

「助けてぇぇぇぇ!!!!!!」

 

外に出てきた優紀と千波が最後に見たのは、黒服たちにドナドナされる水樹の姿だった。

その後、空港で薬の切れた水樹は今までの記憶がなく状況がさっぱりわからないながらも未知を説得した。

 

余談だが、ある大企業の会長の圧力によって結婚の最低年齢が男女とも15歳になったという。

 




という感じでした(*^^*)

あっ、評価に色が付きました!
もんげーありがとうございます!!(≧ω≦)
これからもどんどん色をつけてくださいです!
嘘です、調子乗りました(笑)

最近艦これを始めまして、うっかり橘田露草で登録してしまったのでもし見かけたら教えてください!
……という露骨な感想稼ぎをしつつ締めたいなぁと思います( ´∀` )

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では!(*^^*)
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