勉強タイムはゆるゆるっといきましょう!   作:橘田 露草

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ゆるばんにゃ~!(^◇^)
くーさんこと露草です。

さて、新挨拶から始まった今回ですが、何かしばらく開いてしまいましたね~(^^;
マイペース&ゲームマンガアニメラノベ最優先な僕なので更新はヒジョーに遅いですが、ちゃんと書きますので大丈夫ですよ~(笑)

あ、ためていた感想とメールですが、この後一気に返信します!
……って宣言しておかないとまた明日でいいやになっちゃうニート清新な僕なんですよね~(^ω^;)
というわけで、身に覚えのある方々は首を洗って待っていやがれです(いい意味で♪)

では、久々のゆるっと26話どうぞ!(≧ω≦)




ラブレター・ラブレティング・ラブレッド

夏休み前の終業式の終わった放課後。

小鈴先輩から呼び出された僕は2年生の教室に来ていた。

 

「ラブレター!?」

誰もいない教室に僕の叫び声が響く。

なんて言ってる場合じゃない!

 

「うん、そうなんだよぉ……」

 

先輩が少し赤い顔でそう言う。

なるほど、つまり。

 

「で、僕は誰をぶっこ○したらいいんですか?」

「えぇぇ!?だ、だめだよぶっ○ろすなんて!?」

「ああ、大丈夫です。昔読んだ本に密室殺人のやり方が書いてあったので」

「みっちゃんが何を言ってるかわからないけどだめぇぇ!」

 

HAHAHA、先輩こそ何を言ってるんだろう。

先輩にラブレターを送る→バラバラにされて埋められる、うん何も間違ってない。

 

「えっとぉ……、落ち着きなさいっみっちゃん!」

「いたっ!?」

 

先輩にデコピン(かわいい)され、ようやく落ち着いた僕は先輩の話をちゃんと聞くことにした。

あ、ちなみにデコピンは思ったより痛かったです。

 

「今朝靴箱に手紙が入ってて放課後屋上に……」

「わかりました。そいつを屋上から突き落としてきます」

「もぅ、みっちゃん!!」

 

訂正、全然落ち着いてなかった。

再びデコピン(超かわいい)を受けた僕は大人しく座る。

先輩の話はまとめるとこんな感じだ。

 

ラブレターは3通。

どれも放課後に屋上に来てほしいと書いてあったらしく、最初はいたずらかと思ったのだが3通とも時間も違うし一応行ってみることにしたらしい。

先輩が相談したいのはどう返事をするかということだ。

 

「ってみっちゃん大丈夫!?全身のいたる穴から変な液体出てるよぉ!?」

「ああ、すいません。先輩が告白されている場面を想像したら体が拒否反応を起こしまごふっ」

「わぁ!?今の絶対吐いちゃいけない量の血だよぉ!?」

 

ちなみに血液の致死量は全血液中の2分の1、大体2リットルほどらしい。

つまり大きいペットボトル一本分だネ☆

 

「どうしよ、みっちゃんが変なテンションになってるよぅ!?」

「ごふっ!……すいません、先輩。トマトジュースを買ってきてくれませんか?輸血します」

「えぇ!?大丈夫なの!?」

「はっはっは、心配ご無用です。リコピンは万能薬なんですよ!」

「そ、そうだよねぇ!わかったよ急いで買ってくる!」

「おねがごふっ……します」

 

※2人とも大変混乱しております。

 また、水樹は特殊な訓練を受けています。

 よい子は絶対にマネしないでね☆

 

 

そして、10分後。

 

「ふぅ、ご心配をおかけしました」

「う、うん。みっちゃん結構頑丈だね……」

 

カゴ○トマトジュースによる輸血(勿論口から)を終えた僕は、ようやく全身に血が行き届いた。

さっきまで人体の構造学を思いっきり冒涜していた気がするが恐らく気のせいだろう。

 

「さて時間もありませんし、どうしましょうか?」

 

最初の相手まではもう1時間ほどしかない。

 

「うーん……。あっ、とりあえずみっちゃんラブレター読んでみる?」

「え?でも……」

 

勝手に見せるのは相手が嫌だろうと答えようとした瞬間、はっと気づいた。

そして、先輩の言葉の意味を従姉譲りの脳で咀嚼し、答えを導き出す。

 

つまり……

先輩は彼らが自分にふさわしいかどうか後輩の目から厳しく審査しろということだ!

 

「うん、みっちゃんが何考えているのかわかんないけど多分違うかなぁ」

「なんですと!?」

 

というか、今回僕落ち着きがなさすぎだ。

よーし、ちゃんと落ち着いて先輩の告白される姿を……

 

「ごふがっ!?」

「またぁ!?」

 

すでに3リットルは血を吐いている僕の姿がそこにはあった。

 

 

「とりあえず、読ませてもらいますね」

「う、うん」

 

ようやく落ち着いた僕は、2本目のカ○メトマトジュースを飲みながら先輩がもらったというラブレターを見る。

まずは一通目。

 

「差出人は……3年生の藤田純。あれ、この人どっかで」

「サッカー部キャプテンの人だよぉ」

 

先輩の補足で思い出した。

3年生の藤田先輩といえば、成績はトップクラス、所属しているサッカー部ではキャプテンを務める文武両道の人だ。

しかもイケメンとなんだこのリア充は。

 

「なんだこのリア充は」

「えぇ……みっちゃんがそれを言うのかな……」

 

なぜかドン引きする先輩を見つつ、僕はラブレターを開いた。

 

《坂神小鈴さんへ

はじめまして、俺は3年の藤田純です。

突然ですが、俺は坂神さんのことが好きです。

グラウンドから見かけたあなたの笑顔に一目ぼれしました。

もしよければ今日の2時に屋上に来てください。

 

                         藤田》

 

 

 

「おぉ……完璧じゃないですかこの人」

 

短いながらも気持ちのこもったラブレターだ。

一目ぼれというあたり若干軽さを感じるがまあ合格ラインだろう。

 

「うん……だから断るのが申し訳なくて……」

「え?断っちゃうんですか?」

「えっと……2枚目を見てみて」

 

先輩にそう言われて初めて2枚目があることに気づいた。

そこにはシンプルな一言が書いてあった。

 

 

《PS.あなたは神を信じますか?》

 

 

「宗教勧誘じゃねぇか!?」

 

何で!?何で完璧な告白の後に宗教に勧誘してんのこの先輩!?

 

「うちのお父さん仏教徒なんだよねぇ……」

「え、それが断りの理由!?」

 

告白も残念ならば、断られる理由も残念だった。

 

「と、とりあえず藤田先輩は保留で……」

 

宗教はともかく人柄には間違いはないから保留にしておく。

というか、色々と残念すぎるこの先輩……。

 

「2通目は、2年生の……えっと『かんの』かな?」

 

漢野なんて珍しい名字だな。

 

「あ、みっちゃんそれ『おとこの』って読むみたいだよぉ」

「ああ、おとこのですか」

 

いや僕もまだ知らない読み方があるんだなぁ。

 

「改めて、漢野(おとこの)……ネ果祭(ねかさい)、BLじゃねぇかぁぁぁぁぁ!!」

「ああ、みっちゃんが一瞬で手紙を紙飛行機にして窓にフルスイングしたぁ!?」

 

なんだこのホモォな匂いしかしない名前は!?

というか、漢野はともかくネ果祭は無理やりすぎるだろ!?

 

「この人はだめです!というか、読む価値もないです!」

「あはは……まあ断るつもりだったけどね」

 

そんなこんなで3通目だ。

今度こそ、まともな内容であって欲しい。

 

「名前は……山田太郎。よし普通だ」

 

さっきと違って普通な名前にようやく安堵する。

そう考えてみたら、さっきの漢野先輩も申し訳なかったなぁ………

 

《はぁはぁ……今どんなパンツを履い》

 

 

「燃えろ僕の小○宙ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

「ああ、みっちゃんがどこからかバーナーを取り出して手紙を灰にしてるぅ!?」

 

結論、コイツは論外だ。

 

 

 

 

 

ツッコミ疲れた僕ははぁーとため息を吐いた。

 

「とりあえず個人的には藤田先輩が一番ですかね。というか、本来は人の恋愛事に口出しすべきではないんでしょうが」

 

漢野先輩は手紙を飛ばしちゃったから内容が分からないし、山田の野郎は『ぼくのかんがえたさいきょうのみっしつさつじん』でこの世からいつか葬る。

そう言うと、なぜか先輩は表情を暗くした。

 

「……じゃあ、みっちゃんは付き合った方がいいと思う?」

 

ポツリとこぼした小さな言葉。

それを聞いて僕はすぐ答えを出す。

 

「いえ、個人的には付き合って欲しくないです。」

「……え?」

 

きょとんとした顔をする先輩。

我ながら身勝手だなと思いつつ、言葉を続ける。

 

「さっきまではふざけてましたけど、実際に先輩が誰かと付き合ったりしているのを想像するとすごい嫌なんですよ」

 

先輩は黙って僕の言葉を聞いてくれている。

ありがたいけど、同時に顔が赤くなってくる。

 

「あーその、何と言いますか……まだ誰かと付き合って欲しくないかなーって」

 

そう言うと先輩も徐々に顔が赤くなってきた。

ああ、恥ずかしい!

 

「とにかく、そういうことです!はい、終わり!」

 

羞恥心が限界になったので終了だ。

すると、先輩は顔を赤くしながらくすくすと笑った。

 

「みっちゃんがそんなんじゃ、わたし彼氏なんてずっと作れないよぉ」

「うっ……」

 

痛いところをつかれのけぞる僕に先輩はニコリと笑った。

 

「だから……みっちゃんがいつかお嫁さんにしてねぇ♪」

「……へ?」

 

先輩の言葉の意味がわからず、戸惑う僕。

そんな僕を置いて先輩は椅子から立ち上がった。

 

「じゃあ、わたしは告白断ってくるねぇ~」

 

バイバーイと手を振って駆けだす先輩。

足音が聞こえなくなった頃、僕はようやく言葉の意味が分かった。

 

「え……ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!?」

 

僕の叫び声に隠れるように2時のチャイムが鳴った。

 




という感じでした(笑)
いやーますます個人的な勢いのネタに走ってますねこの小説(^^;)
ある意味自己満ではあるのですが、この小説を書いている時の僕超笑顔です(笑)

あ、もういっちょ宣言ですが、明日紅茶を再開します。
くんゆるの方も折を見て再開します……というか再開しないとですね~(^_^;)
さて、ちゃっちゃと書かないと……(焦)

では、やることが半端なく増えたのでここで失礼!
生ハムメロン!(特に意味はない)
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