転生者は原作を見てニヤニヤしたいそうですよ?   作:天城黒猫

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目標5000字だというのに、2000字ちょっとが限界だったか……次話は頑張ろう。


迷子なんかにはなっていません。決して。

「パスですよー!」

「了解しました!」

「待たんかいお主らあぁぁ!!」

 

 

 廊下で、イケメンさんと一緒にクソジジイ(ネテロ)から逃げています。もっと正確に言えば、クソジジイの弱みが入ったビデオを、イケメンさんと一緒に使って、クソジジイをからかっています。

 

 

「騒がしいですよ→誰ってパリストンに会長と……誰!?」

 

 

 なんか、犬っぽい人が角から出てきました。というかあの人は確か、一二子んの「戌」チードルさんでしたっけ?

 独特な喋り方しますねー、→を使うって。まあ、喋り方といえばあの変態ピエロ……あ、やめましょう。吐き気がしてきました。というかいつかブッコロしましょう。あの歩く公然わいせつピエロは、そうしましょう。あ、そういえばもう一つ、あの鼻ってなんでしょうか。どうなっているんでしょうねえ?

 

 

「チーィィドルゥゥウ!そいつらを捕まえんかい!」

「えっ!?了解しました!→会長!」

 

 

 チードルさんは、そう言ってパリストンさんに飛びかかろうとしますが……

 

 

「あ、ボクは降参します」

 

 

 やっぱりですか。まあ、大体そんな気はしていましたしね。

 

 

「それじゃあ僕もこうさーん」

「って、おいおい。お主らは……まあ、いいんじゃが……パリストン!そのビデオを渡さんか」

「了解しました。会長」

 

 

 そう言ってイケメンさんはクソジジイにカメラを渡します。その際、またもやアイコンタクトで会話をします。

 

 

――――バックアップはとっていますか?

 

 

――――ええ、ぬかりなく。

 

 

 どうやらキチンとバックアップはとっていたようですので、一先ずはよしとしましょう。この先、クソジジイをからかう際に有効活用させていただきましょう。

 

 

「――――ふう、さて、シャルよ。お主には話があるからついてこい、パリストンとチードルは通常業務に戻れ」

「了解です。会長」

「はい、了解です。→会長……って、私の出番これで終わりですか!?」

 

 

 おやまぁ、一応は会長やっているんですね。いきなりカリスマみたいなものが……いえ、出てませんね。あんまり。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「さて、シャルよ。まずはハンター試験合格じゃ。んでもってこれがハンターラインセンスじゃ」

 

 

 そう言って、クソジジイはハンターカードを渡してきました。……ああ、そういえばハンター試験やってましたね。完全に忘れていました。

 

 

「……お主、完全にハンター試験のこと忘れておったじゃろ」

「否定はしませんね、それよりも、ここはどこなんですか?ビルらしき建物ですけれど……まあ、大体は予想ついているんですけれどね」

「うむ、ここはハンター協会……その本部じゃ」

 

 

 やっぱりですか。まあ、イケメンさんとチードルさんが出てきた時点で分かっていましたけれどね。

 

 

「そういや、お主パリストンのやつと随分と気があっておったようじゃの」

「いえ、それは違いますね」

「ホ?」

 

 

 クソジジイは僕の言葉に興味深そうに首をかしげる。……わかっていてやっていますね。そういうところがムカつくんですよ。とういうわけでボディブローをお見舞いしましたが、あっさりと防がれてしまいました。やっぱりムカつきます。

 

 

「まあ、あのイケメンと僕は表層部分は似ていますが、根本的な……そうですね、奥の部分は全く違います」

「ほうほう、どんなふうにじゃ?」

「……わかっていてやっていますよね?というかジジイが首をかしげてもこれっっっつっぽっちも可愛くありませんよ?ムカつくだけです」

「……ううむ……そうかのう?まだまだいけると思うんじゃが?」

「本気でそう思っているなら、鏡を見直してきてくださいよ。この枯れ木の流木……いえ、違いますね。道端に落ちているかりんとうの称号のほうがふさわしいですね」

「かりんとうって……ソレ別の意味でのかりんとうじゃろ……まあ、いいんじゃが」

「それじゃあ、僕はこの辺で。せいぜい会長常務に励みすぎて過労死してください」

  

 

 

 

 

 僕はそう言って部屋から出ようと扉に手をかけようとしましたが、その直前にクソジジイの言葉に一瞬固まる。

 

 

「お主ここの道わかるんかの?」

「……は?何言っているんですか?全然問題ありませんけれど?」

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

……結果、迷って………………迷ってなんかいません。ええ、問題ありませんし。全くもってノープロブレムです。はい。大丈夫なのです。無問題(もうまんたい)なのですよ!

 

 

「ん?おい。そこのボウズ。迷子か?」

「迷子じゃあありませんっ!」

「そ、そうか……」

 

 

全くもって失礼ですね。迷子なんかではありませんよ?ただこのビルの構造が複雑というだけで。……とりあえずは、あの角を右……いえ、左に曲がりましょう。それでいいはずです。

 

 

「おい、ボウズ、出口なら右だぞ!」

 

 

 ………………………やっぱり右に曲がりましょう。ええ。あの人の言葉に従ったわけではありません。ただ気が変わっただけです。それだけです。

 

 さて、ハンター協会本部から脱出……ではありませんね。このあとはどうしましょうか。あのクソジジイの話では、僕は一週間以上気絶……ではなく、眠っていたようです。さて、原作の時系列では、ゴン達はキルアの家にいるんでしょうかね?そのあとは天空闘技場ですか……行きたくありませんね。あのピエロがいますし。んー。どうしましょう。

 …………いや、別に天空闘技場に行くとしても、参加しなくてはいけない理由なんてありませんね。観客でいいでしょう。……あ、その前にハンター証をどこで売りましょうかね?

 んー。まだゴン達はキルアの家にいるでしょうし、天空闘技場に行くまで時間はまだまだあります。原作ではまだ早いですけれど、ヨークシンに行きましょう。どうせ売るなら、そこで売ったほうが高く売れそうですしね。そうと決まったら、早速行きましょうか。

 …………ヨークシンってどこにあるんでしょうか?と、とりあえず教会のロビーにあるパソコンで調べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日中に、別の小説を投稿します。
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