ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~   作:NCドラゴン

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思った以上にアンケートが集まりません。できればこれを見終わった後、活動報告をみてください。


第91話 ルフト沈む

〜イッセーSide〜

 

「ルフトーーーー!?」

 

今俺たちの目の前で起きたことが信じられなかった。俺たちの中でも一番強いはずのルフト……それが一撃で沈むなんて……。

 

「ウォォォォォォン!!!」

 

「ははは!どうやら相当気に入ったのかその男の血の味が!ならば食らいつくせ!」

 

そのままフェンリルはルフトをかみ砕こうとする。まずい!

 

「ゴム・ウィップ!」

 

しかしかみ砕かれる直前で鞭のように伸びた拳がフェンリルを吹き飛ばす。あれは!

 

「ゼフィ!」

 

「ぼさっとするな!さっさと回収して治療しろ!」

 

「え、ええ!」

 

指示を聞いた部長がルフトを背負って高速で移動する。剃だ。すぐにアーシアの元にたどり着く。

 

「アーシアお願い!」

 

「はい!」

 

アーシアはすぐにルフトを治療。ほっ……よかった……。

 

「ほう……中々早いな……だがフェンリルからすれば遅い」

 

「グルルルル……」

 

フェンリルは自分の邪魔されたのが不愉快なのかとてもうなっていた。

 

「フェンリルはおれがやる!お前らはロキのほうをやれ!」

 

するとゼフィがフェンリルを引き付ける。そしてそのまま攻防に入る一人と一匹。すごい戦いだ……!

 

「ほう……人の身でありながらフェンリルとあそこまで渡り合えるとは……やはり強いな」

 

「高見の見物をしてるんじゃねえ!」

 

その攻防を見つめていたロキに先生とバラキエルさんが光の槍を放つ。先生のは覇気つきで真っ黒だ!これなら……!

 

「堕天使二人程度、フェンリルを使う必要はないな」

 

ロキの前に真っ黒の魔法陣が展開されアザゼル先生とバラキエルさんの槍が簡単に防がれていた。ウソだろ?あそこまで簡単に防ぐのかよ……。

 

「ッ!北欧の術か!術に関しては俺たちよりはるかに発展していたっけな!さすがは魔法、魔術の秀でた世界だ!」

 

アザゼル先生が憎々しげに吐き捨てた。しかもそれだけじゃなく、覇気で強化していた。使えるって言っていたけどそんなレベルじゃない……使いこなしてやがる……!

 

「なら同じ術式でならどうですか!」

 

ロスヴァイセさんがロキと同じ術式の魔法陣を何重にも展開し、魔法攻撃らしきものを幾重ににも放出したがロキが展開した魔法陣は砕けなかった。

 

「なんだ?その程度なのか?では今度はこちらから行くぞ!」

 

ロキが大規模攻撃を放とうとしている……やばい!しかしそれより先に後ろから光が飛んできて、音声が流れる。

 

『Half Dimension!』

 

これは……!ロキは半減した空間で一瞬動きを止めるものの、すぐに動きだす。

 

「随分楽しそうなことをしているな、兵藤一誠」

 

「ヴァーリ!」

 

そうヴァーリだ。なんでこいつがここに?

 

「俺っちもいるぜぃ!」

 

ヴァーリより少し遅れて黄色い雲に乗ってきた美猴も登場した。本当に孫悟空らしい。

 

「っ!おっとっと、白龍皇か!」

 

ロキがヴァーリの登場に嬉々として喜んでる。

 

「初めまして、悪の神ロキ殿。俺は白龍皇、ヴァーリ。貴殿を屠りに来た」

 

ヴァーリの宣戦布告にロキはさらに喜ぶように笑うが、

 

「二天龍が見られるとは満足した。今日のところはこれで引きさがろう」

 

ロキがフェンリルを近くに呼ぶと空間が歪みだしロキとフェンリルを包み込む。

 

「だが、この国の神々と会談の日にまたお邪魔させてもらう!オーディン!次こそ我とわれの子フェンリルがその首を噛み切ってくれよう」

 

そのまま消えるロキとフェンリル……助かったのか?

 

「危ないところだったな。兵藤一誠」

 

「余計なお世話って言いたいが……実際助けられたよこんちくしょう」

 

実際ルフトがやられたもんな。これはきつすぎる。そう言えば……。

 

「ところでお前らは何でここにいる?」

 

その疑問にヴァーリは簡単に答える。

 

「単刀直入に言おう。一緒にロキと戦わないか?」

 

……………………は?

 

〜イッセーSideout〜

 

〜ルフトSide〜

 

「く、くう……ここは……おれの部屋?」

 

確かあの後おれは……そうだ、フェンリルにあっさりと龍鱗を貫かれたんだ……するとおれの目にとてもショックな光景が映る。

 

「く、くそう……!」

 

おれはそれを見て自分が不甲斐なかった……おれのせいであれが……!

 

「そうだみんなは!?」

 

おれは慌ててひっつかんだまま、部屋を出て階段を駆け下りる。慌てて居間の扉を開けると、

 

「この下にあるプールに入っていいかー?」

 

「ルフトに言えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

「……は?」

 

何故か禍の団(カオス・ブリゲート)のメンバーと話しているイッセーがいた……なんでだ?

 

説明中……

 

「というわけだ。わかったか?」

 

「ああ……一応な」

 

おれが寝ている間にヴァーリたちがやってきて、フェンリルと戦いたいから協力すると進言して、サーゼクスがそれを認めたか……。

 

「不服か?竜成ルフト?」

 

「実力は問題ないだろうがな……」

 

こいつはただの戦闘狂だけじゃなく、ちゃんとした損得を図れる頭を持っている。そんなやつがただ戦えるだけで協力するか……?なにか別も目的もあるな。

 

「私としては大変不服なんだけど……お兄様が言うから仕方なく認めたわ。仕方なくね!」

 

よっぽど不満なのかリアスは仕方なくを強調する。まあ確かに不服でもあるが、こいつは目の届く範囲に居た方がいいだろうな。

 

「ちょうどいいルフト、お前も龍門(ドラゴン・ゲート)開くの手伝え」

 

「龍門?」

 

なんだそれは?

 

「簡単に言ってしまえばドラゴンを呼び寄せるたものもんだ。それを開けるのはドラゴンだけだしな。お前も要素のひとつとして来てくれ。ロキとフェンリルの対策するための情報を聞こうと思っている。」

 

非常に興味あるな……その言葉を聞いておれはイッセーといっしょについていく。フェンリル……。おれの龍鱗と……正義のコートを貫いた借りは必ず返してやる!

 

「おいおい竜成。プール入っていいかまだ聞いてないんだが?」

 

「……勝手にしろ」

 

しまらねえ終わりだ。

 

〜ルフトSideout〜




オリジナル技

ゴム・ウィップ
腕を撓らせるように伸ばし、鞭のように相手に叩きつける技。
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