ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~   作:NCドラゴン

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あまりにもストックが多いから一週間更新ぶった切った!次は月曜日です!


第22話 もどきあらわる!

~ルフトside~

 

「いいぞ!って言いたいが、断らせてもらう。」

 

「どうして!?」

 

断ったリアスがおれに詰め寄ってくる。そりゃなんでかっていうとな。

 

「リアス……お前はおれの告白を完全に受け入れたわけじゃない。」

 

「!!!」

 

「大方……ん?」

 

話をしている途中にいきなり床が輝きだした。なんだ?

 

「もう来たの?予想以上に早かったわね……。」

 

リアスは知っているのか?そして輝きが消えた後には銀髪のメイド服の女がいた。この気配……悪魔か。しかもそれなりにやるな……いかれ虎よりもつええな。

 

「こんなことして破談へ持ち込もうというわけですか?」

 

「こんなことでもしないとお父さまとお兄さまも私の意見を聞いてはくれないでしょ?」

 

破談ってことは……婚約者がいるってことか?しかもリアスはそれをいやがっている。

 

「このような下賎な輩に操をささげると知れば旦那さまとサーゼクスさまが悲しまれますよ。」

 

いやまだそこまでは……つかまてこいつ。下賎だと?

 

「おい、くそ女。」

 

「なんですか?いきなり失礼な!?」

 

「誰が下賎だ。いきなり失礼とか言っても貴様がいうな。」

 

覇王色の覇気をぶつける。今のおれなら海軍本部の准将レベルですら気絶させれるが……どうだ?

 

「ぐっ……はぁはぁ……一瞬意識が遠のきました……。」

 

「おれの覇気を耐えるとは……それなりどころか相当なレベルだな……。」

 

「はぁはぁ……失礼だったのはこちらでした。」

 

「こっちも覇気をぶつけて悪かったな。あんた名は?」

 

「私は、グレモリー家に仕える者です。グレイフィアと申します。以後お見知りおきを。」

 

「ああ、おれの名はルフト、竜成ルフトだ。」

 

「ルフト?まさかこの方が?」

 

「ええ、彼が私の将軍(ジェネラル)の竜成ルフトよ。」

 

「竜成ルフト……異世界からの転生者……!」

 

「グレイフィア。彼は下がらせるわ。代わりに朱乃も同伴でいいわよね?」

 

「黒雷光の巫女ですか?私は構いません。上級悪魔たる者、女王(クイーン)を傍らに置くのは常ですので。」

 

「ふーん……おれはいちゃいけないのか?」

 

「ごめんなさいね……その代わり屈んでちょうだい。」

 

「?」

 

リアスの指示に従ってかがむと……頬にキスをされた。!?

 

「今夜はこれで許して頂戴?」

 

「あ、ああおれはここで帰るわ……。」

 

この時はおれは相当てんぱっていたみたいだ。そのおれは家までぼーっとして帰った。

 

翌日……

 

「部長のお悩みか。たぶんグレモリー家に関わることじゃないかな。」

 

リリス、アーシア、祐斗、エスヘお一世と部室に行く途中、祐斗に聞いてみたが……祐斗も詳しくは知らないみてーだな。

しかたねえ。昨日は聞き損ねたが詳しい話は今日聞かせてもらうか。昨日のグレイフィアってメイドもまだ部屋にいるみてえぇだし……。

 

「……僕がここまで近づいてはじめて気配に気付くなんて。」

 

「え?誰かいるのか?」

 

「おせーぞ祐斗。おれとリリスはとっくに気づいてたぞ。」

 

「はははごめん、僕見聞色の覇気苦手だから……。」

 

だからお前は苦手じゃなくて特訓してねえからだろう。全く……そんなことを思いながら扉を開けると中にいたのはいつものメンバーとグレイフィアがいた。

どこか機嫌の悪そうなリアス。

いつものようにニコニコしているが極寒のオーラを発している朱乃。

そして小猫は部屋の隅で椅子に座っていた。部屋にいる人たちに関わりたくないって感じだな。

おれもできれば雰囲気が悪いこの部屋に居たくねえな……。アーシアもこの雰囲気を察したのか涙目になり、エスヘお一世の制服の袖口を掴んでいる。リリスも何故か祐斗の制服の袖口をつかんでいる……。リアスがメンバーを確認し、口を開く。

 

「全員揃ったわね。では部活をする前に少し話があるわ。」

 

「お嬢さま、私がお話ししましょうか?」

 

グレイフィアがそういうがリアスはいらないといった感じで手を振る。

 

「実はね……」

 

リアスが口を開いた瞬間、部室の床に描かれた魔方陣が光りだした。グレモリーの魔法陣の形が変化していく。

 

「……フェニックス。」

 

近くにいた祐斗が声を漏らす。フェニックス?マルコと同じ不死鳥か?

魔法陣から炎が巻き起こり、室内を熱気が包み込む。炎の中に人のシルエットが浮かび上がった。人影が腕を一振りすると炎は振り払われ霧散する。

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだな」

 

「な……!?」

 

おれは絶句してしまう。聞こえてきた声は間違いなく前世のおれの恩師の一人であるクザンさんの声にそっくりだったからだ……。まさかクザンさんも転生を?いやだが見た目は赤いスーツを着てスーツを着崩しているせいか、ネクタイもせずに胸までシャツを開いていて見た目は二十代前半、イケメンだがホスト崩れみたいな悪魔だ。いやもしかしたら転生したせいで見た目が変わっちまったって……!←絶賛混乱中。

 

「愛しのリアス。会いに来たぜ。」

 

「うるさいぞ雉もどき。」

 

訂正、こいつクザンさんじゃねえ。つーか確かにクザンさんは女好きだが、こんな臭いセリフは吐かねえ。

 

「なんだと貴様……!?下級悪魔ごときがこのライザー・フェニックスをばかにするのか!?」

 

「黙れ。てめえのみたいな下種がその声でしゃべってるとイライラする。」

 

「下種だと……リアスの下僕とはいえ、ゆるさんぞ!」

 

そう言って手に炎を出すが……しょぼい火力だな。火拳程度か?火拳程度の火力なら、今のおれなら能力をつかうまでもねえな。

 

「ライザー様おやめください。」

 

「ルフトもよ。それ以上はやめて。」

 

……しかたねえな。

 

「ふん……命びろいしたな下級悪魔が。」

 

おれは中級だし命拾いしたのはてめえだっつーの。それぐらいもわからねえのか?まぁこれ以上はいわねえが……。とにかくくそふざけた雉もどきだな。

 

~ルフトsideOut~

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