ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
間違えてました。じつは一回やってました。
~ルフトside~
ルフトだ。あの後荒れた部室は堕天使メイドたちとリリスと黒歌に任せておれらは使い魔の森へと行った。……最後までリリスと黒歌はぶーたれてたが。
「ここに来るのは随分久しぶりだな……。」
「あ、あのここは……?」
「ここは使い魔に出来る生物が多く生息する場所なの。イッセー達にはここで使い魔と契約してもらうわ。」
「「わ、分かりました!」」
……前から思ってたけど仲いいなお前等。
それにしても近づいてくるな。
「ゲットだぜぃ!」
「ひゃ!?」
突然聞こえてきた声にアーシアは悲鳴をあげて驚き、エスへお一世の後ろにとっさに隠れた。中々速いな。
「俺はマダラタウンのザトゥージ!使い魔マスターを目指している悪魔だぜ! こいつらが使い魔と契約したいって奴らか、リアス・グレモリー?」
毎度その自己紹介しなければ気がすまんのかこいつは……?
「ええそうよ。」
「へぇ。さえない顔の男子と金髪美少女さんかOK!任せてくれ!俺にかかればどんな使い魔も即日ゲットだぜ!」
そう言ってモロパ……ザトゥージはイッセ―達を見渡した。
「ザトゥージは使い魔のプロフェッショナルよ。今日はこの人の説明を参考にし、自分に合った使い魔を手に入れなさい。」
「「はい!」」
「さて、どんな使い魔がご所望かな? 強いの? 速いの? それとも毒持ちとか?」
「どんなのがオススメですかね?」
エスへお一世の質問にザトゥージはニヤリと笑うと、でかいカタログを取り出した。……あのサイズのカタログ………どっから取りだした?
「俺のオススメはこれだね! 龍王の一角、
エスへお一世には無理だろう。
「いいわね。伝説のドラゴン同士なら意気投合できるでしょうし、私の下僕なら挑戦するのもありよ。」
「いや、それは絶対に無理です!いくら部長の言うことだって絶対無理!」
「エスへお一世、おれを超えたいならそれぐらい捕まえてみせろよ。」
あえて煽って見せるか。
「うっせぇぇぇぇ!いずれ超えるにしても今は無理だろう!」
ふーん……なら
「おれが行くか。」
その言葉を聞いたエスへお一世がこちらを振り向く。
「お前既に使い魔いるだろう!?!つかいくらお前でも魔王並みに強いドラゴンに勝てるのか!?」
「使い魔はいくらいてもいいだろう?それに黒歌はおれが上級悪魔になったときに眷族になるからな。もう一匹は欲しい。天魔の業龍ならそれに相応しいしな。」
とりあえず、サクッと行ってぱぱっと捕まえてくるか。
「ほんじゃ行くか。」
そう言っておれは飛び立つ。場所は確かあっちだな。見聞色の覇気を使えば見逃さないだろう。
「部長……ルフト大丈夫でしょうか?」
「ルフトなら問題ないでしょう。ザトゥージさん。他のオススメはないかしら?」
「おう!俺としてはこれを……」
何か色々言ってるが、まぁいいか。
~ルフトsideout~
~祐斗side~
この作品では久々の僕の視点だね。おっと話を進めないと。あの後イッセ―くんはウンディーネを使い魔にしたいと言ったが、想像と現実のギャップの違いにダメージを受けていたので必死に慰めていた。それが終わって今度僕らはつい最近この森に飛来した激レアという
「蒼雷龍!あれだよ!」
ザトゥージさんが指を指した先には蒼い輝き放つ鱗、大鷲ぐらいの大きさをしたドラゴンが生き物が巨木の枝で羽を休めていた。あれが蒼雷龍か!
「蒼雷龍。生で見るのは私も初めてだわ。綺麗な鱗ね。ブルーダイヤモンドのように蒼く輝いているわ。まぁルフトのドラゴンの姿の鱗の方が私は好みだけど……。」
……部長。ぽつりとした言葉だけど聞こえています。とりあえず捕まえるために僕とイッセーくんは前に出る。
「キャッ!」
突如アーシアさんの悲鳴が上がる。バカな!?何も感じなかったのに一体!?慌てて振り返るとそこには……。
「な、なんですか!?」
ネバネバしたゲル状のものがアーシアさんを襲っていた。あ、あれはスライム!こいつらは生命力を殆ど持っていないから見聞色の覇気でも分からない……。
「こ、これは!」
部長の驚愕した声!見ると部長や他の女子メンバーにもスライムに襲われていたスライムは次から次へと空から飛来してくる。
その光景に僕は慌てて女性陣から目をそらす。部長の
「ふ、服が溶けています!」
そうだ……このスライムは服や下着を溶かしてしまうのだ。
「ふ、ふおおおおおお!?」
「あらあら、エッチですわ……。」
「……見ないでください。」
「ごふっ!?」
恐らくイッセーくんはガン見したのだろう。そこを小猫ちゃんがぶんなぐったようだ。
「い、いやぁぁぁ。」
悲鳴をあげるアーシアさん。い、一体。
「こいつには名称は特にないが、衣服を融かす特性を持つスライムだ。それとただの触手だな。こいつらはよくコンビを組んで獲物を襲うんだ。獲物って言ってもスライムは衣類、触手は女性の分泌物目当てで、目立った害はないんだが……。」
ザトゥージさんが鼻血を流しながら何が起きているかを説明してくれた。……鼻血を出しているのか鼻声でよくわかる。
「珍しいスライムと触手でもないが、森の探索中には迷惑な生き物でね。こういうのは火の魔力で一気に蒸発させるのが一番……。」
「部長俺、このスライムと触手を使い魔にします!服を融かす!女性の分泌物を食べる!俺の求めていた人材です」
ザトゥージさんの対処説明を遮り、イッセーくんは力強く宣言した!けど背中から熱を感じる。恐らく部長や朱乃先輩たち魔力に長けたメンバーがスライム達を焼き払っているのだろう。千切れる音がしているのは小猫ちゃんが力任せに千切ってるのだろう。
「あのね、イッセー。使い魔は悪魔にとって重要なものよ?ちゃんと考えなさい。」
「わかりました。」
そう言ってイッセーくんが考え込んでいる間にもスライム達は焼却されていく。
「やはり、使い魔にします!」
イッセーくん……考えてないだろう?
「イッセー、考え込む姿勢になってから三秒も経ってないわよ。」
「嫌だい!嫌だい!俺はこのスライムと触手を使い魔にするんだい」
……君はだだっこかい?
「俺の求めていた奴らなんです!こいつらを使って俺は羽ばたきたい!上を目指していきたい!」
「「「「「…………。」」」」」
あきれ顔で何も言えない僕達……。仕方ない。まだ触手がまとわりついているアーシアさんに一歩踏み出すと突然泣き出した!?
「うぅ、スラ太郎ぉぉぉ。触手丸ぅぅぅ。俺の大切な相棒達は絶対に守ってみせる!!」
涙を流すなんて……イッセーくん。きみって人は……。
「あらあら、もう名前までつけているのですね」
「……このスライムと触手をここまで渇望する悪魔は初めてだよ。驚くことばかりだ。世界は広いな、グレモリーさん。」
「ゴメンなさい。この子欲望に正直な子だから、時々暴走するの。」
とりあえず、このままじゃ話が進まないから無理矢理排除しようと近づいたらどこからともなく雷がイッセーくんと未だスライムと触手が纏わりついているアーシアさんに落ちる。僕はとっさに雷をかわす。
「イッセーくん!アーシアさん!?」
あの雷を受けてしまえば……!
「あ、あのイッセーさん大丈夫ですか?」
あれ……イッセーくんはボロボロなのに同じ雷を受けたアーシアさんが無傷……?
「蒼雷龍は外敵と定めた相手にしか雷撃のダメージを与えないんだ。その娘さんは敵ではないと思ったのだろう。」
不思議に思っていた僕にザトゥージさんが説明してくれる。ただその体は雷を受けたのかボロボロだ。
「どうやら、アーシアを襲うスライムと触手を消し去ったようね。この子、オスかしら。ドラゴンのオスって他生物のメスも好きだって聞くわ。」
部長が子ドラゴンの頭を撫でながら言う。
「……スラ太郎と触手丸は良い奴だった。本当に良い奴だった……一番の仲間……。それをお前は黒焦げに……。」
怒りでぷるぷる震えるイッセーくん。あの……僕たちは仲間じゃないの?
そんな状況でも呑気に欠伸をしている子ドラゴンに、遂にイッセーくんはキレた。
「……俺は怒ったぞ。スプライト・ドラゴォォォォンッッ!」
イッセーくんから激しい魔力が放たれる。イッセーくんの魔力で周囲の木々がざわつき、地面も魔力の衝撃で弾けた。すごい魔力だ!
「凄いですわね。イッセーくんにまだ眠っていた力があったなんて……。」
「覚醒した理由はともかく、凄まじいオーラね!どうしてこういう力を他に使わないのかしら………?」
「……どスケベがキレただけ。」
うん。小猫ちゃんの考えが一番正しい。
「強靭にして無敵!!!我が魂のドラゴンの力!その身で受けて消え失せろ!」
どこの社長だい君は?
「ぬおおおおお!!!」
その前に止めないと……!
「
止めようとしたら空中から落ちてきたルフトくんがイッセ―くんを踏みつぶした。……すごい痛そう。
「エスへお一世……お前運が悪いな……。」
「げほっ!がほっ!」
「こっちは天魔の業龍を誰かに先取りされたみたいで不機嫌何だよ。……そしてこの状況……何が起きたか手に取るように分かるな……よってDEATH!」
そう言ってイッセーくんの体を更に踏みつけるルフトくん……ってちょっと待て!?彼は今何かとんでもないこと言わなかったか!?
「ルフト!?先取りされたってどういうこと!?」
「言葉通りだ。天魔の業龍の巣にいったんだが、あったのはドラゴンの血と思われる大量の血痕と、ぐるぐる巻きの変なオブジェだったよ。」
ぐ、ぐるぐる巻きのオブジェ?いったい何なんだ?
「それは考えづらいな……今までだれも使い魔に出来なかったドラゴンだ。だれか使い魔にしたならとっくのとうに有名になってるぜ?」
「有名にしたくないやつが捕まえたとしたら?」
……まさか反体制派?だとしたら相当な力の持ち主だ。
「なんにせよ。何かが起こりそうだな……。」
……その言葉に僕たちは何も言えなかった。
「お、お前ら……俺のこと忘れてるだろ?」
……あ。
~祐斗sideout~
オリジナル技
足判子
足の裏で放つ判子。威力は通常の判子の数倍。