ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
いつの間にかお気に入り登録800件越えてました……嬉しかったのでここ数日書きためたストックを連日投稿したいとおもっています。
第30話 憎しみ
~Noside~
「ZZZZZZZZZZ……」
ここは竜成家のルフトの部屋。そこでルフトは非常に気持ちよさそうに寝ていた。……髪の毛を掛布団代わりにして。どんな髪の量をしてるんだ?
「ZZZZZZ……ん?なんか体が重いな……さては黒歌か?……黒歌!人の髪の毛を勝手に使っ……!?」
ルフトが髪の毛を払いのけるとそこにいたのは黒歌ではなく……
「ん……んんもう朝?」
……裸のリアスだった。
「パパぺぺパリパリパラパレパラパルパルパロ!??」
……ルフトの悲鳴はとても常人のものとは思えなかった。
~Nosideout~
~ルフトside~
ルフトだ。いや~まさかリアスがベットに忍び込むとは思ってなかったぜ。あの後おれの悲鳴を聞いてかけてきた黒歌と一悶着あったが、なんとか落ち着かせた。お袋に聞いたら、{私の義娘になるのだから、今のうちに家に住みなさい}と言われてうちに泊まったらしい。……お袋……やっぱあんたすごいというか予測つかないな。ちなみに黒歌は駒王学園に来たらオカルト研究部の顧問になるらしい。……そういや今まで顧問いなかったのにどうやって活動してたんだ?そして今は……。
「これが小学生低学年の頃のルフトの写真だよ。」
「し、小学生……?」
「……明らかにそこらの大人と変わりありません。」
「今でかいってことは分かってたけど、昔からでかかったのか。」
「……なんでこうなった?」
何故かおれの自宅でアルバム鑑賞会を行っている。本来は旧校舎が清掃を行うため、おれの自宅でオカルト研究部の会議を行うはずが小さい頃のおれがどんな感じだったか興味津々だったオカルト研究部メンバーはお袋から提供された、アルバムを堪能していた。……おい。会議はいいのか?
「………小さい頃のルフト。」
ん?リアスが幼稚園あたりの写真をまじまじと見つめてる。さすがにこのときの俺は周りよりも頭一つでかいって程度だな。
「……小さい頃のルフト、小さい頃のルフト、小さい頃のルフト………。」
……怖いぞ。
「ニャハハ……リアスのその気持ち私も分かるにゃ。」
「私もですね。」
……お前ら。
「私はできれば、幼いころのイッセーさんが見たいです……。」
「私もどちらかといえばイッセーくんの方が……。」
……何故いる堕天使?お前ら堕天使メイドは旧校舎の清掃しているんじゃなかったのか?
「一人だけこっちに来てもらったのよ。私たちの世話をさせるために。」
「……そうか。」
見聞色の覇気のレベルが大分高まったな。人の感情に気づけるレベルまできてるか。
「そんなアーシアちゃんとレイナーレちゃんには……じゃん!イッセーくんの両親から借りたイッセーくんのアルバム!」
「アリスさん!あなたは何を借りているんですか!?」
「いや今日みんな来るって話だからせっかくだからイッセーくんのアルバムも見ようと思ったの。」
「うおおおおお!?」
「「小さい頃のイッセーさん(くん)小さい頃のイッセーさん(くん)小さい頃のイッセーさん(くん)……。」」
「いやあああああ!?見ないでええええええ!?」
「へ~~、小さい頃のイッセーくんは可愛いね。」
「気色悪い!木場、お前は見るんじゃない!!」
エスへお一世が祐斗からアルバムを取ろうとするが、ひょいっと軽快な動きで躱される。まぁ今の実力差じゃこんなものか。祐斗はスピードを生かしたヒットアンドアウェイタイプだ。まず追いつけまい。……武装色に覇気に拘らず見聞色の覇気も学べば今以上に強くなれるのに……。
「ハハハ、いいじゃないか。もう少しイッセーくんのアルバムを楽しませてよ。」
そこから更にアルバムを巡った攻防が続くが、祐斗の回避力が高くアルバムは未だに祐斗の手にあった。しかしページを捲った途端突然足を止める。ん?
「イッセーくん、これに見覚えは?」
いつの間にかある一枚の写真を取り出してマジマジと見つめていた。ガキの頃のエスへお一世とおっさんと男……女?のガキの写真だ。
「小さい頃に引っ越した友達の家族との写真だな」
「この人の持ってる剣は?」
そういって古ぼけた剣を指さす。エスへお一世が分からないと答えると、祐斗はいつもは見せない表情になって答えた。
「これは聖剣だよ。」
その声におれは祐斗から感じたことのない憎しみを感じた。こいつ……。
「祐斗さん……。」
……こいつの過去に一体何があった?リリスのこともあるし最悪力づくで……。
~ルフトsideout~