ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~   作:NCドラゴン

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三回目の連日投稿!木曜日か金曜日まで続きます。


第32話 球技大会と……

~イッセーside~

 

球技大会……部活対抗種目はドッジボールだった。そして俺は……

 

「狙え!兵藤を狙うんだ!」

 

「ちくしょう!てめぇらふざけんなよ!!」

 

集中放火を交わしています。

開始された球技大会の部活対抗戦、種目はドッジボールで初戦は野球部なんだが、開始直後から俺だけが集中砲火を受けていた。ちなみに俺だけが集中砲火を受けている理由は…。

 

部長……駒王学園の二大お姉様のお一人。大人気の学園アイドル。

 

朱乃さん……部長と同じく二大お姉様のお一人。 大人気の学園のアイドル。

 

アーシア……二年生No.1の癒し系天然美少女。しかも金髪。

 

小猫ちゃん……学園の二大マスコットの一人でロリ美少女。

 

リリスちゃん……小猫ちゃんと同じ学園の二大マスコットで巨乳美少女。

 

木場……全男子の敵認定されているが、当てたら女子に恨まれる。

 

ルフト……木場と同じように全男子の敵認定されているが、当てたら女子に恨まれる上に一度それでも構わないと狙った男子が反撃を受けて10メートル吹き飛んだ。

 

といった感じで狙えないから。俺?俺は……。

 

俺……てめえみてな変態三人組の一人が何でオカルト研究部に属してるんだよ!?狙え!狙え!!全校男子の恨みをつめてやれ!!!

 

……悲しくなんかないもん!だって!

 

「ちっくしょう!さっきからチョコチョコした動きで余裕で交わしやがって!」

 

「いつの間にあんな動きを身につけやがった!?」

 

甘い甘い!こんなものルフトのしごきに比べれば……うう!俺本当によく生き残れたもんだな。

 

「クソォ!恨まれてもいい!イケメンめぇぇぇぇ!!」

 

余程イケメンに対する憎悪が大きかったのか、俺ではなく木場へボールを撃ち出した!普段の木場なら余裕でキャッチもしくは避けることができるはず。……はずだが、今の木場はボーッとしてボールが飛んでくる事にも気づいていない。

 

「木場!何呆けてやがる!!」

 

試合に集中していなかった木場をフォローする為に俺は木場の前に飛び出した。

 

「……あ、イッセーくん?」

 

あ、じゃねーよ。とりあえず俺はボールを止める為に両腕を前に突き出したら……。

 

「落ちた!?フォ、フォークボール!?こいつピッチャーだったのか!?」

 

そのまま落ち、男の大事なところに当たった……。

 

「’&$%”<?>_{‘‘@;][{+@*]()%’)(’%’’:;@(%&’>*>}&”(’)”%&!??!??!」

 

そのまま俺の意識が徐々に遠のいていくのを感じた。

 

~へたれ一世sideout~

 

だ、だれが……へたれ一世……だ、がくっ。

 

~ルフトside~

 

《パン!》

 

「どう? 少しは目が覚めたかしら?」

 

かなり怒ってるなリアス……。競技自体は俺達オカルト研究部の優勝に終わったが祐斗だけは終始非協力的だった。何度か貢献してくれたが、終始ボケッとしていた。試合中もリアスが怒っていが、それでも祐斗はどうでもよさそうにしていた。リアスが怒っていなかったら、おれが怒っていただろう。

 

「…………」

 

頬を叩かれても祐斗は無表情、無言だった。いつもニコニコ顔の爽やかイケメンなのが嘘みたいだ。

 

「もういいですか? 球技大会も終わりました。球技の練習もしなくていいでしょうし、夜の時間まで休ませてもらってもいいですよね?」

 

唐突に佑斗はいつもの笑顔に戻った。だが、違う。いつもと違い心から笑っていない。無理やりな笑顔だ。

 

「少し疲れましたので普段の部活は休ませてください。昼間は申し訳ございませんでした。どうにも調子が悪かったみたいです」

 

そのまま帰ろうとする祐斗をエロス一世が止める。

 

「木場、お前マジで最近変だぞ?」

 

「キミには関係ないよ。」

 

「関係なくはねーよ。俺だって心配しちまうよ。」

 

イッセーの言葉に作り笑顔で冷たく返してくる。それでもエロスは祐斗に言葉を投げ続けた。しかし、それにも祐斗は苦笑で応える。

 

「心配?誰が誰をだい?基本、利己的なのが悪魔の生き方だと思うけど?まあ、主に従わなかった僕が今回は悪かったと思っているよ。」

 

……こいつ。

 

「イッセー君………僕はね、ここのところ、基本的なことを思い出していたんだよ。」

 

「基本的なこと?」

 

「ああそうさ、僕が何の為に戦っているか、を。」

 

戦う目的はおそらく……。

 

「部長の為じゃないのか?」

 

「違うよ。僕は復讐のために生きている。聖剣エクスカリバー。それを破壊するのが僕の戦う意味だ。」

 

やはり復讐か……、おれはそのまま部屋を出ようとする佑斗の背中に声をかける。

 

「祐斗。おれは今まで復讐を望んでるやつをいくらでも見てきた。復讐するのはそいつの勝手だが……」

 

「……。」

 

「復讐は、自分も周りも想いも全てを無駄にする。」

 

その言葉に祐斗は一瞬足を止めるが、再び歩き出す。止まらない……いや止まれないか。あいつも決して分かってないわけじゃないが……。

 

「祐斗さん……!」

 

「やめろリリス。」

 

俺は祐斗の後を追おうとしたリリスを止める。

 

「お兄ちゃんでも……!」

 

「今は時間が必要だ……お前もあいつもおれらも……。」

 

「……。」

 

「まずは祐斗の過去に何があったか聞かせてもらおうかリアス。」

 

「ええそうね……話しておいたほうがいいわね。祐斗の過去……あの子が聖剣に憎しみを持つ理由を。」

 

そしてリアスから語られた祐斗の過去は、とてつもない非道なものだった。

 

~ルフトsideout~

 

 

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